陸軍りくぐん機甲きこう学校がっこう (アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく)

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陸軍りくぐん機甲きこう学校がっこう (アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく)
腕章わんしょう
創設そうせつ 1940ねん10月1にち
所属しょぞく政体せいたい アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
所属しょぞく組織そしき アメリカ陸軍りくぐん
部隊ぶたい編制へんせい単位たんい ぐん学校がっこう
兵種へいしゅ/任務にんむ/特性とくせい 機甲きこう騎兵きへい教育きょういく訓練くんれん
人員じんいん 3,000めい
所在地しょざいち ジョージアしゅうフォート・ベニング
標語ひょうご "Forge the Thunderbolt"
雷電らいでんきたえよ
上級じょうきゅう単位たんい 機動きどう中核ちゅうかくてき研究けんきゅう拠点きょてん
最終さいしゅう上級じょうきゅう単位たんい TRADOC
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陸軍りくぐん機甲きこう学校がっこう (アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく)えいUnited States Army Armor School)は機甲きこうおよ騎兵きへい教育きょういく訓練くんれん専門せんもんとするアメリカ陸軍りくぐん学校がっこうである。

その焦点しょうてんは、陸軍りくぐん将兵しょうへいたいして、M1エイブラムス戦車せんしゃM2ブラッドレー歩兵ほへい戦闘せんとうしゃストライカー装甲車そうこうしゃ重火器じゅうかき個人こじん携行けいこう火器かき無線むせんひとし各種かくしゅ装備そうびひん駆使くしした作戦さくせんおよ戦術せんじゅつならびにその整備せいびのための訓練くんれんおこなうことである。

さらに海兵かいへいたいのM1エイブラムス戦車せんしゃ訓練くんれんつ。

歴史れきし[編集へんしゅう]

1940ねん10がつ1にち、アドナR.チャフィーじゅんしょう指導しどうでスティーブンG.ヘンリー中佐ちゅうさ当時とうじ)によって、ケンタッキーしゅうフォートノックスに創立そうりつされた。当初とうしょは、戦車せんしゃそうしゃ、オートバイ、通信つうしん戦術せんじゅつ砲術ほうじゅつ戦闘せんとう工兵こうへいの7部門ぶもん構成こうせいされていた[1]

2010ねん学校がっこうは、基地きちさい調整ちょうせい閉鎖へいさ(BRAC)プログラムにもとづき、フォート・ベニング移動いどうした。

編成へんせいおよ教育きょういく担当たんとう[編集へんしゅう]

固有こゆう編成へんせい[編集へんしゅう]

  • だい194機甲きこう旅団りょだん(しん隊員たいいん教育きょういく担当たんとう)
    • だい15騎兵きへい連隊れんたいだい2大隊だいたい
    • だい15騎兵きへい連隊れんたいだい5大隊だいたい
    • だい46歩兵ほへい連隊れんたいだい1大隊だいたい
    • だい47歩兵ほへい連隊れんたいだい2大隊だいたい
    • だい81機甲きこう連隊れんたいだい1大隊だいたい
    • だい30総務そうむ大隊だいたいしん隊員たいいん受入うけいれ
  • だい316騎兵きへい旅団りょだん(学校がっこう教育きょういく担当たんとう)
    • だい16騎兵きへい連隊れんたいだい1大隊だいたい(指揮しきかん教育きょういくおよ教育きょういく支援しえん)
    • だい16騎兵きへい連隊れんたいだい3大隊だいたい(騎兵きへい職種しょくしゅ専門せんもん教育きょういく)
    • だい29歩兵ほへい連隊れんたいだい1大隊だいたい(機甲きこう歩兵ほへい職種しょくしゅ専門せんもん教育きょういく)

特別とくべつ編成へんせい[編集へんしゅう]

歩兵ほへい学校がっこうだい199歩兵ほへい旅団りょだんだい16騎兵きへい連隊れんたいだい2大隊だいたい(機甲きこう幹部かんぶ初級しょきゅう課程かてい(ABOLC))

