鍵盤けんばんハーモニカ

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鍵盤けんばんハーモニカ
かく言語げんごでの名称めいしょう
えい key harmonica,melodica
どく Melodica
ふつ Mélodica
なか くち風琴ふうきん
鍵盤ハーモニカ
分類ぶんるい

鍵盤けんばん楽器がっき 楽器がっき

音域おんいき
通常つうじょう、2 - 3オクターブ
関連かんれん項目こうもく

鍵盤けんばんハーモニカ(けんばんハーモニカ)は、楽器がっき一種いっしゅで、ハーモニカおなじく金属きんぞくフリーリード呼気こき鳴動めいどうする鍵盤けんばん楽器がっきである。ピアノ同様どうよう鍵盤けんばんそなえるが、ハーモニカの一種いっしゅである。

鍵盤けんばん連動れんどうしたバルブを開閉かいへいして特定とくていのリードを確実かくじつ演奏えんそうすることが可能かのうだが、ハーモニカとことなり吸気きゅうきらすことは出来できない。「ピアニカ」「メロディオン」などはメーカー商標しょうひょうだが、通称つうしょうとして一般いっぱんてき普及ふきゅうしている。「ケンハモ[注釈ちゅうしゃく 1]」「かぎハモ」「かぎハ」などと略称りゃくしょうする場合ばあいがある。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

映像えいぞう外部がいぶリンク
プロによる演奏えんそうれい Tango en skai by pianonymous
https://www.youtube.com/watch?v=IZ3Qb56UH_s

鍵盤けんばん楽器がっき」「吹奏楽すいそうがく」「フリーリード楽器がっき」の3てん特徴とくちょう[1]つ。

鍵盤けんばん楽器がっきであることから初心者しょしんしゃでも音程おんてい安定あんていし、旋律せんりつ和音わおん演奏えんそう可能かのうである。アコーディオンなどのフリーリード鍵盤けんばん楽器がっき比較ひかくすると、蛇腹じゃばら機構きこう軽便けいべんまわしがらくで、習得しゅうとく容易よういで、廉価れんかである。そうたてそう独奏どくそう合奏がっそうなど応用おうよう場面ばめんひろい。

日本にっぽんでは幼稚園ようちえん小学校しょうがっこう一斉いっせい授業じゅぎょう鼓笛隊こてきたいなどてい年齢ねんれい教育きょういく楽器がっき印象いんしょうつよいが[2]表現ひょうげんりょくゆたかで、大人おとな演奏えんそうもちいる本格ほんかくてき楽器がっきである[注釈ちゅうしゃく 2]

鍵盤けんばんハーモニカはフリーリード楽器がっきだが、現在げんざい生産せいさんされていない電子でんし鍵盤けんばんハーモニカ (Hohner Electra-Melodica) など例外れいがいもある。これはリードではなくウインドシンセサイザー原理げんりもちいた電子でんし楽器がっきで、音色ねいろ自由じゆう設定せってい可能かのうである。内蔵ないぞうスピーカー、外部がいぶスピーカー、ヘッドホンなどからおとはっするため、周囲しゅういおとはっせずに演奏えんそう可能かのうである。

歴史れきし[編集へんしゅう]

ヨーロッパで開発かいはつ[編集へんしゅう]

メロディカ。楽器がっきたてふえ同様どうように、本体ほんたい両手りょうて左右さゆうりょうわきからはささんでち、くろかぎ左手ひだりてで、しろかぎ右手みぎてでおさえて吹奏すいそうする。

いきんで金属きんぞくせいのフリーリードをらして演奏えんそうする鍵盤けんばん楽器がっきは、1829ねんにイギリスで発明はつめいされたシンフォニウム(コンサーティーナ原型げんけい)など、19世紀せいきから存在そんざいした[3]。20世紀せいきなかばまでの鍵盤けんばんハーモニカの黎明れいめいは、様々さまざま試行錯誤しこうさくごがなされた。レバーしきやボタンしき右手みぎてのボタンかぎでメロディーを演奏えんそう左手ひだりてのベースようレバーで伴奏ばんそう演奏えんそうする機種きしゅなど、多種たしゅ多様たよう機種きしゅ開発かいはつされた[4][5][6]

世界せかい最古さいこ鍵盤けんばんハーモニカ」は、コンサーティーナやアコーディオンとおなじく1829ねん最初さいしょ特許とっきょ登録とうろくされている。「ピアノ・エオリアン」(piano éolian)は、フランスのフィリップ=オーギュスト・カイザー(Philippe-Auguste Kayser、1781ねん - 1863ねん)が発明はつめいして1829ねん9がつ11にち特許とっきょ取得しゅとくした鍵盤けんばん楽器がっきだが、ピアノしき鍵盤けんばん、フリーリード、くちいきむための部品ぶひん、など、基本きほんてき構造こうぞうは21世紀せいき現在げんざい鍵盤けんばんハーモニカとわらない[7][6]。19世紀せいきのヨーロッパでは、「アルモニフォン」など鍵盤けんばんハーモニカの構造こうぞうゆうする楽器がっき続々ぞくぞく発明はつめいされた[8][6]が、普及ふきゅうせずになが存在そんざいわすれられていた。

