コルグ・Xシリーズ

Xシリーズ（エックスシリーズ）はコルグのシンセサイザーの型番かたばん・商品しょうひん名めい。01/Wシリーズの性能せいのうを凝縮ぎょうしゅくしたアマチュア用ようのシンセサイザー/音源おんげんモジュール。型番かたばんからすればコルグ・01/Wシリーズであるが事実じじつとしてはコルグX5のモジュール版ばんであるコルグ05R/W、同おなじくコルグ製せいのDTM音源おんげんモジュールコルグAG-10も含ふくめて紹介しょうかいする。

1993年ねん7月がつ登場とうじょう。

Xシリーズの製品せいひん

コルグX3: 16パート、同時どうじ発音はつおん数すう32音おと。61鍵かぎモデル。音色ねいろは本体ほんたい+RAMカード使用しよう時じ400プログラム+GM対応たいおうプログラム+400コンビネーション。SMF対応たいおう16トラック・シーケンサーとフロッピーディスクドライブを搭載とうさい。
コルグX2: 16パート、同時どうじ発音はつおん数すう32音おと。コルグX3の76鍵かぎモデル。ピアノ音色ねいろが追加ついかされている。
コルグX3R: コルグX3の2Uラックマウントモデル。SMF対応たいおう16トラック・シーケンサーとフロッピーディスクドライブも搭載とうさいしている。
コルグ05R/W: 型番かたばんからすれば01/Wシリーズであるが、後のちに発売はつばいされたコルグX5の1Uハーフラックサイズ音源おんげんモジュール版はんであり、事実じじつ上じょうの位置いちづけは「コルグX5R」である。16パート32音おとポリ。GM対応たいおう。DTM用ようではあるが、ローランド・SCシリーズの大だい多数たすうの機種きしゅとは異ことなりエディットした音色ねいろを本体ほんたい内ないに記憶きおくする機能きのうを持もつなど単体たんたいシンセサイザーの色合いろあいも濃こく、GMモードよりコンビネーションの方ほうがその真価しんかを発揮はっきできると言いわれている。
コルグX5: 1994年ねん発売はつばい。コルグ05R/Wの61鍵かぎキーボード版ばん。340マルチサウンド+164ドラム・サウンド、47種しゅの独立どくりつ2系統けいとうのステレオ・デジタル・マルチエフェクターを内蔵ないぞう。32音おとポリ。TO-HOST端子たんしでコンピューターとの接続せつぞくを前提ぜんていとし内蔵ないぞうシーケンサーやフロッピーディスクドライブは装備そうびしない。コルグのDTMパッケージ『Audio Gallery Pro』同どう梱こりのX5は白色はくしょくのボディーを採用さいようしていた。
コルグX5D: 1995年ねん発売はつばい。コルグX5に新しんサンプリング・データとコルグ・Mシリーズなどに収録しゅうろくしていた人気にんきの高たかいサウンドを追加ついかし、64音おとポリにした上位じょうい機種きしゅ。コルグのDTMパッケージ『Audio Gallery Pro』同どう梱こりのX5DはX5同様どうよう白色はくしょくのボディーを採用さいようしていた。
コルグX5DR: 1995年ねん発売はつばい。コルグX5Dの1Uハーフラック音源おんげんモジュール版ばん、すなわちコルグ05R/Wの上位じょうい機種きしゅ。コルグX5Dより半年はんとしほど先さきに発売はつばいされた。16パート64音おとポリ。GM対応たいおう。
コルグAG-10: 外装がいそうは白色はくしょく。ディスプレイなしの音源おんげんモジュール、1Uハーフラックサイズ。16パート32音おとポリ。GM対応たいおう。2系統けいとうのエフェクト内蔵ないぞう。; 音源おんげんのコアチップにX3などと同おなじものを使用しようしている。
コルグAG-WB: AG-10のWaveblasterドーダーボード版ばん。NS5Rのコルグ純正じゅんせいオプションとして販売はんばい。MIDI-KG/EXとまったく同おなじ基板きばん。
I-O DATA MIDI-KG/EX: AG-10のWaveblasterドーダーボード版ばん。
I-O DATA MIDI-KG/APW: AG-10のOEM版ばん。
コルグX50: コルグX5Dの後継こうけい。61鍵かぎ。PS60の発売はつばいにより一いち度どは生産せいさん終了しゅうりょうになったが、再さい生産せいさんがなされ現行げんこう機種きしゅとなっている。音色ねいろは同社どうしゃのコルグ・TRITONシリーズと共通きょうつうとなっている。コンピューターとの接続せつぞくはUSB。