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10月6日県(じゅうがつむいかけん、英語: 6th of October Governorate、アラビア語: محافظة السادس من أكتوبر)は、2008年から2011年まで存在したエジプトの県。エジプト北西部に位置していた。県庁所在地は10月6日市におかれていた。
存置期間が短かく、国勢調査が行われなかったため正確な統計は存在しないが、2010年の推計では278万人、面積は約12,800km2と推定されている[1]。
区域の細分化が行われるまではギーザ県(ギザ県とも)に属し、2008年4月17日に分離・創立された。しかし、2011年エジプト革命後の同年4月12日にギーザ県に再編入された[2]。東には首都カイロがあるカイロ県と接し、南にはファイユーム県があり、西にはマトルーフ県・ブハイラ県と接していた。
人口の大半はアラブ人であり、イスラーム教徒である。
10月6日は第四次中東戦争開戦日であり、なおかつサダト大統領が暗殺された命日である。
- ^ Citypopulation.de/Egypt 2012年3月11日のアーカイブ
- ^ “Egypt's PM centralises Helwan and 6 October governorates”. Ahramonline. (2011年4月14日). http://english.ahram.org.eg/News/10037.aspx 2012年7月4日閲覧。
座標: 北緯29度56分17秒 東経30度54分50秒 / 北緯29.93806度 東経30.91389度 / 29.93806; 30.91389