商業しょうぎょうベースで成功せいこうし、世界せかい普及ふきゅうして定着ていちゃくした最初さいしょ鍵盤けんばんハーモニカは、1957ねんにドイツのホーナーしゃ開発かいはつした「メロディカ」(Melodica) である[4][5][6]。メロディカ以降いこう現在げんざい鍵盤けんばんハーモニカとおなじく「ピアノしき鍵盤けんばん」をもつ世界せかいはつのモデルは、1958ねんにイタリアとフランスでつくられた「クラヴィエッタ」(Clavietta) である[5][9]

当初とうしょ教育きょういく楽器がっきとしてひろまったが、1970年代ねんだいにキーボード奏者そうしゃであるオーガスタス・パブロ本格ほんかくてきれて以来いらい世界せかいのプロフェッショナル演奏えんそうらももちいる。

日本にっぽんにおける開発かいはつ普及ふきゅう[編集へんしゅう]

前史ぜんし[編集へんしゅう]

明治めいじから昭和しょうわ初期しょき戦前せんぜんまで、日本にっぽん学校がっこうにおける音楽おんがく教育きょういくは「唱歌しょうか」すなわち生徒せいと歌唱かしょうおしえることを中心ちゅうしんとしていた。

戦前せんぜん日本にっぽん器楽きがく教育きょういくんだ教育きょういくしゃもいる。上田うえだともかめ (1896 - 1994) は米国べいこく音楽おんがく教育きょういく学者がくしゃサティス・コールマン英語えいご: Satis N. Coleman影響えいきょうけ、器楽きがく教育きょういく実践じっせんした。かれ小学校しょうがっこうでの音楽おんがく指導しどう現場げんば使用しようした「ハーモニホーン[10]は、かみせい円柱えんちゅうとうにフリーリードをしこんだレバーしき吹奏楽すいそうがくで、和音わおん演奏えんそう可能かのうであった。戦前せんぜん教育きょういく現場げんば一部いちぶで、鍵盤けんばんハーモニカに類似るいじした楽器がっき推奨すいしょうされたことが、戦後せんご学校がっこう教育きょういく鍵盤けんばんハーモニカの導入どうにゅう影響えいきょうあたえた可能かのうせいがある[11][6]

戦後せんごは、占領せんりょう米国べいこく教育きょういく使節しせつだん勧告かんこくもあり、日本にっぽん音楽おんがく教育きょういく生徒せいと楽器がっき演奏えんそう合奏がっそう体験たいけんさせる器楽きがく教育きょういく重視じゅうしするようになった。生徒せいと個人こじんちの楽器がっきとして、ハーモニカとたてふえ(リコーダー)が注目ちゅうもくされ、国内こくない楽器がっきメーカーはハーモニカの増産ぞうさん販売はんばい促進そくしんちかられた[12][6]

ハーモニカもたてふえも、教育きょういく楽器がっきとしててきしていたものの、鍵盤けんばん楽器がっきにくらべると「和音わおん半音はんおん演奏えんそう制約せいやくがある」「鍵盤けんばん楽器がっきなら生徒せいと自分じぶんゆび位置いちながらおとせるが、ハーモニカやたてふえはそれができない」などのてん不利ふりであった。とはいえ、ピアノやオルガン、アコーディオンなどの鍵盤けんばん楽器がっきを、生徒せいと個人こじんちの楽器がっきとすることは、価格かかくめんからも困難こんなんだった。こうして、小学校しょうがっこう生徒せいと1人ひとり1だい個人こじん楽器がっきにできるような、値段ねだんやすくてまわしもよい鍵盤けんばん楽器がっきたいする潜在せんざいてき需要じゅようまれた。

ヨーロッパせい鍵盤けんばんハーモニカを輸入ゆにゅう[編集へんしゅう]

ホーナーしゃのメロディカは、日本にっぽんでは1959ねん3がつ娯楽ごらく雑誌ざっし記事きじ紹介しょうかいされ[13][14]、1960ねん初頭しょとうから輸入ゆにゅう販売はんばいはじまった。どう時期じきにクラヴィエッタ[15]輸入ゆにゅう販売はんばいはじまったが、メロディカもクラヴィエッタも、日本にっぽん小売こうり価格かかく非常ひじょう高価こうかであった[13]鍵盤けんばんハーモニカ「クラヴィエッタ」と「メロディカ」を日本にっぽん最初さいしょ輸入ゆにゅうした人物じんぶつは、アコーディオニストで、楽器がっき輸入ゆにゅう販売はんばい会社かいしゃ社長しゃちょう桜井さくらい徳二とくじであった[16][6]

国産こくさんひん開発かいはつ[編集へんしゅう]

