GHS予防よぼう報告ほうこく

GHS予防よぼう報告ほうこく（GHSよぼうほうこく、英えい: GHS precautionary statements）は、化学かがく品ひんの分類ぶんるいと表示ひょうじに関かんする世界せかい調和ちょうわシステム(GHS)の一部いちぶを形成けいせいする、異ことなる言語げんごに翻訳ほんやくすることができる化学かがく物質ぶっしつや混合こんごう物ぶつの正ただしい取とり扱あつかいについての助言じょげんを与あたえる標準ひょうじゅん化かされたフレーズの集合しゅうごうを形成けいせいすることを目的もくてきとしている注意ちゅうい書がきのことである^{[注釈ちゅうしゃく 1]}^{[注釈ちゅうしゃく 2]}。

互換ごかん性せいがあり、広ひろく知しられているセーフティフレーズと同おなじ目的もくてきをもっている。

GHSの下したでの容器ようきのラベル付らべるつけのための重要じゅうような要素ようその1つであり、次つぎのものと一緒いっしょに使用しようされる^[1]：

製品せいひんの識別しきべつ。
1つ以上いじょうの危険きけん絵文字えもじ（ 必要ひつような場合ばあい ）
注意ちゅうい 喚起かんき語かたり　及および危険きけんまたは警告けいこく （必要ひつような場合ばあい）
製品せいひんがもたらすリスクの性質せいしつと程度ていどを示しめす危険きけん性せい報告ほうこく
サプライヤー（製造せいぞう業者ぎょうしゃまたは輸入ゆにゅう業者ぎょうしゃの可能かのう性せいがある）のID

各かく予防よぼう報告ほうこくは、文字もじPから始はじまり、その後ごに3桁けたの数字すうじが続つづくコードとして指定していされる。関連かんれんする危険きけんに対応たいおうする報告ほうこくはコード番号ばんごうでグループ化かされているため、番号ばんごうは連続れんぞくしていない。このコードは、たとえば翻訳ほんやくを支援しえんするために参照さんしょう目的もくてきで使用しようされるが、ラベルや安全あんぜんデータシートに表示ひょうじされている実際じっさいのい回いまわしである^[2]。いくつかの予防よぼう的てきな文言もんごんは、プラス記号きごう"+"で示しめされる組くみ合あわせとして表現ひょうげんされている。いくつかのケースでは、「ほこり/煙けむり/ガス/霧きり/蒸気じょうき/スプレーを吸すい込こむのを避さける」などの文言もんごんの選択肢せんたくしがある。その場合ばあい、製造せいぞう者しゃまたは規制きせい当局とうきょくは、関係かんけいする製品せいひんに適てきした文言もんごんを選択せんたくする必要ひつようがある。3つの句点くてん「．．．」がある時とき、これらは全すべての適用てきよう条件じょうけんがそろっているわけではないことを示しめす。例たとえば、P241「防ぼう爆ばく型がたの電気でんき機器きき/換気かんき装置そうち/照明しょうめい機器きき/…機器ききを使用しようすること」の「．．．」は他たの機器ききが特定とくていされる必要ひつようがあるかもしれないことを示しめしている。このような場合ばあい、製造せいぞう者しゃや供給きょうきゅう者しゃは選択せんたくするか、あるいは所管しょかん官庁かんちょうは最もっとも適当てきとうな文言もんごんを規定きていしてもよい^[3]。注意ちゅうい書がき中ちゅうのいくつかの文ぶんには四角よつかど括弧かっこ【…】があるが、これは括弧かっこの中なかの文言もんごんは全すべての場合ばあいに当あてはまるわけではなく、ある条件じょうけんのときのみ使用しようされるべきものである^[3]。

一般いっぱん的てきな注意ちゅうい事項じこう

コード	概要がいよう
P101	医学いがく的てきな助言じょげんが必要ひつような時ときには、製品せいひん容器ようきやラベルを持もっていくこと^[3]。
P102	子供こどもの手ての届とどかないところに置おくこと^[3]。
P103	全すべての指示しじをよく読よみ、従したがうこと^[3]。

