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アメリカ陸軍りくぐん訓練くんれん教義きょうぎコマンド

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
訓練くんれん教義きょうぎコマンド(TRADOC)
腕章わんしょう
創設そうせつ 1973ねん7がつ1にち
所属しょぞく政体せいたい アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
所属しょぞく組織そしき アメリカ合衆国陸軍の旗アメリカ陸軍りくぐん
部隊ぶたい編制へんせい単位たんい コマンド
兵種へいしゅ/任務にんむ/特性とくせい 募集ぼしゅう訓練くんれん教育きょういく
人員じんいん やく3まん8,000めい
所在地しょざいち バージニアしゅうフォート・ユースティス
編成へんせい バージニアしゅうフォートベルボロ
標語ひょうご Victory Starts Here!
勝利しょうりはここから!)
上級じょうきゅう単位たんい 陸軍りくぐんしょう
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アメリカ陸軍りくぐん訓練くんれん教義きょうぎコマンド(アメリカりくぐんくんれんきょうぎコマンド、英語えいご: United States Army Training and Doctrine CommandTRADOC)は、アメリカ陸軍りくぐん募集ぼしゅう訓練くんれん教育きょういく担任たんにんするコマンドである。その役割やくわり陸軍りくぐんぜん部隊ぶたい現在げんざい将来しょうらいのあらゆる戦場せんじょうてき阻止そしし、勝利しょうり獲得かくとくするため、つね変革へんかくこす原動力げんどうりょくとなることである[1]

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

TRADOCは、募集ぼしゅう事務所じむしょ1,400かしょ以上いじょう予備よびやく将校しょうこう訓練くんれん課程かてい(ROTC)設置せっち大学だいがく937こう常備じょうび陸軍りくぐん学校がっこう37こう運営うんえいし、毎年まいとし12まん2,000めい以上いじょう参加さんかするアメリカ陸軍りくぐん基礎きそ訓練くんれん常時じょうじ8しゅう初期しょき軍事ぐんじ訓練くんれんおこない、戦闘せんとう中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん8かしょ指導しどう、117かこくからの留学生りゅうがくせい教育きょういくすうせんめいたいする統合とうごうまたは省庁しょうちょうあいだ教育きょういくおこなっている。

毎年まいとし訓練くんれんしゃまたは学生がくせいは50まんめい以上いじょうとなる[1]

前身ぜんしん[編集へんしゅう]

TRADOCは、アメリカ陸軍りくぐんそうぐん(FORSCOM)とともに、バージニアしゅうフォートモンロー所在しょざいしていた大陸たいりくぐん司令しれい(CONARC)から分割ぶんかつされた。これはポスト・ベトナムの陸軍りくぐん再編さいへんにおける主要しゅよう改革かいかくであった。CONARCが分割ぶんかつされた理由りゆうは、その責任せきにん統制とうせい範囲はんい広範囲こうはんいおよび、効果こうかてき業務ぎょうむ焦点しょうてんわせることが出来できなかったからである。このしん編成へんせいは、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく本土ほんどにおける主要しゅよう陸軍りくぐんコマンドを機能きのうてきさい編成へんせいした。CONARCおよべい陸軍りくぐん戦闘せんとう開発かいはつコマンド(CDC)は廃止はいしされ、その任務にんむはTRADOCとFORSCOMにけられた。

TRADOCは、CDCから戦闘せんとう開発かいはつ任務にんむ、CONARCから個人こじん訓練くんれん任務にんむぎ、くわえてCONARCから訓練くんれんセンターと職種しょくしゅ学校がっこう主要しゅよう陸軍りくぐん施設しせつ指揮しき責任せきにんった。FORSCOMはCONARCからすべての師団しだん軍団ぐんだん(その施設しせつふくむ。)の指揮しき即応そくおう態勢たいせいかんする作戦さくせん責任せきにんった。

編成へんせい[編集へんしゅう]