当時とうじ国内こくないのハーモニカの主要しゅようメーカー3しゃ鈴木すずき楽器がっき製作所せいさくしょ東海とうかい楽器がっき製造せいぞう株式会社かぶしきがいしゃ、トンボ楽器がっき製作所せいさくしょは、それぞれ別個べっこにメロディカやクラヴィエッタを入手にゅうしゅし、この楽器がっき可能かのうせいいだした。楽器がっき入手にゅうしゅ経路けいろは3しゃそれぞれ別個べっこだったが、まず社長しゃちょう社員しゃいんが「業務ぎょうむがい」の興味きょうみからメロディカやクラヴィエッタを演奏えんそうしてあそび、その、これらを手本てほんとして国産こくさんひん試作しさく着手ちゃくしゅするながれは共通きょうつうした[12][6]

国産こくさんひんは1961ねんなかばには鈴木すずき楽器がっき製作所せいさくしょが「メロディオン」を製造せいぞう発売はつばいし、同年どうねんちゅうにトンボ楽器がっき製作所せいさくしょが「トンボ・ピアノ・ホーン」[17]を、東海とうかい楽器がっき製造せいぞう株式会社かぶしきがいしゃが「ピアニカ[18]発売はつばいした。ただしトンボ楽器がっき製作所せいさくしょ早々そうそう鍵盤けんばんハーモニカの生産せいさんから撤退てったいした[19][6]

日本にっぽん楽器がっき製造せいぞうげん ヤマハ)は1967ねんから、東海とうかい楽器がっき研究所けんきゅうじょげん 東海とうかい楽器がっき製造せいぞう)が製造せいぞうした「ピアニカ」をヤマハ (YAMAHA) ブランドでOEM販売はんばい開始かいし。ヤマハが、鍵盤けんばんハーモニカ市場いちば参入さんにゅうしたとしでもある。1973ねん日本にっぽん楽器がっき製造せいぞう自社じしゃ開発かいはつの「ピアニカ」を発売はつばいすると、東海とうかい楽器がっき研究所けんきゅうじょ1985ねんからトーカイ (TOKAI) ブランドで「ピアニカ」を発売はつばいし、以後いご日本にっぽん楽器がっき東海とうかい楽器がっきはそれぞれがことなる「ピアニカ」を製造せいぞうし、販売はんばいしていた。また、両社りょうしゃともにだい618501ごう[20]商標しょうひょう登録とうろくしている。ただし現在げんざい東海とうかい楽器がっき製造せいぞう鍵盤けんばんハーモニカ「ピアニカ」の生産せいさん終了しゅうりょうをしたため、製造せいぞうつづけている会社かいしゃ鈴木すずき楽器がっき製作所せいさくしょ、ヤマハ全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ、キョーリツコーポレーションがおもである。

教育きょういく楽器がっきとして普及ふきゅう[編集へんしゅう]

メロディカやクラヴィエッタなど、ヨーロッパせい舶来はくらい鍵盤けんばんハーモニカは、当初とうしょは「レジャー楽器がっき」として日本にっぽん輸入ゆにゅうされ百貨店ひゃっかてんられたが、はやくも1960ねんからは販売はんばい広告こうこくでも教育きょういく楽器がっきとしての可能かのうせい強調きょうちょうする文言もんごんられるようになった[11][6]

日本にっぽん楽器がっき各社かくしゃ国産こくさんした鍵盤けんばんハーモニカは「教育きょういく楽器がっき」として、学校がっこう教育きょういくへの導入どうにゅう販売はんばい促進そくしん目指めざし、教育きょういく現場げんば要望ようぼうこたえて改良かいりょうかさねられ、1960年代ねんだいなかばから70年代ねんだい音楽おんがく授業じゅぎょうひろ導入どうにゅうされた[13]当時とうじ児童じどうすう急増きゅうぞうし、1人ひとりあたりの学校がっこう備品びひん整備せいび不足ふそくしがちだった。学童がくどう全員ぜんいんに、かぎられた授業じゅぎょう時間じかんないに、オルガンやピアノなどの鍵盤けんばん楽器がっき体験たいけんさせることはむずかしかった。が、学童がくどう全員ぜんいん鍵盤けんばんハーモニカを「個人こじんちの楽器がっき」として所有しょゆうさせることで、これらの問題もんだい緩和かんわされた。鍵盤けんばんハーモニカの普及ふきゅうにより、音楽おんがくしつ以外いがいでも、一般いっぱん教室きょうしつにおける一斉いっせい授業じゅぎょう学童がくどう鍵盤けんばん楽器がっき演奏えんそうおしえることが可能かのうになった[4]

かぎ押下おうかようするちから鍵盤けんばんハーモニカは40グラム (g) でオルガンは120g、鳴動めいどうようする呼気こきあつさい弱音よわね水柱みずばしら30ミリメートル (mm)、最強さいきょうおん水柱みずばしら180mm、歌手かしゅ最大さいだい呼気こきあつ水柱みずばしら300mmであり、鍵盤けんばんハーモニカは幼児ようじてい学年がくねん児童じどう演奏えんそうやす楽器がっきである[21]

