(Translated by https://www.hiragana.jp/)
アメイジング・スパイダーマン - Wikipedia コンテンツにスキップ

アメイジング・スパイダーマン

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Amazing Spider-Man
出版しゅっぱん情報じょうほう
出版しゅっぱんしゃマーベルコミックス
掲載けいさい間隔かんかく月刊げっかん
形態けいたいオンゴーイング・シリーズ
掲載けいさい期間きかんだい1: 1963ねん3がつ - 1998ねん11月
2004ねん2がつ - 2012ねん12月 2017ねん10がつ -
だい2: 1999ねん1がつ - 2003ねん11月
だい3: 2014ねん6がつ - 2015ねん10がつ だい4: 2015ねん12月 -
製作せいさくしゃ
ライター
製作せいさくしゃスタン・リー
スティーブ・ディッコ

アメイジング・スパイダーマン』(原題げんだい: The Amazing Spider-Man)は、マーベル・コミックしゃ出版しゅっぱんするアメリカン・コミックのシリーズである。このシリーズは同社どうしゃのスーパーヒーロー、スパイダーマン冒険ぼうけんにスポットをてている。

1963ねん月刊げっかん刊行かんこう開始かいしし、1995ねん短期間たんきかん中断ちゅうだんして1999ねんあらたなナンバリングによる刊行かんこう開始かいしした。 2003ねんにシリーズは通常つうじょうのナンバリングにもどった。最初さいしょまきのタイトルは時折ときおり隔週かくしゅう出版しゅっぱんされ、2008ねんから2010ねんにかけてつきに3かい出版しゅっぱんされた。 この『アメイジング・スパイダーマン』というタイトルは2012ねん同名どうめい映画えいがにも使つかわれている。 DCコミックスが2011ねんあらたな1ごう発行はっこうしたアクション・コミックスディテクティブ・コミックス英語えいごばんさい発行はっこうしたのちは、それがされるまで、依然いぜんとして流通りゅうつうしていたアメリカン・コミックスのオンゴーイングシリーズのなかでももっとたかかず記録きろくしていた。このタイトルは、2012ねん12月に発行はっこうされただい700ごう継続けいぞくてき出版しゅっぱんされたコミックスとしての50年間ねんかん連載れんさいえた。

出版しゅっぱんぶつ歴史れきし[編集へんしゅう]

スパイダーマンは1962ねん8がつの『アメイジング・ファンタジー』15ごうはつ登場とうじょうした。同誌どうしはそのごうりとなったが、スパイダーマンというキャラクターは大変たいへん好評こうひょうで、ソロシリーズ The Amazing Spider-Man が1963ねん3がつ発行はっこうされた。[1]

キャラクターはライターエディターのスタン・リー画家がか共同きょうどうプロッターのスティーヴ・ディッコによって創造そうぞうされ、このペアは1963ねんから1966ねんにかけて38ごう制作せいさくした。そのおおくの作家さっか画家がかなんねんものあいだ、この月刊げっかんぎ、マーベル最大さいだい看板かんばん役者やくしゃ冒険ぼうけん年代ねんだいにしてきた。

アメイジング・スパイダーマンはキャラクターの旗艦きかんシリーズである。スパイダーマンサーガのメジャーキャラクターやヴィランのほとんどはここで紹介しょうかいされ、キーイベントはここでこっている。連続れんぞくして刊行かんこうしていたが1998ねんにマーベル・コミックがリランチし1999ねん1がつごうしん1ごうからカウントしなおした。しかし、スパイダーマン40周年しゅうねん記念きねんにオリジナルシリーズのナンバリングを使用しようすることになり、2003ねん12月発行はっこうごうからふたたび500ごうからかぞえはじめた。

1960年代ねんだい[編集へんしゅう]

刊行かんこう開始かいし当初とうしょはリーとディッコのもと、スパイダーマン誕生たんじょう直後ちょくごのキャリアを不運ふうんだが底抜そこぬけにユーモアをつティーンエイジャー=ピーター・パーカーとしての市民しみん生活せいかつまじえてえがいていた。パーカーはスパイダーマンとしてのキャリアとデイリー・ビューグルしゃの(おおげさな編集へんしゅうちょうJJJのもとでの)フリーランスカメラマンとしての仕事しごと両立りょうりつしており、自分じぶん自身じしんからだよわいメイおばさんをたすけていた。ときおなじくしてパーカーはスパイダーマンにたいする社会しゃかい敵愾心てきがいしんやミッドタウンハイスクールのクラスメイトのフラッシュ・トンプソンやリズ・アレンいたる敵意てきいとも対峙たいじしている。その一方いっぽう、ジェイムソンの秘書ひしょベティ・ブラントとは試験しけんてき不幸ふこう恋愛れんあい関係かんけいはじめている。

パーカー日常にちじょうてき問題もんだいにフォーカスをてることで、リーとディッコは欠点けってんだらけで自己じこ懐疑かいぎてきなスーパーヒーローを、そしてはじめてのサイドキックではなく主人公しゅじんこうとしてのメジャーなティーンエイジャーのスーパーヒーローの草分くさわけをつくりしたのである。ディッコの奇抜きばつはマーベルの中心ちゅうしんてきなアーティストジャック・カービーのあきらかに動的どうてきなスタイルとまった対照たいしょうてきで、ディッコのスパイダーマンはわずかに不吉ふきつ愛情あいじょうがこもったアニメてきであり、[2]リーの筆致ひっちのユーモアとパトスとわさって、不朽ふきゅう神話しんわとなりうる基礎きそつくげていった。

スパイダーマンの主要しゅようヴィランとサポートキャラクターのほとんどはこの時期じき紹介しょうかいされている。だいいちごう(1963ねん3がつ)ではJ・ジョナ・ジェイムソンとかれ息子むすこ宇宙うちゅう飛行ひこうのジョン・ジェイムソン、[3] そしてスーパーヴィランのカメレオンのはつ登場とうじょうげている。[3]ヒーローチームファンタスティック・フォー[4]とのはじめての出会であいもあった。だい2ごう(1963ねん5がつ)ではヴァルチャーがはつ登場とうじょうし、[5] このごうからパーカーの新聞しんぶんしゃデイリー・ビューグルでのフリーランスカメラマンとしてのキャリアがはじまった。

