(Translated by https://www.hiragana.jp/)
Cosminexus - Wikipedia

Cosminexus(コズミネクサス)は、日立製作所ひたちせいさくしょ提供ていきょうするアプリケーションサーバ構築こうちく運用うんようするためのミドルウェア製品せいひんJava EE 7に対応たいおうしたシステム構築こうちく可能かのうとなっている。最新さいしんのバージョンは11.0である。

概要がいよう

編集へんしゅう

J2EEに対応たいおうしたアプリケーション実行じっこう環境かんきょう構築こうちくするためのApplicationServer、Windowsじょうでアプリケーションの開発かいはつ環境かんきょう構築こうちくするためのDeveloper、Cosminexusおよびそのミドルウェアで開発かいはつしたアプリケーションを統合とうごうしてサービス提供ていきょうおこなうプラットフォーム環境かんきょう構築こうちくするためのService Platformなどの製品せいひん提供ていきょうされており、それぞれWindowsLinuxAIXHP-UX各種かくしゅ環境かんきょう動作どうささせることが可能かのうとなる。 Apache HTTP ServerTomcatといったオープンソースソフトウェアもと独自どくじ修正しゅうせい制限せいげん機能きのう拡張かくちょうおこな提供ていきょうしている また、これらの各種かくしゅ環境かんきょうすべてにたいして日立ひたち独自どくじ拡張かくちょうほどこしたJava仮想かそうマシン提供ていきょうしている。

1998ねんにCosminexusの前身ぜんしんとして「日立ひたちアプリケーションサーバ」がリリース。EAIをサポートし、アプリケーション開発かいはつ負荷ふか軽減けいげんなどを目指めざした製品せいひん提供ていきょうがなされた。2000ねんには製品せいひん名称めいしょうをCosminexusに変更へんこうしたJRunをベースにVer3をリリース。これは日本にっぽんはじめてJ2EEブランドを取得しゅとくしたアプリケーションサーバとしてられている。Ver5で独自どくじJava仮想かそうマシンをサポート、Version9にてインメモリデータグリッドをサポートした。また2014ねんにVersion10をリリース。これは2014ねん時点じてんでJava EE 7に準拠じゅんきょした世界せかいはじめての商用しょうよう製品せいひんである。(Java EE 7 Full Platform Compatible Implementations)

バージョン履歴りれき
バージョン リリースねん
Cosminexusの前身ぜんしん 1997ねん
Cosminexus V3 2000ねん
Cosminexus V4 2001ねん
Cosminexus V5 2002ねん
Cosminexus V6 2004ねん
Cosminexus V7 2005ねん
Cosminexus V8 2009ねん
Cosminexus V9 2012ねん
Cosminexus V11 2020ねん

特徴とくちょう

編集へんしゅう
  • 独自どくじのメモリ管理かんりでFullGCを抑止よくし(8.0以降いこう[1]
  • 独自どくじ性能せいのうへの影響えいきょう低減ていげんしたうえで、障害しょうがい解析かいせき/性能せいのう解析かいせき容易よういにするPRFトレース機能きのう
  • OLTP技術ぎじゅつ利用りようした優先ゆうせん制御せいぎょ流量りゅうりょう制御せいぎょ負荷ふか分散ぶんさん
  • 仮想かそうソフトとの連携れんけい(8.5以降いこう

製品せいひんとの連携れんけい

編集へんしゅう

OracleHiRDBSQL ServerXDMなどの各種かくしゅデータベースソフトウェアとの連携れんけい可能かのう。またクラスタリングソフトウェアと連携れんけいしてだい規模きぼ信頼しんらいたかいアプリケーション環境かんきょう提供ていきょうすることもできる。

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう

外部がいぶリンク

編集へんしゅう