鍵盤けんばんハーモニカは教育きょういく楽器がっきとして急速きゅうそく普及ふきゅうした。文部省もんぶしょう教育きょういく現場げんば、メーカーらは、鍵盤けんばんハーモニカをオルガンやハーモニカの代替だいたいとした。かつて教育きょういく現場げんばでハーモニカ廃止はいしろんとして「になる」「先生せんせいおしえられない」「不衛生ふえいせい」「おとがうるさい」「おとないことがある」などをげたが、これらは鍵盤けんばんハーモニカも同様どうようで、楽器がっきにはないあじ可能かのうせいなどにてきする、演奏えんそうほう指導しどう楽曲がっきょく教科書きょうかしょ収載しゅうさいなど積極せっきょくてき活用かつよう低調ていちょうであった。南川みなみかわしゅせいは、「カジュアルに根付ねついてしまった現状げんじょう鍵盤けんばんハーモニカシーンは、ハーモニカほどの音楽おんがく資産しさん文化ぶんか資産しさん保有ほゆうしていますか? この楽器がっき真剣しんけんまなびたいときまなべる体制たいせいはありますか? じればこえてくるメロディはありますか? 子供こどもたちは本当ほんとう鍵盤けんばんハーモニカをあいしていますか?」と批判ひはんしている[19][6]

近年きんねん楽器がっきメーカーが大人おとな機種きしゅ開発かいはつして表現ひょうげんりょくゆたかな楽器がっきとしてプロフェッショナル奏者そうしゃもちいる[22]ほかに、自治体じちたい高齢こうれいしゃ健康けんこう効果こうか評価ひょうかして大量たいりょう購入こうにゅうしている[23]

種類しゅるい[編集へんしゅう]

一口ひとくち鍵盤けんばんハーモニカといっても、様々さまざま種類しゅるいがある。

鍵盤けんばん形状けいじょうによる分類ぶんるい[編集へんしゅう]

日本にっぽん教育きょういく楽器がっきとしての鍵盤けんばんハーモニカはピアノしき鍵盤けんばんそなえているが、それ以外いがいのタイプもある。

  • ピアノしき鍵盤けんばん - オルガンやピアノと同様どうようしろかぎくろかぎならんでいる。日本にっぽんで「鍵盤けんばんハーモニカ」はこの機種きしゅ場合ばあいおおい。
  • ボタンしき鍵盤けんばん - せまいスペースにおおくの鍵盤けんばんならべた、演奏えんそう能力のうりょく向上こうじょうがたで、一部いちぶ演奏えんそう愛好あいこうしている。
  • 折衷せっちゅうがた - くろかぎしろかぎながさをめて、楽器がっきよこはばをピアノしき鍵盤けんばんしきよりコンパクトにまとめた機種きしゅである。
  • その - 玩具おもちゃ楽器がっきには、レバーしきや、くろかぎ省略しょうりゃくして全音ぜんおんしからせないじゅんピアノしき鍵盤けんばんなどもある。

音域おんいきによる分類ぶんるい[編集へんしゅう]

アルト、ソプラノ、バスなど音域おんいきによる分類ぶんるいもある。日本にっぽん小学校しょうがっこう幼稚園ようちえん保育園ほいくえん使つかわれる頻度ひんどたかいのはアルト音域おんいき機種きしゅで、ひとこえちか一般いっぱんてき音域おんいきから、すこたか音域おんいきまでをカバーすることができる。鍵盤けんばんハーモニカだけの合奏がっそう本格ほんかくてき演奏えんそうをする場合ばあいには、低音ていおんりのバス音域おんいき鍵盤けんばんハーモニカや、高音こうおんりのソプラノ音域おんいき鍵盤けんばんハーモニカを使つかうこともある。

かぎすうによる分類ぶんるい[編集へんしゅう]

24かぎ、27かぎ、32かぎ、37かぎ、44かぎなどの分類ぶんるいがある。一般いっぱんに、かぎすうおおいほど演奏えんそう可能かのう音域おんいきひろがるが、そのぶん楽器がっきのサイズは長大ちょうだいかつおもくなる。日本にっぽん小学校しょうがっこう音楽おんがく教育きょういく使つかわれる鍵盤けんばんハーモニカのかぎすうは32かぎがスタンダードである。37かぎや44かぎは、よりひろ音域おんいき使用しようして本格ほんかくてき演奏えんそうする場合ばあいいている。

チャンバーの有無うむ[編集へんしゅう]

通常つうじょう価格かかくたい以上いじょう商品しょうひんと、通常つうじょう半額はんがく程度ていど商品しょうひん内部ないぶ構造こうぞうことなる。どものすくないいきでも容易よういかつ安定あんていした状態じょうたい鍵盤けんばんハーモニカのリードを振動しんどうさせるためには、楽器がっき本体ほんたいなかに「チャンバー(空気くうきしつ)」をもうける必要ひつようがある。現行げんこうひん国産こくさん鍵盤けんばんハーモニカのほとんどはこのチャンバーをそなえたじゅう構造こうぞうである。国産こくさん半額はんがく程度ていど中国ちゅうごくせいおお廉価れんか商品しょうひんは、製造せいぞうコスト低減ていげんのためにチャンバーを省略しょうりゃくし、楽器がっきのボディと一体化いったいかしている[26][6]鍵盤けんばんハーモニカは、価格かかくやメーカーの設計せっけい思想しそうなどにより内部ないぶ構造こうぞう使用しよう部品ぶひんことなる。

