シンセサイザー
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シンセサイザー(
以降 、記述 の煩雑 化 を避 けるため、正式 名称 「シンセサイザー」を適宜 「シンセ」と略記 する。
歴史 [編集 ]
概 歴 [編集 ]
シンセサイザーの
1930
ポリフォニック
そこで
このほか
1945
1950
1952-1958
(
黎明 期 (1930年代 以前 )[編集 ]
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/56/Teleharmonium1897.jpg/220px-Teleharmonium1897.jpg)
![]() |
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テルミン | オンドマルトノ |
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/59/Mixtur_Trautonium.jpg/120px-Mixtur_Trautonium.jpg)
シンセサイザーを
.
.
1920
- 1917-20
年 頃 ロシア (ソ連 ) のレオン・テルミンが開発 したテルミン - 1928
年 フランスのモーリス・マルトノが発表 した鍵盤 楽器 オンド・マルトノ - 1929
年 ドイツのフリードリヒ・トラウトヴァインが開発 したトラウトニウム
シンセサイザーの誕生 と発展 (1930-1950年代 )[編集 ]
減算 合成 と倍音 加算 合成 [編集 ]
1930
1936
ポリフォニック化 と電子 オルガン[編集 ]
1937
1937
1940
単音 電子 鍵盤 楽器 [編集 ]
また
- 1940
年 Hammond Solovox - 1941
年 Georges Jenny の Ondioline - 1947
年 Constant Martin の Clavioline - 1952
年 Raymond Scott の Clavivox
1952
これらの
「
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f3/SIGSALY.jpg/220px-SIGSALY.jpg)
ヴォコーダーの誕生 [編集 ]
1928
なお
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/11/Rca_mk2.jpg/220px-Rca_mk2.jpg)
コンピュータ音楽 の誕生 (1950年代 )[編集 ]
1950
ソフトウェア音源 とデジタル音源 の誕生 [編集 ]
1957
シンセサイザーの命名 [編集 ]
1956
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c7/DM_Recording_Studio.jpg/220px-DM_Recording_Studio.jpg)
このほか、コンピュータ
![]() Buchla 100 series |
![]() モーグ |
モジュラー・シンセ登場 (1960年代 -)[編集 ]
1959-60
なお
アナログ・シンセの普及 と発達 [編集 ]
1968
![]() シーケンシャル・サーキット Prophet-5 (1977) |
なお1970
ヴォコーダの音楽 利用 [編集 ]
1955
1969
1970
シンセサイザー・コントローラ[編集 ]
![]() |
![]() ギター・シンセ |
![]() エレクトロニック・ドラム |
![]() ウィンド・シンセ |
![]() ![]() |
![]() | |||
その |
デジタル楽器 登場 (1970年代 -)[編集 ]
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ec/EMS_Synthi_100.jpg/180px-EMS_Synthi_100.jpg)
- 1969
年 頃 、EMSの電子 音楽 スタジオ用 コンピュータ制御 システム EMS Musys III上 で、世界 初 のサンプリング楽器 が実現 された。
人工 知能 の父 マービン・ミンスキー教授 がエドワード・フレドキンと開発 した、デジタル技術 でメロディと音響 を自動 生成 するエレクトロニクス・ガジェット。
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/3e/Synclavier1_JB.jpg/135px-Synclavier1_JB.jpg)
- 1973
年 、ダートマス大 で「ダートマス・デジタル・シンセサイザ」開発 。
当初 は処理 に大型 コンピュータを必要 としたが、1975年 専用 プロセッサ(ABLEコンピュータ)が開発 され、それと本体 を組 み合 わせたシンクラビアが遅 くとも1977年 には発売 された。
最初 のサンプリングシンセ製品 (ミニコンDEC PDP-8使用 )。発音 は単音 のみで、後 にARP 2600と連携 可能 になった。1979年 スティービー・ワンダーがサウンドトラックに使用
- 1976
年 頃 、AT&Tベル研究所 でデジタルシンセサイザー試作 。
初期 のソフトウェア実験 に基 づいて試作 された「最初 の真 のデジタル・アディティブ・シンセサイザー」。[22]1980年 Crumar GDS(General Development System)、1981年 DKI Synergyとして商用 化
- (
合成 方式 : FM合成 、倍音 加算 、サンプリング、分析 /再 合成 。1985年 Direct to Disk(DAW機能 )を追加 [23])
- (
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6b/PPG_WAVE_2.2.jpg/180px-PPG_WAVE_2.2.jpg)
- (
合成 方式 : ウェーブテーブル・シンセシス) 前者 はThomas Dolbyの使用 で有名 、後者 はWave 2.0 (1981年 )の前身 。
- (
- 1979
年 、CASIOが世界 初 のVLSI化 された電子 楽器 カシオ VL-1を発売 。 - 1982
年 、E-muシステムズ社 がイーミュレータを発売 。(音源 方式 : サンプリング) - 1984
年 、Kurzweil Music Systemが K-250 synthesizerを発売 。
デジタル楽器 の普及 (1980年代 )[編集 ]
1980