予防よぼうにおける注意ちゅうい事項じこう

コード	概要がいよう
P201	使用しよう前まえに取扱とりあつかい説明せつめい書しょを入手にゅうしゅすること^[3]。
P202	全すべての安全あんぜん注意ちゅういを読よみ理解りかいするまで取とり扱あつかわないこと^[3]。
P210	熱ねつ/火花ひばな/裸はだか火ひ/高温こうおんのもののような着火ちゃっか源げんから遠とおざけること。禁煙きんえん。^[3][IV ATPによって変更へんこうされた^[4]]
P211	裸はだか火ひまたは他たの着火ちゃっか源げんに噴霧ふんむしないこと^[3]。
P212	密閉みっぺい状態じょうたいでの加熱かねつまたは鈍どん性せい化か剤ざいの減少げんしょうを避さけること (改訂かいてい7版はんで追加ついか）^[3]。
P220	衣類いるいおよび可燃かねん物ぶつから遠とおざけること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P221	可燃かねん物ぶつと混合こんごうを回避かいひするために予防よぼう策さくをとること（改訂かいてい7版はんで削除さくじょ）^[3]。
P222	空気くうきに接触せっしょくさせないこと^[3]。
P223	水みずと接触せっしょくさせないこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P230	．．．にて湿しめらせておくこと^[3]。
P231	不ふ活性かっせいガス/…で取扱とりあつかい、保管ほかんすること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P232	湿気しっけを遮断しゃだんすること^[3]。
P233	容器ようきを密閉みっぺいしておくこと^[3]。
P234	他たの容器ようきに移うつし替がえないこと^[3]。
P235	涼すずしいところに置おくこと^[3]。
P240	容器ようきを接地せっちしアースをとること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P241	防ぼう爆ばく型がたの【電気でんき機器きき/換気かんき装置そうち/照明しょうめい機器きき /….】を使用しようすること。（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]
P242	火花ひばなを発生はっせいさせない工具こうぐを使用しようすること^[3]。
P243	静電気せいでんき放電ほうでんに対たいする予防よぼう措置そちを講こうずること^[3]。
P244	バルブや付属ふぞく品ひんにはグリースおよび油あぶらを使用しようしないこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P250	粉砕ふんさい/衝撃しょうげき/摩擦まさつ/…のような取とり扱あつかいをしないこと^[3]。
P251	使用しよう後ごを含ふくめ、穴あなを開あけたり燃もやしたりしないこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで更さらに変更へんこう）^[3]。
P260	粉ふんじん/煙けむり/ガス/ミスト/蒸気じょうき/スプレーを吸入きゅうにゅうしないこと^[3]。
P261	粉ふんじん/煙けむり/ガス/ミスト/蒸気じょうき/スプレーの吸入きゅうにゅうを避さけること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P262	眼め、皮膚ひふ、衣類いるいにつけないこと^[3]。
P263	妊娠にんしん中ちゅうおよび授乳期じゅにゅうき中ちゅうは接触せっしょくを避さけること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P264	取扱とりあつかい後ごは．．．よく洗あらうこと^[3]。
P270	この製品せいひんを使用しようする時ときに、飲食いんしょくまたは喫煙きつえんをしないこと^[3]。
P271	屋外おくがいまたは換気かんきの良よい場所ばしょでのみ使用しようすること^[3]。
P272	汚染おせんされた作業さぎょう衣ころもは作業場さぎょうばから出ださないこと^[3]。
P273	環境かんきょうへの放出ほうしゅつを避さけること^[3]。
P280	保護ほご手袋てぶくろ/保護ほご衣ころも/保護ほご眼鏡めがね/保護ほご面めん/聴覚ちょうかく保護ほご具ぐ/…を着用ちゃくようすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P281	指定していされた個人こじん用よう保護ほご具ぐを使用しようすること [IV ATPで削除さくじょ]^[3]。
P282	耐寒たいかん手袋てぶくろおよび保護ほご面めんまたは保護ほご眼鏡めがねを着用ちゃくようすること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P283	防火ぼうか服ふくまたは防ぼう炎えん服ふくを着用ちゃくようすること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P284	[換気かんきが不十分ふじゅうぶんな場合ばあいは]呼吸こきゅう用よう保護ほご具ぐを着用ちゃくようすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P285	換気かんきが十分じゅうぶんでない場合ばあいには、呼吸こきゅう用よう保護ほご具ぐを着用ちゃくようすること [IV ATPで削除さくじょ]。
P231+P232	湿気しっけを遮断しゃだんし、不ふ活性かっせいガス/…下したで取とり扱あつかい保管ほかんすること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P235+P410	涼すずしいところに置おき、日光にっこうを避さけること（改訂かいてい7版はんで削除さくじょ）^[3]。