リー/ディッコの時代じだいではかなりのかずのヴィランやサポートキャラクターの案内あんないつづいた。3ごう(1963ねん7がつ)ではドクター・オクトパス、4ごう(1963ねん9がつ)ではサンドマンとベティ・ブラント、6ごう(1963ねん11月)ではリザード、9ごう(1964ねん3がつ)ではエレクトロ、13ごう(1964ねん6がつ)ではミステリオ、14ごう(1964ねん7がつ)ではグリーンゴブリン、15ごう(1964ねん8がつ)ではクレイヴン・ザ・ハンター、18ごう(1964ねん11月)ではレポーターのネッド・リーズ、20ごう(1965ねん1がつ)ではスコーピオン、パーカーの卒業そつぎょうえがいた28ごう(1965ねん9がつ)ではモールテンマンがはつ登場とうじょうした。

パーカーは31ごう(1965ねん12がつ)でエンパイアステート大学だいがくかよいはじめ、このごうでは友人ゆうじんでクラスメイトのグウェン・ステーシーやハリー・オズボーンもはつ登場とうじょうたしている。ハリーの父親ちちおやであるノーマン・オズボーンは23ごう(1965ねん4がつ)にジェイムソンのカントリークラブの一員いちいんとしてはつ登場とうじょうしたが、37ごう(1966ねん6がつ)までハリーの父親ちちおやであることかされなかった。リー/ディッコの執筆しっぴつ期間きかんちゅうもっと祝福しゅくふくされたごうはおそらく[よう出典しゅってん]は33ごう(1966ねん2がつ)で、『If This Be My Destiny』というストーリーの3にあたり、重機じゅうきによる拘束こうそくから脱出だっしゅつしながら意志いしちから家族かぞくたいするおもいやりをまじえてスパイダーマンの劇的げきてきなシーンをえがいている。

執筆しっぴつ期間きかんのほとんどは画家がかとして制作せいさくたっていたディッコだが、最終さいしゅうてきにリーにスクリプトとダイアログをまかせながらもプロットにもすようになった。しかし、両者りょうしゃみぞふかまり、ディッコが最終さいしゅうごう『The Amazing Spider-Man#38』ごう(1966ごう7がつ)を仕上しあげるまでながらくくちもきかない状態じょうたいだった。ディッコとリーの分裂ぶんれつ決定的けっていてき理由りゆうながらく論議ろんぎまとになっている[よう出典しゅってん]

後任こうにんペンシラージョン・ロミータ・シニア最初さいしょ執筆しっぴつごうである39ごう(1966ねん8がつ)では不倶戴天ふぐたいてんてきであるグリーン・ゴブリンがスパイダーマンの正体しょうたいり、そのこととらえたヒーローにたいしてかしている。ロミータのスパイダーマンはディッコにくらべてより筋肉質きんにくしつでヒーローっぽくえ、そのの20ねん規範きはんとなった。リー/ロミータの時代じだいでは52ごう(1967ねん9がつ)でデイリー・ビューグルのマネージングエディターであるジョセフ・ロビー・ロバートソンが、56ごう(1968ねん1がつ)でニューヨーク市警しけい刑事けいじでパーカーの恋人こいびとグウェン・ステーシーの父親ちちおやであるジョージ・ステーシーが登場とうじょうしている。ロミータの時代じだい紹介しょうかいされたうちでもっと重要じゅうようなサポートキャラクターはメリー・ジェーン・ワトソンである。彼女かのじょは42ごう(1966ねん11月)で完全かんぜん登場とうじょうたしたが25ごう(1965ねん6がつ)でかお曖昧あいまいにしながらはじめて登場とうじょうしており、15ごう(1964ねん8がつ)ではすでに言及げんきゅうされている。

リーとロミータはパーカーの世界せかいひろわたった敵意てきいのシーンをおさえて、パーカーのサポートキャラクターとの関係かんけい発展はってんさせ、スパイダーマンの冒険ぼうけんえがきながらもストーリーのフォーカスをキャラクターの社会しゃかい大学だいがく生活せいかつうつしていくようになる。ストーリーは時事じじ問題もんだい市民しみんけん人種じんしゅ差別さべつ犯罪はんざいしゃ人権じんけんベトナム戦争せんそう政党せいとう選挙せんきょなどといった問題もんだいあつかうようになる。

50ごう(1967ねん6がつ)では高度こうど不朽ふきゅう犯罪はんざい集団しゅうだん親玉おやだまキングピンが登場とうじょうし、スーパーヒーローシリーズ・デアデビルでも強力きょうりょくてきとなった。その特筆とくひつすべきリー/ロミータ時代じだいはつ登場とうじょうキャラクターには41ごう(1966ねん10がつ)のライノ、46ごう(1967ねん3がつ)のショッカー、78ごう(1969ねん11月)のプロウラー、83ごう(1970ねん4がつ)のキングピンの息子むすこリチャード・フィスクなどがいる。

1970年代ねんだい[編集へんしゅう]

1970年代ねんだいには2つのスピンオフシリーズがスタートしている。1972ねんには『マーベル・チームアップ』が、1976ねんには『スペクタキュラー・スパイダーマン』がスタートした。旗艦きかんタイトルがむかえただいじゅうねん無慈悲むじひ展開てんかいつづいた。89-90ごう(1970ねん10がつ-11月)ではジョージ・ステーシー警部けいぶえがいた。これはジル・ケイン下書したがきを担当たんとうした最初さいしょのスパイダーマンのストーリーであり、かれはそのいちねんはんにロミータののちぎ、いくつかのランドマークとなるごう担当たんとうした。

96-98ごう(1971ねん5がつ-7がつ)のように論争ろんそうこしたごうもあった。エディターライターのリーはコミックス倫理りんり規定きてい委員いいんかい(CCA)を無視むしして、パーカーの友人ゆうじんハリー・オズボーンがLSDでトリップし、入院にゅういんさせられるストーリーをいた。リーはこのストーリーを、合衆国がっしゅうこく保健ほけん教育きょういく福祉ふくししょうからの薬物やくぶつ危険きけんせいかんするストーリーをいてほしいという要請ようせいこたえて執筆しっぴつした。CCAは、薬物やくぶつ使用しよう反対はんたいする言明げんめい文脈ぶんみゃくすらもいにして、これらのごうたいしてシールをこと拒否きょひした。マーベルの社主しゃしゅマーティン・グッドマンの賛同さんどうをうけたリーはコミックをシールをらずに出版しゅっぱんさせた。CCAはその規制きせいをゆるめ、薬物やくぶつたいするネガティブな描写びょうしゃを、そのあらたな自由じゆうとも認可にんかした。

