すけべえ
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すけべえ(
概説
[備考
[戦国 武将 の花房 職 秀 の通称 ・助兵衛 は「すけのひょうえ」と読 まれている。黒田 孝高 (官兵衛 )、竹中 重治 (半兵衛 )、後藤 基次 (又兵衛 )など著名 な「兵衛 」が付 く名 を持 つ人物 が全 て「べえ」と呼 ばれていることを考 えると、花房 の例 は不自然 ではある。何 らかの配慮 があり、彼 の場合 は、特別 にこうなったと思 われる。静岡 県 にはかつて、駿東 郡 原町 (現 ・沼津 市 )に、「助兵衛 新田 」(すけべえしんでん)という大字 があった。当地 で新田 開発 を行 った鈴木 助兵衛 という人物 にちなんで付 けられたが、明治 41年 (1908年 )に風紀 上 好 ましくないことと、その当時 この辺 りでは桃 をよく作 っていたため「桃里 」と改称 された[2]。兵庫 県 にもかつて、武庫 郡 瓦 木村 (現 ・西宮 市 )に「助兵衛 新田 」(すけべえしんでん)という大字 があった。寛永 14年 (1638年 )、子 に庄屋 を譲 った下 大市 村 (のち甲 東村 、現 ・西宮 市 )の庄屋 の助兵衛 が、上瓦 林村 内 の荒 れ地 を開拓 したことにに因 んで付 けられた。大正 6年 (1917年 )に「上新田 」に改称 。現在 の同市 堤 町 、上之 町 、荒木 町 、樋ノ口 町 に相当 する地域 である[3]。- オランダの
観光 地 であるスヘフェニンゲンは、しばしば「すけべにんげん」なる珍 地名 とされることがある。
関連 種目
[脚注
[注釈
[出典
[- ^
暮 らしのことば語源 辞典 p.357 - ^ “
桃里 改称 記念 碑 (ももざとかいしょうきねんひ)”.沼津 市 2019年 7月 23日 . 2020年 7月 27日 閲覧 。 - ^
角川 日本 地名 大 辞典 兵庫 県 p.429、p.819