1980
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/98/Midiaansl.jpg)
MIDI規格 誕生 (1981-1983)[編集 ]
それまでのシンセサイザーは、メーカー
デジタル楽器 の発達 (1990年代 )[編集 ]
1990
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fa/Clavia_Nord_Lead_2x_front.jpg/180px-Clavia_Nord_Lead_2x_front.jpg)
1995
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b0/Mixingediting_Jennifer_Delano_at_home.jpg/180px-Mixingediting_Jennifer_Delano_at_home.jpg)
ソフトウェア音源 の普及 (1990年代 -)[編集 ]
ソフトウェア
そして2000
実装 方式 の分類 [編集 ]
トーンホイール |
|
アナログ |
アナログ |
ハイブリッド |
|
デジタル |
デジタル DSP |
ソフトウェア |
ソフトウェアには、DSPチップ |
チップ |
シンセサイズ方式 の分類 [編集 ]
アナログシンセサイザーや、 | ||||
なおデジタルシンセサイザーでも、 | ||||
FMシンセシス | ||||
RCM |
PCM PCM | |||
PDシンセシス | ||||
サンプラー、 サンプリング |
サンプリングした | |||
ウェーブテーブル・シンセシス (Wavetable synthesis) |
||||
ヴェクター・シンセシス | ||||
グラニュラー・シンセシス (Granular synthesis) |
||||
LA |
LA | |||
モデリング |
||||
(Physical modelling synthesis) |
||||
Karplus-Strong algorithm | ||||
Waveguide synthesis | ||||
Formant synthesis | ||||
バーチャルアナログ |
アナログシンセサイザーをDSP | |||
クローンホイール | Hammond B3に |
デジタル信号 処理 技術 (DSP)[編集 ]
フーリエ |
|
コンボリューション( |
レスポンス |
演奏 方式 による分類 [編集 ]
ピアノやオルガンと | |
ギター | ギター 1970 |
ドラムス (Electronic drum) |
シモンズ(Simmons)の |
ウインドシンセサイザー |
おもな機種 、型番 [編集 ]
日本 のメーカー[編集 ]
メーカー | |
---|---|
アカイ | AX80、AX60、AX73、VX90(アナログ/ポリフォニック)、VX600(アナログ/ウィンドシンセ |
AMDEK [ (Roland DG) |
AMDEK: COMPU MUSIC CMU-800(PC Percussion Synthesizer PCK-100(シンセドラム、 |
WAVE KIT [ |
Micro Wave Synthesizer SA12、SA-13 [32](アナログ/モノフォニック、 Micro Wave Guitar Synthesizer(ギターシンセ)、Micro Wave Surf Synthesizer( |
ULT-SOUND DS-4(シンセドラム) | |
ACE TONE (エース |
ACE TONE: Multistrings SY-5 [ SH-3 [ |
カシオ | CZ-101、CZ-1000、CZ-230s、CZ-3000、CZ-2000S、CZ-5000、CZ-1(PD FZ-1、FZ-10M(サンプリング)、HZ-600(SD |
テルミンmini [34]、テルミンPremium、SX-150 [35] | |
コルグ[36] | miniKORG 700 [ PS-3100、PS-3300、PS-3200、 |
Seekers [ |
SMS1000 [ |
セイコー | DS-101、DS-202、DS-310 [ |
TAMA ( |
DS200 Snyper (シンセドラム) |
Technics ( |
SY-1010(アナログ/モノフォニック)[38]、SX-WSA1 (サンプル+ |
テスコ カワイ |
TEISCO: S60P、S100P(アナログ/プリセット)、S60F、S110F(アナログ/モノフォニック)、SX-400(アナログ/ポリフォニック) TEISCO/KAWAI: S100F(アナログ/モノフォニック)、SX-210、SX-240(アナログ/ポリフォニック) |
パール [40] | ポリセンサー PK-801、PK-701(DWS-II/ポリフォニック)[ Syncussion SY-1、SC-2(アナログ/シンセドラム)、Syncussion-X SC-20、SC40(ハイブリッド/シンセドラム) |
PAX ELECTRONICA[ |
Micro PAX [41]、SYGNUS-1、SYGNUS-8 [ |
I.G.S. BIAS ( |
BS-1、BS-2(シンセドラム)、CLAPPY(ハンドクラップ) BS-1とBS-2はドラムのフープに |
ヒルウッド, ファーストマン [ |
Hillwood: Blue Comets 73 [ FIRSTMAN: SQ-01( |
ヤマハ[43] | SY-1、SY-2 [30]、CS01、CS-5、CS-10、CS-15、CS-20、CS-20M、CS-30、CS-30L(アナログ/モノフォニック)、CS-40M(アナログ/デュオ)、 GX-1、CS-80、CS-70M、CS-60、CS-50(アナログ/ポリフォニック)、AN1x(アナログ・フィジカル・モデリング)、 |
REON [ |
DRIFT BOX-S(アナログ/モノフォニック)、
リズムシンセサイザー、ヴォコーダー、シーケンサー、エフェクト( |
Lo-D( |
Memory Synthesizer HMS-30[ |
ローランド | SH-1000 [ Jupiter-4/8/6、JUNO-6/60/106(S)、JX-3P/8P/10、 |
海外 のメーカー[編集 ]
メーカー | |
---|---|
アクセス | Virus A、Virus B /Classic/Indigo、Virus C /Indigo II、Virus TI /Polar、Virus TI2/Polar/Snow |