100ごうから102ごう(1971ねん9がつ-11月)までの『シックス・アーム・サーガ』では吸血鬼きゅうけつきモービアスが紹介しょうかいされた。だい2では『アメージング・スパイダーマン』でははじめて共同きょうどう作家さっかのリーではなく、ロイ・トーマス担当たんとうした。かれはスタン・リーが105ごうから110ごう(1972ねん2がつ-7がつ)をくために帰還きかんするまでの数ヶ月すうかげつほん執筆しっぴついだ。マーベル・コミックの経営けいえいしゃとなりつつあったリーと編集へんしゅうちょうになりつつあったトーマスは執筆しっぴつを19さい新星しんせいゲリー・コンウェイまかせ、かれは1975ねんとおしてスクリプトをつづけた。ロミータはコンウェイがギャングスターのハンマーヘッドを登場とうじょうさせる113ごう(1972ねん10がつ)をふく最初さいしょの6ごうぶん下書したがきした。ケインはロミータから下書したがきをぎ、ロミータは一時いちじてきにケインの彩色さいしきつづけた。

コンウェイ/ケイン/ロミータのチームのもっと記憶きおくのこ作品さくひんは121・122ごう(1973ねん6がつ・7がつ)である。121ごう『The Night Gwen Stacy Died』ではグリーン・ゴブリンのによってグウェン・ステーシーが殺害さつがいされ、読者どくしゃおどろかせた。彼女かのじょ死去しきょとそのつぎごうでのゴブリンのかけじょうはスパイダーマン史上しじょう最大さいだい山場やまばとしてひろられるようになる。このエピソードの影響えいきょうによりメリー・ジェーン・ワトソンの性格せいかく描写びょうしゃとパーカーとの関係かんけいせいふかまることとなる。

1973ねん後半こうはんまでにジル・ケインにわってロス・アンドリュー登板とうばんし、1973ねんから1978ねんにかけて60ごうちか執筆しっぴつつづけた。129ごう(1974ねん2がつ)ではパニッシャーが紹介しょうかいされ、のちにマーベルの主役しゅやくきゅうの、またもっとひろられるキャラクターの一人ひとりになった。コンウェイ/アンドリューの時代じだいはマンウルフの登場とうじょう(124-125ごう(1973ねん9・10がつ))、メイおばさんとドクター・オクトパスの結婚けっこん騒動そうどう(131ごう(1974ねん4がつ))ハリー・オズボーンのグリーン・ゴブリン代目だいめ襲名しゅうめい(135-137ごう(1974ねん8〜10がつ))、スパイダーマンのクローンもんだオリジナルの『クローン・サーガ』(147-149ごう(1975ねん8〜10がつ))などもあった。

アーチー・グッドウィンとジル・ケインはタイトルのだい150ごうげ、そのの2ねんはんレン・ウェインまかせた。ウェインの時代じだい、ハリー・オズボーンとリズ・アレンはい、婚約こんやくし、J・ジョナ・ジェイムソンはだいつまとなる女性じょせいマーラ・マジソンとであい、メイおばさんは心臓しんぞう発作ほっさ見舞みまわれた。ウェインの『アメイジング』での最後さいごのエピソードは5構成こうせいで176ごうから180ごうまで(1978ねん1がつから5がつ)あり3代目だいめグリーン・ゴブリン(ハリー・オズボーンの精神せいしんバート・ハミルトン)が登場とうじょうした。1975ねんから1976ねんまでマーベルの編集へんしゅうちょうつとめたマーヴ・ウルフマンは作家さっかとしてウェインののちぎ、最初さいしょ担当たんとうした182ごう(1978ねん7がつ)ではパーカーがワトソンに結婚けっこんもうんでいる。(ただしつぎごうことわられている。)キース・ポラードがロス・アンドリューののち短期間たんきかんだが画家がかとしてぎウルフマンとともに好感こうかんてる泥棒どろぼうブラックキャット登場とうじょうさせた。スパイダーマンの恋愛れんあい対象たいしょうとしてブラックキャットはつづく10年間ねんかんのかなりの部分ぶぶん重要じゅうようなサポートキャラでありつづけた。

1980年代ねんだい[編集へんしゅう]

アメイジング・スパイダーマン200ごう(1980ねん1がつ)ではスパイダーマンの叔父おじベン・パーカーを殺害さつがいした強盗ごうとうさい登場とうじょうえがいた。作家さっかのマーヴ・ウルフマンとペンシラーのキース・ポラードはそのとしなかばまでにタイトルをり、1970年代ねんだいライバルであるDCコミックスで1970年代ねんだい草分くさわけとなった作家さっかデニス・オニールとペンシラーのジョン・ロミータ・ジュニアがれた。姉妹しまいである『スペクタキュラー・スパイダーマン』で20ごうちかくをいたロジャー・スターンは1981ねん後半こうはんにアメイジング~をいだ。かれの2年間ねんかん執筆しっぴつ期間きかんあいだなが人気にんきはくしてきたスパイダーマンのヴィランたち背景はいけい設定せってい深化しんかされ、238・239ごう(1983ごう3・4がつ)ではロミータ・ジュニアとともにミステリアスなスーパーヴィラン・ホブゴブリンがつくりされた。ファンたちはホブゴブリンの正体しょうたい注目ちゅうもくし、続編ぞくへんとなる244・245ごうおよび249ごう~251ごう(1983ねん9・10がつ、1984ねん2~4がつ)が執筆しっぴつされた。今日きょうまでつづ変化へんかとしてメリー・ジェーン・ワトソンがスパイダーマンの正体しょうたいっていることかし、ピーターにとってしんゆるせる人物じんぶつとなったことでかなりまじめで成熟せいじゅくした女性じょせいとして紹介しょうかいされなおしたことである。

1984ねんなかばまでにトム・デファルコロン・フレンツ脚本きゃくほん下絵したえいだ。デファルコはパーカーとワトソンの交際こうさい成熟せいじゅくえがくのをたすけ、最終さいしゅうてき結婚けっこんへとつないだ。特筆とくひつすべきは257ごう(1984ねん10がつ)でワトソンはパーカーにかれがスパイダーマンであることをっていることげ、259ごう(1984ねん12がつ)では自分じぶん災難さいなんつづきの子供こども時代じだい全容ぜんようかたったことである。その特筆とくひつすべきデファルコ/フレンツ時代じだいのエピソードとして252ごう(1984ねん5がつ)ではスパイダーマンのブラックコスチュームがはつ登場とうじょう(そのの4年間ねんかんもっぱらこのコスチュームをまとこととなった)し、253ごう(1984ねん6がつ)では犯罪はんざいしゃ黒幕くろまくローズがデビューし、258ごう(1984ねん11月)ではじつシンビオートという生物せいぶつであったブラックコスチュームの反逆はんぎゃくが、265ごう(1985ねん6がつ)ではおんな傭兵ようへいシルバーセーブルの紹介しょうかいえがかれた。