特注とくちゅうひん[編集へんしゅう]

障害しょうがい鍵盤けんばんけない子供こども特注とくちゅうひん製作せいさくした事例じれいがある[27]。ギターなど一部いちぶ楽器がっきは「左利ひだりきき」よう商品しょうひんがあるが、鍵盤けんばんハーモニカは左利ひだりきよう商品しょうひんはほとんどない[28]

片手かたて
両手りょうてき(両手りょうてよこき。両手りょうてともじゅんしゅ)
両手りょうてき(両手りょうてたてき。左手ひだりて逆手さかて)

演奏えんそうのスタイル[編集へんしゅう]

片手かたてきと両手りょうてき、たてそうそうなど、さまざまな演奏えんそうスタイルが可能かのうである。

  • 片手かたてき」は、通常つうじょう右手みぎてのみで奏法そうほうである。たてそうや、鼓笛隊こてきたいなど歩行ほこう演奏えんそうは、左手ひだりて楽器がっき本体ほんたい保持ほじし、右手みぎてのみで鍵盤けんばんくことがおおい。

両手りょうてき」は、両手りょうてともじゅんしゅく「よこき」と、右手みぎてじゅんしゅ左手ひだりて逆手さかての「たてき」の2種類しゅるいがある。

  • 両手りょうてよこき」は、楽器がっき横向よこむ位置いちして両手りょうてともじゅんしゅく。オルガンやピアノと同様どうよう鍵盤けんばん視認しにんしつつ両手りょうて演奏えんそう可能かのうとなる。
  • 両手りょうてたてき」は、楽器がっきたて位置いち保持ほじし、右手みぎてじゅんしゅで、左手ひだりて逆手さかてで、それぞれ楽器がっき本体ほんたい左右さゆうから鍵盤けんばんく。熟練じゅくれん演奏えんそう一部いちぶ得意とくいとする高度こうど演奏えんそう技術ぎじゅつである[29]

ほかに「たてそう両手りょうてきで1人ひとりで2だい鍵盤けんばんハーモニカを同時どうじ演奏えんそうする」[30]、「メロギター(1人ひとり鍵盤けんばんハーモニカとギターを同時どうじ演奏えんそうする)」[31]、「がくく」[32]など、演奏えんそう独自どくじ工夫くふうした独特どくとくそうかたおおい。

楽器がっき本体ほんたい奏者そうしゃくち距離きょり関係かんけいじょうたいら演奏えんそうはホースじょうたくそうようパイプを、たてそうはIじょうあるいはSじょうたてそうようパイプもちいることがおおい。たてそうたくそうようパイプを使用しようする奏者そうしゃもいる。

おも製造せいぞうしゃ商標しょうひょう[編集へんしゅう]

製造せいぞうしゃは10かこく20しゃ以上いじょう[33]で、日本にっぽん以下いかひろ流通りゅうつうしている。

ギャラリー[編集へんしゅう]

その[編集へんしゅう]

鍵盤けんばんハーモニカの呼称こしょう[編集へんしゅう]

全国ぜんこくてきに「ピアニカ」が優勢ゆうせい[編集へんしゅう]

鍵盤けんばんハーモニカは商標しょうひょう普通ふつう名称めいしょうがあり、楽器がっきメーカーの登録とうろく商標しょうひょうである「ピアニカ」や「メロディオン」が、この楽器がっき全体ぜんたい普通ふつう名称めいしょうのように使つかわれる傾向けいこうにある。鈴木すずき楽器がっき製作所せいさくしょ製品せいひんである「メロディオン」を「ピアニカ」としょうする誤用ごようおおい。

Jタウン研究所けんきゅうじょおこなった都道府県とどうふけんべつアンケート調査ちょうさそう投票とうひょうすう606ひょう、2015ねん9がつ29にち - 10月20にち)では、「ピアニカ」が71%で多数たすう、「鍵盤けんばんハーモニカ」が16.5%、「メロディオン」が11.6%、そのが1パーセントであった。比率ひりつ地域ちいきがあり、新潟にいがたけんは「メロディオン」が80%、沖縄おきなわけんは「鍵盤けんばんハーモニカ」が100%[35]であった。

NHKのあつか[編集へんしゅう]

NHK公共こうきょう放送ほうそう普遍ふへんてき放送ほうそうむねとするため、固有こゆう商品しょうひんめい一般いっぱん名称めいしょうえて放送ほうそうもちいる。「ピアニカ」は登録とうろく商標しょうひょうであるため、なるべく「鍵盤けんばんハーモニカ」といいかえる。

