「お見立みたて」の版はん間あいだの差分さぶん

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2023年ねん6月がつ9日にち (金)きん 13:22時点じてんにおける版はん

お見立みたてて（おみたて）は古典こてん落語らくごの演目えんもく。別べつ題だいに墓はか違ちがい（はかちがい）^[1]。上方かみがた落語らくごでは手向たむけ茶屋ちゃや（たむけぢゃや）の題だいで演えんじられる。

概要がいよう

吉原よしはら遊廓ゆうかくを舞台ぶたいにした、いわゆる「廓くるわ噺ばなし（くるわばなし）」のひとつ。原はら話ばなしは、1808年ねん（文化ぶんか5年ねん）に出版しゅっぱんされた笑話しょうわ本ほん『噺はなしの百ひゃく千鳥ちどり』の一いち編へん「手てくだの裏うら」。主おもな演者えんじゃに6代目だいめ春風しゅんぷう亭てい柳橋やなぎばし、3代目だいめ古今ここん亭てい志しん朝ちょう、桂歌丸かつらうたまる、古今ここん亭てい志こころざしん輔らが知しられる。

終盤しゅうばんに登場とうじょうする墓碑銘ぼひめいに書かかれた戒名かいみょうは演者えんじゃによって異ことなり、一般いっぱんにはふざけたダジャレが多おおい。

あらすじ

基本きほん的てきに演者えんじゃはまず、かつての吉原よしはら遊廓ゆうかくにおける「張はり見世みせ」の説明せつめいを行おこなう。これは遊女ゆうじょたちが、妓ぎ楼ろうの大おおきな格子こうし窓まどから、通とおりに向むかって姿すがたを見みせて客きゃくを呼よぶものであり、男性だんせい店員てんいんである妓夫ぎふ（俗ぞくに牛ぎゅう太郎たろう）が「よろしいのをお見立みたてて願ねがいます」と口上こうじょうを言いいながら通行人つうこうにんに声こえをかけ、客引きゃくひきを行おこなうのが一般いっぱん的てきであった。

ある富農ふのうで田舎いなか者しゃの客きゃく・杢もく兵衛ひょうえ（もくべえ）が、花魁おいらんの喜瀬きせ川がわに惚ほれ込こみ、通かよい詰つめるようになっていたが、彼女かのじょはその客きゃくが嫌きらいであり、次つぎ来きたら病気びょうきだといって断ことわるように店みせの妓夫ぎふ・喜助きすけに命めいじる。その杢もく兵衛ひょうえが来きたので喜助きすけは言いわれた通とおりにするが、彼かれはそれなら見舞みまいをしたいとい出いだす。困こまって喜瀬きせ川がわに相談そうだんしに行いくと、それなら亡なくなったことにしなさいと言いわれ、その通とおりにすると、今度こんどは墓参はかまいりがしたいとい出いだす。再ふたたび相談そうだんされた喜瀬きせ川がわは、適当てきとうな墓はかを自分じぶんの墓はかに見みせかけて済すましなさいと命めいじる。

喜助きすけは杢もく兵衛ひょうえを案内あんないして適当てきとうな寺てらに連つれていく。墓石はかいしに彫ほられた墓碑銘ぼひめいを誤魔化ごまかすため、大量たいりょうの仏ふつ花はなと線香せんこうを寺てら番ばんから買かい、適当てきとうな墓はかをここが喜瀬きせ川がわの墓はかですといってさっさと終おわらせようとする。しかし、うっかり墓碑銘ぼひめいを読よまれてしまい、喜瀬きせ川がわの墓はかではないと気きづかれてしまう。間違まちがえましたと別べつの墓はかに案内あんないするが、もはや杢もく兵衛ひょうえも最初さいしょから墓碑銘ぼひめいを確認かくにんするようになっており、騙だまされることはない。次々つぎつぎと違ちがう墓はかに案内あんないされて、業ごうを煮にやした杢もく兵衛ひょうえは「いったい本物ほんものの墓はかはどれだ」と問とい詰つめると、喜助きすけは言いう。

「よろしいのをお見立みたてて願ねがいます」

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ 東大とうだい落語らくご会かい 1969, p. 107, 『お見立みたて』.

