チンターマニー・ラーオ

C. N. R. Rao チンターマニー・ラーオ
2004年ねん12月
生誕せいたん	(1934-06-30) 1934年ねん6月30日にち（90歳さい） イギリス領りょうインド帝国ていこく、マイソール王国おうこく、バンガロール
国籍こくせき	インド
研究けんきゅう分野ぶんや	材料ざいりょう科学かがく、固体こたい化学かがく
研究けんきゅう機関きかん	インド宇宙うちゅう研究けんきゅう機関きかん、インド理科りか大学院だいがくいん、オックスフォおっくすふぉード大学どだいがく、ケンブリッジ大学けんぶりっじだいがく、UCサンタバーバラ等ひとし
出身しゅっしん校こう	パデュー大学だいがく（PhD）
プロジェクト:人物じんぶつ伝でん

チンターマニー・ナーゲーシャ・ラーマチャンドラ・ラーオ FNA, FASc, FRS, FTWAS, HonFRSC, MAE, HonFInstP（Chintamani Nagesa Ramachandra (CNR) Rao, चिंतामणी नागेश रामचंद्र राव, 1934年ねん6月30日にち - ）は、インドの化学かがく者しゃ。

経歴けいれき

バンガロール生うまれ。1951年ねんマイソール大学だいがくを卒業そつぎょうし、バナーラス・ヒンドゥー大学だいがくを経へて、1958年ねんパデュー大学だいがくで学位がくいを得えた。1984年ねんから1994年ねんの間あいだインド科学かがく研究所けんきゅうじょ（Indian Institute of Science ）の所長しょちょう、パデュー大学だいがく、オックスフォおっくすふぉード大学どだいがく、ケンブリッジ大学けんぶりっじだいがく、ラトローブ大学だいがく（オーストラリア）などの客員きゃくいん教授きょうじゅを務つとめ、インド政府せいふの科学かがく諮問しもん会議かいぎの議長ぎちょうも務つとめた。1982年ねん王立おうりつ協会きょうかいフェロー選出せんしゅつ。

材料ざいりょう科学かがく、固体こたい化学かがくの権威けんいで、遷移せんい金属きんぞく酸化さんか物ぶつの分野ぶんやで功績こうせきがあった。La₂CuO₄のような層状そうじょう（二に次元じげん）構造こうぞうの酸化さんか物ぶつの合成ごうせいに最初さいしょに成功せいこうした化学かがく者しゃのひとりである。金属きんぞく・絶縁ぜつえん体たい転位てんいの制御せいぎょの分野ぶんやや、超ちょう巨きょ大だい磁気じき抵抗ていこう (Colossal Magneto-resistance: CMR)や、高温こうおん超ちょう伝導でんどうの分野ぶんやに貢献こうけんした。

受賞じゅしょう･叙勲じょくん等とう

• 2000年ねん ヒューズ・メダル（王立おうりつ協会きょうかい）、センテナリー賞しょう（王立おうりつ化か学会がっかい）
• 2004年ねん インド科学かがく賞しょう（India Science Award）
• 2005年ねん ダン・デイヴィッド賞しょう、化学かがくパイオニア賞しょう
• 2008年ねん 日経にっけいアジア賞しょう科学かがく技術ぎじゅつ部門ぶもん
• 2009年ねん ロイヤル・メダル（王立おうりつ協会きょうかい）
• 2010年ねん アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・ホフマン・メダル
• 2014年ねん バーラト・ラトナ賞しょう
• 2017年ねん フォン・ヒッペル賞しょう

また2005年ねんにはフランス政府せいふからレジオンドヌール勲章くんしょう（Chevalier de la Legion d'Honneur）を贈おくられた。