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Softimage - Wikipedia

Softimage(ソフトイマージ)はオートデスクしゃ子会社こがいしゃであるSoftimageしゃによるハイエンド3次元じげんコンピュータグラフィックス制作せいさくようソフトウェアである。

Softimage
開発元かいはつもと オートデスク
最新さいしんばん
2015 SP2 / 2015ねん9がつ28にち (8ねんまえ) (2015-09-28)
対応たいおうOS Windows, Linux
種別しゅべつ 3DCGソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式こうしきサイト Autodesk
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「Softimage」および「SOFTIMAGE」のかたは「ソフティマージュ」「ソフトイマージ」「ソフトイメージ」「ソフトイマージュ」などがある。それぞれの時代じだいにおいて日本にっぽんでの代理だいりてん販売はんばい会社かいしゃ個別こべつめられたかたであり、どれが間違まちがっているということはないが、公式こうしきサイトでのは「ソフトイマージ」となっていた。カナダのSoftimageしゃでは「ソフトイマージュ」とばれていたようである。なお、Softimage本社ほんしゃフランス語ふらんすご公用こうようとするケベックしゅうにあった。SOFTIMAGE|XSIはたんにXSI(エックスエスアイ)とりゃくしてぶことがおおかった。

映画えいがVFXやゲーム制作せいさくなどで使用しようされていた。Softimageを全面ぜんめんてき開発かいはつラインにれていた会社かいしゃカプコンスタジオジブリがある。またゲーム開発かいはつとの相性あいしょう考慮こうりょして設計せっけいされており、Softimageじょうでつけたアニメーションを即座そくざ開発かいはつようゲームとおして表示ひょうじすることが可能かのうであった。

対応たいおうするOSWindows 7 SP1、Windows 8/Windows 8.1、そしてLinuxである。

2008ねんにアビッド・テクノロジーが競合きょうごう3DCGソフトウェアであるMaya3ds MaxつオートデスクしゃへSoftimageしゃ売却ばいきゃく、2009ねん3がつにはAutodesk Softimage改名かいめいしてバージョン7.5がリリースされた。 しかし、インターフェイスにはそのXSIという表記ひょうき散見さんけんされた。

2014ねん4がつ14にちにリリースされたAutodesk Softimage 2015で最終さいしゅうバージョンとなった[1]