対応たいおうに関かんする注意ちゅうい事項じこう

コード	概要がいよう
P301	飲のみ込こんだ場合ばあい：^[3]
P302	皮膚ひふに付着ふちゃくした場合ばあい：^[3]
P303	皮膚ひふ(または髪かみ)に付着ふちゃくした場合ばあい：^[3]
P304	吸入きゅうにゅうした場合ばあい：^[3]
P305	眼めに入はいった場合ばあい：^[3]
P306	衣類いるいにかかったっ場合ばあい：^[3]
P307	[IV ATPで削除さくじょ](暴露ばくろした場合ばあい：)
P308	暴露ばくろまたは暴露ばくろの懸念けねんがある場合ばあい：^[3]
P309	[IV ATPで削除さくじょ](暴露ばくろしたとき、または気分きぶんが悪わるい時とき： )
P310	直ただちに医師いし/…に連絡れんらくすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P311	医師いし/…に連絡れんらくすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P312	気分きぶんが悪わるい時ときは医師いし/…に連絡れんらくすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P313	医師いしの診断しんだん/手当てあてを受うけること^[3]。
P314	気分きぶんが悪わるい時ときは、医師いしの診断しんだん/手当てあてを受うけること^[3]。
P315	直ただちに医師いしに診断しんだん/手当てあてを受うけること^[3]。
P320	特別とくべつな治療ちりょうが緊急きんきゅうに必要ひつようである（このラベルの．．．を見みよ）^[3]。
P321	特別とくべつな処置しょちが必要ひつようである（このラベルの．．．を見みよ）^[3]。
P322	特別とくべつな処置しょちが必要ひつようである（このラベルの．．．を見みよ）[IV ATPで削除さくじょ]。
P330	口くちをすすぐこと^[3]。
P331	無理むりに吐ぬかせないこと^[3]。
P332	皮膚ひふ刺激しげきが生しょうじた場合ばあい：^[3]
P333	皮膚ひふ刺激しげきまたは発疹はっしんが生しょうじた場合ばあい：^[3]
P334	冷つめたい水みずに浸ひたすこと【または湿しめった包帯ほうたいで覆おおうこと】（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P335	固着こちゃくしていない粒子りゅうしを皮膚ひふから払はらいのけること^[3]。
P336	凍こおった部分ぶぶんをぬるま湯ゆでとかすこと。受傷じゅしょう部ぶはこすらないこと^[3]。
P337	眼めの刺激しげきが続つづく場合ばあい：^[3]
P338	コンタクトレンズを着用ちゃくようしていて容易よういに外はずせる場合ばあいは外はずすこと。その後ごも洗浄せんじょうを続つづけること^[3]。
P340	空気くうきの新鮮しんせんな場所ばしょに移うつし、呼吸こきゅうしやすい姿勢しせいで休息きゅうそくさせること^[3]。
P341	呼吸こきゅうが困難こんなんな場合ばあいには、空気くうきの新鮮しんせんな場所ばしょに移うつし、呼吸こきゅうしやすい姿勢しせいで休息きゅうそくさせること [IV ATPで削除さくじょ]^[3]。
P342	呼吸こきゅうに関かんする症状しょうじょうが出でた場合ばあい：^[3]
P350	多量たりょうの水みずと石鹸せっけんで優やさしく洗あらうこと[IV ATPで削除さくじょ]。
P351	水みずで数すう分間ふんかん注意深ちゅういぶかく洗あらうこと^[3]。
P352	多量たりょうの水みず/…で洗あらうこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P353	皮膚ひふを水みず【またはシャワー】で洗あらうこと（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P360	服ふくを脱ぬぐ前まえに、直ただちに汚染おせんされた衣類いるい及および皮膚ひふを多量たりょうの水みずで洗あらうこと^[3]。