トム・デファルコとロン・フレンツは1986ねんあいだ過酷かこく状況じょうきょうかれた編集へんしゅうしゃオーズリーによってにんとも『アメイジング・スパイダーマン』からこととなった。[6]後任こうにんのアーティストのなかにはアラン・ クパーバーグやジョン・ロミータ・ジュニアもおり、下書したがきには1987ねんから1988ねんまでAlex Saviukが参加さんかした。オーズリーは1987ねん前半ぜんはん作家さっかとして活躍かつやくし、デファルコがプロットをてていた『Gang War』(284-288)のストーリーの脚本きゃくほんいた。289ごう(1987ねん6がつ)ではかつて『Spectacular Spider-Man』で作家さっかをしていたピーター・デイヴィッドがホブゴブリンの正体しょうたいをネッド・リーズであることかした。(しかし結局けっきょくは1996ねんのロジャー・スターンによるレトコンで、リーズは初代しょだいホブゴブリンではなくなった。)

デイヴィッド・ミッチェリーニはライターとして次号じごうである290ごうから292ごう(1987ねん7がつから9がつ)をぎ、『アメイジング・スパイダーマン・アニュアル』21ごうでのピーター・パーカーとメリー・ジェーン・ワトソンの結婚けっこんつながるストーリーをえがいた。298ごう(1988ねん3がつ)は新星しんせいトッド・マクファーレンいた最初さいしょのスパイダーマンのコミックである。かれはフレンツ以後いごはつとなるアメイジング・スパイダーマンのレギュラーアーティストとなった。マクファーレンはスパイダーマンの外見がいけん革命かくめいてき変化へんかくわえた。かれ描写びょうしゃ、つまりおおきな強靭きょうじんだが歪曲わいきょくした手足てあしむすがついてからまったウェブなどは実質じっしつてきにそのスパイダーマンをこととなるすべてのアーティストたち影響えいきょうあたえるものであった。マクファーレンのその特筆とくひつすべきスパイダーマンの規範きはんたいする貢献こうけんはスパイダーマンのもっと有名ゆうめい敵対てきたいしゃであるスーパーヴィラン=ヴェノムのデザインである。299ごう(1988ねん4がつ)では(最終さいしゅうページにカメオであったが)ヴェノムのはつ登場とうじょうを、300ごう(1988ねん5がつ)では完全かんぜんなるはつ登場とうじょうえがかれた。後者こうしゃごうではスパイダーマンのオリジナルのあかあおのコスチュームへの変更へんこうえがかれている。

その特筆とくひつすべきミッチェリーニ/マクファーレンのコンビの担当たんとうごうとしてヴェノムの帰還きかんとグリーンゴブリンたいホブゴブリンのたたかいをえがいた315ごうから317ごう(1989ねん5がつ-7がつ)がげられる。1987ねんに『アメイジング・スパイダーマン』きた編集へんしゅうサイドと制作せいさくサイドの混乱こんらん以後いご、ミッチェリーニ/マクファーレンのチームは1980年代ねんだい最後さいご最後さいご製作せいさくじょう一貫いっかんせいほん品質ひんしつ復活ふっかつさせ、つぎの10年間ねんかんのスパイダーマンのトーンをつくげたといえる。[よう出典しゅってん]

1990年代ねんだい[編集へんしゅう]

1990年代ねんだいのスパイダーマンは結婚けっこんした一般いっぱん市民しみんとしての生活せいかつという要素ようそくわわったことでこれまでの30年間ねんかんとはちがったスーパーヒーローとなった。1988ねんから1989ねんまで『アメイジング・スパイダーマン』活躍かつやくしたトッド・マクファーレンは1990ねんにタイトルをり、あらたにたんスパイダーマンだいしたしんシリーズのさく担当たんとうした。マクファーレンの後任こうにんにはエリック・ラーセンがつき、1990ねんから1991ねんなかばまでほん下書したがきを担当たんとうした。350ごうのち、ラーセンの後任こうにんに1986ねんにマーベルしゃのトライアウトコンテストをき、1990ねんニューウォリアーズ特段とくだん目立めだたない下書したがきをなんほんかこなしたマーク・バグレイがいた。バグレイは1991ねんから1996ねんまでスパイダーマンの旗艦きかんタイトルで下書したがきを担当たんとうし、かれはその10ねん以上いじょうほとんどのスパイダーマンのライセンスがついた商品しょうひんぐん基礎きそをつくりした。[よう出典しゅってん]

361〜363ごう(1992ねん4~6がつ)ではカーネイジがスパイダーマンにとってたいのシンビオートのてきとして登場とうじょうした。シリーズの30周年しゅうねん記念きねんごうとなる365ごう(1992ねん8がつ)はダブルサイズでホログラムカバー、エンディングではながらくんだものとかんがえられていたピーター・パーカーの両親りょうしんきてさい登場とうじょうするとクリフハンガーがついた豪華ごうかばんとなった。かれらが実際じっさいには偽物にせものであることあきらかになるのにねん歳月さいげつようした。脚本きゃくほんのミッチェリーニが担当たんとうした最後さいごごうである388ごう(1994ねん4がつ)でかれらは殺害さつがいされた。かれの1987ねんから1994ねんまでのライターとしての活動かつどう期間きかんかれはスタン・リーにいで2番目ばんめながい。

389ごうをもって1987ねんに『クレイヴン・ザ・ラストハント』というストーリーを担当たんとうし、1991ねんから1993ねんにスペクタキュラー・スパイダーマン活躍かつやくしたJ・M・デマティスがいだ。1994ねん10がつから1996ねん6がつまで『アメイジング〜』は進行しんこうちゅうのストーリーを中断ちゅうだんして番外ばんがいへんえがき、すべてのスパイダーマン関連かんれんほんをクロスオーバーするマルチパートの導入どうにゅうストーリーを発表はっぴょうした。この時期じき数少かずすくない完全かんぜん独立どくりつしたストーリーのひとつは400ごう(1995ねん4がつ)にかたられたメイおばさんのであった—がのちにその偽装ぎそうされたものだと判明はんめいした。クローンサーガはこれまで20年間ねんかん登場とうじょうしてきたスパイダーマンが本物ほんもののスパイダーマンのクローンであったことが暴露ばくろされ最高潮さいこうちょうたっした。このプロットのねじれはおおくの読者どくしゃにとってかなりきらわれたものとなったが[よう出典しゅってん]のちRevelationsという1996ねん後半こうはんのスパイダーマンのクロスオーバーストーリーのなかくつがえされた。

