ジャネット・リー

受賞じゅしょう
ゴールデングローブ賞しょう
	助演じょえん女優じょゆう賞しょう; 1960年ねん『サイコ』
その他たの賞しょう

ジャネット・リー; Janet Leigh
	1949年ねんのリー
本名ほんみょう	Jeanette Helen Morrison
生年月日せいねんがっぴ	1927年ねん7月がつ6日にち
没ぼつ年月日ねんがっぴ	2004年ねん10月3日にち（77歳さい没ぼつ）
出生しゅっしょう地ち	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくカリフォルニア州しゅうマーセド
死没しぼつ地ち	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくカリフォルニア州しゅうビバリーヒルズ
配偶はいぐう者しゃ	John Carlisle (1942–1942) (annulled); Stanley Reames (1946–1948); トニー・カーティス (1951–1962); ロバート・ブラント (1962–2004)
主おもな作品さくひん
	『サイコ』（1960年ねん）
受賞じゅしょう
ゴールデングローブ賞しょう
	助演じょえん女優じょゆう賞しょう; 1960年ねん『サイコ』
その他たの賞しょう
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ジャネット・リー（Janet Leigh、本名ほんみょう：Jeanette Helen Morrison、1927年ねん 7月がつ6日にち - 2004年ねん 10月3日にち）は、アメリカの女優じょゆう。

来歴らいれき

カリフォルニア州しゅうマーセド出身しゅっしん。母方ははかたはデンマーク系けい^[1]。

15歳さいで駆かけ落おちしたが4ヶ月かげつで破局はきょく^[2]、19歳さいで大学だいがくの同級生どうきゅうせいと再婚さいこんした。休暇きゅうか中ちゅう、写真しゃしんのモデルとして写うつった写真しゃしんを、女優じょゆうノーマ・シアラーが偶然ぐうぜん見みて、「この顔かおは絶対ぜったい映画えいがに出でるべきよ」と映画えいが関係かんけい者しゃにスカウトを勧すすめたという^[3]。20歳さいで当時とうじ若わかく素朴そぼくな田舎いなかの少女しょうじょを捜さがしていたメトロ・ゴールドウィン・メイヤーと契約けいやくする。

彼女かのじょの最もっとも有名ゆうめいな出演しゅつえん作さくは、アルフレッド・ヒッチコックの『サイコ』（1960年ねん）である。同どう作さくでの演技えんぎでアカデミー助演じょえん女優じょゆう賞しょうにノミネートされ、ゴールデングローブ賞しょうを受賞じゅしょうした。また、有名ゆうめいなシャワーシーンの演技えんぎから、今日きょうでは「絶叫ぜっきょうクイーン」の1人ひとりとして挙あげられることがある。娘むすめのジェイミー・リー・カーティスもまた、『ハロウィン』（1978年ねん）での演技えんぎが評価ひょうかされ、同様どうように称しょうされる。

1975年ねんには、ピーター・フォーク主演しゅえんの『刑事けいじコロンボ』に犯人はんにん役やくで出演しゅつえん。女優じょゆう業ぎょうに復帰ふっきすることを反対はんたいした夫おっとの内科ないか医いを射殺しゃさつする往年おうねんのミュージカル女優じょゆうを演えんじており、作品さくひんとしての評価ひょうかが高たかい。

3番目ばんめの夫おっとは俳優はいゆうトニー・カーティスで、2人ふたりの結婚けっこん生活せいかつは1951年ねんから1962年ねんの11年間ねんかんであった。彼かれらの間あいだには2人ふたりの子供こども、女優じょゆうのジェイミー・リー・カーティスとケリー・カーティスがいる。1962年ねんにリーは4番目ばんめの夫おっとロバート・ブラントと結婚けっこんした。