P361	汚染おせんされた衣類いるいを直ただちに脱ぬぐこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P362	汚染おせんされた衣類いるいを脱ぬぐこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P363	汚染おせんされた衣類いるいを再さい使用しようす場合ばあいには洗濯せんたくをすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P364	再さい使用しようする場合ばあいには洗濯せんたくをすること [IV ATPによって追加ついか]^[3]。
P370	火災かさいの場合ばあい：^[3]
P371	大だい火災かさいの場合ばあいで大量たいりょうにある場合ばあい：^[3]
P372	爆発ばくはつする危険きけん性せいあり（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P373	炎ほのおが爆発ばくはつ物ぶつに届とどいたら消火しょうか活動かつどうをしないこと^[3]。
P374	安全あんぜんに距離きょりをとって通常つうじょうの予防よぼう措置そちを用もちいて消火しょうか活動かつどうを行おこなうこと（改訂かいてい7版はんで削除さくじょ）^[3]。
P375	爆発ばくはつの危険きけん性せいがあるため、離はなれた距離きょりから消火しょうかすること^[3]。
P376	安全あんぜんに対処たいしょできるならば漏洩ろうえいを止とめること^[3]。
P377	漏洩ろうえいガス火災かさいの場合ばあい：漏ろうえいが安全あんぜんに停止ていしされない限かぎり消火しょうかしないこと^[3]。
P378	消火しょうかするために…を使用しようすること^[3]。
P380	区域くいきより退避たいひさせること^[3]。
P381	漏ろうえいした場合ばあい、着火ちゃっか源げんを除去じょきょすること^[3]。
P390	物的ぶってき被害ひがいを防止ぼうしするためにも流出りゅうしゅつしたものを吸収きゅうしゅうすること（改訂かいてい7版はんで追加ついか）^[3]。
P391	漏出ろうしゅつ物ぶつを回収かいしゅうすること^[3]。
P301+310	飲のみ込こんだ場合ばあい：直ただちに医師いし/…に連絡れんらくすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P301+312	飲のみ込こんだ場合ばあい：気分きぶんが悪わるい時ときは医師いし/…に連絡れんらくすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P301+310+331	飲のみ込こんだ場合ばあい：口くちをすすぐこと。無理むりに吐ぬかせないこと^[3]。
P302+334	皮膚ひふに付着ふちゃくした場合ばあい：冷つめたい水みずに浸ひたすこと【または湿しめった包帯ほうたいで覆おおうこと】（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P302+350	[IV ATPで削除さくじょ]
P302+352	皮膚ひふに付着ふちゃくした場合ばあい：多量たりょうの水みず/…で洗あらうこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで更さらに変更へんこう）^[3]。
P302+335+334	皮膚ひふについた場合ばあい：固着こちゃくしていない粒子りゅうしを皮膚ひふから払はらいのけ、冷つめたい水みずに浸ひたすこと【または湿しめった包帯ほうたいで覆おおうこと】（改訂かいてい7版はんで追加ついか）^[3]。
P301+361+353	皮膚ひふ（または髪かみ）に付着ふちゃくした場合ばあい：直ただちに汚染おせんされた衣類いるいをすべて脱ぬぐこと。皮膚ひふを水みず【またはシャワー】で洗あらうこと [IV ATPによって変更へんこうされたように]（改訂かいてい7版はんで更さらに変更へんこう）^[3]。
P304+312	吸入きゅうにゅうした場合ばあい：気分きぶんが悪わるい時ときは、医師いし/…に連絡れんらくすること^[3] [IV ATPによって変更へんこうされたように]。