クローンサーガは406ごう(1995ねん10がつ以降いこう出版しゅっぱんのギャップが非難ひなんされるようになり、タイトルは一時いちじてきにベン・ライリーを主役しゅやくえたThe Amazing Scarlet Spider1・2ごうえられた。シリーズはトム・デファルコをライターとしてもどし、407ごう(1996ねん1がつ)にふたたげられた。バグレイは1996ねん9がつに5ねんと6ヶ月かげつ任期にんきまっとうした。後任こうにんのアーティストのなかにはロン・ガーニー、スティーブ・スクロース、ジョー・ベネット、ラファエル・カヤナンらが、タイトルの最終さいしゅうごうである441ごう(1998ねん11月)まできつないだ。マーベルは1999ねん1がつにタイトルをさい起動きどうしボリューム2に移行いこうした。

リブート[編集へんしゅう]

マーベルは1999ねん1がつごうからアメイジング・スパイダーマンのナンバリングをボリューム2だい1ごうあらためた。30ごう(2001ねん6がつ)にJ・マイケル・ストラジンスキがライターをいだ。リランチではサンドマンがあくみちもどり、またメリージェンの(ただしのちにファンのもう反発はんぱつにあってくつがえされた。)がえがかれた。その要素ようそとしてあらたなスパイダーウーマンが誕生たんじょうし(そのうえ短期間たんきかんだがスピンオフシリーズが発行はっこうされた)、どう時期じき刊行かんこうされたジョン・バーンによる問題もんだいさくスパイダーマン:チャプターワン初期しょきエピソードを現代げんだいふうにリライトしたシリーズ)にたいしておおくの参照さんしょうをしたことなどがふくまれる。マッキーの執筆しっぴつ期間きかんはアメイジング・スパイダーマン・アニュアル2000で終了しゅうりょうした。このごうではメリージェーンの帰還きかんと、おっととの再会さいかい別離べつりえがかれており、異論いろんぶものとなった。

J・マイケル・ストラジンスキの到来とうらいによってうしなわれた読者どくしゃもどせたと評価ひょうかされる一方いっぽうで、ストラジンスキは付加ふかてき異論いろんぶストーリーラインを監督かんとくしている。もっと特筆とくひつすべきはかれ長編ちょうへんスパイダートーテムであり、スパイダーマンとストラジンスキがつくったちょう自然しぜんてきちから基盤きばんにした昆虫こんちゅうのヴィランとの連戦れんせんとおしてスパイダーマンのパワーは魔術まじゅつ基盤きばんにしたものなのかかをめぐ論議ろんぎごう発表はっぴょうした。あまり議論ぎろんぶものにはならなかったのは、メイおばさんは自分じぶんおいがスパイダーマンであること発見はっけんし(アメイジング・スパイダーマン36ごう)、メリージェーンがアメイジング・スパイダーマン50ごうでは和解わかいした夫婦ふうふとして帰還きかんしたことである。ストラジンスキはスパイダーマンにあらたな職業しょくぎょうあたえている。ピーター・パーカーは母校ぼこう教職きょうしょくいたのである。

30ごうではカバーにボリューム2でのナンバリングのわきにオリジナルシリーズでのごうすうである471ごう表記ひょうきされ、じゅうのナンバリングシステムがはじまった。この時期じきファンタスティック・フォーなどのリブートされたマーベルの長期ちょうきタイトルでデュアルナンバリングシステムが導入どうにゅうされていた。2000ねん10がつ、ジョン・ロミータ・ジュニアはジョン・バーンののちをアーティストとしていだ。ボリューム2の58ごう(2003ねん11月)ののち刊行かんこうされた2003ねん12がつごうからタイトルはオリジナルのナンバリングである500ごうもどり、ボリューム2の1〜58ごうは442〜499ごうとしてあつかわれるようになった。マイク・デオダ―ト・ジュニアは2004ねんなかばから2006ねんまでほんのペンシラーをつとめた。

シビル・ウォー&アフターマス[編集へんしゅう]

アメイジング・スパイダーマンんだ2006ねんのクロスオーバーシビル・ウォーではスパイダーマンは当初とうしょアイアンマン政府せいふがわ陣営じんえいについてスーパーヒューマン登録とうろくほう施行しこう後押あとおしをし、正体しょうたい公表こうひょう政府せいふへの登録とうろくこばむスーパーヒーローたちとらえていた。テレビ中継ちゅうけいをとおして、かれ自分じぶん正体しょうたいがピーター・パーカーであることをあきらかにしたが、最終さいしゅうてきには陣営じんえいえ、キャプテン・アメリカたちのもとせ、登録とうろくほうてきし、その過程かていでアイアンマンのダーティーな秘密ひみつのいくつか(もっと特筆とくひつすべきこと登録とうろくをしていないヒーローたち集中しゅうちゅうキャンプ形式けいしき牢獄ろうごくめていたことである。)をあばいた。

アイアンマンはピーターが契約けいやく破棄はきしたためにメリージェーンとメイおばさんの警護けいご解除かいじょした。そのため、二人ふたり奔走ほんそうしスパイダーマンと合流ごうりゅうするはめになった。しかし、極悪ごくあく非道ひどうのキングピン=ウィルソン・フィスクはパーカー一家いっか殺害さつがいめいじ、結果けっかとしてメイおばさんは生死せいしかかわる怪我けがった。このことと、キャプテン・アメリカのにより、パーカーはふたたなが使つかっていなかったブラックコスチュームをまとことになった。(実際じっさいには、この復活ふっかつおなじくブラックコスチュームをフィーチャーした映画えいがスパイダーマン3』へのタイインのためである。)メイおばさんを射殺しゃさつする命令めいれいくだしたのがキングピンだとったかれは、刑務所けいむしょり、「自分じぶん家族かぞくすな」という警告けいこくとしてキングピンに屈辱くつじょくてき打撃だげきあたえた。

ワン・モア・デイ[編集へんしゅう]

ワン・モア・デイ」は4構成こうせいのクロスオーバーストーリーであり部分ぶぶんてきJ・マイケル・ストラジンスキー脚本きゃくほん担当たんとうし、ジョー・カザーダがイラストを担当たんとうし、『アメイジング・スパイダーマン』544ごうから545ごう(2007ねん11月・12月)、『フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン』24ごう(2007ねん11月)、『センセーショナル・スパイダーマン』41ごう(2007ねん12がつ)にまたがって展開てんかいされた。フレンドリー~とセンセイショナル~はこのエピソードをもって最終さいしゅうごうとなった。悪鬼あっきメフィストはピーター・パーカーとメリー・ジェーン・ワトソン・パーカーに、ひんするメイ伯母おばさんのいのち結婚けっこんしたという事実じじつかれらの過去かこ一部いちぶかいざんすることで完全かんぜん抹消まっしょうすることを条件じょうけんすくうというファウストてき契約けいやくちかけた。

