インド共産党きょうさんとうマルクス・レーニン主義しゅぎ派は解放かいほう派は

インドの政党せいとう

インド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派は解放かいほう派は Communist Party of India (Marxist-Leninist) Liberation
党とう旗はた
書記しょき長ちょう	Dipankar Bhattacharya
成立せいりつ年月日ねんがっぴ	1974年ねん
本部ほんぶ所在地しょざいち	U-90, Shakarpur, Delhi-110092
ローク・サバー議席ぎせき数すう	0 / 545   (0%)
ラージヤ・サバー議席ぎせき数すう	0 / 245   (0%)
政治せいじ的てき思想しそう・立場たちば	共産きょうさん主義しゅぎ マルクス・レーニン主義しゅぎ 毛沢東もうたくとう思想しそう
機関きかん紙し	Liberation (英語えいご) Aajker Deshabrati (ベンガル語ご)
公式こうしきサイト	http://www.cpiml.org

インド共産党きょうさんとうマルクス・レーニン主義しゅぎ派は解放かいほう派は(भारतीय कम्युनिस्ट पक्ष (एम.एल.) लिबरेशन, Communist Party of India (Marxist–Leninist) Liberation; CPI(ML) Liberation)はインドの共産きょうさん主義しゅぎ政党せいとう。

マルクスレーニン主義しゅぎ派は解放かいほう派はは1970年代ねんだいにはインド共産党きょうさんとうマルクス・レーニン主義しゅぎ派はの中なかで最大さいだいの勢力せいりょくであり、後のちにはインドにおけるの左派さはの主要しゅようなアクターとなった。種々しゅじゅの大衆たいしゅう組織そしき（労働ろうどう者しゃ、農家のうか、女性じょせい、青少年せいしょうねん、学生がくせい組合くみあい）を通つうじていくつかの州しゅうで活動かつどうしている。

歴史れきし

1973年ねん、もともとのインド共産党きょうさんとうマルクス・レーニン主義しゅぎ派はがSharmaが率ひきいるグループとMahadev Mukherjeeが率ひきいるグループに分裂ぶんれつした。Vinod Mishraは当初とうしょはMukherjeeのグループに属ぞくしていたが、彼かれとBurdwan地方ちほう委員いいん会かいは1973年ねん9月がつにMukherjeeから袂たもとを分わかった。MishraはSharmaのグループと連絡れんらくを取とったが、Burdwan地方ちほう委員いいん会かいはその後ご分割ぶんかつされ、MishraはSharmaの政治せいじ上じょうの態度たいど（大衆たいしゅう組織そしきの形成けいせいを呼よびかけ、当時とうじCPI（ML）の運動うんどう内ないにほとんど異端いたんともいえる動うごきを形成けいせいしていた）を非難ひなんした。 

1974年ねん、Mishraはビハールの武装ぶそう闘争とうそう指導しどう者しゃであるSubrata Dutta (Jauhar)と接触せっしょくした。1974年ねん7月がつ28日にち（Charu Majumdarの2回かい目めの命日めいにち）、Jauharを書記しょき長ちょう、MishraとSwadesh Bhattacharya（Raghu）を中央ちゅうおう委員いいんとして新党しんとう中央ちゅうおう委員いいん会かいが結成けっせいされた  。再建さいけんされたこの党とうは、「反たん林はやし彪ぴょう」グループとして知しられるようになった（Mahadev Mukherjeeの派閥はばつは「林はやし彪ぴょう派は」グループを構成こうせいしていた） 。この反はん林はやし彪ぴょうグループがのちにマルクスレーニン主義しゅぎ派は解放かいほう派は（CPI（ML）Liberation）として知しられるようになる

1975年ねん11月、Lal Seria（ビハールの民兵みんぺい）の活動かつどう中ちゅうにJauharが殺害さつがいされた。Mishraは、再さい編成へんせいされた5人にん定員ていいんの中央ちゅうおう委員いいん会かいを持もつ新党しんとうの書記しょき長ちょうに就任しゅうにんした。Mishraは、1976年ねん2月がつにガヤ地区ちく（美よしハールの行政ぎょうせい区分くぶん）の農村のうそん部ぶで極秘ごくひに第だい二に回かい大会たいかいを開ひらいた。大会たいかいは満場一致まんじょういっちでMishraを書記しょき長ちょうに再選さいせんした。

新あらたな方向ほうこうづけと「整流せいりゅう」

Mishraは解放かいほう派はの新あらたな方向ほうこうづけのプロセスを気付きづいた活動かつどう家かであった 。1976年ねんまでに、武装ぶそう闘争とうそうと広範こうはんな反はん国民こくみん会議かいぎ民主みんしゅ主義しゅぎ運動うんどうを組くみ合あわせるという立場たちばを採用さいようした  。このプロセスは、1977年ねん後半こうはんに開始かいしされた内部ないぶ整流せいりゅうプロセスを通つうじてより緻密ちみつ化かされた。党とうの学習がくしゅうサークルと党とう学校がっこうが、党とう中央ちゅうおうから細胞さいぼうに至いたるまでの全ぜん党とうで始はじめられた。