Alesis | Quadra Synth、QS6/QS6.1、QS7/QS8、QS6.2/QS8.2、A6 Andromeda、ion、micron |
アープ | ARP 2500、ARP 2600、ARP Odyssey、Quadra、Omni、Axxe |
クラビア | Nord Lead |
DOEPFER | A-100BS/2、MS-404 |
DSI | Prophet'08、Evolver、Poly Evolver |
EDP | Wasp、Gnat、Spider |
EMS | VCS3、Synthi A、AKS |
Kurzweil | 250(K250)、K1000、K1200、K2000、K2000VP、K2VX、K2500/K2500X/K2500AES、K2600/K2600X、K2661 |
モーグ | MiniMoog、Polymoog、Moog IIIc、TheSource、PRODIGY、MemoryMoog、 |
Oberheim | 8VOICE、OB-X、OB-8、OB-1、Expander、Matrix12、Matrix6、Matrix1000、OB-MX |
シーケンシャル・サーキット | プロフェット5、Prophet-10、Prophet-T8、ProphetVS、Prophet600、sixtrack、MultiTrack |
Waldorf | Pulse、The Wave、Microwave、Microwave II、Microwave XT / XTk、Q、Q+、Micro Q、Rack Attack、Blofeld、 |
E-mu | Modular Systems、Audity |
CHROMA | RHODESクローマ、クローマPolaris、クローマPolarisII |
PPG | WAVE2.2、WAVE2.3 |
ensoniq | ESQ-1、ESQ-m、SQ-80、VFX、TS-10 |
Novation | Xio 25、Xio 49、X-Station |
teenage engineering | OP-1, OP-Z, PO-14, PO-16, PO-20, PO-28, PO-32 |
主 なアーティスト[編集 ]
ここではシンセサイザーそのものに
日本 [編集 ]
シンセサイザーに | |
---|---|
1974 | |
ジェームス・ゴールウェイとのアルバム「The Enchanted Forest」( | |
ミッキー |
1976 |
1980 | |
1978 | |
YMOのマニピュレーターとしてシンセサイザー・シーケンサーのプログラミングを | |
1970 | |
1979 | |
1979 | |
10代の | |
1984 | |
蓜島 |
1990 |
1991 | |
1996 | |
2001 | |
2001 | |
2011 |
日本 以外 [編集 ]
シンセサイザーに | |
---|---|
キース・エマーソン | ELPにおいて、ロックにおいてシンセサイザーをどう |
ヴァンゲリス | オリジナル |
ジャン・ミッシェル・ジャール | 1976 |
クラフトワーク | アルバム「アウトバーン」や「 |
タンジェリン・ドリーム | アルバム「フェードラ」や「ルビコン」などでシーケンサーの |
リック・ウェイクマン | イエスを |
ジョー・ザヴィヌル | ジャズ・フュージョングループウェザー・リポート(1971-1986)においてその |
スティーヴィー・ワンダー | 「Superstition」など、モータウン |
ブライアン・トランソー | |
ハワード・ジョーンズ |
その他 [編集 ]
日本 においては、シンセサイザーに関 わりを持 つ人々 の団体 「日本 シンセサイザープロフェッショナルアーツ(旧称 日本 シンセサイザープログラマー協会 )」(代表 理事 松 武秀 樹 )がある。- NHKの「みんなのうた」で1980
年 10月 - 11月に放映 された曲 の中 に『ミスターシンセサイザー』という作品 がある。詳細 は当該 項目 を参照 。 超新星 フラッシュマンには遺伝子 シンセサイザーという架空 の道具 が登場 する。これは名前 通 り対象 者 の遺伝子 を改変 することに用 いる一方 で楽器 としての機能 は持 っていない。詳細 はフラッシュマンの項目 を参照 。
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^ チップ
音源 が提供 するシンセサイズ方式 は、矩形 波 のみ/基本 波形 のみ/波形 メモリ方式 /簡易 アナログシンセ/FM音源 /PCM音源 と実 に様々 だが、PCM音源 を除 きビット深度 が低 くローファイな傾向 がある。なおチップ音源 の特殊 な利用 法 として、音響 合成 は主 にアプリケーション側 でソフトウェア的 に行 い、チップ音源 は単 なるD/Aコンバータの一種 として扱 うケースもあり(典型 的 には声 の再生 等 )、その場合 システム全体 としてはソフトウェア音源 の一種 と見 なせる場合 もある。 - ^ LA
音源 とは、2系統 トーンジェネレータの加算 (内部 的 レイヤー)や乗算 (リングモジュレーション)といった「線形 演算 」を標榜 したデジタル音源 だった。これらの演算 はアナログ時代 からよく使 われていた処理 だが、ローランドはフィルタを含 む全 処理 をデジタル化 し、短 いサンプル波形 の活用 (アタック部 やループ)、内蔵 デジタルエフェクトによるトータルな音 作 り等 を含 めてこの音源 の特徴 として宣伝 した。LA音源 登場 時 、FM音源 を除 くデジタルシンセは、音色 作成 上 の判断 からアナログ・フィルタを追加 した製品 が多 く(E-mu/Ensoniq/PPG/Waldorf等 )、後発 ながらデジタルフィルタを採用 するローランドの試 みは画期的 だったとも言 える。ただしLA音源 が採用 したデジタルフィルタは、従来 のアナログフィルタ最大 の魅力 である歪 みによる色 づけを再現 しておらず、また最 上位 2機種 (D-50, D-70)以外 ではレゾナンス・パラメータも省略 されたため、平板 な音色 変化 しか得 られなかった。LA音源 の後 には、音楽 制作 機能 を統合 した音楽 ワークステーション(KORG M1)や、長 いサンプル時間 とリアルな音 を特徴 とするPCM音源 (ROMpler. E-mu Proteus等 )が登場 して市場 を席巻 しており、特 に後者 は完成 度 の高 いデジタル・フィルタを搭載 したので、LA音源 はすぐに陳腐 化 し、ローランド自身 もLA音源 というマーケティング用語 を二度 と使 わなくなった。 - ^ a b c d