学校がっこう教育きょういく[編集へんしゅう]

機甲きこう幹部かんぶ初級しょきゅう教育きょういく[編集へんしゅう]

機甲きこう幹部かんぶ初級しょきゅう課程かてい(ABOLC)
騎兵きへい機甲きこう職種しょくしゅ少尉しょうい中尉ちゅういたいして、ほう射撃しゃげきくみはん小隊しょうたい戦闘せんとう行動こうどう整備せいびリーダーシップ衛生えいせい体育たいいく教育きょういくおこなう。[2]教育きょういく期間きかん20週間しゅうかん
学生がくせいは、おおくの課目かもくと4つの野外やがい訓練くんれん演習えんしゅう修了しゅうりょうしなければならない。だい1演習えんしゅう(5日間にちかん)は騎兵きへいせんだい2演習えんしゅう機甲きこうせんだい3演習えんしゅう市街地しがいちせん(COE)[3]だい4演習えんしゅうまえの3作戦さくせんすべての課目かもくふく総合そうごう演習えんしゅうで、この10日間にちかんはげしい訓練くんれんは "the Gauntlet'(ガントレット)"としてられている。
ほん課程かてい教育きょういく担当たんとう部隊ぶたいは、機甲きこう学校がっこう所属しょぞく部隊ぶたいではなく、歩兵ほへい学校がっこう所属しょぞくだい199歩兵ほへい旅団りょだんだい16騎兵きへい連隊れんたいだい2大隊だいたいである。

騎兵きへい職種しょくしゅ専門せんもん教育きょういく[編集へんしゅう]

