(Translated by https://www.hiragana.jp/)
アイネシデモス - Wikipedia コンテンツにスキップ

アイネシデモス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
アイネシデモス
生誕せいたん 紀元きげん1世紀せいき
地域ちいき 古代こだいギリシア
学派がくは ピュロン(懐疑かいぎ)
研究けんきゅう分野ぶんや 認識にんしきろん形而上学けいじじょうがく倫理りんりがく
おも概念がいねん エポケー、「10箇条かじょうのトロポイ(様式ようしき)」
テンプレートを表示ひょうじ

アイネシデモス古希こき:Αあるふぁἰνησίδημοςラテン語らてんご表記ひょうきれい:AinêsidemosAenesidemusなま没年ぼつねんしょう)は、古代こだいギリシア哲学てつがくしゃぜん8かんからなるその著書ちょしょ『ピュロン語録ごろくΠυρρώνειοι λらむだóγがんまοおみくろんιいおた)』のなかで「判断はんだん中止ちゅうし」へといたる「10箇条かじょうのトロポイ(様式ようしき)」を提案ていあんしたことでられる[1]

クレタとうクノッソスまれ、アレクサンドリア学問がくもんおしえたとつたわる。かれいた「10箇条かじょうのトロポイ」は我々われわれ感覚かんかく知識ちしきつぎしょ条件じょうけんによってことなり、けっして唯一ゆいいつ絶対ぜったいではないとして、

  1. われわれ動物どうぶつ種類しゅるいことなるにしたがって。
  2. 人間にんげん個人こじん個人こじんことなるにしたがって
  3. 同一どういつ個人こじんにおいても、感覚かんかく器官きかんことなるにしたがって
  4. これらが同一どういつでも、その時々ときどき身心しんしん状態じょうたいによって。
  5. 知覚ちかくするもの視角しかく距離きょりによって。
  6. 知覚ちかくされるものつつんでいる物質ぶっしつ状況じょうきょうによって。
  7. 知覚ちかくされるのかずりょうによって。
  8. そのものほかとの関係かんけいによって。
  9. 知覚ちかくしゃ習慣しゅうかんによって。
  10. 対象たいしょう風俗ふうぞく習慣しゅうかん法律ほうりつによって。

と10箇条かじょうからなるトロポイ(様式ようしき)を提案ていあんしたことでられる。これはのちアグリッパ (哲学てつがくしゃ)英語えいごばん影響えいきょうあたえ、かれは10箇条かじょうから5箇条かじょう要約ようやくしている。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]