きたやまようこ

きたやま ようこ （北山きたやま 葉子ようこ、1949年ねん5月15日にち - ）は、東京とうきょう都と出身しゅっしんの絵本えほん作家さっか、翻訳ほんやく家かである。イヌを題材だいざいにした絵本えほんを多数たすう著しるし、世代せだいを越こえた人気にんきがある。

文化ぶんか学院がくいん芸術げいじゅつ科か卒そつ。1975年ねん、創作そうさく絵本えほん『ただいまー』『いただきまーす』『またあしたね』でデビュー。それ以降いこう、多おおくの絵本えほん、紙芝居かみしばい、翻訳ほんやく等とうを手掛てがける。衝動しょうどう買かいしたシベリアン・ハスキーを育そだてるため、1年間ねんかん「犬いぬ育そだて休業きゅうぎょう」と称しょうして作家さっか活動かつどうを休やすんだほどの犬いぬ好すきである。その経験けいけんを活いかし、飼かい犬いぬを主人公しゅじんこうにして家族かぞく、散歩さんぽ中ちゅうに出会であう人ひと／犬いぬ／猫ねこらとの交流こうりゅうを描えがいた『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズを刊行かんこう。同どうシリーズで1989年ねんに講談社こうだんしゃ出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう絵本えほん賞しょうを受賞じゅしょうした。更さらに1993年ねんに『りっぱな犬いぬになる方法ほうほう』と『じんぺいの絵日記えにっき』で路傍ろぼうの石いし幼よう少年しょうねん文学ぶんがく賞しょう、2009年ねんに『いぬうえくんがわすれたこと』で産経さんけい児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう産経新聞さんけいしんぶん社しゃ賞しょうを受賞じゅしょうした。

『犬いぬがおしえてくれた本ほん』シリーズ（『イヌとイスの見分みわけ方かた』（1994年ねん）、『なかよし取扱とりあつかい説明せつめい書しょ（犬いぬ式しき）』（1995年ねん））には大人おとなのファンも多おおい。ケータイ絵本えほんも配信はいしんしており、人気にんきの犬いぬのキャラクターなどが登場とうじょうする。

『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズでは、犬いぬが自分じぶんを「おれ」、飼かい主ぬしの少年しょうねんゆうたを「おまえ」と呼よぶ。この表現ひょうげんについて、「乱暴らんぼうな言葉ことば遣づかいを訂正ていせいせよ」と出版しゅっぱん社しゃからクレームがついたが、アンケート結果けっか等とうに支ささえられて当初とうしょの形かたちのまま刊行かんこうすることができた。

代表だいひょう作さく

• 『おにのこあかたろうのほん』シリーズ
• 『ヒッポちゃんのおとなりさん』シリーズ
• 『ぼくのポチブルてき生活せいかつ』シリーズ
• 『いぬうえくんとくまざわくん』シリーズ
• 『こぶたのあかちゃん』シリーズ
• 『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズ
• 『わかもとの知恵ちえ』（著ちょ：筒井つつい康隆やすたか　発行はっこう：金かねの星ほし社しゃ）
• 『犬いぬがおしえてくれた本ほん』シリーズ
• 『きゅっきゅっえほん』シリーズ

外部がいぶリンク

• 絵本えほん作家さっか　きたやまようこオフィシャルサイト