騎兵きへいリーダーズ課程かてい(CLC)
機動きどう大尉たいい専門せんもん課程かてい修了しゅうりょうするか大隊だいたいちょうから推薦すいせんされた、准尉じゅんい中尉ちゅういから中佐ちゅうさ将校しょうこうおよ戦闘せんとう指揮しきはん下士官かしかん課程かてい修了しゅうりょうした曹長そうちょう以上いじょう下士官かしかんたいして、こう強度きょうど紛争ふんそうおよたい反乱はんらん作戦さくせんにおける騎兵きへい中隊ちゅうたい騎兵きへい大隊だいたいにおける戦術せんじゅつてき警戒けいかい監視かんし教育きょういくおこな[4]
教育きょういく期間きかんは3週間しゅうかん教育きょういく内容ないようは、偵察ていさつ計画けいかく作成さくせい偵察ていさつアセットの同調どうちょう偵察ていさつ装備そうびひん展開てんかい偵察ていさつ警戒けいかい戦術せんじゅつ技法ぎほうミッション・コマンドである。
ほん課程かてい騎兵きへい部隊ぶたい隊員たいいんだけでなく、地上ちじょう作戦さくせん支援しえんする統合とうごう作戦さくせん担当たんとうしゃ入校にゅうこうすることが出来できる。
陸軍りくぐん偵察ていさつ課程かてい(ARC)
学生がくせい隠蔽いんぺいした車両しゃりょう観測かんそく拠点きょてんとして使用しようする(陸軍りくぐん偵察ていさつ課程かてい(ARC)の訓練くんれん)。
幹部かんぶ初級しょきゅう課程かてい修了しゅうりょうした少尉しょういから大尉たいい将校しょうこうおよ戦闘せんとう指揮しきはん下士官かしかん課程かてい修了しゅうりょうした2とう軍曹ぐんそう以上いじょう下士官かしかんたいして、偵察ていさつ警戒けいかい要領ようりょう斥候せっこう小隊しょうたいのドクトリンの教育きょういくおこな[5]教育きょういく期間きかん5週間しゅうかん
教育きょういく内容ないようは、主力しゅりょくからはなれて行動こうどうする斥候せっこう小隊しょうたい運用うんようほうUAV空地くうち協同きょうどう、ナビゲーションの技術ぎじゅつてき事項じこうまなぶ。ほん課程かていは10日間にちかんがく、13日間にちかん野外やがい訓練くんれんおこなわれる。ほん課程かていは、1986ねん若年じゃくねん将校しょうこう偵察ていさつ要領ようりょう指導しどうするために創設そうせつされた。
ほん課程かていは、1991ねん湾岸わんがん戦争せんそう(砂漠さばくあらし作戦さくせん)において、その有用ゆうようせいみとめられ、1995ねん特技とくぎ区分くぶん将校しょうこうに、2002ねん下士官かしかん入校にゅうこうできるようになった。
2018ねん現在げんざい機甲きこう幹部かんぶ初級しょきゅう課程かてい(ABOLC)を修了しゅうりょうした将校しょうこうはARCへの入校にゅうこう推奨すいしょうされている。そのため、学校がっこうは、2017ねんからABOLCの修了しゅうりょうとARCの開始かいし連接れんせつさせ、ABLOCの修了しゅうりょうしゃ全員ぜんいん入校にゅうこうできるようにARCを8~12クラスに増加ぞうかさせている[6]
偵察ていさつ監視かんしリーダー課程かてい(RSLC)
歩兵ほへいまた騎兵きへい斥候せっこう海兵かいへいたい航空こうくうへい特殊とくしゅ部隊ぶたいほう執行しっこう機関きかん留学生りゅうがくせいとうのあらゆる隊員たいいんたいして、偵察ていさつ基礎きそ教育きょういくする[7]教育きょういく期間きかん5週間しゅうかん