  • 1986ねんカナダモントリオールでSoftimageしゃ設立せつりつされる。創立そうりつしゃはアニメーター出身しゅっしんのDaniel Langlois。
  • 1988ねん最初さいしょのバージョンとなる「SOFTIMAGE Creative Environment 1.0」をSIGGRAPHで発表はっぴょうした。
  • 1989ねん、SOFTIMAGE Creative Environment 1.6、1.65を出荷しゅっか
  • 1990ねん、SOFTIMAGE Creative Environment 2.0を出荷しゅっか同社どうしゃ画期的かっきてきなアニメーション作成さくせい方法ほうほうであるインバース・キネマティクスを発表はっぴょう。3Dアニメーション産業さんぎょう中心ちゅうしんてき企業きぎょうへと急速きゅうそく成長せいちょうするきっかけになった。インバース・キネマティクスはのちにSOFTIMAGE Creative Environmentの標準ひょうじゅん機能きのうとして実装じっそうされる。
  • 1991ねん、SOFTIMAGE Creative Environment 2.5を出荷しゅっか。インバース・キネマティクス、剛体ごうたいシミュレーションなどの機能きのう装備そうびしたActorモジュールがあらたにくわわった。
  • 1992ねん、SOFTIMAGE Creative Environment 2.52 外部がいぶデバイスからデータの入力にゅうりょくができるChannels機能きのうやプラグイン開発かいはつができるDKitを装備そうび。ペイント、コンポジット機能きのう搭載とうさいしたSOFTIMAGE|Eddie(開発元かいはつもとは、Animal Logic)をリリースした。
  • 1993ねん、SOFTIMAGE Creative Environment 2.6 Meta-Clay、クラスター機能きのうなどを搭載とうさい。mental rayをあらたなレンダラーとして採用さいよう
  • 1994ねんマイクロソフトがSoftimageしゃを1おく3000まんドル相当そうとう株式かぶしき交換こうかんにより買収ばいしゅうした[2]Windows NTようにSOFTIMAGE Creative Environmentを移植いしょくしたため、てい価格かかくのNTワークステーションでも使つかうことができるようになった。マイクロソフトに買収ばいしゅうされてから製品せいひんめいが「SOFTIMAGE|3D」となった。
  • 1994ねん、Windows NTばんのSOFTIMAGE|3D 3.0を2がつ出荷しゅっか
  • 1998ねん米国べいこくのAvid TechnologyしゃはSoftimageしゃ買収ばいしゅうし、子会社こがいしゃ。SOFTIMAGEシリーズ製品せいひん大幅おおはば値下ねさげした。
  • 1999ねんSIGGRAPHでSOFTIMAGE 3Dの次世代じせだいバージョンのプロトタイプ「Sumatra」を発表はっぴょう
  • 2000ねん、SOFTIMAGE|XSI 1.0出荷しゅっか開始かいし最初さいしょのバージョンはバグがおお不安定ふあんていで、ポリゴンモデリング機能きのうがないなど非常ひじょうきびしい出発しゅっぱつだった。
  • 2000ねん、SOFTIMAGE|XSI 1.5 モデリング機能きのう正式せいしきサポート Subdivision Surface搭載とうさい
  • 2001ねん、SOFTIMAGE|XSI 2.0 コンポジット機能きのう FXtree搭載とうさい Version 2.01でHair/Furサポート
  • 2002ねん、SOFTIMAGE|XSI 3.0 リアルタイムシェーダ搭載とうさいしんクラウドシミュレーション
  • 2003ねん、SOFTIMAGE|XSI 3.5 半年はんとしでのスピードリリース 互換ごかんせい・ワークフローの改善かいぜん
  • 2004ねん、SOFTIMAGE|XSI 4.0 シミュレーション Syflex搭載とうさい(ADV) しんパッケージ"Foundation"発表はっぴょう
  • 2005ねん、SOFTIMAGE|XSI 5.0 64bitばん登場とうじょう ギガポリゴンコアのサポート・Hair/Syflexの機能きのう向上こうじょう・リジッドボディ AGEIA™ physX™統合とうごう
  • 2006ねん、SOFTIMAGE|XSI 6.0 SDKのしん機能きのうとして外部がいぶレンダラのみの容易ようい・DELTAリファレンス搭載とうさい
  • 2007ねん、SOFTIMAGE|XSI 6.5 HDRレンダマップサポート SDK/APIの追加ついか Audio機能きのう強化きょうか
  • 2008ねん、SOFTIMAGE|XSI 7.0 ビジュアルプログラミング環境かんきょう ICE搭載とうさい エフェクト関係かんけい機能きのう向上こうじょう マルチスレッド機能きのう向上こうじょう "Foundation"の開発かいはつ提供ていきょう終了しゅうりょう
  • 2008ねんAvid TechnologyしゃAutodeskしゃへSoftimageしゃすべての事業じぎょう売却ばいきゃくすることで合意ごういにいたる。
  • 2009ねん、Autodesk Softimage 7.5 UV生成せいせい機能きのう強化きょうか Syflexマルチスレッド対応たいおう ライセンス形式けいしき変更へんこう
  • 2009ねん、Autodesk Softimage 2010/2010SP1 ギガポリゴンコアIII FaceRobot SceneDebugger ICE強化きょうか(Visual Performance Monitor/Custom Node) エディタ強化きょうか
  • 2010ねん、Autodesk Softimage 2011 サンドボックス(外部がいぶシェーダやレンダラを自動じどうホスト) ICEキネマティクス FaceRobot強化きょうか自動じどうリップシンク) MR Shader追加ついか
  • 2014ねん、Autodesk、Softimageの開発かいはつ終了しゅうりょう発表はっぴょう
  • 2016ねん、Softimageシリーズのサポート終了しゅうりょう

関連かんれんソフトウェア

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Softimageしゃは3DCG以外いがいのソフトウェアにもSoftimageブランドを使用しようしていた。

脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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