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Virtual Storage Access Method - Wikipedia

Virtual Storage Access Method

VSAMから転送てんそう

Virtual Storage Access Method ( VSAM、ぶいさむ、仮想かそう記憶きおくアクセス方式ほうしき) は、オペレーティングシステム OS/VS2はじめて使つかわれ、のちMVS 、z/OSで使つかわれつづけている IBM提案ていあんしたディスクファイルストレージ方式ほうしき (ファイル編成へんせいほう) である。

VSAMは当初とうしょからトランザクショナルファイルとしてメインフレームのデフォルトの Resource Manager(RM)を構成こうせいしていた。IBMメインフレームでは Transaction Manager(TM)さえ付加ふかすれば VSAM でトランザクション処理しょり可能かのうだった。そのためにz/OSは非常ひじょう高価こうかなライセンスりょうだった。IBMは2002ねんにz/OSのてい価格かかくばんz/OS.eをリリースするにたって、わざわざUNIXけいOSとおなじように、TMとしてCICS、IMSを RMとして直接ちょくせつにVSAMを利用りようできない仕様しようつくった。

VSAM は、つぎアクセス方式ほうしきふくむ:

VSAM のレコードには、固定こていちょう可変長かへんちょうふくむことができる。レコードは、コントロール・インターバル ( CI ) とばれる固定こていちょうのブロックに編成へんせいされ、コントロール・インターバルはコントロール・エリア ( CA ) とぶよりおおきな区切くぎりに格納かくのうされる。コントロール・インターバル ( CI ) のサイズは、たとえば 4K, 4096 などとバイトはかられ、コントロール・エリア ( CA ) のサイズはトラックすうやシリンダーすうといったディスク ( DASD ) の容量ようりょう単位たんいはかられる。

VSAM データセット削除さくじょ定義ていぎ ( delete and define, DELDEF ) には、IDCAMS というプログラム使つかわれる(IBM メインフレーム ユーティリティプログラム参照さんしょう)。(ユーザが作成さくせいした)アプリケーションプログラムからのアクセスは、JCL の DDぶん指定していするか、あるいは CICS ( Customer Information Control Systems ) のオンライン・リージョンなどをとおしておこなう。

IMS/DB と(IBMのメインフレームあつかう)DB2のDB はどちらも VSAM のうえ実装じっそうされ、そのデータ構造こうぞうもちいる。

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