グスタヴォ・メネゼス

グスタヴォ・メネゼス
グスタヴォ・メネゼス (2019年ねん)
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
生年月日せいねんがっぴ	(1994-09-19) 1994年ねん9月19日にち（29歳さい）
出身しゅっしん地ち	カルフォルニア州しゅうロサンゼルス
FIA 世界せかい耐久たいきゅう選手権せんしゅけんでの経歴けいれき
デビュー	2016
所属しょぞく	スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス
車くるま番ばん	708
過去かこ所属しょぞく	シグナテック・アルピーヌ レベリオン・レーシング
出走しゅっそう回数かいすう	33
優勝ゆうしょう回数かいすう	8
ポールポジション	9
ファステストラップ	2
シリーズ最高さいこう順位じゅんい	1st (2018-19)
過去かこ参加さんかシリーズ
2016-17 2014–15 2013 2013 2011–12 2011-12 2011 2010	アジアン・ル・マン・シリーズ ユナイテッド・スポーツカー選手権せんしゅけん アメリカン・ル・マン・シリーズ ドイツF3 ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー 2.0 スター・マツダ・チャンピオンシップ フォーミュラ・ルノー 2.0 Alps パシフィックF2000
選手権せんしゅけんタイトル
2016	LMP2耐久たいきゅうドライバーズトロフィー

グスタヴォ・メネゼス（Gustavo Menezes, 1994年ねん9月14日にち - ）はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくロサンゼルス出身しゅっしんのレーシングドライバー。スポーツカーレースを中心ちゅうしんに活躍かつやくしており、現在げんざいはスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスのドライバーとしてFIA 世界せかい耐久たいきゅう選手権せんしゅけん（WEC）に参戦さんせんしている。

2016年ねんのFIA 世界せかい耐久たいきゅう選手権せんしゅけん LMP2耐久たいきゅうドライバーズトロフィーのチャンピオン。

経歴けいれき

初期しょきの経歴けいれき

2002年ねんにカートレースを始はじめたメネゼスは、2010年ねんにパシフィックF2000に参加さんかし、四よん輪りんレースのキャリアを開始かいしした。翌年よくねんにはフンコス・レーシングよりスター・マツダ・チャンピオンシップにステップアップしたほか、ヨーロッパでもレース活動かつどうを行おこない、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー 2.0にも参戦さんせんした。

フォーミュラ3

2013年ねん3月がつ、ヴァン・アメルスフォールト・レーシングはドイツ・フォーミュラ3選手権せんしゅけんに参戦さんせんするドライバーとしてメネゼスと契約けいやくを結むすんだことを発表はっぴょうした。メネゼスはラウジッツリンクとホッケンハイムで2勝しょうを挙あげて、モトパーク勢いきおい以外いがいでは最高さいこうとなるランキング4位いに着つけた。

2014年ねん、メネゼスは同どうチームに残留ざんりゅうしながらも、参戦さんせんシリーズをヨーロッパ・フォーミュラ3選手権せんしゅけんへと切きり替かえた。ウェットコンディションとなったスパラウンドでの2回かい目めの予選よせんでトップタイムを記録きろくし、決勝けっしょうでも連続れんぞく表彰台ひょうしょうだいを獲得かくとくした。また、マカオグランプリにもこの年初ねんしょ出場しゅつじょうした。

2015年ねんの参戦さんせんに向むけてメネゼスはカーリン・モータースポーツに移籍いせきした。しかしながら、シーズンを通つうじて表彰台ひょうしょうだいを獲得かくとくすることが出来できず、獲得かくとくポイント数すう、ランキング順位じゅんいは共ともに前年ぜんねんを下回したまわった。フォーミュラ3での最終さいしゅうレースとなったマカオグランプリでは決勝けっしょうレースの1周しゅう目めに発生はっせいした多重たじゅうクラッシュの起点きてんとなり、リタイアに終おわった。

スポーツカー

LMP2（2016-17）

メネゼスは2016年ねんにスポーツカーレースに主戦しゅせん場じょうを移うつした。既すでに2015年ねん末まつにはシグナテック・アルピーヌのテストに参加さんかし、翌年よくねん2月がつにはニコラ・ラピエールと共ともに2016年ねんの36号車ごうしゃのドライバーとして発表はっぴょうされた。ステファン・リチェルミを加くわえた36号車ごうしゃのラインナップはシーズンを通とおして安定あんていした成績せいせきを残のこし、ル・マンでの初はつ優勝ゆうしょうを含ふくむ4勝しょうを挙あげた。その結果けっか、第だい8戦せん上海しゃんはいで4位いに入はいると、最終さいしゅう戦せんを残のこしてLMP2クラスのタイトルを獲得かくとくした。