参考さんこう文献ぶんけん

東大とうだい落語らくご会かい (1969), 落語らくご事典じてん増補ぞうほ (改訂かいてい版ばん（1994） ed.), 青蛙あおがえる房ぼう, ISBN 4-7905-0576-6

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-'''お見立みたて'''（おみたて）は[[古典こてん落語らくご]]の演目えんもくの一ひとつ。主おもに東京とうきょうで演えんじられる。別べつ題だいは'''墓はか違ちがい'''（はかちがい）。上方かみがたにおいても'''手向たむけ茶屋ちゃや'''（たむけぢゃや）の題だいで演えんじられる。
+'''お見立みたて'''（おみたて）は[[古典こてん落語らくご]]の演目えんもく。別べつ題だいに'''墓はか違ちがい'''（はかちがい）{{sfn|東大とうだい落語らくご会かい|1969|p=107|loc=『お見立みたて』}}。[[上方かみがた落語らくご]]では'''手向たむけ茶屋ちゃや'''（たむけぢゃや）の題だいで演えんじられる。
 == 概要がいよう ==
 [[吉原よしはら遊廓ゆうかく]]を舞台ぶたいにした、いわゆる「廓くるわ噺ばなし（くるわばなし）」のひとつ。原はら話ばなしは、[[1808年ねん]]（[[文化ぶんか (元号げんごう)|文化ぶんか]]5年ねん）に出版しゅっぱんされた[[笑話しょうわ集しゅう|笑話しょうわ本ほん]]『噺はなしの百ひゃく千鳥ちどり』の一いち編へん「手てくだの裏うら」。主おもな演者えんじゃに[[春風しゅんぷう亭てい柳橋やなぎばし (6代目だいめ)|6代目だいめ春風しゅんぷう亭てい柳橋やなぎばし]]、[[古今ここん亭てい志しん朝ちょう|3代目だいめ古今ここん亭てい志しん朝ちょう]]、[[桂かつら歌丸うたまる]]、[[古今ここん亭てい志こころざしん輔]]らが知しられる。
+終盤しゅうばんに登場とうじょうする墓碑銘ぼひめいに書かかれた戒名かいみょうは演者えんじゃによって異ことなり、一般いっぱんにはふざけたダジャレが多おおい。
-登場とうじょう人物じんぶつの[[遊女ゆうじょ]]・喜瀬きせ川がわ[[花魁おいらん]]の名なは『[[三さん枚まい起請きしょう]]』『[[五ご人にん廻まわし]]』などにも登場とうじょうする。
 == あらすじ ==
-演者えんじゃはまず、かつての吉原よしはら遊廓ゆうかくにおける、遊女ゆうじょたちが妓ぎ楼ろうの大おおきな格子こうし窓まどから、通とおりに向むかって姿すがたを見みせて客きゃくを呼よぶ「張はり見世みせ」と呼よばれたシステムについて説明せつめいする。夕方ゆうがたの午後ごご6時じごろから、午後ごご10時じ過すぎの「お引ひけ」（楼ろう内ないの座敷ざしきでの食事しょくじオーダーの終了しゅうりょう）時じの「引ひけ四よんツ」の[[拍子木ひょうしぎ]]の合図あいずまで、男性だんせい店員てんいんの妓夫ぎふ（ぎゆう。俗ぞくに牛ぎゅう太郎たろうと呼よぶ）が、「よろしいのをお見立みたてて願ねがいます」と口上こうじょうを言いいながら通行人つうこうにんに遊女ゆうじょを品定しなさだめさせ、客きゃくを引いていたという。
+基本きほん的てきに演者えんじゃはまず、かつての吉原よしはら遊廓ゆうかくにおける「張はり見世みせ」の説明せつめいを行おこなう。これは遊女ゆうじょたちが、妓ぎ楼ろうの大おおきな格子こうし窓まどから、通とおりに向むかって姿すがたを見みせて客きゃくを呼よぶものであり、男性だんせい店員てんいんである妓夫ぎふ（俗ぞくに牛ぎゅう太郎たろう）が「よろしいのをお見立みたてて願ねがいます」と口上こうじょうを言いいながら通行人つうこうにんに声こえをかけ、客引きゃくひききを行くだりうのが一般いっぱん的てきであった。
