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CD-RW - Wikipedia

CD-RW (Compact Disc ReWritable) は、データの消去しょうきょ可能かのうで、えができるコンパクトディスク一種いっしゅ

Compact Disc ReWritable
CD-RW
CD-RWディスクの裏面りめんみにともなってうちしゅういろ変化へんかしている。
メディアの種類しゅるい ひかりディスク
記録きろく容量ようりょう 650 MB
700 MBなど
速度そくど 1.2 Mbps
(150 kiB/s、1ばいそく)
最低さいてい4ばいそく 最高さいこう32ばいそく
速度そくど 1.2 Mbps
(150 kiB/s、1ばいそく)
最低さいてい4ばいそく 最高さいこう32ばいそく
回転かいてん速度そくど 200 - 530 rpm
方法ほうほう 780 nm赤外線せきがいせんレーザー
方法ほうほう 780 nm赤外線せきがいせんレーザー
回数かいすう やく1,000かい理論りろんじょう
おも用途ようと データ
ディスクの直径ちょっけい 12cm, 8cm
おおきさ 120×120×1.2 [mm] (12 cmCD)
80×80×1.2mm (8 cmCD)
テンプレートを表示ひょうじ
8センチCD-RW

概要がいよう

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リコー三菱化学みつびしかがくメディアソニーフィリップスヒューレット・パッカードの5しゃによって共同きょうどう規格きかく開発かいはつされ、1996ねん10月規格きかくしょ「オレンジブック パートIII」[1]として発表はっぴょうされた。ドライブ、およびメディアの一般いっぱん販売はんばい1997ねんからおこなわれた。

記録きろく可能かのうなCDであるというてんではCD-Rているが、一度いちどんだら変更へんこうかないCD-Rにたいし、CD-RWでは全体ぜんたい消去しょうきょしたうえでなんみができるのが特徴とくちょうである。CD-Rは色素しきそいて記録きろくするのにたいし、CD-RWはディスクじょう記録きろく素材そざいをレーザーでねっして結晶けっしょう構造こうぞうえることによって反射はんしゃりつ変化へんかさせている。そのため、反射はんしゃりつCD-ROMやCD-Rにくらべてひくく、CD-RWの対応たいおううたっていない機器ききではれないこともおおい。[よう出典しゅってん]そのためか録音ろくおんメディアとして使つかわれることはすくない。[よう検証けんしょう]対応たいおうしていてもCD-RWの構造こうぞうじょう、まれにおとびすることもある。[独自どくじ研究けんきゅう?]可能かのう回数かいすう理論りろんじょう、1,000かい程度ていどとされている。

CD-Rのため

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マスタリング目的もくてきなどで、CD-Rを無駄むだにしないよう、いったんCD-RWにんでみて、問題もんだいがないかを確認かくにんする。

パケットライト

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パケットライト方式ほうしきでの利用りようである。CD-Rとほぼなにわらない。のこ容量ようりょうくなってもぜん消去しょうきょしてさい利用りよう可能かのうというてんのみがCD-Rとことなる。

バックアップ

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CD-Rとほぼなにわらないが、一定いってい保存ほぞん期間きかんのものについては、期間きかんぎたのち廃棄はいきするのではなくさい利用りようできるという利点りてんがある。しかしさい利用りようがえした場合ばあいにおけるバックアップとしての信頼しんらいせい兼合かねあいがある。

音楽おんがくCD

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マスタリング作業さぎょうようなど。ヘビーローテーション聴取ちょうしゅよう編集へんしゅうして記録きろくし、きたらメディアはさい利用りようするといった利用りようほうもあるが、音楽おんがくCDプレイヤーではCD-RW再生さいせい対応たいおう機種きしゅであっても、光学こうがくピックアップが経年けいねん変化へんかにより出力しゅつりょく低下ていかしたときにCD-RWをめない場合ばあいけっしてすくなくなかった。

構造こうぞう

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CD-RWは、ポリカーボネイトせい基板きばん誘電ゆうでんたいそうあい変化へんか記録きろくそう誘電ゆうでんからだそう反射はんしゃまくそう保護ほごそう・レーベルそうじゅんそう構成こうせいされる。

記録きろくそう

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記録きろくそうにはあい変化へんか材料ざいりょう結晶けっしょう状態じょうたいアモルファス結晶けっしょう状態じょうたい可逆かぎゃくてき変化へんかできる材料ざいりょう)が使つかわれる、とくに、相対そうたいてき高温こうおんからのきゅう冷却れいきゃくによってアモルファスとなり、相対そうたいてき低温ていおんからのなる冷却れいきゃくによって結晶けっしょうとなるような材料ざいりょう適用てきようされ、高温こうおんレーザー低温ていおんレーザーと使つかけることによって、結晶けっしょう結晶けっしょうによる反射はんしゃりつ相違そうい形成けいせいする。

記録きろく方式ほうしき

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CD-RWへの記録きろく方式ほうしきは、基本きほんてきCD-Rまった同様どうようである。容量ようりょう使つかったのちまた任意にんい時点じてん一括いっかつ消去しょうきょしまた最初さいしょから記録きろくなおすことができるてんのみがことなる。

記録きろく速度そくど

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4ばいそくまで(初期しょき

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記録きろく速度そくどは、1ばいそく (150 KiB/s) から4ばいそく。ただし、ドライブメディア対応たいおう記録きろく速度そくどによる制限せいげんがある。

記録きろく速度そくどは、HighSpeed対応たいおうドライブとHighSpeed専用せんようメディアを使用しようした場合ばあい、4ばいそくから12ばいそく。HighSpeed対応たいおうドライブと通常つうじょうのメディアを使用しようした場合ばあい、1ばいそくから4ばいそく。ただし、いずれもドライブとメディアが両方りょうほう対応たいおうしている最高さいこう倍速ばいそくまで。

HighSpeed専用せんようメディアは、4ばいそくまでのドライブではしのみ可能かのう

記録きろく速度そくどは、UltraSpeed対応たいおうドライブとUltraSpeed専用せんようメディアを使用しようした場合ばあい、16ばいそくから24ばいそく。ただし、ドライブとメディアが両方りょうほう対応たいおうしている最高さいこう倍速ばいそくまで。

記録きろく速度そくどは、UltraSpeed+対応たいおうドライブとUltraSpeed+専用せんようメディアを使用しようした場合ばあい、32ばいそく

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ CD Products”. フィリップス. 2020ねん8がつ8にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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