最終さいしゅう戦せんの翌日よくじつにバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催かいさいされたルーキーテストでは、ピポ・デラーニと共ともにLMP1マシンでの走行そうこうを体験たいけんする若手わかてドライバーとして選出せんしゅつされ、メネゼスはポルシェ・919ハイブリッドに乗のり込こんだ。

2017年ねんシーズンに向むけ、FIAはメネゼスのドライバーランクをゴールドに昇格しょうかくさせた。チームはエースのラピエールと共ともにメネゼスを保持ほじしながら、新あらたなシルバーランクのドライバーとしてマット・ラオを迎むかえ入いれた。タイトルを獲得かくとくした前年ぜんねんとは打うって変かわり、バイヨン・レベリオンの31号車ごうしゃとジャッキー・チェン・DCレーシングの38号車ごうしゃによるタイトル争あらそいに加くわわることはできなかったものの、COTA6時じ間あいだレースで1勝しょうを挙あげてランキング4位いとなった。

TVR・レベリオン・レーシング（2018-20）

2018年ねんのシルバーストーン6時じ間あいだレースにおいてレベリオン・R13をドライブするメネゼス。

TVR・レベリオン・レーシングは2018-19年ねんシーズンに最高峰さいこうほうクラスであるLMP1クラスに2台だいで復帰ふっきするに伴ともない、2017年ねん12月にメネゼスを含ふくむ6名めいのクルーを公表こうひょうした。メネゼスはマティアス・ベシェ（シーズン後半こうはんにナタナエル・ベルトンと交代こうたい）、若手わかてのトーマス・ローランと共ともに3号車ごうしゃに乗のり込こんだ。

シーズンを通とおしてLMP1クラス唯一ゆいいつのワークスチームであるトヨタからは大おおきな差さを付つけられたものの、プライベーター勢ぜいでは最もっとも安定あんていした成績せいせきを残のこし、トヨタの2台だいがレース後ご車検しゃけんで失格しっかくとなったシルバーストーン6時じ間あいだレースでは初はつのWEC総合そうごう優勝ゆうしょうを果はたした。この勝利しょうりはレベリオンの初はつの総合そうごう優勝ゆうしょうであると共ともに、2012年ねんのシリーズ開始かいし以来いらい、初はつの非ひワークスチームの総合そうごう優勝ゆうしょうでもあった。

2019-20年ねんシーズンに向むけて、レベリオンは選手権せんしゅけんに全ぜん戦せん参戦さんせんする車両しゃりょうを1台だいへと縮小しゅくしょうした（シルバーストンとル・マンでは2台だい目めである3号車ごうしゃも出走しゅっそう）。メネゼスは1号車ごうしゃのクルーであったブルーノ・セナと共ともにチームに残留ざんりゅうし、新あらたに起用きようされたノーマン・ナトーとトリオを組くんだ。

レベリオンはLMP1クラスのEoTに加くわえ、この年とし新あらたに導入どうにゅうされた「サクセス・ハンディキャップ」の恩恵おんけいを受うけ、トヨタの2台だいと互角ごかくのレースを展開てんかいした。この結果けっか、第だい3戦せん上海しゃんはいから第だい6戦せんスパまで4戦せん連続れんぞくでポールポジションを獲得かくとくし、上海しゃんはいとオースティンの2戦せんで優勝ゆうしょうを果はたした。サクセス・ハンディキャップが採用さいようされなかったル・マン24時じ間あいだレースでもメネゼスのアタックでトヨタの2台だいに割わり込こむ予選よせん2番手ばんてを獲得かくとくする速はやさを見みせた。最終さいしゅう戦せんまで数字すうじ上じょうはタイトル獲得かくとくの権利けんりを残のこしていたものの、チームはバーレーン8時じ間あいだレースに参戦さんせんせずにシーズンを終おえることを選択せんたくし、2年ねん連続れんぞくのランキング3位いとなった。

スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス（2021）

2021年ねんのル・マン・ハイパーカー規定きてい導入どうにゅうに合あわせてWECへの参戦さんせんを始はじめるスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスは、そのドライバーラインナップとして708号車ごうしゃのメネゼス、709号車ごうしゃのライアン・ブリスコーを最初さいしょに発表はっぴょうした。グリッケンハウスはテストプログラムと製造せいぞうの遅おくれのために開幕かいまく戦せんを欠場けつじょうし、第だい2戦せんポルティマオも1台だい体制たいせいを取とることとした。ただし出走しゅっそうするのはブリスコーが所属しょぞくする709号車ごうしゃのため、メネゼスの初はつレースは第だい3戦せんモンツァとなる。

モンツァ6時じ間あいだレースでは708号車ごうしゃのハンドルを握にぎったが、第だい4戦せんのル・マン24時じ間あいだではフランク・マイルーが709号車ごうしゃの担当たんとうから708号車ごうしゃに移うつり、メネゼスはグリッケンハウスのラインナップから外はずれることとなった。

プジョー（2022-）

2021年ねん2月がつ、プジョーは2022年ねんからル・マン・ハイパーカーに参戦さんせんする6人にんのドライバーの1人ひとりにメネゼスを起用きようしたことを発表はっぴょうした。

レース戦績せんせき

スター・マツダ・チャンピオンシップ

年とし	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	順位じゅんい	ポイント
2011年ねん	ユンコス・レーシング	STP 8	BAR 7	IND 7	MIL 5	IOW 3	MOS 6	TRO 6	TRO 6	SON 9	BAL 4	LAG 15							8位い	297
2012年ねん		STP 13	STP 10	BAR 7	BAR 16	IND 6	IOW 13	TRO 8	TRO 6	EDM 13	EDM 5	TRO 7	TRO 6	BAL 7	BAL 16	LAG 6	LAG 8	ATL 7	9位い	208

(key)

フォーミュラ

ドイツ・フォーミュラ3選手権せんしゅけん

年とし	チーム	エンジン	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24	25	26	27	順位じゅんい	ポイント
2013年ねん	ファン・アメルスフォールト・レーシング	VW	C	OSC 1 3	OSC 2 6	OSC 3 6	SPA 1 3	SPA 2 4	SPA 3 7	NÜR 1 7	NÜR 2 C	NÜR 3 7	SAC 1 15†	SAC 2 7	SAC 3 3	LAU 1 5	LAU 2 1	LAU 3 4	NÜR 1 4	NÜR 2 8	NÜR 3 3	LAU 1 4	LAU 2 4	LAU 3 4	OSC 1 3	OSC 2 7	OSC 3 2	HOC 1 5	HOC 2 1	HOC 3 4	4位い	241

• 太字ふとじはポールポジション、斜はす字じはファステストラップ。(key)
• ^† : リタイアだが、90%以上いじょうの距離きょりを走行そうこうしたため規定きていにより完走かんそう扱あつかい。

ヨーロッパ・フォーミュラ3選手権せんしゅけん

年とし	チーム	エンジン	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24	25	26	27	28	29	30	31	32	33	順位じゅんい	ポイント
2014年ねん	ファン・アメルスフォールト・レーシング	VW	SIL 1 16	SIL 2 13	SIL 3 18	HOC 1 Ret	HOC 2 21	HOC 3 9	PAU 1 15	PAU 2 13	PAU 3 Ret	HUN 1 17	HUN 2 7	HUN 3 8	SPA 1 6	SPA 2 3	SPA 3 3	NOR 1 Ret	NOR 2 10	NOR 3 5	MSC 1 10	MSC 2 15	MSC 3 12	RBR 1 7	RBR 2 5	RBR 3 8	NÜR 1 14	NÜR 2 13	NÜR 3 13	IMO 1 Ret	IMO 2 10	IMO 3 10	HOC 1 8	HOC 2 9	HOC 3 16	11位い	91
2015年ねん	ジャゴニャ・アヤム ウィズ カーリン		SIL 1 7	SIL 2 18	SIL 3 4	HOC 1 9	HOC 2 7	HOC 3 11	PAU 1 15	PAU 2 14	PAU 3 Ret	MNZ 1 13	MNZ 2 5	MNZ 3 6	SPA 1 22	SPA 2 Ret	SPA 3 DNS	NOR 1 7	NOR 2 7	NOR 3 Ret	ZAN 1 16	ZAN 2 10	ZAN 3 Ret	RBR 1 8	RBR 2 10	RBR 3 12	ALG 1 15	ALG 2 4	ALG 3 Ret	NÜR 1 14	NÜR 2 Ret	NÜR 3 14	HOC 1 20	HOC 2 12	HOC 3 13	12位い	65