1996ねんに、演奏えんそうの「ピアニカ前田まえだ」がNHKの番組ばんぐみにゲスト出演しゅつえんしたさい司会しかいしゃ前田まえだはともにぎこちなく「鍵盤けんばんハーモニカ」とい、芸名げいめいの「ピアニカ前田まえだ」は、「鍵盤けんばんハーモニカ前田まえださん」ではなく「ピアニカさん」とんだ[36]

近年きんねんは、NHKのウェブサイトうちでも「ピアニカ」を楽器がっきめいとして使用しようするれい散見さんけん[37]される。

芸名げいめい使用しよう楽器がっき[編集へんしゅう]

芸名げいめいに「ピアニカ」をふく鍵盤けんばんハーモニカ奏者そうしゃがヤマハのピアニカを使用しようしているとはかぎらない。鍵盤けんばんハーモニカ奏者そうしゃの「ピアニカいろどり」はヤマハのピアニカを愛用あいようしているが、スズキの「バスメロディオン B-24C」や、スズキの鍵盤けんばんふえ「アンデス25F」なども使用しようする[38]奏者そうしゃ「ピアニカ前田まえだ」は、おもにスズキのメロディオンを使用しようしている。2016ねん現在げんざい

melodionとmelodeon[編集へんしゅう]

英語えいごで押引おとしき小型こがた手風琴てふうきんダイアトニック・ボタン・アコーディオン=「メロディオン」melodeonとしょうするが、日本語にほんごのカナ表記ひょうきでは鈴木すずき楽器がっき製作所せいさくしょ商標しょうひょう「メロディオン」melodionと同一どういつになる。そのため日本にっぽんのmelodeon奏者そうしゃは、しばしば「わたし楽器がっき鍵盤けんばんハーモニカではありません」と説明せつめいする[39]

クラシック楽団がくだん指揮しきしゃ[編集へんしゅう]

クラシック音楽おんがく指揮しきしゃぜん楽器がっき演奏えんそう心情しんじょう理解りかいするために、鍵盤けんばんハーモニカを愛用あいようするものもいる[40]

高齢こうれいしゃ健康けんこう福祉ふくし[編集へんしゅう]

鍵盤けんばんハーモニカの演奏えんそうは、高齢こうれいしゃ介護かいご予防よぼう認知にんちしょう予防よぼうちょこうがあり、音楽おんがく療法りょうほう健康けんこう福祉ふくし現場げんばなどでも使つかわれている。2015ねん12月に福岡ふくおかけん古賀こがは、鍵盤けんばんハーモニカ400だいを211まんえん導入どうにゅうし、健康けんこうづくり拠点きょてん施設しせつ配備はいびした。[41]

ギネス記録きろく[編集へんしゅう]

2013ねん3月3にち静岡しずおかけん鍵盤けんばんハーモニカを全員ぜんいんで5ふん以上いじょう演奏えんそうするギネス世界せかい記録きろく挑戦ちょうせんし、「鍵盤けんばんハーモニカ同時どうじ演奏えんそう最多さいた人数にんずう」を更新こうしんした[42][43]

鍵盤けんばんハーモニカ奏者そうしゃ[編集へんしゅう]

日本にっぽん 海外かいがい活躍かつやくする日本人にっぽんじんふく

すくした鍵盤けんばんハーモニカが原点げんてん

しょ外国がいこく

鍵盤けんばんハーモニカをれた音楽家おんがくか[編集へんしゅう]

使用しようした作曲さっきょく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 「ケンハモ」は鈴木すずき楽器がっき製作所せいさくしょが2017ねん商標しょうひょう登録とうろくしたので(登録とうろく番号ばんごうだい5926905ごう存続そんぞく期間きかん満了まんりょう平成へいせい39ねん(2027)2がつ24にち)、略称りゃくしょうとして使用しようするにあたっては注意ちゅういようする。
  2. ^ プロ奏者そうしゃ南川みなみかわしゅせいは、鍵盤けんばんハーモニカの魅力みりょくとして「いきをコントロールしながら和音わおんせる」「はこびが簡単かんたん演奏えんそうしながらうごける」「手軽てがる改造かいぞうすることができる」「歴史れきしがまだあさいので『こういう音楽おんがくをやるべき』というのがまっていない」の4てんをあげている(『おちゃのおと』Vol.5、p.14)

