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廃車指令 - Wikipedia
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廃車はいしゃ指令しれい

（ELV指令しれいから転送てんそう）

廃車はいしゃ指令しれい(ELV指令しれい)(英えい: End-of Life Vehicles Directive)とは、"Directive 2000/53/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 18 September 2000 on end-of life vehicles"（使用しよう済ずみ車両しゃりょうに関かんする2000年ねん9月がつ18日にちの欧州おうしゅう議会ぎかいと欧州おうしゅう連合れんごう理事りじ会かいの指令しれい2000/53/EC）の通称つうしょうであり、EUで、使用しよう済ずみ自動車じどうしゃが環境かんきょうに与あたえる負荷ふかを低減ていげんするための指令しれいである。自動車じどうしゃからの廃棄はいき物ぶつが出でることを防止ぼうし、又または削減さくげんするために使用しよう済ずみ自動車じどうしゃやそのコンポーネントの再さい利用りようや再生さいせい利用りようをすること、そして使用しよう済ずみ自動車じどうしゃの処理しょり業者ぎょうしゃが効率こうりつよく処理しょりできるようにすることを目的もくてきとしている。1997年ねん7月がつに最初さいしょの法案ほうあんが発表はっぴょうされ、2000年ねん10月がつ21日にちから施行しこうされた。2006年ねん7月がつ施行しこうのRoHS指令しれいより6年ねん程ほど前まえから使用しよう済ずみ自動車じどうしゃの環境かんきょう規制きせいが始はじまっていた。

ELV

編集へんしゅう

ELVは"end of life vehicle"の略りゃくであり、その文字通もじどおりの意味いみは、寿命じゅみょうを終おえた車両しゃりょう、の意味いみである。ELV指令しれい第だい二に条じょう第だい一いち項こうによれば、廃棄はいき物ぶつである車両しゃりょうのことを意味いみする[1]。廃棄はいき物ぶつとは、持もち主ぬしが処分しょぶんをする、あるいは法律ほうりつによって処分しょぶんを求もとめられている全すべての物質ぶっしつや物体ぶったいのことを言いう[2]。日本語にほんごでは、"寿命じゅみょう末期まっき車しゃ"[3]、"使用しよう済ずみ自動車じどうしゃ"[4]、"廃車はいしゃ"[5]、"廃はい自動車じどうしゃ"[6]、"廃棄はいき自動車じどうしゃ"[7]などと訳やくされている。