P304+340	吸入きゅうにゅうした場合ばあい：空気くうきの新鮮しんせんな場所ばしょに移うつし、呼吸こきゅうしやすい姿勢しせいで休息きゅうそくさせること^[3]。
P304+341	[IV ATPで削除さくじょ]
P305+351+338	眼めに入はいった場合ばあい：水みずで数すう分間ふんかん注意深ちゅういぶかく洗あらうこと。次つぎにコンタクトレンズを着用ちゃくようしていて容易よういに外はずせる場合ばあいは外はずすこと。その後ごも洗浄せんじょうを続つづけること^[3]。
P306+360	衣類いるいにかかった場合ばあい：服ふくを脱ぬぐ前まえに、直ただちに汚染おせんされた衣類いるい及および皮膚ひふを多量たりょうの水みずで洗あらうこと^[3]。
P307+311	[IV ATPで削除さくじょ]
P308+311	ばく露あらわまたはばく露ろの懸念けねんがある場合ばあい：医師いし/…に連絡れんらくすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P308+313	ばく露あらわまたはばく露ろの懸念けねんがある場合ばあい：医師いしの診察しんさつ/手当てあてを受うけること^[3]。
P309+311	[IV ATPで削除さくじょ]
P332+313	皮膚ひふ刺激しげきが生しょうじた場合ばあい：医師いしの診察しんさつ/手当てあてを受うけること^[3]。
P333+313	皮膚ひふ刺激しげきまたは発疹はっしんが生しょうじた場合ばあい：医師いしの診察しんさつ/手当てあてを受うけること^[3]。
P335+334	皮膚ひふの遊離ゆうりした粒子りゅうしを払はらいのけ、冷水れいすいに浸ひたす/濡ぬれた包帯ほうたいに包つつむこと（改訂かいてい7版はんで削除さくじょ）^[3]。
P336+315	凍こおった部分ぶぶんをぬるま湯ゆでとかすこと。受傷じゅしょう部ぶはこすらないこと。直ただちに医師いしの診察しんさつ/手当てあてを受うけること（改訂かいてい7版はんで追加ついか）^[3]。
P337+313	眼めの刺激しげきが続つづく場合ばあい:医師いしの診察しんさつ/手当てあてを受うけること^[3]。
P342+311	呼吸こきゅうに関かんする症状しょうじょうが出でた場合ばあい：医師いし/…に連絡れんらくすること [IV ATPによって変更へんこうされたように]^[3]。
P361+364	汚染おせんされた衣類いるいを直ただちにすべて脱ぬぎ、再さい使用しようする場合ばあいには洗濯せんたくをすること [IV ATPによって追加ついか]^[3]。
P362+364	汚染おせんされた衣類いるいを脱ぬぎ、再さい使用しようする場合ばあいには洗濯せんたくをすること [IV ATPによって追加ついか]^[3]。
P370+376	火災かさいの場合ばあい：安全あんぜんに対処たいしょできるならば漏洩ろうえいを止とめること^[3]。
P370+378	火災かさいの場合ばあい:...を使用しようして、消火しょうかすること^[3]。
P370+380	火災かさいの場合ばあい：消火しょうかするために…を使用しようすること^[3]。
P370+380+375	火災かさいの場合ばあい：区域くいきより退避たいひさせ、爆発ばくはつの危険きけん性せいがあるため、離はなれた距離きょりから消火しょうかすること^[3]。
P370+372+380+373	火災かさいの場合ばあい：爆発ばくはつする危険きけん性せいあり。区域くいきより退避たいひさせること。炎ほのおが爆発ばくはつ物ぶつに届とどいたら消火しょうか活動かつどうをしないこと（改訂かいてい7版はんで追加ついか）^[3]。
P370+380+375【+378】	火災かさいの場合ばあい：区域くいきより退避たいひさせ、爆発ばくはつの危険きけん性せいがあるため、離はなれた距離きょりから消火しょうかすること【消火しょうかするために…を使用しようすること。】（改訂かいてい7版はんで追加ついか）^[3]。
P371+380+375	大だい火災かさいの場合ばあいで大量たいりょうにある場合ばあい：区域くいきより退避たいひさせ、爆発ばくはつの危険きけん性せいがあるため、離はなれた距離きょりから消火しょうかすること^[3]。

