デジタルシンセサイザー
デジタルシンセサイザーとは、デジタル
概要
[デジタルシンセサイザーはディジタル
オシレータにおいて
フィルターはFIRフィルタ、IIRフィルタなどのデジタル
歴史
[1957
1969
また
- 1972
年 アーレン・オルガンの アーレン・コンピュータ・オルガン - 1973
年 ダートマス大 の ダートマス・ディジタル・シンセサイザー (後 のシンクラヴィア. FM音源 他 、汎用 コンピュータ制御 ) - 1974
年 アーレン・オルガン子会社 RMIの ハーモニック・シンセサイザー
音源 方式
[ハイブリッド・シンセサイザー
[波形 を何 らかの合成 方式 (典型 的 には倍音 加算 )で生成 し、波形 メモリに格納 して再生 、音 作 りにはフィルターを併用 する方式 。初期 のディジタルオルガン技術 をディジタル・シンセサイザーに発展 させる形 で登場 した。- RMI ハーモニック・シンセサイザー (1974)
- オシレータ(DCO)に
波形 メモリを採用 したシンセサイザー(主 に減算 合成 )- エレクトロニック・ミュージック・スタジオ Digital Oscillator Bank (1972?)
- PPG 1003 Sonic Carrier (1976)
- Oxford Synthesizer Company OSCar (1983)
倍音 加算 合成 を鍵盤 操作 で指定 (後 のCASIO SK-1も同 機能 をサポート)
- KORG DW-6000 (1984) / DW-8000 (1985)
- Ensoniq ESQ-1 (1986)
アディティブ・シンセシス
[ここでは
ウェーブテーブル・シンセシス
[- PPG Wavecomputer 340/380 (1979?)
- PPG Wavecomputer 360 (1980)
- PPG Wave 2.0 (1981)
- Waldorf microwave (1989)
なおPC
加算 合成 との関連 性 [9]: ウェーブテーブル・シンセシスが「実 時間 加算 合成 」の効率 的 な実装 方法 として登場 したのはおそらく事実 だが、現在 では加算 合成 は理想 的 な合成 方式 と認識 されていないので、ここでは省略 する。- FM
合成 との比較 [10]:現在 一般 に入手 できるFM音源 製品 は、ウェーブテーブル・シンセシスとの共通 点 がほとんど無 いため、ここでは紹介 していない。
ベクトル・シンセシス / ウェーブ・シーケンス
[2
なおこの
- SCI Prophet VS (1986) [11]
- KORG WAVESTATIONシリーズ (1990)
- YAMAHA SY-22 (1990) / TG-33 (1990) / SY-35 (1992)
- KORG OASYS (1994-)
サンプラー / PCM音源 (サンプリング音源 、ウェーブテーブル音源 )
[1980
- フェアライトCMI (1979)
- Linn LM-1 Drum Computer (1980)
- E-mu Emulator (1982)
サンプルの
さらに
- E-mu Emulator II (1984)
- Ensoniq Mirage (1985)
- Roland D-50 (LA
音源 、1987)
1990
- Gravis UltraSound
- サンプルを
入替 え可能 な音源 を搭載 して一躍 脚光 を浴 びたサウンドカードで、Trackerソフトを低 負荷 で安定 動作 させるのに重宝 された。使用 している音源 チップGravis GF1は Forte TechnologiesとAdvanced Gravisの共同 開発 とされているが、その出自 はEnsoniqのシンセ用 チップ OTTO (ES5506)だと言 われている。- Trackerソフト: 1987
年 Amiga上 に登場 した数値 シーケンサ。Amiga標準 のサンプル音源 を使 い、任意 のサンプルを組 み合 わせた完成 度 の高 いトラックを作成 できる特徴 を持 つ。(参考 : MOD (ファイルフォーマット))
- Trackerソフト: 1987
- サンプルを
- Creative Technology Wave Blaster
- 「Wave Blasterポート」
搭載 サウンドカードに対応 したドーターボード形式 の拡張 音源 。同 ポートは事実 上 の業界 標準 となり、各社 から YAMAHA XG、Roland GM/GS、KORG M1、Waldorf microwave XTable、Kurzweil MA-1 といった各種 規格 /方式 の音源 や、ドーターボードを搭載 可能 なシンセ/MIDIコントローラも登場 した。
- 「Wave Blasterポート」
- Creative Technology Sound Blaster AWE32 / Wave Blaster II (1994)
- Creative Technology Sound Blaster AWE64 / WaveSynth (1996)
- AWE32に ソフトウェア・シンセ WaveSynth を