だい1しゅう光学こうがく赤外線せきがいせんとう監視かんし装置そうちあつかい、7あいだ15kmのナビゲーション、偽装ぎそう追尾ついび監視かんししょ選定せんてい運営うんえい隠密おんみつ行動こうどう訓練くんれんおこなう。だい2しゅう短波たんぱ(HF)、ちょう短波たんぱ(VHF)、ごくちょう短波たんぱ(UHF)無線むせん通信つうしん(音声おんせいおよびデータ)、潜入せんにゅう離脱りだつ訓練くんれんおこなう。だい3、4しゅう作戦さくせん計画けいかく作成さくせい空路くうろ潜入せんにゅう偵察ていさつ監視かんし火力かりょく要求ようきゅう離脱りだつ実働じつどう訓練くんれんおこなう。
学生がくせい入校にゅうこうにあたり空挺くうていまたレンジャー英語えいごばん資格しかく必要ひつようない。
高度こうど状況じょうきょう認識にんしき(ASA)
3とう軍曹ぐんそうから大尉たいいたいして、人間にんげん行動こうどうパターンや認識にんしき仕方しかた教育きょういくおこな[8]教育きょういく期間きかんは4週間しゅうかん
がくにおいては心理しんりがくクリティカルシンキングひとしについてまなぶ。
実習じっしゅう訓練くんれんにおいては、テロリストと住民じゅうみん混在こんざいする集落しゅうらくを400~1,000mの距離きょりからかんして異変いへん兆候ちょうこう察知さっちする要領ようりょう長老ちょうろう集会しゅうかいおこなっているひとはなしをしてまち全体ぜんたい雰囲気ふんいき察知さっちする要領ようりょう危険きけん地域ちいき地上ちじょう標識ひょうしき設置せっちほうなどをまなぶ。
たいIED戦術せんじゅつ指導しどういん(DCT-MT)
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、中隊ちゅうたいおよ大隊だいたいレベルのたいIED訓練くんれん指導しどういん養成ようせい教育きょういくおこなう。教育きょういく期間きかんは2週間しゅうかん
だい1しゅうは、車載しゃさいおよ個人こじん携行けいこうたいIED機材きざい操作そうさ脅威きょうい判断はんだん計画けいかく作成さくせい部隊ぶたい訓練くんれん基本きほん指導しどうとうについて訓練くんれんする[9]だい2しゅう中隊ちゅうたい小隊しょうたい分隊ぶんたいレベルのたいIED演習えんしゅうおこなう。
小型こがた無人むじん航空機こうくうきシステム指導しどういん(SUAS) 
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、グループ1無人むじん航空機こうくうき(RQ-11 レイヴンひとし)の操作そうさ技術ぎじゅつてき事項じこう訓練くんれん管理かんり訓練くんれん指導しどうほう教育きょういくおこな[10]教育きょういく期間きかん3週間しゅうかん
戦闘せんとう顧問こもん訓練くんれん課程かてい(CATC)
2とう軍曹ぐんそう以上いじょう隊員たいいんたいして、対外たいがい治安ちあん部隊ぶたい戦闘せんとう顧問こもんになるための教育きょういくおこな[11]ほん課程かてい修了しゅうりょうしゃ軍事ぐんじ顧問こもんだん一員いちいんとして治安ちあん部隊ぶたい支援しえん旅団りょだんとともに業務ぎょうむおこなうことができる。