構成こうせい

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  • 第だい一いち条じょう: 目的もくてき - 廃棄はいき物ぶつを無なくすか、減へらすかすることが目的もくてきであること。
  • 第だい二に条じょう: 語句ごくの定義ていぎ - 使用しよう済ずみ自動車じどうしゃ、処理しょり、再さい利用りよう、再生さいせい利用りよう、などのキーワードの定義ていぎ。
  • 第だい三さん条じょう: 適用てきよう範囲はんい - 自動車じどうしゃ、使用しよう済ずみ自動車じどうしゃ、その部品ぶひん、材料ざいりょうに適用てきようされること。
  • 第だい四よん条じょう: 防止ぼうし - 廃棄はいき物ぶつがでることを防止ぼうしし、有害ゆうがい物質ぶっしつを使用しようしないようにすること。
  • 第だい五ご条じょう: 回収かいしゅう - 使用しよう済ずみ自動車じどうしゃが、認可にんかをうけた業者ぎょうしゃのもとに確実かくじつに回収かいしゅうされるようにすること。回収かいしゅうの費用ひようは生産せいさん者しゃが負担ふたんすること。
  • 第だい六ろく条じょう: 取とり扱あつかい - 使用しよう済ずみ自動車じどうしゃは、認可にんかを受うけた業者ぎょうしゃか取とり扱あつかうこと。
  • 第だい七なな条じょう: 再さい利用りようと再生さいせい - 部品ぶひんや材料ざいりょうの再さい利用りよう、再生さいせい利用りように努つとめること。その数値すうち目標もくひょう。
  • 第だい八はち条じょう: コーディングと分解ぶんかいのための情報じょうほう - 部品ぶひん・材料ざいりょうが特定とくていできるようにするためのコード体系たいけいを確立かくりつし、分解ぶんかいの際さいに再生さいせい・再さい利用りよう、有害ゆうがい物質ぶっしつの特定とくていができよう情報じょうほうを市場いちばに提供ていきょうすること。
  • 第だい九きゅう条じょう: 報告ほうこくおよび情報じょうほう - 実施じっしの状況じょうきょうを定期ていき的てきに報告ほうこくし、また取組とりくみの方法ほうほうに関かんする情報じょうほうを提供ていきょうすること。
  • 第だい十じゅう条じょう: 実施じっし - 各国かっこくは2002年ねん4月がつ21日にちまでに、法律ほうりつや実施じっしの仕組しくみを整ととのえ、報告ほうこくすること。
  • 第だい十じゅう一いち条じょう: 委員いいん会かい - 委員いいん会かいが組織そしきされ、各国かっこくからの報告ほうこくを受うけ付つけること。
  • 第だい十じゅう二に条じょう: 施行しこう - 公報こうほうで公開こうかいされた時ときから施行しこうされること。
  • 第だい十じゅう三さん条じょう: 対象たいしょう - この指令しれいはEU各国かっこくに対たいして実施じっしを求もとめられていること。
  • 付属ふぞく書しょ一いち: 第だい六ろく条じょうに関連かんれんし、取とり扱あつかいに対たいする技術ぎじゅつ的てきな必須ひっす要求ようきゅう項目こうもくのリスト。
  • 付属ふぞく書しょ二に: 有害ゆうがい物質ぶっしつを例外れいがい的てきに使用しようしてよい用途ようとのリスト（後述こうじゅつ）。