  • 陸軍りくぐん能力のうりょく総合そうごうセンター(2018ねん12月7にちアメリカ陸軍りくぐん将来しょうらいコマンド移管いかん[2]
  • 非対称ひたいしょうせんグループ
  • 即応そくおう展開てんかいフォース
  • しょ職種しょくしゅ協同きょうどうセンター
    • ミッション・コマンド中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん
    • 機動きどう中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん(歩兵ほへい学校がっこう機甲きこう学校がっこう
    • 火力かりょく中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん防空ぼうくう学校がっこう砲兵ほうへい学校がっこう
    • 航空こうくう中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん航空こうくう学校がっこう
    • サイバー中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん(サイバー学校がっこう通信つうしん学校がっこう
    • 諜報ちょうほう中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん諜報ちょうほう学校がっこう
    • 機動きどう支援しえん中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん工兵こうへい学校がっこう特殊とくしゅ武器ぶき学校がっこう憲兵けんぺい学校がっこう
    • 後方こうほう支援しえん中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん武器ぶき学校がっこう輸送ゆそう学校がっこう需品じゅひん学校がっこう兵士へいし支援しえん研究所けんきゅうじょ
    • 上級じょうきゅう曹長そうちょうぐん学校がっこう
  • 陸軍りくぐん募集ぼしゅうコマンド
  • 陸軍りくぐん士官しかん候補こうほせいコマンド
  • 初期しょき軍事ぐんじ訓練くんれんセンター

歴代れきだい司令しれいかん[編集へんしゅう]

名前なまえ 写真しゃしん 着任ちゃくにん 離任りにん
1 大将たいしょう ウィリアムE.デピュイ英語えいごばん 1973ねん6がつ1にち 1977ねん6がつ30にち
2 大将たいしょう ドンA.スターリー英語えいごばん 1977ねん7がつ1にち 1981ねん7がつ31にち
3 大将たいしょう グレンK.オーティス英語えいごばん 1981ねん8がつ1にち 1983ねん3がつ10日とおか
4 大将たいしょう ウィリアムR.リチャードソン英語えいごばん 1983ねん3がつ11にち 1986ねん6がつ29にち
5 大将たいしょう カールE.ヴォーノ英語えいごばん 1986ねん6がつ30にち 1987ねん6がつ11にち
6 大将たいしょう マクスウェルR.サーマン英語えいごばん 1987ねん6がつ29にち 1989ねん8がつ1にち
7 大将たいしょう ジョンW.フォス英語えいごばん 1989ねん8がつ2にち 1991ねん8がつ22にち
8 大将たいしょう フレデリックM.フランクス, Jr英語えいごばん 1991ねん8がつ23にち 1994ねん10がつ26にち
9 大将たいしょう ウィリアム・W・ハートゾッグ英語えいごばん 1994ねん10がつ27にち 1998ねん9がつ13にち
10 大将たいしょう ジョンN.エイブラムス英語えいごばん 1998ねん9がつ14にち 2002ねん11月6にち
11 大将たいしょう ケビンP.バーンズ英語えいごばん 2002ねん11月7にち 2005ねん8がつ8にち
代理だいり 中将ちゅうじょう アンソニーR.ジョーンズ英語えいごばん 2005ねん8がつ9にち 2005ねん10がつ12にち
12 大将たいしょう ウィリアムS.ウォレス英語えいごばん 2005ねん10がつ13にち 2008ねん12月7にち
13 大将たいしょう マーティン・デンプシー 2008ねん12月8にち 2011ねん4がつ11にち
代理だいり 中将ちゅうじょう ジョンE.スターリング, Jr英語えいごばん 2011ねん4がつ11にち 2011ねん4がつ28にち
14 大将たいしょう ロバートW.コーン英語えいごばん 2011ねん4がつ29にち 2014ねん3がつ14にち
15 大将たいしょう デビッドG.パーキンズ英語えいごばん 2014ねん3がつ14にち 2018ねん3がつ2にち
16 大将たいしょう スティーブン・J・タウンゼント 2018ねん3がつ2にち 2019ねん6がつ21にち
17 大将たいしょう ポール・E・ファンク2せい英語えいごばん 2019ねん6がつ21にち 現職げんしょく

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b TRADOC Command Brief” (PDF). TRADOC. 2019ねん1がつ1にち閲覧えつらん
  2. ^ YouTube clip (7 December 2018) ARCIC Transition of Authority Ceremony 07 Dec 2018 to Futures and Concepts Center, AFC, 2019ねん1がつ27にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]