機甲きこう歩兵ほへい職種しょくしゅ専門せんもん教育きょういく[編集へんしゅう]

マスター砲手ほうしゅ共通きょうつう課程かてい(MGCC)
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、砲手ほうしゅ共通きょうつうてき事項じこう車載しゃさい火器かき(M240機関きかんじゅうブローニングM2じゅう機関きかんじゅうMk19 自動じどう擲弾じゅう)の操作そうさ射撃しゃげき訓練くんれん計画けいかく作成さくせい実施じっし教育きょういくおこな[12]教育きょういく期間きかん6週間しゅうかん
ほん課程かてい修了しゅうりょうすることによって、エイブラムスブラッドレーストライカーのマスター砲手ほうしゅ課程かていへの参加さんか資格しかくられる。
エイブラムス・マスター砲手ほうしゅ課程かてい(AMG)
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、M1A1戦車せんしゃとM1A2 SEP戦車せんしゃ射撃しゃげき砲塔ほうとう整備せいび訓練くんれん管理かんり教育きょういくおこな[13]教育きょういく期間きかん8週間しゅうかん学生がくせいは6かい学科がっか試験しけんすべての実技じつぎ試験しけん(正確せいかく100%)を修了しゅうりょうしなければならない。
ほん課程かていは1クラス18めい学生がくせいたいして2たい1の割合わりあい教官きょうかん配置はいちされる集中しゅうちゅうてき教育きょういくである。
ブラッドレー・リーダーズ課程かてい(BLC)
少尉しょういから大尉たいい将校しょうこうおよび3とう軍曹ぐんそうから上級じょうきゅう軍曹ぐんそう下士官かしかんたいして、ブラッドレー歩兵ほへい戦闘せんとうしゃ(BFV)を装備そうびした機械きかい小隊しょうたい(またはん)の指揮しきかん教育きょういくおこな[14]教育きょういく期間きかん4週間しゅうかん
BFVの実践じっせんてき知識ちしき技能ぎのう、BFV指揮しきかん適性てきせい計画けいかく作成さくせい能力のうりょく通信つうしんミッション・コマンド小隊しょうたいレベルの訓練くんれん管理かんりとう能力のうりょく向上こうじょうさせる。
ブラッドレー・マスター砲手ほうしゅ課程かてい(BMG)
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、ブラッドレー歩兵ほへい戦闘せんとうしゃ高度こうど砲手ほうしゅ訓練くんれん整備せいび訓練くんれん訓練くんれん管理かんり教育きょういくおこな[15]教育きょういく期間きかん8週間しゅうかん
ストライカー・リーダーズ課程かてい(SLC)
少佐しょうさ以下いか将校しょうこうおよび1とう軍曹ぐんそう以上いじょう下士官かしかんたいして、ストライカー装甲車そうこうしゃ整備せいび訓練くんれん管理かんり戦術せんじゅつ教育きょういくおよ小隊しょうたいちょうとしての指揮しきかん教育きょういくおこな[16]教育きょういく期間きかん3週間しゅうかん
ストライカー・マスター砲手ほうしゅ課程かてい(SMG)
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、ブラッドレー歩兵ほへい戦闘せんとうしゃ高度こうど砲手ほうしゅ訓練くんれん整備せいび訓練くんれん訓練くんれん管理かんり教育きょういくおこな[17]教育きょういく期間きかん8週間しゅうかん
機動きどうほうシステム・指揮しきかん課程かてい(MGSCC)
将校しょうこうおよ特技とくぎへいから1とう軍曹ぐんそう下士官かしかんたいして、ストライカー機動きどうほうシステム(MGS)の技術ぎじゅつてき事項じこうおよ戦術せんじゅつ教育きょういくおこな[18]教育きょういく期間きかん8週間しゅうかん
戦車せんしゃ/機動きどうほう指揮しきかん整備せいび課程かてい(TCC)
中尉ちゅういから中佐ちゅうさ将校しょうこうおよび3とう軍曹ぐんそうから上級じょうきゅう軍曹ぐんそう下士官かしかんたいして、戦車せんしゃほうおよ機動きどうほうシステムの点検てんけん整備せいび弾薬だんやく適合てきごう砲塔ほうとうおよ車体しゃたい故障こしょう排除はいじょ教育きょういくおこな[19]教育きょういく期間きかん2週間しゅうかん
重火器じゅうかき・リーダーズ課程かてい(HWLC)
基礎きそ訓練くんれん修了しゅうりょう以上いじょうものたいして、BGM-71 TOWおよFGM-148 ジャベリン対戦たいせんしゃミサイルブローニングM2じゅう機関きかんじゅうMk19自動じどう擲弾じゅう技術ぎじゅつてき事項じこう射撃しゃげき機関きかんじゅう理論りろんおよ訓練くんれん戦略せんりゃく重火器じゅうかき戦術せんじゅつてき運用うんようほう分隊ぶんたい中隊ちゅうたい)の教育きょういくおこな[20]教育きょういく期間きかん2週間しゅうかん
選抜せんばつ射手しゃしゅ射撃しゃげき指導しどういん課程かてい(MMTC)
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、射撃しゃげき指導しどう要領ようりょう各種かくしゅ射撃しゃげき要領ようりょう(最大さいだい600m遠距離えんきょり射撃しゃげき夜間やかん射撃しゃげきとう)、ダットサイト、レーザー・赤外線せきがいせん照準しょうじゅん操作そうさ教育きょういくおこな[21]教育きょういく期間きかん5週間しゅうかん
狙撃そげき課程かてい
上等じょうとうへいから2とう軍曹ぐんそうたいして、狙撃そげき情報じょうほう収集しゅうしゅうたい狙撃そげき指名しめい関心かんしん地域ちいき(NAI)への潜入せんにゅうかん、IEDの阻止そしてきへの妨害ぼうがい教育きょういくおこな[22]教育きょういく期間きかん7週間しゅうかん
射撃しゃげき訓練くんれんは、高度こうど射撃しゃげきほう基地きちおよ未知みち遠距離えんきょり射撃しゃげき移動いどう目標もくひょう射撃しゃげき様々さまざま気象きしょう条件じょうけんでの視界しかい制限せいげん射撃しゃげきおこなう。行動こうどう訓練くんれんは、高度こうど偽装ぎそう隠密おんみつ行動こうどう目標もくひょう検出けんしゅつおよ標定ひょうてい戦場せんじょう情報じょうほう準備じゅんび(IPB)、報告ほうこく要領ようりょう狙撃そげき戦術せんじゅつおこなう。
格闘かくとう課程かてい
近接きんせつ格闘かくとうとその指導しどう要領ようりょう教育きょういくおこな[23]教育きょういく期間きかん4週間しゅうかん
シミュレーション訓練くんれん指導しどういん課程かてい(SMTC)
3とう軍曹ぐんそうから1とう軍曹ぐんそうたいして、中隊ちゅうたいおよ大隊だいたいレベルのシミュレーションによる射撃しゃげき訓練くんれん指導しどういんとしての教育きょういくおこな[24]

