シエラ・ネヴァダ・コーポレーション

Sierra Nevada Corporation
種類しゅるい	民間みんかん企業きぎょう
業種ぎょうしゅ	航空こうくう宇宙うちゅう産業さんぎょう、防衛ぼうえい産業さんぎょう
設立せつりつ	1963年ねん
本社ほんしゃ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくネバダ州しゅうスパークス
主要しゅよう人物じんぶつ	エレン・オズマン（英語えいご版ばん）社長しゃちょう兼けんCFO; ファティ・オズマン（英語えいご版ばん） CEO
製品せいひん	宇宙船うちゅうせん; 遠隔えんかく医療いりょう; 再生さいせい可能かのうエネルギー; 航空こうくう技術ぎじゅつと誘導ゆうどう技術ぎじゅつ; 情報じょうほう管理かんり; C4Iシステム; 電子でんし防護ぼうご ; 情報じょうほうセキュリティー
売上うりあげ高だか	1,100,000,000 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくドル (2018年ねん)
従業じゅうぎょう員数いんずう	3000人にん以上いじょう
ウェブサイト	sncorp.com

シエラ・ネヴァダ・コーポレーション（英語えいご: Sierra Nevada Corporation, SNC）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくネバダ州しゅうにある航空機こうくうき・宇宙船うちゅうせんの開発かいはつ製造せいぞう会社かいしゃである。世界せかい各地かくちに顧客こきゃくを持もち、全米ぜんべい17州しゅうに31の拠点きょてんがある。会社かいしゃ標語ひょうごは、"Innovative & Agile Technology Solutions"。

2024年ねんには、ボーイング747-8i をベースとした E-4B ナイトウォッチ後継こうけい機きの開発かいはつを、ボーイング社しゃを退しりぞけて130億おくドルで受注じゅちゅうした^[1]^[2]。

歴史れきし[編集へんしゅう]

John Chisolmによってネバダ州しゅうの飛行機ひこうきのハンガー開発かいはつ企業きぎょうとして1963年ねんに設立せつりつされた。その後ご、Chisolmの娘むすめであるMichelle Bergfieldによる経営けいえいは成功せいこうした。1994年ねん、ファティ・オズマン（英語えいご版ばん）とエレン・オズマン（英語えいご版ばん）夫妻ふさいにより買収ばいしゅうされた。さらに航空こうくう宇宙うちゅう産業さんぎょうのみならず、再生さいせい可能かのうエネルギーや遠隔えんかく医療いりょう、ナノテクノロジー、情報じょうほう管理かんり分野ぶんやにも参入さんにゅうし、オズマン社長しゃちょうの経営けいえいの下した、30年ねん以上いじょう事業じぎょう拡大かくだいを続つづけている^[3]。

2014年ねん6月がつには、液体えきたいロケット推進すいしん系けい、生命せいめい維持いじシステム、消火しょうか技術ぎじゅつに強つよみを持もつオービタルテクノロジーズ (ORBITEC) 社しゃを買収ばいしゅうした。ORBITEC社しゃは、ドリームチェイサーの環境かんきょう制御せいぎょ・生命せいめい維持いじシステム (ECLSS)、熱ねつ制御せいぎょシステム (TCS) の開発かいはつで3年間ねんかんシエラネバダ社しゃと共同きょうどうで作業さぎょうを行おこなっていた^[4]。

日本にっぽんでの展開てんかい[編集へんしゅう]

2022年ねん2月がつ、SNCの子会社こがいしゃで宇宙うちゅう機き事業じぎょうを運営うんえいするシエラ・スペース社しゃと、兼松かねまつ、大分おおいた県けんは宇宙うちゅう輸送ゆそう船せんドリームチェイサーのアジアの着陸ちゃくりく拠点きょてんとして大分おおいた空港くうこう（同どう県けん国東くにさき市し）を活用かつようすることを検討けんとうする覚書おぼえがきを結むすんだ^[5]。

製品せいひん契約けいやく[編集へんしゅう]

2013年ねん2月がつ27日にちには、SNCは共同きょうどうでエンブラエル EMB-314を提供ていきょうしているエンブラエル社しゃと共ともに、アフガニスタン軍ぐんに偵察ていさつや訓練くんれん機能きのうを提供ていきょうする米べい空軍くうぐんライトエアーサポート契約けいやくのための入札にゅうさつを獲得かくとくした^[6]。

さらにMQ-9 リーパーに搭載とうさいするGorgon Stare program広域こういき監視かんしセンサをフロリダ州しゅうのエグリン空軍くうぐん基地きちにおいて、空軍くうぐんと共同きょうどうで2009年ねんから開発かいはつを続つづけてきた^[7]。

宇宙うちゅう開発かいはつ事業じぎょう[編集へんしゅう]

ドリームチェイサー[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「ドリームチェイサー (宇宙船うちゅうせん)」を参照さんしょう

国際こくさい宇宙うちゅうステーション (ISS) への物資ぶっし輸送ゆそうを目的もくてきに開発かいはつされている宇宙船うちゅうせん。元々もともとはSpaceDev（英語えいご版ばん）社しゃが開発かいはつしていたもので、2008年ねんの買収ばいしゅう後ごはSNCにより開発かいはつが続つづけられている。