AIX
AIX(Advanced Interactive Executive、エーアイエックス[1])は、IBMのUNIXオペレーティングシステムのブランド
IBM | |
OSの | UNIX System V |
| |
ソースモデル | クローズドソース |
1986 | |
7.3.1 / 2022 | |
ワークステーション、サーバ | |
プラットフォーム |
POWER 8 |
カーネル | モノリシックカーネル |
Common Desktop Environment, (オプションとしてKDEとGNOME) | |
ライセンス | プロプライエタリソフトウェア |
ウェブサイト | [1] |
概要
AIXはUNIX System V Release 3 (SVR3) ベースのIBMのオペレーティングシステム (OS) で、The Open GroupのUNIX
特徴
コマンド体系
AIXはSystem V Release 3 (SVR3) をベースに、
なおLM (Loadable Module) のオブジェクトフォーマット
論理 ボリュームマネージャ
ジャーナルファイルシステム
ジャーナルファイルシステムであるJFS/JFS2を
デスクトップ環境
管理 ツール
大 規模 ワークロードサポート
AIX7の
仮想 化
ハードウェアの
Linuxとの親和 性
AIX 4.3.3
パッチ
instfix
、AIX 5Loslevel -r
または -s
などでfixmgr
で
歴史
いくつかの
1986
1989
UNIX
1994
この2001
さらにIBM
AIX 5L 5.3でのスケーラビリティは
サポートするアーキテクチャ
- AIX v1…IBM PS/2 Micro Channel Architecture PCとIBM RT。
- AIX v2…6150-シリーズIBM RT。
- AIX v3…POWERアーキテクチャサポート
開始 。 - AIX v4…PowerPC アーキテクチャと PCI バスサポート
開始 。 - AIX v5…IA64アーキテクチャサポート(ただし、ベータ
版 のまま商用 化 されていない[5][6])。- AIX v5.1…POWER4 での
論理 パーティショニングサポート。Micro Channel Architectureサポートはこのバージョンまで。 - AIX v5.2…PowerPC 970ベースのブレードサーバBladeCenter JS20, JS21[7] サポート。
途中 よりDynamic LPARのサポート。 - AIX v5.3…POWER5でのMicro-Partitioningサポート。
- AIX v5.1…POWER4 での
- AIX v6.1…POWER6でのLive Partition Mobilityサポート。
- AIX v7.1
- AIX v7.2…
暫定 修正 (i-fix)用 のAIX Live Update、CAA自動 化 、SRIOVでのVNICなど。
メインフレームでのAIX
1988
アップル製 ハードでのAIX
1996
日立 製 ハードでのAIX
バージョン
- AIX v1, 1986
年 - AIX v2, 1987
年 - AIX v3, 1990
年 - AIX v3.1
- Journaled File System (JFS) をサポート
- AIX 4.1, 1994
年 - SMP をサポート
- AIX 4.2.1, 1997
年 4月 - NFS Version 3をサポート
- AIX 4.3, 1997
年 10月 - 64ビットCPUをサポート
- UNIX98
認証 - IPv6
- AIX 4.3.3, 1999
年 9月- オンラインバックアップ
機能 追加 - ワークロード
管理 (WLM)
- オンラインバックアップ
- AIX 5L 5.1, 2001
年 5月("5L" のLはLinuxとの相互 運用 性 を高 めたことを示 す。)- カーネルの64ビット
化 - POWER4 をサポート
- ロジカルパーティション(LPAR。マルチプロセッサシステムを
論理 的 に複数 に分割 して、CPU・メモリ・I/O などのリソースを割当 できる。物理 分割 [PPAR] と異 なり、CPUは1プロセッサを0.1単位 で、I/OならばPCI スロット単位 で、配分 できる。) - JFS2
- カーネルの64ビット
- AIX 5L 5.2, 2002
年 10月 - AIX 5L 5.3, 2004
年 8月 - POWER5をサポート
- マイクロパーティションをサポート(LPAR・D-LPARより
更 に細 かいリソース配分 が可能 。CPUは1プロセッサを100分 の1単位 で配分 できる。) 仮想 I/Oサーバ(VIOS。仮想 SCSI、仮想 イーサネットなど。)- NFS Version 4をサポート
拡張 アカウンティング同時 マルチスレッディング (SMT) をサポート- JFS2クォータサポート
- JFS2ファイルシステム
縮小 をサポート
- AIX 6.1 2007
年 11月[9]- Workload Partitions (WPARs)
- Live Partition Mobility
- Role Based Access Control (RBAC)
- AIX Security Expert enhancements
- Name Resolver Caching Daemon
- probevue dynamic tracing
- System Director Console for AIX
- AIX 7.1 2010
年 8月 発表 [10]- Express、Standard、Enterpriseの3エディション
化
- Express、Standard、Enterpriseの3エディション
- AIX 7.2 2015
年 10月 発表 - AIX 7.3 2021
年 12月発表 [11] - AIX 7.3.1 2022
年 12月発表
脚注
- ^ Unix Pronounciation
- ^ “The Open Brand Register of Certified Products”. The Open Group (2011
年 2月 9日 ). 2011年 2月 9日 閲覧 。 - ^ “AIX 7.3.1 リリース・ノート”. www.ibm.com. 2023
年 6月 30日 閲覧 。 - ^ Casey Cannon; Scott Trent; Carolyn Jones (1999). Simply AIX 4.3. Prentice Hall PTR. p. 21. ISBN 9780130213440
- ^ Unigroup's April 2004 Meeting Announcement
- ^ Jones, Pamela (2005
年 8月 25日 ). “2002 IBM Internal Email on Project Monterey - "No One Wants It"”. Groklaw. 2007年 5月 20日 閲覧 。 - ^ “Overview - IBM BladeCenter JS21” (
英語 ). www.ibm.com (2011年 2月 25日 ). 2023年 6月 30日 閲覧 。 - ^ ほぼメインフレームであるが、
同社 はUnixをOSとするメインフレームを「エンタープライズサーバ」と呼称 している。 - ^ “IBM AIX Version 6.1 operating system: Overview”. IBM.com. 2010
年 12月27日 閲覧 。 - ^ IBM AIX V7およびPowerVM V2
機能 拡張 の発表 - ^ “AIX 7.3 の
新 機能 ” (2022年 2月 17日 ). 2022年 6月 27日 閲覧 。
関連 項目
外部 リンク
- IBM AIX —
日本 IBM - Power Systemsソフトウェア —
日本 IBM - IBM マーケットプレイス
- IBM ソフトウェア
- AIX -
日立製作所 - IBM AIX 7.1 インフォメーションセンター
- developerworks AIX and UNIX
- Parallel Environment for AIX 5L V4.1.1 Hitchhiker's Guide (AIX
並列 環境 のヒッチハイクガイド)……IBM自身 の手 によるパロディページ。AIXを使用 しているディープ・ブルーには、「銀河 ヒッチハイクガイド」の「生命 、宇宙 、そして万物 についての究極 の疑問 の答 え」から名称 が取 られている。