2004年ねん10月がつ3日にちにビバリーヒルズの自宅じたくで家族かぞくに囲かこまれ死去しきょした^[4]。77歳さい。

主おもな出演しゅつえん作品さくひん

公開こうかい年ねん	邦題ほうだい原題げんだい	役名やくめい	備考びこう
1947	The Romance of Rosy Ridge	Lissy Anne MacBean
1947	（冬ふゆ来らいたりなば） If Winter Comes	Effie Bright
1948	故郷こきょうの丘おか Hills of Home	マーギット・ミッチェル
	ワーズ&ミュージック Words and Music	ドロシー
	暴力ぼうりょく行為こうい Act of Violence	イディス
1949	若草わかくさ物語ものがたり Little Women	メグ
	赤あかきダニューブ The Red Danube	オルガ／マリア
	傷心しょうしんの愛あい The Doctor and the Girl	エヴリン 'タフィ' ヘルドン
	フォーサイト家かの女おんな That Forsyte Woman	ジューン・フォーサイト
	ママの青春せいしゅん Holiday Affair	コニー
1951	TStrictly Dishonorable	Isabelle Perry
	Angels in the Outfield	Jennifer Paige
	ブロードウェイへの2枚まいの切符きっぷ Two Tickets to Broadway	ナンシー・ピーターセン
	It's a Big Country	Rosa Szabo Xenophon
1952	Just This Once	Lucille 'Lucy' Duncan
	血ち闘たたかえ(スカラムーシュ) Scaramouche	Aline de Gavrillac
	Fearless Fagan	Abby Ames
1953	裸はだかの拍車はくしゃ The Naked Spur	リナ・パッチ
	Confidentially Connie	Connie Bedloe
	魔術まじゅつの恋こい Houdini	ベス・フディーニ
	Walking My Baby Back Home	Chris Hall
1954	炎ほのおと剣けん Prince Valiant	アレタ姫ひめ
	底抜そこぬけニューヨークの休日きゅうじつ Living It Up	ウォリー・コック
	フォルウォスの黒くろ楯だて The Black Shield of Falworth	レディ・アン
	悪徳あくとく警官けいかん Rouge Cop	カレン・ステファンソン
1955	皆殺みなごろしのトランペット Pete Kelly's Blues	アイヴィー・コンラッド
1955	マイ・シスター・アイリーン My Sister Eileen	アイリーン・シャーウッド
1956	死しの猛獣もうじゅう狩かり Safari	リンダ
1957	ジェット・パイロット Jet Pilot	Anna Marladovna Shannon
1958	黒くろい罠わな Touch of Evile	スーザン
	ヴァイキング The Vikings	モーガナ王女おうじょ
	休暇きゅうかはパリで The Perfect Furlough	ヴィッキー・ロレン
1960	奥様おくさまごめんなさい Who Was That Lady?	アン・ウィルソン
1960	サイコ Psycho	マリオン	ゴールデングローブ賞しょう助演じょえん女優じょゆう賞しょう受賞じゅしょう
1962	影かげなき狙撃そげき者しゃ The Manchurian Candidate	ユージェニー
1963	バイ・バイ・バーディー Bye Bye Birdie	ロージー
1963	Wives and Lovers	Bertie Austin
1966	ゴールデン・キッド Kid Rodelo	ノラ
	動うごく標的ひょうてき Harper	スーザン・ハーパー
	底抜そこぬけ替かえ玉だま戦術せんじゅつ Three on a Couch	エリザベス・アコード
	殺ころしの逢びき An American Dream	チェリー・マクマホン
1967	0011ナポレオン・ソロ対たいシカゴ・ギャング The Spy in the Green Hat	Miss Diketon	テレビシリーズ
1967	盗ぬすみのプロ部隊ぶたい Ad ogni costo	メアリー・アン
1969	海軍かいぐんてんやわんや騒動そうどう記き Hello Down There	ヴィヴィアン・ミラー
	サンフランシスコ用心棒ようじんぼう The Monk	ジャニス	テレビ映画えいが
	妄執もうしゅうの館かん Honeymoon with a Stranger	サンドラ	テレビ映画えいが
1970	消きえた死体したい/浮気うわき妻つまのセックス事件じけん簿ぼ House on Greenapple Road	マリアン	テレビ映画えいが
1975	刑事けいじコロンボ Columbo	グレイス	『忘わすれられたスター』
1977	ワールドシリーズ殺人さつじん事件じけん Murder at the World Series	カレン	テレビ映画えいが
1980	ザ・フォッグ The Fog	キャシー・ウィリアムズ
1998	ハロウィンH20 Halloween H20: 20 Years Later	ノーマ・ワトソン
2005	Bad Girls from Valley High	Mrs. Witt

受賞じゅしょう、ノミネート歴れき

アカデミー賞しょう

ノミネート: 1961年ねんアカデミー助演じょえん女優じょゆう賞しょう - 『サイコ』

参照さんしょう

^ There/Hollywood, page 6, 1985, by Janet Leigh
^ Carlisle v. Fawcett Publications, Inc., 201 Cal.App.2d 733. For dramatic reasons, an article "Janet Leigh's Own Story—″I Was a Child Bride at 14!″", in the December 1960 issue of Motion Picture Magazine, wrongly stated the marriage occurred in 1941, while she was only 14.
^ "'Luckiest' Photograph Changed Whole Life for a College Girl", Milwaukee Journal Sentinel, August 16, 1947, p. 1
^ “『サイコ』のジャネット・リー、死去しきょ”. シネマトゥデイ. (2004年ねん10月がつ5日にち) 2013年ねん2月がつ28日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