内容ないよう

編集へんしゅう

このELV指令しれいの内容ないようは次つぎのように5つのポイントにまとめることができる[8]。

有害ゆうがい物質ぶっしつの使用しよう禁止きんし
2003年ねん7月がつ1日にち以降いこうに市場いちばに出だされる自動車じどうしゃ部品ぶひんや材料ざいりょうに、鉛なまり、水銀すいぎん、カドミウム、六ろく価かクロムが含ふくまれていてはならない[9]。例たとえば、従来じゅうらいボルト・ナットなどの錆止さびどめに六ろく価かクロムをつかっためっきが一般いっぱん的てきに行おこなわれていたが、六ろく価かクロムは強つよい毒性どくせいをもち、六ろく価かクロムを含ふくむ廃液はいえき・鉱滓こうさいなどによる環境かんきょう汚染おせん・健康けんこう被害ひがいでしばしば問題もんだいを起おこしていた。現在げんざいではおもに無害むがいな三さん価かクロムを使用しようしためっきに置おき換かえられている。
取とり除のぞく部品ぶひんを指定してい
例たとえば、極端きょくたんな例れいとして使用しよう済ずみ自動車じどうしゃをそのまま丸まるごと破砕はさいしてしまっては後あとでどんなリカバリー処理しょりもできなくなるし、有害ゆうがい物質ぶっしつも分別ふんべつできなくなってしまう。そこでELV指令しれいでは、使用しよう済ずみ自動車じどうしゃを処理しょりする際さい、まずはコンポーネントをすべて取とり外はずすことを求もとめている[10]。例たとえば、鉛なまり、水銀すいぎん、カドミウム、六ろく価かクロムを含ふくむ部品ぶひんは取とり外はずして確たしかな方法ほうほうで保管ほかんしておかなければならない[11]。また、燃料ねんりょう、オイル、ガス、バッテリー、キャタライザーなども使用しよう済ずみ自動車じどうしゃから除のぞくことが定さだめられている[12]。当然とうぜん、このようなものを取とり除のぞいて保管ほかんしておくにはそれなりの設備せつびが必要ひつようで、そのような設備せつびがなければ使用しよう済ずみ自動車じどうしゃの処理しょり工場こうじょうの認定にんていを受うけることができない[13]。
目標もくひょうリサイクル率りつ
2006年ねん1月がつ1日にちまでに再さい利用りよう・リカバリーが年間ねんかんの使用しよう済ずみ自動車じどうしゃの重量じゅうりょうに対たいして85%以上いじょう、再さい利用りよう・再生さいせい利用りようが80%以上いじょうとすること、2015年ねん1月がつ1日にちまでに再さい利用りよう・リカバリーを95%以上いじょう、再さい利用りよう・再生さいせい利用りようを85%以上いじょうとすることが決きめられている[14]。なお、再さい利用りよう（reuse）とは、使用しよう済ずみ自動車じどうしゃから取とり外はずしたコンポーネントを同おなじ目的もくてきに使用しようすることであり[15]、再生さいせい利用りよう（recycling）とは、廃棄はいき物ぶつを処理しょりして再ふたたび何なにかに使用しようすることであり[16]、リカバリー（recovery）とは、廃棄はいき物ぶつを処理しょりして燃料ねんりょうとするなどの方法ほうほうで有効ゆうこう利用りようすることである[17]。オランダでは1997年ねんの時点じてんですでに再さい利用りよう・リカバリー率りつの目標もくひょうを達成たっせいしており、2005年ねんにはスウェーデンとともに再さい利用りよう・リカバリー率りつ85%を達成たっせいしている[18]。
回収かいしゅう・処理しょりシステムの確立かくりつ
まず、認可にんかされた処理しょり業者ぎょうしゃが発行はっこうする破壊はかい証明しょうめい(a certificate of detruction)が、自動車じどうしゃの登録とうろく抹消まっしょうに必要ひつようであるような仕組しくみを確立かくりつすることが各国かっこくに求もとめられている[19]。 回収かいしゅうの仕組しくみを導入どうにゅうし、使用しよう済ずみ自動車じどうしゃを回収かいしゅうするための費用ひようは製造せいぞう者しゃが負担ふたんする[20]。ただ、本文ほんぶんには「製造せいぞう者しゃが全すべてまたは相当そうとうな（significat）分ぶんのコストを支払しはらう」[20]とあり、これをどのように解釈かいしゃくするか議論ぎろんになった[8]。
使用しよう済ずみ自動車じどうしゃの無償むしょう引取ひきとり
使用しよう済ずみ自動車じどうしゃが全まったく市場いちば価値かちをもたない、あるいはむしろ対価たいかを払はらわねば引ひき取とり手てがない（a negative market value）場合ばあいでも、回収かいしゅう時じに所有しょゆう者しゃに対たいする費用ひようが発生はっせいしない仕組しくみでなければならない[20]。また、本ほん指令しれいに基もとづく各国かっこくの法律ほうりつが整備せいびされる2002年ねん以前いぜんに市場いちばにでた自動車じどうしゃについては各かくメーカーとも費用ひようを負担ふたんすることに抵抗ていこうしており、とりあえずは従来じゅうらいどおり最終さいしゅう所有しょゆう者しゃが負担ふたんする仕組しくみになっている[21]。

付属ふぞく書しょ二に（Annex II)

編集へんしゅう

上記じょうきのとおり、本ほん指令しれいは、2003年ねん7月がつ1日にち以降いこうに市場いちばに出でる自動車じどうしゃ部品ぶひんや自動車じどうしゃ製造せいぞう用ようの材料ざいりょうに鉛なまり、水銀すいぎん、カドミウム、六ろく価かクロムが含ふくまれることを禁きんじている。ただし、適当てきとうな代替だいたい材料ざいりょうがない場合ばあいがあり、いくつかの用途ようとについては例外れいがいが定さだめられており、この例外れいがい用途ようとのリストが付属ふぞく書しょ二に（Annex II）である。例外れいがいとして最もっともよく知しられているもののひとつが、鉛なまり蓄電池ちくでんちに使つかわれている鉛なまりで、これが例外れいがいになっているのは、適当てきとうな代替だいたい材料ざいりょうもないし、回収かいしゅう時じに別べつのものとまぎれて外部がいぶに流出りゅうしゅつすることはないように注意ちゅういできるからである[22]。他ほかにも、鉛なまりの場合ばあい、合金ごうきんの成分せいぶんとしての限かぎられた量りょうの鉛なまりや、一部いちぶの用途ようとのはんだ（プリント基板きばんやガラス板ばんへのはんだなど）が付属ふぞく書しょ二にで例外れいがいとして使用しようが認みとめられている。

