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クイーン+ポール・ロジャース

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
クイーン+ポール・ロジャース
2005ねんのライヴにて
基本きほん情報じょうほう
出身しゅっしん イングランドの旗 イングランド
ジャンル ロック
活動かつどう期間きかん 2004ねん - 2009ねん
レーベル
公式こうしきサイト 公式こうしきサイト
きゅうメンバー

クイーン+ポール・ロジャースQueen + Paul Rodgers)は、クイーンブライアン・メイロジャー・テイラーもとバッド・カンパニーポール・ロジャース結成けっせいしたイギリスロックバンド

経歴けいれき

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1986ねんのマジック・ツアー以来いらい長年ながねんクイーンとしてのツアーはおこなわれず、フレディ・マーキュリー死後しご音楽おんがく業界ぎょうかいから引退いんたいしたジョン・ディーコンのぞいて、ロジャー・テイラーとブライアン・メイはしばらくはソロ活動かつどう活路かつろ見出みいだそうとしていた。2000ねんごろからはチャリティ・コンサートなどに2人ふたりでクイーン名義めいぎ出演しゅつえんしていたが、フレディのような絶対ぜったいてきなボーカリストが不在ふざいなか本格ほんかくてき活動かつどう再開さいかいにはいたらなかった。

そんななか2004ねんフェンダー・ストラトキャスター発売はつばい50周年しゅうねんイベントで、ブライアンがポール・ロジャースと共演きょうえん。ブライアンとポールは、それ以前いぜんにもロイヤル・アルバート・ホールでのイベントやポールのアルバム『マディ・ウォーター・ブルーズ』などでなん共演きょうえんしていたが、あらためてポールとのあいだつよいケミストリーをかんじたブライアンは、ロジャーも参加さんかしたうえで3にんのコラボレーションを計画けいかく英国えいこく音楽おんがく殿堂でんどう授賞じゅしょうしきで「ウィ・ウィル・ロック・ユー」、「伝説でんせつのチャンピオン」、そしてフリーの「オール・ライト・ナウ」の3きょく一緒いっしょ演奏えんそうした。この共演きょうえんつよごたえをかんじた3にんは、2005ねんに「クイーン+ポール・ロジャース」としてワールド・ツアーをおこなうことを発表はっぴょうした。

フレディとまったことなるスタイルをつポールの起用きようには一部いちぶから疑問ぎもんこえもあったが、ヨーロッパ・ツアーのチケットはソールドアウトするなどおおくのファンからは熱狂ねっきょうてきむかえられ、同年どうねん9がつにはライブ・アルバム『リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ』を発表はっぴょう。10月には日本にっぽん公演こうえん実現じつげんし、さいたま横浜よこはま名古屋なごや福岡ふくおかで10まんにん動員どういん。「をとりあって」や「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」などは日本にっぽんのみで演奏えんそうされた。2006ねん初頭しょとうにはクイーンとしては1982ねん以来いらいとなる北米ほくべいツアーも実現じつげんし、ぜん世界せかい20カ国かこくけい66公演こうえんにもおよぶツアーはおおきな成功せいこうおさめた。このいきおいをけて、8がつには新曲しんきょくのレコーディングのためにスタジオりすることをブライアンがみずからのホームページで宣言せんげん

2008ねん9月、デビュー・アルバム『ザ・コスモス・ロックス』を発表はっぴょう日本にっぽんでは「13ねんぶりのクイーン最新さいしんさく」と宣伝せんでんされたが、アルバムの内容ないようブルースロックいろつよく、セールスめんではぜんえい5健闘けんとうしたものの、ファンや評論ひょうろんからの評価ひょうか賛否さんぴ両論りょうろんとなった。アルバム発表はっぴょうふたただい規模きぼ世界せかいツアーを開始かいしぜん世界せかい21カ国かこくけい40公演こうえんおこなわれたが、再度さいど来日らいにち公演こうえん実現じつげんしなかった。

2009ねん5月、ポールは「クイーンとはもうやりくした」として、「クイーン+ポール・ロジャース」としての活動かつどう終止符しゅうしふつことをインタビューでかし、バッド・カンパニー再始動さいしどう移行いこうした[1]。ただ、今後こんごチャリティなどでふたた共演きょうえんすることはありえるとしている[2]一方いっぽうロジャーは、みずからとポールの関係かんけいについてはいまでも良好りょうこうであるとしつつも、ブライアンとポールの意見いけんちがはじめたことを解散かいさん原因げんいんとしてげており、「いま状態じょうたいかんがえると、将来しょうらいもリユニオンはないようながする」と発言はつげんしている[3]

メンバーとおも担当たんとう楽器がっき

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ライブのサポート・メンバー
  • スパイク・エドニー(Spike Edney) - キーボード * げんブライアン・メイバンドのメンバー ※テイラーのバンド「ザ・クロス」のもとメンバーでもある[4]
  • ジェイミー・モーゼス(Jamie Moses) - ギター * げんブライアン・メイバンドのメンバー
  • ダニー・ミランダ(Danny Miranda) - ベース

ディスコグラフィ

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オリジナル・アルバム

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ライブ・アルバム

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脚注きゃくちゅう

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