ジャネット・リー - allcinema
ジャネット・リー - KINENOTE
Janet Leigh - IMDb（英語えいご）
Janet Leigh - インターネット・ブロードウェイ・データベース（英語えいご）

[1] There/Hollywood, page 6, 1985, by Janet Leigh

[201-calapp2d-733-2] Carlisle v. Fawcett Publications, Inc., 201 Cal.App.2d 733. For dramatic reasons, an article "Janet Leigh's Own Story—″I Was a Child Bride at 14!″", in the December 1960 issue of Motion Picture Magazine, wrongly stated the marriage occurred in 1941, while she was only 14.

[3] "'Luckiest' Photograph Changed Whole Life for a College Girl", Milwaukee Journal Sentinel, August 16, 1947, p. 1

[4] “『サイコ』のジャネット・リー、死去しきょ”. シネマトゥデイ. (2004年ねん10月がつ5日にち) 2013年ねん2月がつ28日にち閲覧えつらん。

[1]

[2]

[3]

[4]

表ひょう話はなし編へん歴れきゴールデングローブ賞しょう助演じょえん女優じょゆう賞しょう
1943–1960	カティーナ・パクシヌー（1943）アグネス・ムーアヘッド（1944）アンジェラ・ランズベリー（1945）アン・バクスター（1946）セレステ・ホルム（1947）エレン・コービー（1948）マーセデス・マッケンブリッジ（1949）ジョセフィン・ハル（1950）キム・ハンター（1951）ケティ・フラド（1952）グレース・ケリー（1953）ジャン・スターリング（1954）マリサ・パヴァン（1955）アイリーン・ヘッカート（1956）エルザ・ランチェスター（1957）ハーミオン・ジンゴールド（1958）スーザン・コーナー（1959）ジャネット・リー（1960）
1961–1980	リタ・モレノ（1961）アンジェラ・ランズベリー（1962）マーガレット・ラザフォード（1963）アグネス・ムーアヘッド（1964）ルース・ゴードン（1965）ジョスリン・ラ・ガルド（1966）キャロル・チャニング（1967）ルース・ゴードン（1968）ゴールディ・ホーン（1969）カレン・ブラック/モーリン・ステイプルトン（1970）アン＝マーグレット（1971）シェリー・ウィンタース（1972）リンダ・ブレア（1973）カレン・ブラック（1974）ブレンダ・ヴァッカロ（1975）キャサリン・ロス（1976）ヴァネッサ・レッドグレイヴ（1977）ダイアン・キャノン（1978）メリル・ストリープ（1979）メアリー・スティーンバージェン（1980）
1981–2000	ジョーン・ハケット（1981）ジェシカ・ラング（1982）シェール（1983）ペギー・アシュクロフト（1984）メグ・ティリー（1985）マギー・スミス（1986）オリンピア・デュカキス（1987）シガニー・ウィーバー（1988）ジュリア・ロバーツ（1989）ウーピー・ゴールドバーグ（1990）マーセデス・ルール（1991）ジョーン・プロウライト（1992）ウィノナ・ライダー（1993）ダイアン・ウィースト（1994）ミラ・ソルヴィノ（1995）ローレン・バコール（1996）キム・ベイシンガー（1997）リン・レッドグレイヴ（1998）アンジェリーナ・ジョリー（1999）ケイト・ハドソン（2000）
2001–2020	ジェニファー・コネリー（2001）メリル・ストリープ（2002）レネー・ゼルウィガー（2003）ナタリー・ポートマン（2004）レイチェル・ワイズ（2005）ジェニファー・ハドソン（2006）ケイト・ブランシェット（2007）ケイト・ウィンスレット（2008）モニーク（2009）メリッサ・レオ（2010）オクタヴィア・スペンサー（2011）アン・ハサウェイ（2012）ジェニファー・ローレンス（2013）パトリシア・アークエット（2014）ケイト・ウィンスレット（2015）ヴィオラ・デイヴィス（2016）アリソン・ジャネイ（2017）レジーナ・キング（2018）ローラ・ダーン（2019）ジョディ・フォスター（2020）
2021–2040	アリアナ・デボーズ（2021）アンジェラ・バセット（2022）ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ（2023）

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