出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エゾノミツモトソウ
|
|
分類
|
|
学名
|
Potentilla norvegica L.
|
英名
|
Rough cinquefoil Norwegian cinquefoil
|
エゾノミツモトソウ(蝦夷水源草、Potentilla norvegica)は、バラ科・バラ亜科・キジムシロ属の一年草もしくは二年草の一種。
ヨーロッパを原産地とする[1]。北アメリカ、ニュージーランド、日本で野生化が確認されており、帰化植物となっている[1]。日本では北海道の個体群は在来種と考えられていた時期もあった[1]。
草丈は80cmほどまで成長する。基本的に茎には褐色の剛毛があるが、ないものもいる。夏ごろに直径1cm程度の黄色い花をつける。
日本の在来種であるミツモトソウに似るが、茎下部にある葉が3出複葉ではなく、5小葉となる[1]。