このクロスオーバーは2001ねんから2007ねんまでの6ねんはん、75ごうぶんおよぶ『アメイジング・スパイダーマン』での活動かつどう終止符しゅうしふつものとなった。

ブランニュー・デイ[編集へんしゅう]

これ以降いこう、マーベルは『アメイジング・スパイダーマン』をスパイダーマンの単独たんどくタイトルにし、刊行かんこうペースをつき3かいとし、シリーズはback to basicsというストーリーの続編ぞくへんに「ブランニュー・デイ」のバナーをつけ、仕切しきなおしとなった。「ブランニュー・デイ」シリーズではピーターはかれとメリージェーンの結婚けっこんが『なかったこと』になった改変かいへん世界せかい存在そんざいしている。この世界せかいではだれかれらの結婚けっこん記憶きおくしておらず、『なかったこと』になったことによる影響えいきょうがドミノだおしのように発現はつげんしている。レギュラーライターは交代こうたいせいダン・スロットボブ・ゲイルマーク・グッゲンハイムゼブ・ウェルズらが、アーティストにはクリス・バチャロ、マイク・マッコーン、ジョン・ロミータ・ジュニア、マルコス・マーティンらがローテーションにくわわった。583ごうでは、バックアップストーリーにアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく大統領だいとうりょうバラク・オバマがゲスト出演しゅつえんした。

アメイジング・スパイダーマン終了しゅうりょう[編集へんしゅう]

ライターのマーク・ウェイドは「The Gauntlet」というストーリーラインを『アメイジング・スパイダーマン』612ごう発表はっぴょうした[7]。648ごう(2011ねん1がつ)からは ダン・スロットがレギュラーライターとなり刊行かんこうペースをつき2かいとした[8][9]。このごうから8ページが追加ついかされ、この刊行かんこう形態けいたいだい700ごうまでつづいた。

700ごうではDying Wishというストーリーラインが展開てんかいされ、このごうのストーリーでピーター・パーカーの精神せいしんドクター・オクトパスわってしまい、オクトパスのからだはいったピーターは死亡しぼうし、ピーターのからだのオクトパスがのこるという結末けつまつむかえた。[10] アメイジングスパイダーマンはこのごうわるが、ドクター・オクトパスのスパイダーマンが主人公しゅじんこうしんシリーズThe Superior Spider-Manが2013ねんから刊行かんこうされた。 2013ねん12月アメイジングスパイダーマン700.1 ~700.5が刊行かんこうされる。ライターはDavid MorrellでアーティストはKlaus Janson

2014 relaunch[編集へんしゅう]

2014ねん1がつマーベルは、2014ねん4がつ30にちからアメイジングスパイダーマンが1ごうからリブートされピーターパーカーが復活ふっかつすることを発表はっぴょうした。

この創刊そうかんごうはダイアモンド・コミックス・ディストリビューターズにより「21世紀せいきのベストセーリング・コミック」とされた[11]。 1〜6ごうは「Goblin Nation」の直後ちょくごこった「Lucky to be Alive」というストーリー・アークであり、4ごうと5ごうはOriginal Sinのストーリーラインとのクロスオーバー。 4ごうでは、ピーター・パーカーとおな蜘蛛くもされたあたらしいヒロインのシルクはつ登場とうじょうした。 7ごう~8ごうミスマーベルでとスパイダーマンはチームアップし、このごうではEdge of Spider-verseに関連かんれんしたバックアップストーリーがかかれた。 さまざまな次元じげんのスパイダーマンたちが集結しゅうけつしてたたかスパイダーバースが9ごうはじまり 、15ごうわりった。15ごうではモールンに狩猟しゅりょうされている次元じげんえてすべてのスパイダーマンを集結しゅうけつさせ、モールンをめるチームを結成けっせいする。さいリリースされたシリーズのAmazing Spider-Man Annual#1は、2014ねん12月にリリースされ、「Spider-Verse」とは無関係むかんけいのストーリーを特集とくしゅうしている。

2015 relaunch[編集へんしゅう]

2015ねんのシークレット・ウォーズののちすうおおくのスパイダーマン関連かんれんのタイトルが「All-New, All-Different Marvel」イベントの一部いちぶとしてリニューアルされ、 アメイジングスパイダーマンは2015ねん10がつ7にちに1ごう発売はつばいされた。 どうごうはピーター・パーカーがパーカー・インダストリーズの経営けいえい継続けいぞくし、世界中せかいじゅう事業じぎょう展開てんかいさせ、成功せいこうおさめているビジネスマンになることをえがいている。[12]

その、Civil War IIがこり、「Dead No More」などのイベントも展開てんかいされ、ベン・ライリー(かつてのスカーレット・スパイダー)が復活ふっかつした。

単行本たんこうぼん[編集へんしゅう]

エッセンシャル・マーベル
  • Essential Spider-Man, Vol. 1 [#1-20, Annual #1; Amazing Fantasy #15] (ISBN 0-7851-0988-9)
  • Essential Spider-Man, Vol. 2 [#21-43, Annual #2-3] (ISBN 0-7851-0989-7)
  • Essential Spider-Man, Vol. 3 [#44-65, Annual #4] (ISBN 0-7851-0658-8)
  • Essential Spider-Man, Vol. 4 [#66-89, Annual #5] (ISBN 0-7851-0760-6)
  • Essential Spider-Man, Vol. 5 [#90-113] (ISBN 0-7851-0881-5)
  • Essential Spider-Man, Vol. 6 [#114-137; Giant-Size Super Heroes #1; Giant-Size Spider-Man #1-2] (ISBN 0-7851-1365-7)
  • Essential Spider-Man, Vol. 7 [#138-160, Annual #10; Giant-Size Spider-Man #4-5] (ISBN 0-7851-1879-9)
  • Essential Spider-Man, Vol. 8 [#161-185, Annual #11; Giant-Size Spider-Man #6; Nova #12] (ISBN 0-7851-2500-0)
  • Essential Spider-Man, Vol. 9 [#186-210, Annual #13-14; Peter Parker: Spectacular Spider-Man Annual #1] (ISBN 0-7851-3074-8)
  • Essential Spider-Man, Vol. 10 [#211-230, Annual #15] (ISBN 0-7851-5747-6)
  • Essential Spider-Man, Vol. 11 [#231-248, Annual #16-17] (ISBN 0-7851-6330-1)