-[[流山ながれやま町まち|流山ながれやま]]（[[野田のだ町まち (千葉ちば県けん)|野田のだ]]とも）の富農ふのう・杢もく兵衛ひょうえ（もくべえ）は喜瀬きせ川がわ花魁おいらんに惚ほれぬき、しばしば妓ぎ楼ろうに通かよい詰つめていたが、喜瀬きせ川がわは次第しだいに嫌気いやけがさし、杢もく兵衛ひょうえがやって来きたある夜よる、妓夫ぎふの喜助きすけに「病気びょうきで入院にゅういんしたので会あえない」と伝つたえるよう頼たのみ、喜助きすけはそうするが、杢もく兵衛ひょうえが「病気びょうきなら、見舞みまいに行いってやんべえ」と食しょくい下したがって帰かえろうとしない。花魁おいらん部屋へやでその旨むねを伝つたえる喜助きすけに、喜瀬きせ川がわは「『杢もく兵衛ひょうえお大尽だいじんに恋焦こいこがれて、わずらって死しんだ』と言いっておしまい（＝言いいなさい）よ」と命めいじる。
+ある富農ふのうで田舎いなか者しゃの客きゃく・杢もく兵衛ひょうえ（もくべえ）が、花魁おいらんの喜瀬きせ川がわに惚ほれ込こみ、通かよい詰づめるようになっていたが、彼女かのじょはその客きゃくが嫌きらいであり、次つぎ来きたら病気びょうきだといって断だんるように店みせの妓夫ぎふ・喜助きすけに命めいじる。その杢もく兵衛ひょうえが来きたので喜助きすけは言いわれた通とおりにするが、彼かれはそれなら見舞みまいをしたいと言げんい出だす。困こまって喜瀬きせ川がわに相談そうだんしに行いくと、それなら亡なくなったことにしなさいと言いわれ、その通とおりにすると、今度こんどは墓参はかまいりがしたいとい出いだす。再ふたたび相談そうだんされた喜瀬きせ川がわは、適当てきとうな墓はかを自分じぶんの墓はかに見みせかけて済すましなさいと命めいじる。
+喜助きすけは杢もく兵衛ひょうえを案内あんないして適当てきとうな寺てらに連つれていく。墓石はかいしに彫ほられた墓碑銘ぼひめいを誤魔化ごまかすため、大量たいりょうの仏ふつ花はなと線香せんこうを寺てら番ばんから買かい、適当てきとうな墓はかをここが喜瀬きせ川がわの墓はかですといってさっさと終おわらせようとする。しかし、うっかり墓碑銘ぼひめいを読よまれてしまい、喜瀬きせ川がわの墓はかではないと気きづかれてしまう。間違まちがえましたと別べつの墓はかに案内あんないするが、もはや杢もく兵衛ひょうえも最初さいしょから墓碑銘ぼひめいを確認かくにんするようになっており、騙だまされることはない。次々つぎつぎと違ちがう墓はかに案内あんないされて、業ごうを煮にやした杢もく兵衛ひょうえは「いったい本物ほんものの墓はかはどれだ」と問とい詰つめると、喜助きすけは言いう。
-喜助きすけは杢もく兵衛ひょうえに「さっきのは旦那だんなを傷きずつけないための嘘うそで、実じつは花魁おいらんは、先月せんげつのこの日ひに亡なくなったのです。『わちきはこのまま死しんでもいいが、杢もく兵衛ひょうえお大尽だいじんに、ひと目め会あいたいよ』と言いって……」と言いいつつ、湯飲ゆのみの茶ちゃを目尻めじりに付つけて泣なくふりをする。杢もく兵衛ひょうえが「これから墓参はかまいりにいくべ。寺てらはどこだ?」と尋たずねるので、困こまった喜助きすけはとっさに「[[山谷さんや (東京とうきょう都と)|山谷さんや]]です」と答こたえてしまう（吉原よしわらから山谷さんやは歩あるいて行いけるほどの近距離きんきょりである）。喜助きすけは花魁おいらん部屋へやに取とって返かえし、喜瀬きせ川がわに相談そうだんする。「どこでもいいから、山谷さんやの寺てらに杢もく兵衛ひょうえを案内あんないして、どの墓はかでもいいから『喜瀬きせ川がわ花魁おいらんの墓はかでございます』って言いえばいい。うまくいったらお小遣こづかいをあげる」
+「よろしいのをお見立みたてて願ねがいます」
-ふたりが山谷さんやへ向むかう道中どうちゅう、杢もく兵衛ひょうえは喜助きすけに「喜瀬きせ川がわの[[宗派しゅうは|宗旨しゅうし]]は何なにだね」とたずねる。喜助きすけはしどろもどろになり「ええその、あっ、[[禅宗ぜんしゅう#日本にっぽんにおける禅宗ぜんしゅうの歴史れきし|ゼンデラ]]宗むねです」と適当てきとうに答こたえる。杢もく兵衛ひょうえは「[[禅宗ぜんしゅう]]か。じゃあ、この寺てらだな」と、一帯いったいで唯一ゆいいつの禅ぜん寺てらの墓地ぼちに入はいる。