俗ぞくに「ELV指令しれいが改訂かいていになった」といわれるのは、実際じっさいにはELV指令しれい本文ほんぶんではなく、この付属ふぞく書しょ二にが改訂かいていになったことを指さしている。2000年ねんの本ほん指令しれいの発効はっこう後ご、2002年ねん（第だい1回かい改訂かいてい、Decision 2002/525/EC）、2005年ねん（第だい2回かい、Decision 2005/673/EC）、2008年ねん（第だい3回かい、Decision 2008/689/EC）、2010年ねん（第だい4回かい、Decision 2010/115/EU）、 2011年ねん（第だい5回かい、Directive 2011/37/EU）に付属ふぞく書しょ二にの改定かいていが行おこなわれ、2011年ねん7月がつ現在げんざいの最新さいしん版ばんは、第だい5回かいの版はん（2011年ねん3月がつ30日にち）である。

この付属ふぞく書しょには、単たんに例外れいがい項目こうもくが並ならべてあるだけでなく、使用しよう可能かのう期限きげん（例外れいがいであり続つづける期限きげん）や見直みなおし時期じきなども併記へいきされている。例たとえば、鉛なまりを含ふくむはんだは最初さいしょから付属ふぞく書しょ二にに記載きさいされていたが、2008年ねんの改訂かいてい版ばんから、使用しようは2010年ねん12月31日にちより前まえに設計せっけい承認しょうにんされた車両しゃりょうに限かぎることが明記めいきされた。ただし、改定かいていのたびごとに、はんだの用途ようとを細分さいぶん化かし、2011年ねん1月がつ以降いこうに期限きげんを延のばした用途ようとも多おおい。また、使用しよう期限きげんが明記めいきされていない用途ようとについても2014年ねんに見直みなおしをすることが明記めいきされている[23]。