国内 各社 のシンセサイザ製品 第 1号 モデル:- 1973/3: コルグ miniKORG 700 [1]
- 1973/7: ローランド SH-1000 †
- 1973: ヒルウッド Blue Comets 73
- 1974: ヤマハ SY-1
- 1974: エース
電子 工業 /ACE TONE AP-100/SY 100 - 1974/5: ローランド SH-3 *†
- 1975:
日本 ハモンド Model 102200 - 1976/10: エース
電子 工業 /ACE TONE PS-1000 *† - 1977: カワイ/テスコ S100F,
松下 /Technics SY-1010 - 1978:
日立 /Lo-D HMS-30, PAX ELECTRONICA Sygnus - 1979: (パール SYS-950), (カシオ VL-Tone VL-1)
- 1982: パール Polysensor PK-801/701*
- 1983: セイコー DS-101/202/310/320
- 1984: アカイ AX80, カシオ CZ-101*
- 2008:
学研 SX-150 - 2009: REON DRAFT BOX-S
出典 ] おとなのためのアナログシンセ秘密 基地 計画 「シンセ年表 」- †
印 の発売 年月 は リットーミュージックの雑誌 「キーボードマガジン」記事 に基 づいた. ([2])
表記 ]未 確認 製品 は斜体 、分類 ・年代 が曖昧 な製品 は(カッコ)で表記 し、確認 可能 な後続 /関連 製品 を*印 付 きで追記 した. - ^ AMDEK (1983
年 ローランド ディー. ジー.に社名 変更 )はローランドの関連 会社 で、設立 当初 には電子 楽器 組立 キット や PC用 アナログシンセ・インタフェース(CV/GATE規格 ) CMU-800、CMU-810等 を扱 っていた。現在 はコンピュータ周辺 機器 (大型 カラープリンタ、カッティングマシン、3Dスキャナ/3Dプロッタ等 )を扱 っている。 - ^ WAVE KITとは、1975,6
年 頃 秋葉原 にあったシンセサイザー自作 キット専門 店 の名前 だと言 われている。製品 名 に関 し、基板 に記 された型番 と名称 を参照 した例 はほとんど見当 たらず、店頭 や通販 広告 等 では “Micro Wave Synthesizer” の呼称 が一般 的 だったので、ここではそれを採用 した。後 にドイツで登場 したPPG WAVEや Waldorf MicroWaveを連想 させる呼称 だが、波形 テーブルは搭載 していない。ドイツの SYNRISEデータベース には「ネット上 の情報 は日本語 サイトしかない」と書 かれており、おそらく日本 国内 でのみ流通 した製品 だと推定 される。当時 は他 にも下記 の自作 キットが日本 国内 で販売 されていた。 - ^ Surf Synthesizer (
環境 音 発生 器 )とは、海 の波 のようにゆったりとした周期 的 効果 音 を出 す装置 で、当時 の怪 し気 な宣伝 文句 によれば「脳波 を波 の周期 に引 き込 み、α 波 へと誘導 して深 い瞑想 状態 (リラックス)を得 る」、という触 れ込 みのエレクトロニック・ガジェットだった。1970年代 初頭 に有名 なエレクトロニクス・ホビー雑誌 の記事 (*)で好事家 の知 るところとなり、以降 、各種 ホビー雑誌 や自作 キット(WAVE KIT)、電子 ブロック回路 集 等 でバリエーションが繰 り返 し紹介 された。- * Popular Electronics
誌 1972年 2月 号 , John S. Simntonの記事
月 と地球 を往復 し、ヒッピー文化 の精神 革命 と、電卓 由来 のマイコン革命 が同時 進行 していた70年代 、この他 にもいくつか似 たようなトンガリ・ハイテク・ガジェットが発売 された。この種 の製品 の子孫 は、今 でも雑多 な電子 ガジェットを扱 う東急 ハンズや王様 のアイデア、あるいはマニアックな珍品 を揃 えたハイテクヴィンテージショップで、運 がよければ見 つける事 ができるかもしれない。- Triadex Muse (1971
年 )
- つまみ
操作 で14兆 パターンの音楽 フレーズを生成 する自動 演奏 装置 。 人工 知能 の父 マービン・ミンスキー教授 とその弟子 エドワード・フレドキンが開発 、一般 販売 された。完全 デジタル構成 で音色 とフレーズの自由 度 を備 えたこの製品 は、デジタルシンセサイザーとしてもデジタル・シーケンサとしても世界 最初 の製品 と言 われており [6][7]、歴史 年表 を作 る上 で非常 に扱 いに困 る逸品 である。
- IoniCamera (1970
年代 )
広告 によると、音 に反応 して画像 パターンが変化 しつづける一種 のヴィデオ・シンセサイザー。- EMSの
米国 代理 店 Ionic Industriesの製品 。同社 はEMS VCS3互換 のシンセ ionic performer も発売 していた。
- EMS REHBERG VIDEOSIZER-L1 (1979
年 前後 )
- EMSのドイツの
関連 会社 EMS REHBERG のミュージック・ビデオ・シンセサイザー。
1979年 の第 1回 ars electronicaのポスター は同 製品 の生成 画像 らしい。
- * Popular Electronics
- ^
日本 ハモンドは、1970年 にハモンドと阪田 商会 (海外 事業 部門 )の提携 により設立 された合弁 会社 で、ヨーロッパの多 くの地域 と極東 地域 へのアメリカ製 ハモンド製品 供給 と、日本 製 ハモンドOEM製品 の製造 /販売 /輸出 を行 った [8][9]。
また1972年 の梯 退社 後 、1970年代 のある時期 エース電子 工業 の再編 に伴 い製造 販売 部門 を日本 ハモンドが引 き継 いだと考 えられており [10]、以降 日本 ハモンドはACE TONEブランドの製造 ・販売 も行 うようになった。[11][12]
1970年代 末 にはコンパクトエフェクター Big Jam シリーズを発売 した。この製品 は同 時期 に発売 されたローランドのBOSSシリーズの対抗 製品 と考 えられ、アメリカのMultivox(Sorkin Music)にもOEM供給 されたが [13][14]、結局 2〜3年 で消 えたという。[15]