追加 し 64ボイス同時 発音 可能 にした製品 。WaveSynthは、スタンフォ ード大 CCRMAのライセンスに基 づく物理 モデル音源 (ウェーブガイド・シンセシス方式 )で、そのソフト開発 担当 はSeer Systemsのデイヴ・スミス (プロフェット5設計 者 )だった事 が知 られている。
- AWE32に ソフトウェア・シンセ WaveSynth を
FMシンセシス
[FMシンセシス |
2op FMの |
1980
この
FM
- YAMAHA TX81Z (1986)
- YAMAHA SY77 (1989) / TG77 (1990) / SY99 (1991)
PDシンセシス
[PDシンセシスの |
1980
ソフトウェア・シンセサイザー
[脚注
[- ^
出典 : Allen Organ Company History, FundingUniverce - ^
永井 洋平 (楽器 創造 館 ), 「ディジタル電子 楽器 の黎明 期 と特許 係争 」, ミュージックトレード 2005年 7月 号 - ^
装置 の詳細 については河合楽器製作所 電子 楽器 取扱 説明 書 /カタログ ダウンロード[1]より該当 機種 のマニュアルを参照 。 - ^
例 えばVertigo、Alchemyなど。その他 、スペクトログラムの記事 内容 も参照 の事 。 - ^ Waldorf Plugin - PPGの
後継 会社 Waldorf Music のプラグインパック(PPG Wave 2.V / Attack / D-Pole)。以前 Waldorf Electronics が開発 し、スタインバーグが発売 した製品 の再発 売品 。 - ^ PPG Wave 2.2 / 2.3 / EVU Simulator, Herman Seib
Wave2.xのディジタル・ハードの完全 なエミュレータ。実機 用 最新 OS V8.3 Upgradeがこの上 で開発 された。現在 VST/Windows版 の "Wave 2.2 V6 Simulation" をフリー入手 可能 。もしVST環境 が無 ければ、彼 の VSTHostやSaviHostを使 えば起動 できる。
彼 はこの他 、PPG Wavetermをソフトウェア化 するプロジェクトにも参加 した。彼 が開発 した Waveterm Cは、同 プロジェクトで開発 したPPG Bus用 IFを介 し、2系統 のPPGシステム(Wave/EVU/PKR)をリアルタイムに制御 可能 だった。なお同 プロジェクトのサイトは現在 閉鎖 しているが、(インターネットアーカイブ上 の保存 ページで概要 を確認 できる。 - ^ PPG Wave 2.2
実機 の概要 は、Wave 2.2紹介 ページ (synth.fool.jp)を参照 - ^ PC
用 ウェーブテーブル・シンセシス音源 :数少 ない例外 としてWaldorfの Microwave XT/PC(PCベイ型 )と、Microwave XTable (Wavebraster互換 型 )が存在 する。これらはWaldorf Microwave XTをPC用 にまとめた製品 で、シンセのパラメータ編集 は専用 ソフト(こちらのページの下 側 参照 )で行 う。 - ^
英語 版 記事 「ウェーブテーブル・シンセシス」における加算 合成 との比較 論旨 が非常 にわかりにくく、明確 な定義 は脚注 たった一 行 しか見当 たらない。外部 リンク節 の出典 らしき論文 によれば: 1970年代 当時 は理想 的 な音響 合成 方式 と考 えられていた「実 時間 加算 合成 」(realtime additive synthesis;倍音 強度 を時間 変化 させる加算 合成 方式 )は、ほぼ等価 な処理 を「ウェーブテーブル・シンセシス」で効率 的 に実現 できるので、それを使 いましょうという話 らしい。要 は、スペクトルの連続 変化 をリアルタイム計算 する代 わりに(実 時間 加算 合成 )、要 所要 所 のスナップショットだけ計算 しウェーブテーブル・シンセシスで間 を補間 すれば、理屈 上 ほぼ同等 な結果 を、より軽 い演算 処理 で実現 できるというウェーブテーブル・シンセシスの登場 経緯 の説明 である。 - ^
英語 版 記事 「ウェーブテーブル・シンセシス」におけるFM合成 との比較 :実 時間 加算 合成 (realtime additive synthesis family;倍音 強度 を時間 変化 させる加算 合成 方式 )を基準 として、ウェーブテーブル・シンセシスとFM合成 はほぼ同 じ表現 能力 を持 っているという主張 だが、これは検討 を要 する。ここで言 うFM合成 は、おそらくシンクラヴィアに搭載 されたFMリシンセシス機能 (サンプルを一定 間隔 に分割 しFMシンセシスで倍音 構成 を再現 する技術 )のように、理論 上 あらゆる波形 を合成 可能 とする方式 を前提 にしている。しかしその種 の機能 は現在 に至 るまで一般 には普及 しておらず、現在 のFM音源 が置 かれている立場 (FM音源 は必 ずしも万能 な合成 手法 ではないが、FM音源 で容易 に実現 可能 なある種 の音色 に存在 価値 がある)を考慮 すると、この説明 は妥当 性 を著 しく欠 いている。 - ^ SCI Prophet VS - ベクトル・シンセシス
全般 と、SCI Prophet VSの概説