なお鉛なまり以外いがいの禁止きんし物質ぶっしつについては、充電じゅうでん池ちに使用しようするカドミウムが2009年ねん1月がつ以降いこう、めっきにつかう六ろく価かクロムが2007年ねん7月がつ1日にち以降いこう（シャシに使用しようするボルト・ナットについては2008年ねん7月がつ1日にち以降いこう）の使用しようが禁止きんしされている。また、ヘッドライトや液晶えきしょうのバックライトに封入ふうにゅうされている水銀すいぎんは、使用しようは2012年ねん7月がつ1日にち以前いぜんに限かぎることが付属ふぞく書しょ二にに明記めいきされている。鉛なまり以外いがいの禁止きんし物質ぶっしつ（カドミウム、六ろく価かクロム、水銀すいぎん）について、2011年ねんの版はんの付属ふぞく書しょ二にに記載きさいされている用途ようとは、上記じょうきの用途ようととキャンピングカーに使用しようされる冷房れいぼう装置そうち用よう冷媒れいばいの防蝕ぼうしょく剤ざいとしての六ろく価かクロム1項目こうもくだけである。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ ‘end-of life vehicle’ means a vehicle which is waste within the meaning of Article 1(a) of Directive75/442/EEC (Directive 2000/53/EC Article 2(2))
  2. ^ Directive 75/442/EEC -COUNCIL Directiveof 15 July 1975 on waste-, 1(a)
  3. ^ “（財ざい)大阪おおさか科学かがく技術ぎじゅつセンター付属ふぞくニューマテリアルセンターの作成さくせいした資料しりょう” (PDF). 2011年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  4. ^ “平成へいせい１３年ねん９月がつ１０日にちの会合かいごうのための資料しりょう” (PDF). 経済けいざい産業さんぎょう省しょう. 2011年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  5. ^ “廃車はいしゃ処理しょり（ELV）どうする？”. 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんELVリサイクル機構きこう. 2011年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  6. ^ “独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん石油せきゆ天然てんねんガス・金属きんぞく鉱物こうぶつ資源しげん機構きこうの資料しりょう” (2002年ねん8月がつ30日にち). 2011年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  7. ^ “各国かっこくの自動車じどうしゃリサイクル制度せいど” (PDF). 経済けいざい産業さんぎょう省しょう・環境省かんきょうしょう (2009年ねん2月がつ23日にち). 2011年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  8. ^ a b ユーロトレンド2005年ねん2月がつ号ごう
  9. ^ Directive 2000/53/EC Article 4(2a)
  10. ^ Directive 2000/53/EC Article 6(3a)
  11. ^ Directive 2000/53/EC Article 6(3b)
  12. ^ Directive 2000/53/EC Annex I
  13. ^ Directive 2000/53/EC Article 6(4)
  14. ^ Directive 2000/53/EC Articel 7(2)
  15. ^ Directive 2000/53/EC Articel 2(6)
  16. ^ Directive 2000/53/EC Articel 2(7)
  17. ^ Directive 75/442/EEC Annex IIBに、リカバリーと定義ていぎされる処理しょりが列挙れっきょされている。
  18. ^ IEEP, p. 8
  19. ^ Directive 2000/53/EC Article 5(3)
  20. ^ a b c Directive 2000/53/EC Article 5(4)
  21. ^ IEEP, p. 7
  22. ^ “ELV指令しれい”. 日経にっけいクロステック. (2006年ねん3月がつ10日とおか). https://xtech.nikkei.com/dm/article/WORD/20060315/114917/ 
  23. ^ 日本にっぽんの例れいでは、経済けいざい産業さんぎょう省しょうのデータでは国内こくないの乗用車じょうようしゃの鉛なまりの平均へいきん使用しよう量りょうが2003年ねんの370gから2008年ねんの91gまで減少げんしょうしている。しかし、窓まどやドアキー、音楽おんがくといった故障こしょうしても重大じゅうだい事故じこにつながらない電子でんし回路かいろでは鉛なまりフリーのはんだに変更へんこうできているが、高温こうおんになるエンジンルーム内ないの回路かいろでは高たかい信頼しんらい性せいが求もとめられることもあって、鉛なまりフリー化かは進すすんでいない。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • Directive 2000/53/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 18 September 2000 on end-of life vehicles
  • Directive 2011/37/EU （付属ふぞく書しょ二に、第だい5回かい改訂かいてい版ばん）
  • Europian Comission Environment（2011年ねん4月がつ11日にち付づけ、2011年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん）
  • 『欧州おうしゅう拡大かくだい研究けんきゅう会かい報告ほうこく（ELV編へん）』ユーロトレンド2005年ねん2月がつ号ごう Report2（メールマガジンとして配布はいふされている）、独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん日本にっぽん貿易ぼうえき振興しんこう機構きこう（ジェトロ）、2011年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。 - このレポートは2部ぶ構成こうせいになっており、第だい1部ぶはジェトロ自身じしんの調査ちょうさ結ゆい課か、第だい2部ぶはジェトロが主催しゅさいした、当時とうじの日本にっぽん自動車じどうしゃ工業こうぎょう会かい 環境かんきょう統括とうかつ部ぶ 副ふく統括とうかつ部長ぶちょう 浅川あさがわ和仁かずひとの講演こうえんの内容ないようをまとめたものである。
  • Malcolm Fergusson/IEEP 『End of Life Vehicles (ELV) Directive - An assessment of the current state of implementation by Member States』 Policy Department Economy and Science DG Internal Policies, 2007 - 欧州おうしゅう議会ぎかいの環境かんきょう・公衆こうしゅう衛生えいせい・食物しょくもつ安全あんぜん委員いいん会かいの依頼いらいにより、IEEP（Institute for European Environmental Policy）がまとめた、EU加盟かめい各国かっこくでのELV指令しれいの導入どうにゅう状じょう況きょうのレポート。

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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