-喜助きすけは寺てら番ばんの老婆ろうばから大量たいりょうの[[仏ふつ花はな]]と[[線香せんこう]]を買かう。「お線香せんこうは、なるたけ（＝なるべく）煙けむりの出でるものを……」花はなと線香せんこうの煙けむりで、墓石はかいしに刻きざまれた名なを隠かくしてごまかす算段さんだんであった。喜助きすけはたくさん並ならんだ墓はかのひとつを適当てきとうにひとつ選えらんで杢もく兵衛ひょうえを案内あんないし、花はなを山積やまづみになるように供そなえ、束たばのままの線香せんこうに火ひをつけて、杢もく兵衛ひょうえに参まいるよう促うながす。杢もく兵衛ひょうえは案内あんないされるまま、その墓はかに向むかって、のろけたり泣ないたりしながら手てを合あわせて読経どきょうする。線香せんこうの煙けむりにむせ、思おもわず[[扇子せんす]]で煙けむりを払はらうと、墓石はかいしの[[戒名かいみょう]]は「養やしなえ空そら食傷しょくしょう信士しんじ（ようくう しょくしょう しんじ。「良いう食くう＝[[食中毒しょくちゅうどく|食傷しょくしょう]]」という地口じぐち）」で、没年ぼつねんは「[[天保てんぽう]]三さん年ねん」となっている。「『信士しんじ』とは男おとこの戒名かいみょうだ。天保てんぽう3年ねんといえば大昔おおむかし、[[鼠ねずみ小僧こぞう]]の死しんだ年としでねぇか! バカ野郎やろう、墓はかを間違まちがえやがって」「へぇ、あいすみません、こちらでございます」「[[南無阿弥陀仏なむあみだぶつ]]、南無阿弥陀仏なむあみだぶつ……『天てん垂たれ童子どうじ、[[安政あんせい]]二に年ねん卯う年ねん』。これは子供こどもの墓はかじゃねえだか!」「失礼しつれいしました、こちらです」「『故こ [[陸軍りくぐん]][[上等じょうとう兵へい]]某ぼう』。いってえ（＝一体いったい）本当ほんとうの墓はかはどれだ!?」
-「へえ、ズラリとたくさんございます。よろしいのをひとつ、お見立みたてて願ねがいます」
-== バリエーション ==
-* 冒頭ぼうとうで「張はり見世みせ」の説明せつめいを行おこなわずに、ふたりが寺てらへ向むかう道中どうちゅうのシーンで、喜助きすけが「いい花魁おいらんは他ほかにもいっぱいいますよ。いつでも旦那だんなにお見立みたてていたします」と言いい、杢もく兵衛ひょうえが「今いまはそんなことを考かんがえられない」と言いって叱しかる、というセリフを挿入そうにゅうする、という演えんじ方かたがある。
-* 墓石はかいしに書かかれた戒名かいみょうは、演者えんじゃによって細こまかく異ことなる。
-== エピソード ==
-* 茶ちゃを使つかって、涙なみだを流ながしているように見みせるシーンは『[[堤つつみ中納言ちゅうなごん物語ものがたり]]』の一いち編へん「はいずみ」に原げん話はなしがみられる。同様どうようのシーンがある落語らくごに『[[お茶ちゃ汲くみ]]』『[[加賀かがの千代ちよ]]』などがある。
-* [[1940年ねん]]（昭和しょうわ15年ねん）[[9月がつ20日はつか]]、[[警視庁けいしちょう]]は内容ないようが卑俗ひぞく的てきで低級ていきゅうであるとして、お見立みたてを含ふくむ53演目えんもくを上演じょうえん禁止きんし（[[禁きん演えんじ落語らくご]]）とした<ref>低俗ていぞくと五ご十じゅう三さん演題えんだいの上演じょうえん禁止きんし『東京日日新聞とうきょうにちにちしんぶん』（昭和しょうわ15年ねん9月がつ21日にち）『昭和しょうわニュース事典じてん第だい7巻かん 昭和しょうわ14年ねん-昭和しょうわ16年ねん』本編ほんぺんp773 昭和しょうわニュース事典じてん編纂へんさん委員いいん会かい 毎日まいにちコミュニケーションズ刊かん 1994年ねん</ref>。
 == 脚注きゃくちゅう ==
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 == 関連かんれん項目こうもく ==
 * [[幕末ばくまつ太陽たいよう傳でん]] - 落語らくごを題材だいざいにした映画えいが（[[川島かわしま雄三ゆうぞう]]監督かんとく）。[[市村いちむら俊幸としゆき]]が杢もく兵衛ひょうえを演えんじた。
+* [[禁きん演えんじ落語らくご]]
-== 脚注きゃくちゅう ==
-<references/>
 {{落語らくごの演目えんもく (舞台ぶたい別べつ)}}