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 『おちゃのおと』Vol.5(ちよだ音楽おんがく連合れんごうかい、2017ねん3がつ30にち)p.14-p.15の記事きじ「“大人おとなかぎハモ”その魅力みりょくつたえる 谷口たにぐち楽器がっき」にせる南川みなみかわしゅせいのコメント
  2. ^ 雑誌ざっし『ソトコト』2008ねん6がつごう (No.108)「ピアニカは小学生しょうがくせい楽器がっき本当ほんとうはそうじゃないんだよ。【インタビュー ピアニカ前田まえだ】」
  3. ^ 素晴すばらしき鍵盤けんばんハーモニカの世界せかい
  4. ^ a b c 筒井つついはる小学校しょうがっこう教育きょういく鍵盤けんばんハーモニカの普及ふきゅうみちびいた楽器がっき製造せいぞう会社かいしゃ戦略せんりゃく : 1960~70年代ねんだいにおける音楽おんがく教育きょういく雑誌ざっし広告こうこく記事きじ着目ちゃくもくして」『人間にんげん教育きょういくがく研究けんきゅうだい4ごう日本人にっぽんじんあいだ教育きょういく学会がっかい、2016ねん12月、135-144ぺーじISSN 2188-9228NAID 120006304411 
  5. ^ a b c 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「鍵盤けんばんハーモニカのたび」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい1ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん1がつ14にち 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)『鍵盤けんばんハーモニカのほん』(春秋しゅんじゅうしゃ、2023)ISBN 978-4393935286
  7. ^ 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「最古さいこ鍵盤けんばんハーモニカ」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい9ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん9がつ26にち 
  8. ^ 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「悪魔あくま指名しめい打者だしゃ鍵盤けんばんハーモニカ」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい10ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん10がつ19にち 
  9. ^ TVアニメ「ハルチカ」でのClavietta(クラヴィエッタ)登場とうじょうシーンについて(ピアノニマス.com 2016-03-25)」および「Clavietta(宮原みやはら 裕子ゆうこ officialblog cocorone 〜こころおん 2016-10-06)」ともに2017-09-07閲覧えつらん。「ハルチカ公式こうしき」のツイート https://twitter.com/haruta_chika/status/670248357378428928 (2015ねん11月27にち午後ごご11:30)にも写真しゃしん掲載けいさいされている。
  10. ^ 製品せいひん広告こうこくはハーモニホンと表記ひょうき
  11. ^ a b 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「国産こくさん鍵盤けんばんハーモニカの産声うぶごえ」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい3ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん3がつ24にち 
  12. ^ a b 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「鍵盤けんばんハーモニカ漂着ひょうちゃく前夜ぜんや」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい2ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん2がつ16にち 
  13. ^ a b c 山中やまなか和佳子わかこ日本にっぽん学校がっこう教育きょういくにおける鍵盤けんばんハーモニカの導入どうにゅう」『福岡教育大学ふくおかきょういくだいがく紀要きよう. だい5分冊ぶんさつ芸術げいじゅつ保健ほけん体育たいいく家政かせいへんだい65ごう福岡教育大学ふくおかきょういくだいがく、2016ねん、17-24ぺーじISSN 0286-3243NAID 120006380231 
  14. ^ しん楽器がっきメロディカ」『トルー・ストーリィ』,11かん3ごう,1959ねん3がつ,p.121
  15. ^ 当時とうじ日本にっぽんでは「クラビエッタ」と表記ひょうき。『楽器がっきしょうほう』1960ねん1がつ pp.109-110、および、桜井さくらい徳二とくじ「クラビエッタの周辺しゅうへん」(『楽器がっきしょうほう』1962ねん2がつ,p.45)
  16. ^ 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「鍵盤けんばんハーモニカのはこ」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい5ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん5がつ19にち 
  17. ^ 「ピアノ・ホーン」については南川みなみかわしゅせいの「トンボ楽器がっきせい「ピアノホーン(PH-27)を解体かいたいしました」を参照さんしょう
  18. ^ 東海とうかい楽器がっきのピアニカについては南川みなみかわしゅせいの「東海とうかい楽器がっきpianica(PC-1)について」を参照さんしょう
  19. ^ a b 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「半地はんじ鍵盤けんばんハーモニカ」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい4ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん4がつ19にち 