保管ほかん上じょうの注意ちゅうい事項じこう

コード	概要がいよう
P401	…にしたがって保管ほかんすること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P402	乾燥かんそうした場所ばしょに保管ほかんすること^[3]。
P403	換気かんきの良よい場所ばしょで保管ほかんすること^[3]。
P404	密閉みっぺい容器ようきに保管ほかんすること^[3]。
P405	施錠せじょうして保管ほかんすること^[3]。
P406	耐たい腐食ふしょく性せい／耐たい腐食ふしょく性せい内張うちばりのある．．．容器ようきに保管ほかんすること^[3]。
P407	積荷つみにまたはパレット間あいだに隙間すきまをあけること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P410	日光にっこうから遮断しゃだんすること^[3]。
P411	．．．℃以下いかの温度おんどで保管ほかんすること^[3]。
P412	50℃以上いじょうの温度おんどに暴露ばくろしないこと^[3]。
P413	．．．kg以上いじょうの大量たいりょう品ひんは、．．．℃以下いかの温度おんどで保管ほかんすること^[3]。
P420	隔離かくりして保管ほかんすること（改訂かいてい7版はんで変更へんこう）^[3]。
P422	内容ないよう物ぶつを．．．中なかで保管ほかんすること（改訂かいてい7版はんで削除さくじょ）^[3]。
P402+404	乾燥かんそうした場所ばしょまたは密閉みっぺい容器ようきに保管ほかんすること^[3]。
P403+233	換気かんきの良よい場所ばしょで保管ほかんすること。容器ようきを密閉みっぺいしておくこと^[3]。
P403+235	換気かんきの良よい場所ばしょで保管ほかんすること。涼すずしいところに置おくこと^[3] 。
P410+403	日光にっこうから遮断しゃだんし、換気かんきの良よい場所ばしょで保管ほかんすること^[3]。
P410+412	日光にっこうから遮断しゃだんし、50℃以上いじょうの温度おんどに暴露ばくろしないこと^[3]。
P411+235	．．．℃以下いかの温度おんどで保管ほかんすること。涼すずしいところに置おくこと（改訂かいてい7版はんで削除さくじょ）^[3]。

廃棄はいき上じょうの注意ちゅうい

コード	概要がいよう
P501	内容ないよう物ぶつ/容器ようきを…に廃棄はいきすること^[3]。
P502	回収かいしゅうまたはリサイクルに関かんする情報じょうほうについて製造せいぞう者しゃまたは供給きょうきゅう者しゃに問とい合あわせること^[3]。
P503	廃棄はいき/回収かいしゅう/リサイクルに関かんする情報じょうほうについて製造せいぞう者しゃ/供給きょうきゅう者しゃ/…に問とい合あわせること^[3]。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ 国際こくさい連合れんごうは、すべての国連こくれん公用こうよう語ご(アラビア語ご、中国ちゅうごく語ご、英語えいご、フランス語ふらんすご、ロシア語ご、スペイン語ご)でGHS予防よぼう報告ほうこくのリストを発表はっぴょうした。それは、対応たいおうする言語げんごにおけるGHS Rev.2の附属ふぞく書しょ3に書かかれている。
^ すべての欧州おうしゅう連合れんごう公用こうよう語ごへの翻訳ほんやくのリストは、公式こうしき英語えいご版ばんの210-324ページのCLP規則きそくへの附属ふぞく書しょIVに書かかれている。

出典しゅってん

^ Part 1, section 1.4.10.5.2, GHS Rev.2
^ Part 1, section 1.4.10.5.2(c)(ii), GHS Rev.2
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^u ^v ^w ^x ^y ^z ^aa ^ab ^ac ^ad ^ae ^af ^ag ^ah ^ai ^aj ^ak ^al ^am ^an ^ao ^ap ^aq ^ar ^as ^at ^au ^av ^aw ^ax ^ay ^az ^ba ^bb ^bc ^bd ^be ^bf ^bg ^bh ^bi ^bj ^bk ^bl ^bm ^bn ^bo ^bp ^bq ^br ^bs ^bt ^bu ^bv ^bw ^bx ^by ^bz ^ca ^cb ^cc ^cd ^ce ^cf ^cg ^ch ^ci ^cj ^ck ^cl ^cm ^cn ^co ^cp ^cq ^cr ^cs ^ct ^cu ^cv ^cw ^cx ^cy ^cz ^da ^db ^dc ^dd ^de ^df ^dg ^dh ^di ^dj ^dk ^dl ^dm ^dn ^do ^dp ^dq ^dr ^ds ^dt ^du ^dv ^dw ^dx ^dy ^dz ^ea ^eb ^ec ^ed ^ee ^ef ^eg ^eh ^ei ^ej ^ek https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei55/pdf/f01-03.pdf
^ CLP: Fourth adaptation to technical progress published Archived 2015-09-29 at the Wayback Machine.