表ひょう話はなし編へん歴れき落語らくごの演目えんもく（場面ばめん別べつ）
長屋ながや噺ばなし	厩うまや火事かじ小言こごと幸さいわい兵衛ひょうえ子こほめ三さん軒けん長屋ながや粗忽そこつ長屋ながや宿替やどがえ（粗忽そこつの釘くぎ）たらちね天災てんさい貧乏びんぼう花見はなみ（長屋ながやの花見はなみ）花見はなみの仇かたき討うち不動ふどう坊ぼうへっつい幽霊ゆうれいまんじゅうこわい薬缶やかん寄合よりあい酒さけらくだ
廓くるわ噺ばなし	明烏あけがらす居残いのこり佐平次さへいじお直なおしお見立みたてて紺屋こんや高尾たかお五ご人にん廻まわし三枚さんまい起請きしょう品川しながわ心中しんちゅうの付つき馬ば文ぶん違ちがいみいら取どり
お店みせ噺ばなし	御神酒おみき徳利とっくり笠かさ碁ご口くち入いれ屋や松竹梅しょうちくばい崇徳院すとくいん千両せんりょう蜜柑みかん高砂たかさごや寝床ねどこ百ひゃく年ねん目め味噌みそ蔵ぞう百川ももかわ
旅たび噺ばなし	大山おおやま詣まいりこんにゃく問答もんどう三さん十じゅう石せき三さん人にん旅たび伊勢いせ参宮さんぐう神乃じんの賑にぎわい（東ひがしの旅たび）富士ふじ詣まいり二人ふたり旅たび万金まんきん丹に宿屋やどやの仇かたき討うち宿屋やどやの富とみ
音曲おんぎょく・芝居しばい噺ばなし	お血脈けちみゃく掛かけ取ど万まん歳さい替かわり目め七なな段だん目め四よん段だん目め中村なかむら仲蔵なかぞう淀よどみ五ご郎ろう
カテゴリ:落語らくごの演目えんもく