(Translated by https://www.hiragana.jp/)
コプラ - Wikipedia コンテンツにスキップ

コプラ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
コプラ

コプラえい: copra)は、ココヤシ果実かじつ胚乳はいにゅう乾燥かんそうさせたもの。漢字かんじ椰子やしともててかれた[1]灰白色かいはくしょくやく40-65 %の良質りょうしつ脂肪しぼうぶんふくむ。おも東南とうなんアジア諸国しょこく太平洋たいへいよう諸島しょとう生産せいさんされ、住民じゅうみん貴重きちょう現金げんきん収入しゅうにゅうげんとなっている。

利用りよう

[編集へんしゅう]

圧搾あっさくしたコプラ椰子やし)は、せいココナッツミルクなどにくらべて酸敗さんぱいおそれがすくないことから、マーガリンなどの加工かこう食品しょくひん原料げんりょう油脂ゆしになるほか、生体せいたいへの攻撃こうげきせいすくなさから石鹸せっけん蝋燭ろうそくなど日用にちようてき工業こうぎょう製品せいひん原料げんりょうとなる。

コプラしぼりかすは有機ゆうき肥料ひりょう家畜かちく飼料しりょうとなる。飼料しりょう利用りようには、フレーク(コプラフレーク)に加工かこうもちいられる。ビタミンるい油脂ゆしるいむことから、日本にっぽんでは肥育ひいくおこなうブランドうし飼料しりょうとしてられている。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ 大槻おおつき文彦ふみひこちょ 「コプラ」『大言たいげんうみ新編しんぺんばん冨山とやまぼう、1982ねん、760ぺーじ

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]