メジャーアーク/アーティストべつ
  • Marvel Visionaries: John Romita Sr. [#39-40, 42, 50, 108-109, 365; Daredevil #16-17; Untold Tales of Spider-Man #-1] (ISBN 0785117806)
  • Spider-Man: The Death of Captain Stacy [#88-90] (ISBN 0785114556)
  • Spider-Man: The Death of Gwen Stacy [#96-98, 121-122; Webspinners: Tales of Spider-Man #1] (ISBN 0785110267)
  • Spider-Man: Death of the Stacys [#88-92, 121-122] (ISBN 0785125043)
  • A New Goblin [#176-180] (ISBN 0785131175)
  • Spider-Man vs. the Black Cat [#194-195, 204-205, 226-227] (ISBN 0785115595)
  • Spider-Man: Origin of The Hobgoblin [#238-239, 244-245, 249-251, Spectacular Spider-Man (Vol. 1) #85] (ISBN 0871359170)
  • Spider-Man: Birth of Venom [#252-259, 298-300, 315-317, Annual #25; Fantastic Four #274; Secret Wars #8; Web of Spider-Man #1] (ISBN 0785124985)
  • The Amazing Spider-Man: The Wedding [#290-292, Amazing Spider-Man Annual(Vol. 1)#2, Not Brand Echh #6] (ISBN 0871357704)
  • Spider-Man: Kraven's Last Hunt [#293-294; Web of Spider-Man #31-32; The Spectacular Spider-Man #131-132] (ISBN 0785134506)
  • Visionaries: Todd McFarlane [#298-305] (ISBN 0785108009)
  • Legends, Vol. 2: Todd McFarlane [#306-314; The Spectacular Spider-Man Annual #10] (ISBN 0785110372)
  • Legends, Vol. 3: Todd McFarlane [#315-323, 325, 328] (ISBN 0785110399)
  • Spider-Man: Venom Returns [#330-333, 344-347;Amazing Spider-Man AnnualVol 1 #25] (ISBN 0871359669)
  • Spider-Man: Carnage [#344-345,359-363] (ISBN 0871359715)
コレクションズ
  • Vol. 1: Coming Home [#30-35/471-476] (ISBN 0-7851-0806-8)
  • Vol. 2: Revelations [#36-39/477-480] (ISBN 0-7851-0877-7)
  • Vol. 3: Until the Stars Turn Cold [#40-45/481-486] (ISBN 0-7851-1075-5)
  • Vol. 4: The Life and Death of Spiders [#46-50/487-491] (ISBN 0-7851-1097-6)
  • Vol. 5: Unintended Consequences [#51-56/492-497] (ISBN 0-7851-1098-4)
  • Vol. 6: Happy Birthday [#57-58,500-502/498-502] (ISBN 0-7851-1343-6)
  • Vol. 7: The Book of Ezekiel [#503-508] (ISBN 0-7851-1525-0)
  • Vol. 8: Sin's Past [#509-514] (ISBN 0-7851-1509-9)
  • Vol. 9: Skin Deep [#515-518] (ISBN 0-7851-1642-7)
  • Vol. 10: New Avengers [#519-524] (ISBN 0-7851-1764-4)
  • Spider-Man: The Other [#525-528; Friendly Neighborhood Spider-Man #1-4; Marvel Knights Spider-Man #19-22] (ISBN 0-7851-2188-9)
  • Civil War: The Road to Civil War [#529-531; New Avengers: Illuminati (one-shot); Fantastic Four #536-537] (ISBN 0-7851-1974-4)
  • Vol. 11: Civil War [#532-538] (ISBN 0-7851-2237-0)
  • Vol. 12: Back in Black [#539-543; Friendly Neighborhood Spider-Man #17-23, Annual #1] (ISBN 978-0-7851-2904-2)
  • Spider-Man: One More Day [#544-545; Friendly Neighborhood Spider-Man #24; The Sensational Spider-Man #41; Marvel Spotlight: Spider-Man – One More Day/Brand New Day] (ISBN 978-0-7851-3221-9)
  • Brand New Day, Vol. 1 [#546-551; The Amazing Spider-Man: Swing Shift (Director's Cut); Venom Super-Special] (ISBN 078512845X)
  • Brand New Day, Vol. 2 [#552-558] (ISBN 0785128468)
  • Brand New Day, Vol. 3 [#559-563] (ISBN 0785132422)
  • Kraven's First Hunt [#564-567; The Amazing Spider-Man: Extra! #1 (story 2)] (ISBN 0785132430)
  • New Ways to Die [#568-573; Marvel Spotlight: Spider-Man – Brand New Day] (ISBN 0785132449)
  • Crime and Punisher [#574-577; The Amazing Spider-Man: Extra! #1 (story 1)] (ISBN 0785134174)
  • Death and Dating [#578-583, Annual #35/1] (ISBN 0785134182)
  • Election Day [#584-588; The Amazing Spider-Man: Extra! #1 (story 3), 3 (story 1); The Amazing Spider-Man Presidents' Day Special] (ISBN 0785134190)
  • 24/7 [#589-594; The Amazing Spider-Man: Extra! #2] (ISBN 0785134204)
  • American Son [#595-599; material from The Amazing Spider-Man: Extra! #3] (ISBN 0785140832)
  • Died in Your Arms Tonight [#600-601, Annual #36; material from Amazing Spider-Man Family #7] (ISBN 0785144854)
  • Red-Headed Stranger [#602-605] (ISBN 0785138692)
  • Return of the Black Cat [#606-611; material from Web of Spider-Man vol. 2, #1] (ISBN 0785138684)
  • The Gauntlet, Book 1: Electro and Sandman [#612-616; Dark Reign: The List – The Amazing Spider-Man; Web of Spider-Man vol. 2, #2 (Electro story)] (ISBN 0785138714)
  • The Gauntlet, Book 2: Rhino and Mysterio [#617-621; Web of Spider-Man vol. 2, #3-4] (ISBN 0785138722)
  • The Gauntlet, Book 3: Vulture and Morbius [#622-625; Web of Spider-Man vol. 2, #2, 5 (Vulture story)] (ISBN 0785146121)
  • The Gauntlet, Book 4: Juggernaut [#229-230, 626-629] (ISBN 0785146148)
  • The Gauntlet, Book 5: Lizard [#629-633; Web of Spider-Man vol. 2, #6] (ISBN 0785146164)
  • Spider-Man: Grim Hunt [#634-637; The Amazing Spider-Man: Extra! #3; Spider-Man: Grim Hunt – The Kraven Saga; Web of Spider-Man vol. 2, #7] (ISBN 0785146180)
  • One Moment in Time [#638-641] (ISBN 0785146202)
  • Origin of the Species [#642-647; Spider-Man Saga; Web of Spider-Man vol. 2, #12] (ISBN 0785146229)
  • Big Time [#648-651] (ISBN 0785146237)
  • Matters of Life and Death [#652-657, 654.1] (ISBN 0785151028)
  • Spider-Man: The Fantastic Spider-Man [#658-662] (ISBN 0785151060)
  • Spider-Man: The Return Of Anti-Venom [#663-665; Free comic book day 2011: The Amazing Spider-Man] (ISBN 0785151087)
  • Spider-Man: Spider-Island [#666-673; Venom (2011) #6-8, Spider-Island: Deadly Foes; Infested prologues from #659-660 and #662-665.] (ISBN 0785151044)
  • Spider-Man: Flying Blind [#674-677; Daredevil #8] (ISBN 978-0-7851-6002-1)
  • Spider-Man: Trouble on the Horizon [#678-681, 679.1] (ISBN 978-0-7851-6003-8)
  • Spider-Man: Ends of the Earth [#682-687; Amazing Spider-Man: Ends of the Earth #1; Avenging Spider-Man #8] (ISBN 0785160051)
  • Spider-Man: Lizard – No Turning Back [#688-691; Untold Tales of Spider-Man #9] (ISBN 978-0-7851-6008-3)
  • Spider-Man: Danger Zone [#692-697; Avenging Spider-Man #11] (ISBN 0785160094)
  • Spider-Man: Dying Wish [#698-700] (ISBN 0-7851-6523-1)
  • The Amazing Spider-Man Omnibus, Vol. 1 [#1-38, Annual #1-2; Amazing Fantasy #15; Strange Tales Annual #2; Fantastic Four Annual #1] (ISBN 0785124020)
  • The Amazing Spider-Man Omnibus, Vol. 2 [#39-67, Annual #3-5; Spectacular Spider-Man #1-2] (ISBN 978-1302901806)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 1 [#1-10; Amazing Fantasy #15] (ISBN 0-7851-1256-1)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 2 [#11-19, Annual #1] (ISBN 0-7851-1264-2)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 3 [#20-30, Annual #2] (ISBN 0-7851-1188-3)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 4 [#31-40] (ISBN 0-7851-1189-1)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 5 [#41-50, Annual #3] (ISBN 0-7851-1190-5)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 6 [#51-61, Annual #4] (ISBN 0-7851-1362-2)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 7 [#62-67, Annual #5; The Spectacular Spider-Man #1-2 (magazine)] (ISBN 0-7851-1636-2)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 8 [#68-77; Marvel Super Heroes #14] (ISBN 0-7851-2074-2)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 9 [#78-87] (ISBN 978-0-7851-2462-7)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 10 [#88-99] (ISBN 978-0-7851-2932-5)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 11 [#100-109] (ISBN 978-0-7851-3507-4)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 12 [#110-120] (ISBN 978-0-7851-4214-0)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 13 [#121-131] (ISBN 0-7851-5036-6)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 14 [#132-142; Giant-Size Super-Heroes #1] (ISBN 0-7851-5975-4)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 15 [#143-155; Marvel Special Edition Treasury #1] (ISBN 0-7851-6631-9)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 16 [#156-168; Annual #10] (ISBN 0-7851-8801-0)
  • Marvel Masterworks: The Amazing Spider-Man, Vol. 17 [#169-180; Annual #11; Nova #12; Marvel Treasury Edition #14] (ISBN 0-7851-9186-0)