• 太字ふとじはポールポジション、斜はす字じはファステストラップ。(key)

スポーツカー

FIA 世界せかい耐久たいきゅう選手権せんしゅけん

年とし	チーム	使用しよう車両しゃりょう	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	順位じゅんい	ポイント
2016年ねん	シグナテック・アルピーヌ	アルピーヌ・A460	LMP2	SIL 4	SPA 1	LMN 1	NÜR 1	MEX 2	COA 1	FSW 3	SHA 4	BHR 3	1位い	199
2017年ねん	シグナテック・アルピーヌ・マットムート	アルピーヌ・A470	LMP2	SIL 4	SPA 5	LMN 5	NÜR 3	MEX 2	COA 1	FSW 2	SHA 2	BHR 4	4位い	151
2018-19年ねん	TVR・レベリオン・レーシング	レベリオン・R13	LMP1	SPA 3	LMN 3	SIL 1	FSW Ret	SHA 5	SEB 7	SPA 2	LMN 5		3位い	114
2019-20年ねん			LMP1	SIL 9	FSW 3	SHA 1	BHR 3	COA 1	SPA 3	LMN 2	BHR		3位い	145
2021年ねん	グリッケンハウス・レーシング	グリッケンハウス・007 LMH	LMH	SPA	POR	MNZ Ret	LMN	BHR	BHR				NC	0
2022年ねん	プジョー・トタルエナジーズ	プジョー・9X8	LMH	SEB	SPA	LMN	MNZ 4	FSW 5	BHR 4				6位い	40
2023年ねん			ハイパーカー	SEB NC	POR 5	SPA 9	LMN 9	MNZ 11	FSW 7	BHR 8			11位い	28

• 太字ふとじはポールポジション、斜はす字じはファステストラップ。(key)
• ^* : 今こんシーズンの順位じゅんい。（現時点げんじてん）

ル・マン24時じ間あいだレース

ル・マン24時じ間あいだレース 結果けっか
年とし	チーム	コ・ドライバー	使用しよう車両しゃりょう	クラス	周回しゅうかい	順位じゅんい	クラス 順位じゅんい
2016年ねん	シグナテック・アルピーヌ	ニコラ・ラピエール ステファン・リチェルミ	アルピーヌ・A460-日産にっさん	LMP2	357	5位い	1位い
2017年ねん	シグナテック・アルピーヌ・マットムート	ロマン・デュマ マット・ラオ	アルピーヌ・A470-ギブソン	LMP2	351	10位い	8位い
2018年ねん	TVR・レベリオン・レーシング	マティアス・ベシェ トーマス・ローラン	レベリオン・R13-ギブソン	LMP1	376	3位い	3位い
2019年ねん		ナタナエル・ベルトン トーマス・ローラン		LMP1	370	5位い	5位い
2020年ねん		ブルーノ・セナ ノーマン・ナト		LMP1	382	2位い	2位い
2023年ねん	プジョー・トタルエナジーズ	ロイック・デュバル ニコ・ミュラー	プジョー・9X8	ハイパーカー	312	27位い	12位い

デイトナ24時じ間あいだレース

デイトナ24時じ間あいだレース 結果けっか
年とし	チーム	コ・ドライバー	使用しよう車両しゃりょう	クラス	周回しゅうかい	順位じゅんい	クラス 順位じゅんい
2014年ねん	RSRレーシング	ブルーノ・ジュンケイラ ダンカン・エンデ デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン	オレカ・FLM09-シボレー	PC	177	DNF	DNF
2015年ねん		ブルーノ・ジュンケイラ クリス・カミング ジャック・ホークスワース		PC	535	DNF	DNF
2017年ねん	3GTレーシング	スコット・プルーエット イアン・ジェームズ セイジ・カラム	レクサス・RC F GT3	GTD	52	DNF	DNF
2018年ねん	JDC・ミラー・モータースポーツ	ミハイル・ゴイクベルグ クリス・ミラー ステファン・シンプソン	オレカ・07-ギブソン	P	798	7位い	7位い

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト
• Gustavo Menezes (@followgustavo) - X（旧きゅうTwitter）
• グスタヴォ・メネゼス - DriverDB.com