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ジムカーナ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジムカーナ英語えいご: gymkhana)とは、馬術ばじゅつおよびモータースポーツにおける競技きょうぎひとつ。

ジムカーナというかたりヒンドゥスターニーのジムカーナー(jimkhānā 、ヒンディー: जिमख़ानाウルドゥー: جِمخانہ‎。字義じぎは「たまいえ」)に由来ゆらいし、元々もともとはラケッツ(スカッシュ屋内おくない球技きゅうぎ)の競技きょうぎじょうあらわした。それがてんじて「(技術ぎじゅつきそう)競技きょうぎかいおこな場所ばしょ」という意味いみになり、現在げんざいインドではもっぱら体育館たいいくかんあらわす。それがgymnastics(「体操たいそう運動うんどう」)などの単語たんご影響えいきょうけつつ英語えいごれられ、イギリス英語えいごで「馬術ばじゅつ競技きょうぎかい」の意味いみとなった(詳細しょうさいジムカーナ (馬術ばじゅつ)参照さんしょう)。

さらに、えいまい経由けいゆしてもっぱら日本にっぽんにおいては、モータースポーツ一種いっしゅ駐車ちゅうしゃじょうなどのさほどひろくない敷地しきちに、パイロンなどで極度きょくどにテクニカルなコース(よんりん場合ばあい、ターンのためにドリフト状態じょうたい使つかいこなす必要ひつようがあるようなものがおおい)を設定せっていしておこな競技きょうぎすようになった(ジムカーナ (モータースポーツ) および自動じどうりんについては、ジムカーナ (オートバイ)参照さんしょう)。また、ジムカーナはあまりにテクニカルであることから、パイロンなどを配置はいちするというてんでは同様どうようだが、比較ひかくするとひろめの敷地しきちにおいて、比較ひかくするとサーキット走行そうこうちかい(レコードラインがすべてグリップ走行そうこうであるような)はしかたの「オートクロス」や、バックや180ターンなど徐行じょこう停止ていしなどの正確せいかくさを競技きょうぎふくむ「オートテスト」などもさかんになりつつある[1]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ オートテスト (en:Autotesting) はJAFが近年きんねん振興しんこうはかっている。オートクロスはえいべいごうすこしずつ主流しゅりゅうのタイプがことなっている(en:Autocrossかくふしと、en:British autocross参照さんしょう)。また、学生がくせいフォーミュラフォーミュラSAE)の動的どうてき走行そうこう審査しんさにもオートクロスがある(ラップタイム計測けいそくと、エンデュランス・燃費ねんぴ審査しんさ)。

外部がいぶリンク

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  • ウィキソースに以下いか原文げんぶんがあります。
    • Gilman, D. C.; Peck, H. T.; Colby, F. M., eds. (1905). "Gymkhana". New International Encyclopedia (英語えいご) (1st ed.). New York: Dodd, Mead.
    • この記事きじにはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくうち著作ちょさくけん消滅しょうめつしたつぎ百科ひゃっか事典じてん本文ほんぶんふくむ: Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Gymkhana". Encyclopædia Britannica (英語えいご) (11th ed.). Cambridge University Press.