BMD-2

BMD-2
基礎きそデータ
全長ぜんちょう	5.4 m
全幅ぜんぷく	2.63 m
全ぜん高こう	m
重量じゅうりょう	8 t
乗員じょういん数すう	2 名めい
乗員じょういん配置はいち	乗員じょういん2名めい、歩兵ほへい5名めい
装甲そうこう・武装ぶそう
装甲そうこう	アルミニウム合金ごうきん
主しゅ武装ぶそう	30mm機関きかん砲ほう2A42; AT-4/AT-4Bスピゴット対戦たいせん車しゃミサイル; 又またはAT-5/AT-5Bスパンドレル対戦たいせん車しゃミサイル
副ふく武装ぶそう	7.62mm機関きかん銃じゅう×3
機動きどう力りょく
速度そくど	60 km/h（整地せいち）; km/h（不ふ整地せいち）; 10 km/h（水上すいじょう）
エンジン	5D-20; V型がた6気筒きとう液えき冷ひやディーゼル; 176 kW/2600 rpm
行動こうどう距離きょり	500 km
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BMD-2（БМД-2）は、ソビエト連邦れんぽうの歩兵ほへい戦闘せんとう車しゃ（IFV）。BMDとは、ロシア語ごで空挺くうてい戦闘せんとう車しゃ（Боевая машина десанта）を意味いみし、この型かたの車両しゃりょうは空中くうちゅう投下とうかが可能かのうなように設計せっけいされている。ブートカ（Будка；見張みはり小屋こや）とも呼よばれることがある。

BMD-2は、1985年ねんにソビエト連邦れんぽう軍ぐんの装備そうびに採用さいようされ、ヴォルゴグラード・トラクター工場こうじょうで量産りょうさんに入はいった。

概要がいよう

30mm機関きかん砲ほう2A42は、有効ゆうこう射程しゃてい2,500～4,000m、発射はっしゃ速度そくど500発はつ/分ぶん。アフガニスタンの山岳さんがく地ちでの戦闘せんとうを教訓きょうくんに、+75度どまでの射い角かくが取とれるようになっている。対戦たいせん車しゃ戦闘せんとう用ように、対戦たいせん車しゃミサイル9M113「コンクールス」（Конкурс）又または9M111「ファゴート」（Фагот）が搭載とうさいされている。外部がいぶ監視かんし装置そうちは、昼夜ちゅうや間あいだ兼用けんようのBPK-1-42に換かわ装そうされた。

BMD-1と同様どうように、輸送ゆそう機き及およびヘリコプターに搭載とうさいし、P-7及およびP-16型がた落下傘らっかさんを利用りようして空中くうちゅう投下とうかすることができる。最新さいしん型がたのPRSM-925落下傘らっかさんロケット・システムを利用りようすれば、高度こうど500m～1,500mでIl-76から投下とうかすることができる。