その後 1970年代 末 、ACE TONEブランドの後 に新 ブランドJugg Box(海外 ではSAKATA)が登場 し、真空 管 式 ギター・アンプstuffシリーズ [16] や、日本 最初 期 のPCMドラムマシンDPM-48 といった特徴 ある製品 を発売 した。[17][18]
以上 のように、日本 ハモンドの主力 はあくまでオルガン製品 であり、ギターアンプ/エフェクタは70年代 末期 の追加 、シンセ/ドラムマシンの発売 はどちらかと言 うと例外 的 だった事 がわかる。なお1980年代 にはイタリアCRUMAR社 の高価 なデジタルシンセ DK SYNERGYの輸入 販売 も行 っていた。[19]
以降 の経緯 は、阪田 商会 の脚注 を参照 。 - ^
阪田 商会 (現 サカタインクス)は、1896年 大阪 で創業 した印刷 用 インキ大手 メーカ。
同社 はエース電子 工業 と日本 ハモンドの出資 者 であり、両社 製品 の輸出入 業務 は同社 海外 事業 部門 が担当 した。輸出 品 の製造 プレートには「SAKATA SHOKAI」の文字 が記 されたので、海外 ユーザはその製造元 をエース電子 工業 ではなく阪田 商会 だと理解 している。[20] また後期 製品 の一部 (例 えばJugg Box DPM-48等 )は、実際 に海外 でSAKATAブランドで販売 された [21][22]。
(1980年代 には外国 ブランド・シンセ(Oberheim/Ensoniq/Kurzweil(以上 鈴木 ハモンド), Chroma Polaris II(FenderJapan&エルク電子 ), SCI(モリダイラ楽器 ), ...等 )の国内 生産 が急速 に開始 され海外 輸出 も行 われた。この時期 、日本 製 のOberheim/Ensoniqの輸出 版 製造 プレートにも「SAKATA SHOKAI」の文字 が確認 されている [23][24][25])
このように一見 ミステリアスな「SAKATA SHOKAI」の目的 と役割 は、同社 海外 事業 部門 (現 シークス)の創業 50年 史 を参照 。同 資料 に拠 れば、年代 を経 るにつれ事業 領域 が下記 のように変化 ・拡大 していった事 が確認 できる。- 1958
年 大手 インク会社 貿易 部 の輸出 係 として誕生 - 1960
年代 電子 部品 貿易 (エース電子 工業 への出資 と輸出 ) - 1960
年代 電子 部品 貿易 (エース電子 工業 への出資 と輸出 ) - 1970
年代 OEM事業 (日本 ハモンド)、他社 の海外 工場 設立 等 - 1970
年代 OEM事業 (日本 ハモンド)、他社 の海外 工場 設立 等 - 1980
年代 自社 ブランド試行 (SAKATAブランド)→EMS(委託 生産 事業 )の本格 化 - 1980
年代 自社 ブランド試行 (SAKATAブランド)→EMS(委託 生産 事業 )の本格 化
年代 後半 〜90年代 初頭 、ハモンドオルガン事業 に大 きな転換 が生 じた。- 1985,6
年 頃 ハモンド・オルガン・カンパニーが経営 終息 (詳細 不明 ) - 1991
年 鈴木 楽器 が買収 しHammond復活 - 1992
年 サカタインクス(旧 :阪田 商会 )海外 事業 部門 がサカタインクスインターナショナル(現 シークス)として分社 独立
一連 の流 れの中 、(おそらく1987年 の阪田 商会 の商号 変更 前 に)関連 事業 は阪田 商会 から鈴木 楽器 へ事業 譲渡 [26] され「鈴木 ハモンド」となり、最終 的 に「ハモンドスズキ」へと統合 されたと一般 に考 えられている。 しかしこの間 の詳 しい経緯 はあまりよく知 られていない。
総 じて日本 ハモンド/阪田 商会 /エース電子 工業 /ローランドの活動 は、ハモンドの命運 と市場 に大 きな影響 を及 ぼした。- OEMビジネスによる
出荷 数 /モデル/価格 レンジの拡大 - トーンホイール
方式 終了 の追認 (OEM生産 拒絶 )と後押 し(電子 オルガン開発 ) - クローン・ホイール
電子 オルガン市場 の立 ち上 げと、市場 競争 の激化
(ACE TONE GT-7/GT-5, Hammond X-5/X-2/B-200, Roland VK-9/VK-6, KORG BX-3/CX-3, etc)
現在 に至 るまで、各社 の正確 な活動 内容 や関係 者 の真意 は今 ひとつ判然 とせず、その功罪 もあまり語 られてこなかった。 その反面 、各社 の引 き起 こした結末 を潔 く引 き受 け、事態 収拾 の役目 を果 たした鈴木 楽器 については、なぜか曖昧 な説明 が繰 り返 されている(Wikipedia上 の記述 例 : 「商標 は〜に買 い取 られ」「現在 商標 を持 っている〜」「単 なる日本 総 代理 店 」)。そのアンヴィバレンツな一般 認識 は、ヴィンテージ楽器 とそのブランド解明 に強 い興味 を抱 く人々 にチャレンジャブルな課題 を突 き付 けている。 - 1958
- ^ Multistrings SY-5は、
有名 な Audio Play Ground Museum に展示 があり、また国内 でも運 がよければヴィンテージショップ等 の店頭 で現物 を確認 できる (たとえば2000年 前後 、FiveG店頭 に並 んでいた)。しかしネット上 では、例 えば安西 のシンセ年表 にも、PSE免除 のヴィンテージ・リストにも記載 が無 い。発売 時期 も詳細 仕様 もほとんど知 られておらず、極 めて謎 の多 い製品 と言 える。
製品 名 や写真 から観察 できる範囲 では、おそらく2系統 のアンサンブル音源 (中央 部 、プリセット型 ポリシンセ)を中心 に、オルガンまたは簡単 なソロシンセ(右側 緑 四 角 の下 の多数 のノブ)、モジュレーション系 エフェクタ、幾 つかのコントローラと入力 (左端 ジョイスティック) を備 えた3系統 複 合 キーボードと推定 される。またデザイン的 特徴 として、筐体 上面 にARP製品 と同様 なブロックダイアグラムが印刷 されている。
以上 より、製品 の機能 や世代 は Roland RS-505 Paraphonic Synth(1979年 )[27][28] や、Roland VP-330(1979年 ,前期 型 )[29][30] に近 いと推測 される。しかし機能 ブロックの複雑 さやノブの多 さ、そして何 よりデザインは、ARP Quadra(1978年 )[31] や Roland Jupiter-8(1981年 ) に通 じるものがある。今後 のACE TONE Multistrings SY-5の解明 に期待 したい。