参考さんこう文献ぶんけん

Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals (Second revised ed.), New York and Geneva: United Nations, (2007), ISBN 978-92-1-116957-7, ST/SG/AC.10/30/Rev.2 Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals (Second revised ed.), New York and Geneva: United Nations, (2007), ISBN 978-92-1-116957-7, ST/SG/AC.10/30/Rev.2 Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals (Second revised ed.), New York and Geneva: United Nations, (2007), ISBN 978-92-1-116957-7, ST/SG/AC.10/30/Rev.2
“Regulation (EC) No 1272/2008 of the European Parliament and of the Council of 16 December 2008 on classification, labelling and packaging of substances and mixtures, amending and repealing Directives 67/548/EEC and 1999/45/EC, and amending Regulation (EC) No 1907/2006”, OJCE (L353): 1–1355, (2008-12-31) （「CLP規制きせい」）
23のヨーロッパ言語げんごの化学かがく的てき危険きけん性せいと予防よぼう的てきフレーズ、機械きかい可読かどくおよびバージョン管理かんり済ずみ
厚生こうせい労働省ろうどうしょう　化学かがく品ひんの分類ぶんるいおよび表示ひょうじに関かんする世界せかい調和ちょうわシステム（GHS）改訂かいてい7版はん　仮かり訳やく　附属ふぞく書しょ3　危険きけん有害ゆうがい性せい情報じょうほうのコード、注意ちゅうい書がきのコードと使用しよう法ほう　絵え表示ひょうじのコードおよび注意ちゅうい絵え表示ひょうじの例れい

[1] 国際こくさい連合れんごうは、すべての国連こくれん公用こうよう語ご(アラビア語ご、中国ちゅうごく語ご、英語えいご、フランス語ふらんすご、ロシア語ご、スペイン語ご)でGHS予防よぼう報告ほうこくのリストを発表はっぴょうした。それは、対応たいおうする言語げんごにおけるGHS Rev.2の附属ふぞく書しょ3に書かかれている。

[2] すべての欧州おうしゅう連合れんごう公用こうよう語ごへの翻訳ほんやくのリストは、公式こうしき英語えいご版ばんの210-324ページのCLP規則きそくへの附属ふぞく書しょIVに書かかれている。

[3] Part 1, section 1.4.10.5.2, GHS Rev.2

[4] Part 1, section 1.4.10.5.2(c)(ii), GHS Rev.2

[mhlw-5] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^u ^v ^w ^x ^y ^z ^aa ^ab ^ac ^ad ^ae ^af ^ag ^ah ^ai ^aj ^ak ^al ^am ^an ^ao ^ap ^aq ^ar ^as ^at ^au ^av ^aw ^ax ^ay ^az ^ba ^bb ^bc ^bd ^be ^bf ^bg ^bh ^bi ^bj ^bk ^bl ^bm ^bn ^bo ^bp ^bq ^br ^bs ^bt ^bu ^bv ^bw ^bx ^by ^bz ^ca ^cb ^cc ^cd ^ce ^cf ^cg ^ch ^ci ^cj ^ck ^cl ^cm ^cn ^co ^cp ^cq ^cr ^cs ^ct ^cu ^cv ^cw ^cx ^cy ^cz ^da ^db ^dc ^dd ^de ^df ^dg ^dh ^di ^dj ^dk ^dl ^dm ^dn ^do ^dp ^dq ^dr ^ds ^dt ^du ^dv ^dw ^dx ^dy ^dz ^ea ^eb ^ec ^ed ^ee ^ef ^eg ^eh ^ei ^ej ^ek https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei55/pdf/f01-03.pdf

[6] CLP: Fourth adaptation to technical progress published Archived 2015-09-29 at the Wayback Machine.

[注釈ちゅうしゃく 1]

[注釈ちゅうしゃく 2]

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[3]

[4]