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アンタイオス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヘーラクレースとアンタイオス。
エウフロニオス紀元前きげんぜん515ねん–510ねんごろ作品さくひん, ブル美術館ぶるびじゅつかん所蔵しょぞう(G 103)。
同上どうじょう

アンタイオス古希こき: νにゅーτたうαあるふぁῖος, Antaios, ラテン語らてんご: Antaeus)とは、ギリシア神話しんわ登場とうじょうする好戦こうせんてき巨人きょじんである。ラテン語らてんごではアンタエウス海神わたつみポセイドーン息子むすこ[1]、あるいは大地だいち女神めがみガイア息子むすこであり[1][2]むすめアルケーイスのちち[3]英雄えいゆうヘーラクレースによってたおされた。

物語ものがたり

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アンタイオスは、リビュアんでいて、屈強くっきょうそうな旅人たびびとたたかいをいどんでは、相手あいてころしていた。そして、ころした相手あいてからうばった宝物ほうもつ相手あいて髑髏しゃれこうべを、ポセイドーンの神殿しんでんかざっていた[4]。ヘーラクレースは黄金おうごん林檎りんごもとめてたびをしていたとき[1]、あるいはゲーリュオーンうしもとめてたびをしていたときにリビアをとお[5]、アンタイオスに挑戦ちょうせんされた。さしものヘラクレスもなんたおしても無限むげん復活ふっかつする能力のうりょく無限むげんつよまるちから苦戦くせんをする。しかし大地だいちあしがついていなければ発揮はっきしない弱点じゃくてんづき、アンタイオスはヘーラクレースにげられ、ころされてしまった[1]

ローマ歴史れきしガビニウスによると、リビュアのリュンクス近郊きんこうにアンタイオスのはかと60ペーキュス(27メートル)もの巨大きょだいなアンタイオスの遺骨いこつがあった[6]

美術びじゅつなかのアンタイオス

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d アポロドーロス、2かん5・11。
  2. ^ ヒュギーヌス、31
  3. ^ カメイロスのペイサンドロス断片だんぺん
  4. ^ ピンダロス『イストミア祝勝しゅくしょうだい4うた54b。
  5. ^ シケリアのディオドロス、4かん17・4。
  6. ^ ストラボン、17かん3・8。

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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