インド人民戦線じんみんせんせん

1980年代ねんだい初頭しょとう、マルクス・レーニン主義しゅぎ派は解放かいほう派はは（直接的ちょくせつてきにマルクス・レーニン主義しゅぎ派はの方針ほうしんであった）非ひ政党せいとうの開ひらかれた大衆たいしゅう運動うんどうとしてインド人民戦線じんみんせんせん(Indian People's Front; IPF)の建設けんせつを開始かいしした（1982年ねん4月がつに設立せつりつ）。Nagbhushan PatnaikがIPFの議長ぎちょうに就任しゅうにんした。この地下ちか政党せいとうが大衆たいしゅう的てきで愛国あいこく主義しゅぎ的てきな民主みんしゅ主義しゅぎプログラムに基もとづいて他たの民主みんしゅ的てき勢力せいりょくとの関係かんけいを築きずこうというIPF建設けんせつ政策せいさくは、Mishraの介在かいざいによるものであった 。Mishraは初期しょきの解放かいほう派はの理論りろんを放棄ほうきしたが、Charu Majumdarの遺産いさんを決けっして放棄ほうきしなかった。

自治じち州しゅう要求ようきゅう運動うんどう

1985年ねん、州しゅう議会ぎかいで議席ぎせきを獲得かくとくしたアッサムのカルビ・アングロン地区ちくで、人民じんみん民主みんしゅ戦線せんせん（People's Democratic Front; PDF）設立せつりつした。 1987年ねんにPDFは自治じち州しゅう要求ようきゅう委員いいん会かい（Autonomous State Demand Comittee; ASDC）に改組かいそした。 ASDCの持続じぞく的てきな大衆たいしゅう運動うんどうは、1989年ねんの地方ちほう選せんで役立やくだった。1981年ねん、ASDCのJayanta Rongpiが国会こっかいの議員ぎいんになった。 ASDCは1996年ねん、アッサム州しゅう議会ぎかいに5人にんをMLAとして送おくった。 

1992年ねん、第だい5回かい党とう大会たいかい（コルカタ）の後のち、党とうは地下ちか政党せいとうから合法ごうほう政党せいとうに路線ろせん変更へんこうした 。Mishraは1997年ねん10月がつ、バラナシで開催かいさいされた第だい6回かい党とう大会たいかいで、党とう書記しょき長ちょうに再選さいせんされた。

大衆たいしゅう団体だんたい

次つぎの大衆たいしゅう団体だんたいを傘下さんかに持もつ

• 革命かくめい的てき青年せいねん連盟れんめい Revolutionary Youth Association (RYA) 
• 全ぜんインド学生がくせい連盟れんめい All India Students Association (AISA) 
• 全ぜんインド農業のうぎょう労働ろうどう者しゃ連盟れんめい All India Agricultural Labour Association (AIALA) 
• 全ぜんインド貧農ひんのう共闘きょうとう会議かいぎ All India Peasants' Coordination Committee 
• 全ぜんインド労働ろうどう組合くみあい中央ちゅうおう会議かいぎ All India Central Council of Trade Unions (AICCTU) 
• 全ぜんインド進歩しんぽ的てき女性じょせい連合れんごう All India Progressive Women's Association (AIPWA)
• 自治じち州しゅう要求ようきゅう運動うんどう Autonomous State Demand Committee (ASDC)

各州かくしゅうの党勢とうせい

ビハール

解放かいほう派はは、ビハールにおいてマルクス・レーニン主義しゅぎ派は結成けっせい以来いらいの封建ほうけん主義しゅぎ的てき制度せいどとの闘争とうそうを続つづけている。 Siwan、Bhojpur、Arrahは解放かいほう派はの重要じゅうよう拠点きょてんである。

ジャールカンド

Giridihは、Jharkhand

解放かいほう派ははランハッチ、ダンバード、ギリディ、コデルマ、ジャムタダなどのビハールの重要じゅうような場所ばしょからのジャールカンドの分離ぶんりに取とり組くんでいる。 ジャールカンドでは、解放かいほう派はは政府せいふの適切てきせつ内ない補償ほしょうのない土地とち押収おうしゅうに関かんする紛争ふんそうで地域ちいきのAdivasi（部族ぶぞく集団しゅうだん）を代表だいひょうしている。

2015年ねんジャールカンドパンチャーヤト選挙せんきょ

Giridih地区ちくでは解放かいほう派はは単一たんいつでは最大さいだいの勢力せいりょくとして登場とうじょうし、2015年ねんのパンチャーヤト（地方ちほう議会ぎかい）選挙せんきょでは11議席ぎせきを獲得かくとくした。

パンジャブ

パンジャブでの解放かいほう派はは、AIALAに所属しょぞくするMazdoor Mukti Morchaを通つうじて、土地とちを持もたないダロッドの労働ろうどう者しゃを代表だいひょうしている。「緑みどりの革命かくめい」は、インディラ・ガンジーの統治とうち以来いらい農業のうぎょうを機械きかい化かしてきた。しかし、土地とちを持もたない農民のうみんは土地とちを持もたないままであった。

パンジャブ州しゅうのMansa

Malwa蜂起ほうき

2009年ねんには、解放かいほう派はの指導しどうの下した、Singrur、Mansa、Bhatindaを含ふくむMalwa地域ちいきの土地とちのない農民のうみんによる土地とち包囲ほうい闘争とうそうがあった。これは与党よとうが約束やくそくしていた、1961年ねんのパンジャブ地方ちほう土地とち整理せいり法ほうに基もとづいていた。抗議こうぎ者しゃたちは、政府せいふと3ヶ月かげつ以内いないに法的ほうてきに土地とちを割わり当あてるよう協定きょうていを結むすんだ。 政府せいふは、包囲ほういされた土地とちの即時そくじの解放かいほうを要求ようきゅうした。