指導しどういん選抜せんばつ[編集へんしゅう]

学校がっこう指導しどういんだい316騎兵きへい旅団りょだん隊員たいいんである。指導しどういん認証にんしょう過程かていきびしく、下士官かしかん当初とうしょ陸軍りくぐん基本きほん指導しどういん課程かてい資格しかくのち適切てきせつ指導しどう戦術せんじゅつ技法ぎほう集中しゅうちゅうしてまなぶ2週間しゅうかん課程かてい修了しゅうりょうして、機甲きこう学校がっこうおよだい316騎兵きへい旅団りょだんから認証にんしょうされなければならない[25]

資格しかく認証にんしょう両方りょうほうることによって、指導しどういんはフォートノックス指導しどういん徽章きしょう制服せいふく装着そうちゃくすることがゆるされる[25]

その[編集へんしゅう]

  • 学校がっこう四半期しはんきごとに、訓練くんれん演習えんしゅう作戦さくせんドクトリン装備そうび歴史れきししょ外国がいこくぐん動向どうこうとう論文ろんぶん掲載けいさいした軍事ぐんじ専門せんもんアーマー』を出版しゅっぱんする。
  • 学校がっこうサウジアラビアぐんエジプトぐんヨルダンぐんギリシャぐんトルコぐんからの留学生りゅうがくせいれている。留学生りゅうがくせいだい部分ぶぶん機甲きこう幹部かんぶ初級しょきゅう課程かてい(ABOLC)に参加さんかする。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ ARMOR SCHOOL MARKS 25th YEAR OF SERVICE. Armor Magazine, November–December 1965, p. 32-33, Vol: LXXIV, No: 6.
  2. ^ Armor Basic Officer Leaders Course”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  3. ^ 316th Cavalry Brigade”. 2010ねん8がつ20日はつか閲覧えつらん[リンク]
  4. ^ Cavalry Leader's Course”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  5. ^ Army Reconnaissance Course”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  6. ^ 2017-2018 Training and Leader Development Strategy” (PDF). United States Army Armor School. p. 35, 40. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  7. ^ RECONNAISSANCE AND SURVEILLANCE LEADERS COURSE”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  8. ^ Advanced Situational Awareness”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  9. ^ Dismounted C-IED Tactics Master Trainer”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  10. ^ SUAS Master Trainer”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  11. ^ Military Advisor Training Academy (MATA)”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  12. ^ Master Gunner Common Core”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  13. ^ Abrams Master Gunner”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  14. ^ Bradley Leader Course”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  15. ^ BRADLEY INFANTRY FIGHTING VEHICLE SYSTEMS MASTER GUNNER”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  16. ^ STRYKER LEADERS COURSE”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  17. ^ Stryker Master Gunner”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  18. ^ Mobile Gun System Commanders Course”. 2019ねん1がつ3にち閲覧えつらん
  19. ^ M1A1/M1A2 SEP TANK COMMANDERS COURSE & MGS COMMANDERS COURSE” (PDF). United States Army Armor School. 2019ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  20. ^ HEAVY WEAPONS LEADERS COURSE”. 2019ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  21. ^ Marksmanship Master Trainer Course Course Description”. 2019ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  22. ^ United States Army Sniper Course”. 2019ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  23. ^ Modern Army Combatives”. 2019ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  24. ^ Simulations Training Managers Course”. 2019ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  25. ^ a b The United States Army 316th Cavalry Brigade”. 2010ねん8がつ4にち閲覧えつらん[リンク]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]