Softimage
Softimage(ソフトイマージ)はオートデスク
オートデスク | |
2015 SP2
/ 2015 | |
Windows, Linux | |
3DCGソフトウェア | |
ライセンス | プロプライエタリ |
Autodesk |
「Softimage」および「SOFTIMAGE」の
2008
2014
歴史
- 1986
年 、カナダのモントリオールでSoftimage社 が設立 される。創立 者 はアニメーター出身 のDaniel Langlois。 - 1988
年 、最初 のバージョンとなる「SOFTIMAGE Creative Environment 1.0」をSIGGRAPHで発表 した。 - 1989
年 、SOFTIMAGE Creative Environment 1.6、1.65を出荷 。 - 1990
年 、SOFTIMAGE Creative Environment 2.0を出荷 。同社 は画期的 なアニメーション作成 方法 であるインバース・キネマティクスを発表 。3Dアニメーション産業 の中心 的 な企業 へと急速 に成長 するきっかけになった。インバース・キネマティクスは後 にSOFTIMAGE Creative Environmentの標準 機能 として実装 される。 - 1991
年 、SOFTIMAGE Creative Environment 2.5を出荷 。インバース・キネマティクス、剛体 シミュレーションなどの機能 を装備 したActorモジュールが新 たに加 わった。 - 1992
年 、SOFTIMAGE Creative Environment 2.52外部 デバイスからデータの入力 ができるChannels機能 やプラグイン開発 ができるDKitを装備 。ペイント、コンポジット機能 を搭載 したSOFTIMAGE|Eddie(開発元 は、Animal Logic)をリリースした。 - 1993
年 、SOFTIMAGE Creative Environment 2.6 Meta-Clay、クラスター機能 などを搭載 。mental rayを新 たなレンダラーとして採用 。 - 1994
年 、マイクロソフトがSoftimage社 を1億 3000万 ドル相当 の株式 交換 により買収 した[2]。Windows NT用 にSOFTIMAGE Creative Environmentを移植 したため、低 価格 のNTワークステーションでも使 うことができるようになった。マイクロソフトに買収 されてから製品 名 が「SOFTIMAGE|3D」となった。 - 1994
年 、Windows NT版 のSOFTIMAGE|3D 3.0を2月 に出荷 。 - 1998
年 、米国 のAvid Technology社 はSoftimage社 を買収 し、子会社 化 。SOFTIMAGEシリーズ製品 を大幅 に値下 げした。 - 1999
年 、SIGGRAPHでSOFTIMAGE 3Dの次世代 バージョンのプロトタイプ「Sumatra」を発表 。 - 2000
年 、SOFTIMAGE|XSI 1.0出荷 開始 。最初 のバージョンはバグが多 く不安定 で、ポリゴンモデリング機能 がないなど非常 に厳 しい出発 だった。 - 2000
年 、SOFTIMAGE|XSI 1.5 モデリング機能 の正式 サポート Subdivision Surface搭載 - 2001
年 、SOFTIMAGE|XSI 2.0 コンポジット機能 FXtree搭載 Version 2.01でHair/Furサポート - 2002
年 、SOFTIMAGE|XSI 3.0 リアルタイムシェーダ搭載 ・新 クラウドシミュレーション - 2003
年 、SOFTIMAGE|XSI 3.5半年 でのスピードリリース互換 性 ・ワークフローの改善 - 2004
年 、SOFTIMAGE|XSI 4.0 シミュレーション Syflex搭載 (ADV)新 パッケージ"Foundation"発表 - 2005
年 、SOFTIMAGE|XSI 5.0 64bit版 登場 ギガポリゴンコアのサポート・Hair/Syflexの機能 向上 ・リジッドボディ AGEIA™ physX™統合 - 2006
年 、SOFTIMAGE|XSI 6.0 SDKの新 機能 として外部 レンダラの組 み込 みの容易 化 ・DELTAリファレンス搭載 - 2007
年 、SOFTIMAGE|XSI 6.5 HDRレンダマップサポート SDK/APIの追加 Audio機能 強化 - 2008
年 、SOFTIMAGE|XSI 7.0 ビジュアルプログラミング環境 ICE搭載 エフェクト関係 の機能 向上 マルチスレッド機能 向上 "Foundation"の開発 ・提供 終了 - 2008
年 、Avid Technology社 がAutodesk社 へSoftimage社 の全 ての事業 を売却 することで合意 にいたる。 - 2009
年 、Autodesk Softimage 7.5 UV生成 機能 強化 Syflexマルチスレッド対応 ライセンス形式 変更 - 2009
年 、Autodesk Softimage 2010/2010SP1 ギガポリゴンコアIII FaceRobot SceneDebugger ICE強化 (Visual Performance Monitor/Custom Node) エディタ強化 - 2010
年 、Autodesk Softimage 2011 サンドボックス(外部 シェーダやレンダラを自動 ホスト) ICEキネマティクス FaceRobot強化 (自動 リップシンク) MR Shader追加 - 2014
年 、Autodesk、Softimageの開発 終了 を発表 。 - 2016
年 、Softimageシリーズのサポート終了 。
関連 ソフトウェア
Softimage
- Softimage DS (
後 のAvid DS) - VFXに対応 する動画 編集 ソフトウェア。現在 は開発 終了 している。 - Softimage Marquee - タイトルツール。
後 にAvid Media Composerへと統合 されAvid Marquee Title Toolとなった。 - Softimage Toonz (
後 のToonz) - 2Dアニメーションソフトウェア。現在 はドワンゴに買収 され、OpenToonzとしてオープンソース化 されている。
脚注
- ^ AREA | Autodesk Softimage New Features
- ^ “An Acquisition By Microsoft” (
英語 ). The New York Times. (1994年 2月 14日 )