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'''感想戦'''(かんそうせん)とは、[[囲碁]]、[[将棋]]、[[チェス]]などのゲームにおいて、対局後に開始から終局までを再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。 |
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'''感想戦'''(かんそうせん)とは、[[囲碁]]、[[将棋]]、[[チェス]]、[[麻雀]]などのゲームにおいて、対局後に開始から終局までを再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。 |
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感想戦は双方の対局者の間で行われるが、対局者以外の観戦者も参加することが多い。対局の再現が必要となるため、[[棋譜]]を記録するか、記憶しておく必要がある。プロの囲碁・将棋の[[棋士]]は、その対局の棋譜をすべて記憶している。 |
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感想戦は双方の対局者の間で行われるが、対局者以外の観戦者も参加することが多い。対局の再現が必要となるため、[[棋譜]]を記録するか、記憶しておく必要がある。プロの囲碁・将棋の[[棋士]]は、その対局の棋譜をすべて記憶している。 |
2007年4月29日 (日) 02:40時点における版
感想戦(かんそうせん)とは、囲碁、将棋、チェス、麻雀などのゲームにおいて、対局後に開始から終局までを再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。
感想戦は双方の対局者の間で行われるが、対局者以外の観戦者も参加することが多い。対局の再現が必要となるため、棋譜を記録するか、記憶しておく必要がある。プロの囲碁・将棋の棋士は、その対局の棋譜をすべて記憶している。
囲碁・将棋においては、プロの公式戦では感想戦はほとんどの場合に行われ、アマチュアでも高段者、上級者の対局では感想戦が行われることが多い。また、感想戦を行うことによって、一局を客観的に見直すことができ、棋力の向上につながる。
チェスでは感想戦のことを post mortem という。これはラテン語で「死後」を意味し、チェックメイトでキングが「死んだ」あとに感想戦が行われることを比喩的に述べている。
関連項目