りんの玉たま

りんの玉たま。中国ちゅうごく語ごで陰かげ道どう球だま。中国ちゅうごくの古典こてんに登場とうじょうする性せい具ぐ「勉つとむ鈴すず」が元もととされる

挿入そうにゅう図ず

りんの玉たま（りんのたま）は、女性じょせいの膣ちつに挿入そうにゅうして使用しようする性せい具ぐ。琳の玉たまと表記ひょうきすることもある。別名べつめい・編へん鈴すず。

直径ちょっけい1cm程度ていどの金属きんぞく製せいなどの球たま殻からで、内部ないぶに鈴すずが封入ふうにゅうされている。通常つうじょう、これを2個こ膣ちつに挿入そうにゅうして性交せいこうする。腰こしを動うごかすたびに鈴すずが鳴なり、快感かいかんをもたらす。大小だいしょう1個こずつを使用しようすると記しるす文献ぶんけんもある。

沿革えんかく

一説いっせつに、玄げん宗むね帝みかどが楊貴妃ようきひと「やる」ために作つくらせたという。ロバート・ファン・ヒューリックは、中国ちゅうごくの勉つとむ鈴すず（緬はる鈴すず。べんりん）がりんの玉たまの原型げんけいではないかと述のべる。ただし、勉つとむ鈴すずがどのようなモノでどのように使用しようするのか、そもそもこのような性せい具ぐが存在そんざいしたのか、学者がくしゃたちの間あいだでも意見いけんが割われている。『金瓶かなかめ梅うめ』では勉つとむ鈴すずとして登場とうじょうし、豪商ごうしょうの西門にしもん慶けいが妻妾さいしょうとの睦むつみの際さいに使用しようする。

日本にっぽんの古ふるい文献ぶんけんでは、『好色こうしょく一いち代だい男おとこ』（1682年ねん）に記述きじゅつがみられる。また、『色道しきどう重宝ちょうほう記き』には「二にツ三さんツを開ひらけ（ぼぼ）に入いれて置おき、後ごよりへのこを入いれて行おこなう」とある。

欧米おうべいでは2010年ねん刊行かんこうのイギリスの官能かんのう小説しょうせつ『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に登場とうじょうし、同どう作さくの大だいヒットにより、より広ひろく知しられるようになった。

画像がぞう

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  琳の玉たま
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  膣ちつボール、ビーナス・ボール、芸者げいしゃボールなどとも呼よばれる
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  膣ちつ圧あつを鍛きたえるとも言いわれる
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  ベンワボールとも呼称こしょう
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  ファンボールとも呼称こしょう
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  翡翠かわせみ製せい
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  琳の玉たま
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  肛門こうもん用よう