(追記 : Guy-Lianのシンセ紹介 ページ に短 い説明 が存在 ) - ^ ACE TONE SH-3とは、1974
年 Roland SH-3 のロゴが ACE TONEに張 り替 えられたという説 [32] に基 づく製品 名 である。なおRoland SH-3は、Moog特許 のMoogフィルター回路 を無断 コピーして問題 となり、すぐに回路 変更 後 のRoland SH-3Aに入 れ替 わったため、Roland SH-3自体 存在 が稀 である。ドイツの SYRISEデータベース には「ACE TONE SH-3 (1974年 ): ブランド・ロゴ以外 完全 にRoland SH-3と同一 」という記述 があるが、写真 証拠 や出典 の記載 は一切 ない。またSound On Sound 2004年 11月の記事 "The History of Roland Part1: 1930-1978"に「Roland SH-3と類似 したACE TONE SH-3」の記述 がある。なお同誌 記事 は、ストーリー構築 や取材 源 の都合 に応 じ時 として未 検証 情報 を交 える傾向 があり、デザインや仕様 の若干 異 なるACE TONE PS-1000を取 り違 えたのではないかとする説 [33] もある。上記 2件 以外 に ACE TONE SH-3の存在 を示 す出典 は見 つかっていない。 - ^ この
他 1974年 にACE TONEがシンセを発売 したとする別 の2つの説 がある。
一 つ目 のAP-100は、2006年 前後 PSE問題 (2001年 電気 用品 安全 法 (PSE法 )の施行 後 2006年 の猶予 期限切 れに伴 い、国内 のヴィンテージ機器 流通 に大 きな支障 が生 じかけた問題 )で、適用 免除 申請 (特別 承認 )で提出 され受理 されたいわゆる公認 ヴィンテージ・リスト に記載 のある型番 である。有名 なシンセシスト安西 史 孝 の シンセ年表 には、1974年 の発売 リストに記載 がある。しかしこの2件 以外 、ネット上 に製品 情報 は見当 たらない。なおPSEの免除 申請 に、業者 によっては大量 の対象 外 製品 を申請 してしまった経緯 もあり、必 ずしもPSEのリストが100%の信頼 性 を持 っているとは限 らない。一 つの可能 性 として、存在 確認 されている製品 "AP-1000"の型番 を誤 って"AP-100"として申請 し、そのまま免除 対象 となった可能 性 も否 めない。
二 つ目 のSY 100は、ドイツの SYNRISEデータベース に記載 されている型番 で、記述 によれば登場 時期 と仕様 は「1974年 登場 したステージ用 モノフォニックシンセ(49鍵 )。このアナログシンセは、シンセの全 基本 機能 に加 え、リングモジュレータとハイパスVCFを備 えている。キーボードは上下 1oct.のオクターブ・トランスポーズが可能 」という事 である。ただしこちらも、これ以外 に製品 情報 がネット上 に一切 見当 たらない。一 つの可能 性 として、関連 会社 日本 ハモンドのHammond Model 102200 (と同 じ外観 の製品 )を、Hammond SY-100と誤 表記 している例 があり、何 らかの関係 があるかもしれない。 また別 の可能 性 として、広 く存在 確認 済 みの製品 "Multistrings SY-5"と関係 のある製品 なのかもしれない。ただしSY-5は名称 や画面 からポリフォニック複 合 キーボードと推定 され、上記 仕様 とは異 なる。またSY-5の発売 時期 は確認 できていないが、他社 の同様 な複 合 キーボード(Roland RS-505(1978)、Multivox MX-3000(1978)、YAMAHA SKシリーズ(1979-1981)、KORG Trident(1980,8voice/メモリ付 き)、)は70年代 末 〜80年代 初頭 に登場 しており、仮 に"SY 100"と"SY-5"に関係 があるとしても、製品 世代 は大 きく異 なる可能 性 が高 い。 - ^ Ace Tone PS-1000 [34] の
発売 は1976年 だが、その4年 前 創立 者 梯 が退社 し設立 したローランドの製品 と、仕様 やデザイン面 で深 いつながりを感 じさせる不思議 な製品 である。PS-1000の仕様 や機能 は、1974年 発売 のRoland SH-3(A)とほぼ同一 だった。操作 パネルのデザイン「黒地 に白 印刷 でロゴはオレンジ」は、1975年 頃 までMultivoxにOEM供給 していた製品 (Rhythm Ace FR-4, FR-6M, FR-8L)[35] と共通 しており、1978年 〜1981年 にはローランドがその主力 製品 で同 じデザインを多用 している(CR-78 , CSQ-600, SPV-355, SVC-350, TR-808, Jupiter-8)。1980年 Roland TR-808の発売 当時 、店頭 にTR-808と同期 可能 なシーケンサCSQ-600/CSQ-100と共 に、発売 時期 の古 いPS-1000を並 べて展示 した楽器 店 もあり、創立 者 が同 じなら製品 が似 ても当然 だと当時 は受 け止 められていた。 - ^ HAMMOND MODEL 102200 [36] は、1975
年 日本 ハモンドが発売 したシンセサイザー。[37]生産 台数 は200台 程度 とされるが [38]、その根拠 は不明 である。音色 はプリセット6種類 とユーザ音色 を選択 可能 で、音 作 りは「オートパッチ方式 」を採用 、7×7=49個 のプッシュボタン [39] で行 う。 この方式 では、ボタン上 に音色 シート [40] をかぶせる事 で、シンセに不慣 れなオルガン奏者 でも素早 い音色 変更 が可能 だった。 このような楽器 デザインは、同 時期 の国産 シンセやACE TONE PS-1000とは大 きく異 なっており [41]、むしろハモンド コードオルガンと同様 な設計 思想 が感 じられる [42][43]。 (実際 Model 102200は、Hammond SY-100コードオルガンとよく混同 されている [44]。実際 のSY-100はHammond S6コードオルガンの1バリエーションであり、外観 はModel 102200と全 く異 なる [45][46])