  20. ^ j-platpat”. www.j-platpat.inpit.go.jp. 2024ねん4がつ16にち閲覧えつらん
  21. ^ 豊田とよだ香菜かな日本にっぽんにおける鍵盤けんばんハーモニカの開発かいはつ学校がっこう教育きょういくへの導入どうにゅうについて」『藝術げいじゅつ文化ぶんか研究けんきゅうだい24ごう大阪芸術大学おおさかげいじゅつだいがく大学院だいがくいん、2020ねん2がつ、107-129ぺーじISSN 13429086 
  22. ^ 南川みなみかわしゅせい教育きょういく楽器がっきなのに」という鉄板てっぱん営業えいぎょうフレーズ撲滅ぼくめつさせたいのまき2015-10-19,ピアノニマス.com。2015/09/07閲覧えつらん
  23. ^ 大内おおうち孝夫たかお人生じんせい100ねん時代じだい最強さいきょうならごと” そうだ! 音楽おんがく教室きょうしつこう』(音楽之友社おんがくのともしゃ、2019)pp.33-36 ISBN 978-4276212329
  24. ^ The button accordiana
  25. ^ 貝塚かいづかもりピアノ教室きょうしつ<ふえ?鍵盤けんばんハーモニカ??> 2016-3-10閲覧えつらん
  26. ^ 南川みなみかわしゅせい(ピアノニマス)「鍵盤けんばんハーモニカのさけ」『アルス・ピヤニカ――鍵盤けんばんハーモニカの楽堂がくどうだい6ごう、web春秋しゅんじゅう はるとあき、2022ねん6がつ10日とおか 
  27. ^ 鈴木すずき楽器がっき製作所せいさくしょでは、“すべて手作てづくりだからこそできるサービス”をかんがえ、さわがいをどものためのオーダーメイド楽器がっき製作せいさく手掛てがけています。さわがいがあり鍵盤けんばんくことができないどものがたとう親御おやごさんに郵送ゆうそうしてもらい、個々ここうようになんヶ月かげつ工夫くふうして丁寧ていねい楽器がっき製作せいさくします。そして、ようやく完成かんせいした“世界せかいでひとつの楽器がっき”をったどもたちや親御おやごさんたちはだいよろこびし、とても大切たいせつ楽器がっき使つかうそうです。同社どうしゃにはこれまでにどもたちからの感謝かんしゃ手紙てがみがたくさんとどきました。」(家康いえやすくん日記にっき鍵盤けんばんハーモニカ スペシャリスト5」より引用いんよう。2016-1-31閲覧えつらん
  28. ^ 左利ひだりきよう鍵盤けんばんハーモニカについて(「かぎばんハーモニカ奏者そうしゃpianonymous(ピアノニマス)公式こうしきブログ」2016-1-31閲覧えつらん
  29. ^ 鍵盤けんばんハーモニカ奏者そうしゃpianonymous(ピアノニマス)公式こうしきブログに、両手りょうてきのやりかたについての詳細しょうさい説明せつめいと、実例じつれい動画どうがへのリンクがっている。ピアノニマスによるたてそう両手りょうてきの動画どうがいちれい(YouTube)
  30. ^ YouTubeの演奏えんそう動画どうが【SUZUKI】 メロディオンフェスティバルin東京とうきょう 2015ねん1がつ24にち土曜日どようび」の夏秋なつあき文彦ふみひこ演奏えんそう
  31. ^ YouTubeの動画どうがPlaying guitar and melodica at the same time (introducing the melogitar)
  32. ^ YouTube「めおと楽団がくだんジキジキ
  33. ^ 鍵盤けんばんハーモニカ奏者そうしゃpianonymous(ピアノニマス)公式こうしきブログ「世界せかい鍵盤けんばんハーモニカメーカーについて」2016-3-4閲覧えつらん
  34. ^ [1]
  35. ^ Jタウン研究所けんきゅうじょ鍵盤けんばんハーモニカのは「ピアニカ」?「メロディオン」? 全国ぜんこく調査ちょうさ圧勝あっしょうしたのは...」 2016-3-4閲覧えつらん
  36. ^ 商標しょうひょうさない? NHKのおきて滑稽こっけい」(週刊しゅうかんテレビライフ連載れんさいコラム・たくき よしみつ『ちゃんとてるよ』)http://tanupack.com/chanto/chanto96b.htm 2016-3-4 閲覧えつらん
  37. ^ 洋服ようふく位牌いはい、ランドセルやピアニカ……」(http://www.nhk.or.jp/sendai-yappe-blog/2012/09/09/ )、「きょく『サイレント・ナイト』 演奏えんそう:ピアニカ前田まえだ」(http://www.nhk.or.jp/gogomari-blog/200/234674.html )、「高良こうら久美子くみこ(パーカッション・グロッケン・ピアニカ etc.)」(http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/141548.html)(いずれも2016-3-4閲覧えつらん)その多数たすう
  38. ^ ピアニカいろどり 公式こうしきブログ「両手りょうてきのピアニカってたのしい!」 2016-4-4閲覧えつらん
  39. ^ 「スズキ社きしゃ鍵盤けんばんハーモニカの商標しょうひょうである「メロディオン」とは 無関係むかんけいです。」(「メロディオン・ノオトブック Melodeon Notebook」2018-5-29閲覧えつらん
  40. ^ 広上ひろがみさんによると、指揮しきしゃにとって大事だいじなのは、すべての演奏えんそう気持きもちを理解りかいすることだそうです。ちなみにこううえさんがいまもっとも熱心ねっしんんでいる楽器がっきは「鍵盤けんばんハーモニカ」。管楽器かんがっき奏者そうしゃ気持きもちになるために愛用あいようされているそうです。」出典しゅってん https://www.nhk.or.jp/lalala/archive140802.html 2016-3-4閲覧えつらん文中ぶんちゅうの「広上ひろがみ」は広上ひろがみ淳一じゅんいち
  41. ^ 鍵盤けんばんハーモニカはこうをくわえ、はなからいきい、くちからきながらしたやのどを使つかっておとすことで、のみちからはい機能きのう向上こうじょう鍵盤けんばんゆびさえ、いきいておとかなでるという複数ふくすう動作どうさ並行へいこうしておこなうため、のう活性かっせい認知にんちしょう予防よぼう期待きたいできるという。」 出典しゅってん 西日本にしにほん新聞しんぶん記事きじ鍵盤けんばんハーモニカ、いて介護かいご予防よぼう 古賀こが健康けんこう教室きょうしつにレンタル」2016ねん1がつ22にち 2016-3-4閲覧えつらん
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