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ DeFalco "1960s" in Gilbert (2008), p. 91: "Thanks to a flood of fan mail, Spider-Man was awarded his own title six months after his first appearance. Amazing Spider-Man began as a bimonthly title, but was quickly promoted to a monthly."
  2. ^ DeFalco, Tom; Gilbert, Laura, ed. (2008). “1960s”. Marvel Chronicle A Year by Year History. London, United Kingdom: Dorling Kindersley. p. 87. ISBN 978-0756641238. "Deciding that his new character would have spider-like powers, [Stan] Lee commissioned Jack Kirby to work on the first story. Unfortunately, Kirby's version of Spider-Man's alter ego Peter Parker proved too heroic, handsome, and muscular for Lee's everyman hero. Lee turned to Steve Ditko, the regular artist on Amazing Adult Fantasy, who designed a skinny, awkward teenager with glasses." 
  3. ^ a b DeFalco "1960s" in Gilbert (2008), p. 91
  4. ^ Lee, Stan (w), Ditko, Steve (p), Ditko Steve (i). "Spider-Man" The Amazing Spider-Man, no. 1 (1963ねん3がつ)
  5. ^ DeFalco "1960s" in Gilbert (2008), p. 92: "Introduced in the lead story of The Amazing Spider-Man #2 and created by Stan Lee and Steve Ditko, the Vulture was the first in a long line of animal-inspired super-villains that were destined to battle everyone's favorite web-slinger."
  6. ^ Digital Priest (Owsley official site)
  7. ^ Cowsill "2010s" in Gilbert (2012), p. 327: "Written by Mark Waid and drawn by Paul Azaceta, the two-part opening mixed the real-world drama of the economic meltdown with some Spidey action."
  8. ^ Cowsill "2010s" in Gilbert (2012), p. 334: "Spidey's adventures were about to take an exciting new direction as Dan Slott became the title's sole writer."
  9. ^ Wigler, Josh (2010ねん7がつ25にち). “CCI: The Marvel: Spider-Man Panel”. Comic Book Resources. 2013ねん10がつ20日はつか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2018ねん6がつ6にち閲覧えつらん Archive requires scrolldown
  10. ^ Hanks, Henry (2012ねん12月31にち). “Events in landmark Spider-Man issue have fans in a frenzy”. CNN. 2013ねん11月9にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2012ねん12月31にち閲覧えつらん
  11. ^ Miller, John Jackson (2014ねん5がつ9にち). “April 2014 comics sales: Amazing Spider-Man #1 best-selling issue of 21st Century”. Comichron.com. 2014ねん7がつ19にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2014ねん5がつ9にち閲覧えつらん
  12. ^ Arrant, Chris (2015ねん6がつ30にち). “Peter Parker 'Stepped Up' As High Tech Tycoon In Amazing Spider-Man”. Newsarama. 2015ねん9がつ6にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2018ねん10がつ29にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]