この他 Hammond 102100 と呼 ばれる、100番 違 いで外観 がほぼ同 じモデルが存在 し [47]、動画 が公開 され [48][49][50]、また業者 からサービスマニュアルや回路 図 の入手 も可能 である [51][52]。しかし現時点 ではこのモデルの製造元 や、モデル間 の関係 /相違 点 等 は一切 不明 なままである。 - ^ KORG X-013とは、1997
年 頃 マックワールドエクスポに展示 されていたKORG のプロトタイプ機種 (1997?)。Macと連携 して使 うDSP内蔵 キーボードで、タッチパネル型 液晶 を装備 しており、OASYSの祖先 と推定 される。当時 の配布 資料 によればこの他 、[システム2]と呼 ばれるMac用 NuBus拡張 ボードAudioMediaカードを併用 するタイプも存在 した。このカードの発音 数 は1枚 あたり1音 だったがMac内 完結 処理 が可能 であり、OASYS PCIの祖先 にあたると推定 される。
拡張 性 については、キーボード型 ではDSP追加 、カード型 ではカード増設 で、発音 数 や処理 機能 の拡張 (複雑 なアルゴリズム等 )が可能 だった。
Mac側 ソフトは「音源 /エフェクトアルゴリズムツール Synthkit Pro」と呼 ばれ、MAX/MSPのように機能 ブロックを配線 してDSPアルゴリズムを開発 できた。[システム1]はX-013+Mac用 ソフトのモデルで、開発 中 の音色 はMIDIもしくはFD経由 でX-013へ転送 して試 奏 するタイプ、[システム2]は前述 のようにMac用 NuBus拡張 ボードを追加 したモデルで、Mac内 完結 処理 が可能 な他 、X-013本体 では未 対応 の外部 オーディオ入力 が可能 だった。
出典 : "珍品 、名品 ?" - ^ Seekers (シーカーズ)とは、1990
年代 後半 に突如 登場 した日本 の電子 楽器 メーカ。SysEX対応 の高機能 MIDIコントローラ UMC1688、アナログ12バンド・ヴォコーダ VoiceSpectraといった特徴 ある製品 を発売 し、またReBirth用 コントローラの試作 や、アナログシンセサイザー SMS-1000の企画 ・開発 を行 っていたが、後 に倒産 した。
出典 : Seekers元 開発 者 Kirikaxの Seekers製品 情報 ページ
この他 2006年 頃 から海外 で Seekers SMS2000のプロトタイプと称 する写真 やビデオが話題 となっているが [53]、元 開発 者 はその存在 を知 らないとしている。 - ^ Seekers SMS-1000は
当初 予告 された製品 仕様 によれば、プログラムメモリー付 きでパッチ可能 なアナログシンセで、MIDIや外部 信号 入力 に対応 し、波形 スコープを備 えた製品 となる予定 だった。Seekers元 開発 者 [54] がMATRIXSYNTHに提供 した資料 によれば、正式 名称 は"ELEBUS-1" [55] で、構造 的 には本体 EB-1のバス上 にボイスカードVB-1を追加 する形 [56] を予定 していたという。しかし諸般 の事情 で開発 は停止 してSeekersは倒産 し、開発 再開 の目処 は立 っていないという。 - ^ SEIKO DS-101、DS-202は1983
年 発売 の拡張 可能 なデジタル・キーボード。倍音 加算 型 デジタル・シンセサイザ(プログラマ) DS-310 [57][58] や、デジタル・シーケンサ DS-320を合体 させて機能 拡張 するデザインだった [59]。 - ^ SEIKO DS-250は1985
年 発売 のデジタル・キーボード。前 機種 と比較 して、音色 のレイヤーやキー・スプリットの追加 、カートリッジによる音色 追加 、ピッチベンド・ホイールの追加 、という特徴 があった。[60][61] - ^ パール ポリセンサー (PEARL POLYSENSOR)は、ドラムセットで
有名 なパール楽器 製造 が1982年 発売 したタッチレスポンス付 き8音 ポリフォニック・シンセサイザー。DWS-II音源 方式 とは、2系統 Dynamic Wave Shaper (もしくは 2系統 Digital Wave Shaper)の略 。従来 のアナログシンセのフィルターとは異 なり、波形 を直接 変形 (wave shaping)して音色 を変化 させるので、よりリアルな音 が得 られるという。 - ^ PAX ELECTRONICA (パックス・エレクトロニカ)とは、1978
年 東京 に設立 されたハードウェア・メーカ Pax Electronica Japan (パックス・エレクトロニカ・ジャパン)の略称 。シンセサイザー製品 の開発 /製造 の他 、Apple II互換 製品 /PC互換 製品 /PCクローン機 を主 に手 がけ [62]、後 の音楽 関連 製品 として 2種類 のNEC PC-8001用 サウンドアダプタ(PSG音源 )とその専用 ソフト(ルンルンシンセ、テクノシンセ)の存在 が確認 されている [63][64]。 - ^ SYGNUSシリーズは、Roland System 100と
同様 、ユニット単位 で機能 拡張 するシステム製品 で、メインユニットSYGNUS-1、キーボードユニットSYGNUS-2、デジタルシーケンサSYGNUS-4、エキスパンダーSYGNUS-8 が基本 セット構成 だった。出典 : http://homepage1.nifty.com/ENTARO-KOYA/sygnus.htm - ^ ヒルウッド (Hillwood) と ファーストマン (FIRSTMAN)は、
楽器 設計 者 で創業 者 の森岡 一夫 の名前 にちなんで名付 けられた楽器 メーカ。ブルーコメッツをはじめとするグループ・サウンズ時代 の楽器 や、モズライトギターの国内 生産 品 (モズライト・アベンジャー)、80年代 初頭 の中学生 テクノ・バンド コズミック・インベンション の使用 機材 でその名 を知 られている。海外 ではアメリカのMultivox(ローランドの元 米国 代理 店 Sorkin Musicの関連 会社 )や、Pulser(SOLTON が流通 )のOEM供給 元 として知 られている。この他 ドイツではTechnics関連 の TAIYO がFIRSTMAN製品 を扱 っていた。
森岡 はその後 、アカイのスタジオ機器 進出 に協力 し、AKAI professional最初 のアナログシンセ AX80 や12トラックMTR MG1212 を開発 した。また SOLTON のコンサルティングや、ホーナーのアレンジャー・キーボード Hohner PK250 の開発 、ドラムメーカSONORのデジタルドラム開発 にも携 わった。
特 にHohner PK250は、シンセと演奏 支援 を統合 した簡易 ワークステーションとして海外 で人気 を呼 び、その後 、他 メーカも同種 の製品 を発売 して、現在 のアレンジャー市場 が確立 する一 つのきっかけとなった。
出典 : "Kazzy Firstman & Mosrite Story" - ^ GS-1
音色 作成 用 コンピュータ:当時 、ヤマハ本社 のある浜松 に音色 作成 用 のコンピュータ(YIS系 )があり、公演 で来日 したTOTOのメンバーは浜松 で追加 パッチを作成 した。
出典 : プレイヤー・コーポレーションの雑誌 『Player』の1980年代 前半 の記事 (掲載 年月 不 詳 ) - ^ REON(レオン)は、2009
年 大阪 に登場 したシンセメーカー。現在 、最初 のシンセDRIFT BOX-Sを発売 し、以降 シーケンサ/リズムシンセ/エフェクト/ボコーダ等 の製品 を開発 中 との事 。(2009年 6月 11日 更新 情報 )。 - ^ Lo-D(ローディー)は、
日立製作所 が1960年代 後半 から使 っていた高級 オーディオブランドで、Technicsと同様 にオーディオ関連 製品 としてアナログシンセを発売 していた。この他 、日立 製 小型 電子 オルガン「HMO-5 エレクトリックオルガン」が最近 再 発見 されている。 - ^ Lo-D Memory Synthesizer HMS-30は1978
年 発売 のアナログシンセサイザーで、内蔵 デジタルシーケンサによる演奏 データの記録 と、テープIF経由 のデータ保存 が可能 だった。
出典 : MATRIXSYNTH: HITACHI Lo-D HMS-30 (国内 Yahoo!オークション出品 の引用 記事 )
出典 [編集 ]
- ^ “Homer Dudley's Speech Synthesisers, "The Vocoder" (1940) & "Voder"(1939)”. 120 Years of Electronic Music. 2009
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年 10月 13日 閲覧 。
独自 のライブ用 フィジカル・コントローラ開発 で知 られる Monolake の歴史 解説 ページ。英語 : Siemens synthesizer と題 した写真 が掲載 されているが、解説 文 は見当 たらない。
“Das Siemens-Studio für elektronische Musik von Alexander Schaaf und Helmut Klein”. Deutsches Museum. 2009年 10月 13日 閲覧 。
ドイツの博物館 Deutsches Museumに、Siemens Studioの機材 一式 が展示 されており、その実態 はSiemens synthesizerだと推測 される。同 博物館 の紹介 ページでは、Siemens Studioの沿革 が解説 されているものの、システム全体 の名称 やその開発 年 は今 ひとつはっきりしない。 - ^ a b Logic Studio Instruments. Apple. (2009)
Apple Logic Studioのマニュアルに、音楽 用 ヴォコーダの歴史 解説 がある。個々 の説明 自体 は短 いものの、重要 なイベントが網羅 的 にカバーされている。- Siemens synthesizer: 1960
年 開発 でヴォコーダ機能 を含 むという記述 があるが、開発 年 と外部 利用 開始 の年 を混同 している可能 性 が高 い。
- Siemens synthesizer: 1960
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大須賀 淳 「アナログシンセの復活 」、秀和 システム、2015年 4月 、ISBN 978-4798043586。 - ^ An electronic music studio in London, 1972, SURROUNDHEAD
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日本 国内 メーカーの初期 製品 については、“おとなのためのアナログシンセ秘密 基地 計画 ”の「シンセ年表 」をリファレンスとし、その他 SYNRISE (archive)、Synthemuseum.com、Vintage Synth Explorer、Sequencer.de、The Audio Playground Synthesizer Museum を補助 資料 として、製品 、品名 、年代 の確認 を行 った。 - ^ AKAI professional MINIAK
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出典 [編集 ]
相原 耕治 『シンセサイザーがわかる本 』スタイルノート、2011年 10月 。ISBN 978-4799801000。山下 春生 『伝説 のハンドメイドアナログシンセサイザー: 1970年代 の自作 機 が蘇 る』誠 文 堂 新光 社 、2015年 11月。ISBN 978-4416115435。- 「シンセサイザー・クロニクル」『
大人 の科学 マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル』、学習研究社 、2008年 7月 、ISBN 9784056051834。 - 「アナログシンセの
復活 」『DTM magazine』第 230巻 、寺島 情報 企画 、2013年 8月 、ASIN B00DC69PDW。
関連 項目 [編集 ]
機能 ・仕様 [編集 ]
- ADSR
- MIDI
音源 モジュール- エンベロープ
- ミュージックシーケンサー
- アナログシンセサイザー
- デジタルシンセサイザー
- OpenSound Control
- ソフトウェアシンセサイザー
- モノフォニックシンセサイザー
- ポリフォニックシンセサイザー
その他 [編集 ]
- シンセサイザー
奏者 - シンセサイザー
音楽 - ミュージックワークステーション
- デスクトップミュージック
- シンセベース
- シンセポップ
- ローズピアノ
- ボーカルシンセサイザー
- メロトロン
- ストップ (オルガン)
- KEYBOARDMANIA - シンセサイザーをモチーフとした
音楽 シミュレーションゲーム