ソフィア・ケニン

ソフィア・ケニン Sofia Kenin
2019年ねん全ぜん仏ふつオープンでのソフィア・ケニン
基本きほん情報じょうほう
フルネーム	Sofia Anna Kenin
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
出身しゅっしん地ち	ロシア・モスクワ
居住きょじゅう地ち	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく・フロリダ州しゅうペンブロークパインズ
生年月日せいねんがっぴ	(1998-11-14) 1998年ねん11月14日にち（25歳さい）
身長しんちょう	170cm
体重たいじゅう	57kg
き手きて	右みぎ
バックハンド	両りょう手打てうち
ツアー経歴けいれき
デビュー年ねん	2015年ねん
ツアー通算つうさん	7勝しょう
シングルス	5勝しょう
ダブルス	2勝しょう
生涯しょうがい獲得かくとく賞金しょうきん	9,650,730 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくドル
4大だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・シングルス
全ちょん豪つよし	優勝ゆうしょう（2020）
全ぜん仏ふつ	準じゅん優勝ゆうしょう（2020）
全ちょん英すぐる	2回戦かいせん（2018・19・21）
全米ぜんべい	4回戦かいせん（2020）
優勝ゆうしょう回数かいすう	1（豪ごう1）
4大だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・ダブルス
全ちょん豪つよし	3回戦かいせん（2020）
全ぜん仏ふつ	ベスト8（2020）
全ちょん英すぐる	2回戦かいせん（2018）
全米ぜんべい	2回戦かいせん（2020）
キャリア自己じこ最高さいこうランキング
シングルス	4位い（2020年ねん3月がつ9日にち）
ダブルス	29位い（2021年ねん1月がつ25日にち）
2022年ねん3月がつ31日にち現在げんざい ■テンプレート  ■プロジェクト テニス

ソフィア・ケニン（Sofia Kenin, 1998年ねん11月14日にち - ）は、アメリカの女子じょしプロテニス選手せんしゅ。2020年ねん全豪ぜんごうオープン女子じょしシングルス優勝ゆうしょう者しゃ。これまでにWTAツアーでシングルス5勝しょう、ダブルス2勝しょうを挙あげている。自己じこ最高さいこうランキングはシングルス4位い、ダブルス29位い。身長しんちょう170cm。右みぎ利きき、バックハンド・ストロークは両りょう手打てうち。

選手せんしゅ経歴けいれき

2015年ねんウィンブルドンにて

ジュニア時代じだい

ロシアのモスクワで生うまれる。5歳さいからテニスを始はじめる。父親ちちおやがコーチをしている。

2013-2017年ねん キャリア初期しょき

2013年ねんにITFの大会たいかいでプロデビュー。USTAジュニア選手権せんしゅけんを制せいしたことで、主催しゅさい者しゃ推薦すいせん選手せんしゅとして2015年ねん全米ぜんべいオープンに出場しゅつじょうし、グランドスラムデビュー。2017年ねんに躍進やくしんを見みせ、全米ぜんべいオープンではGS初はつにしてWTA白星しろぼしをあげ、3回戦かいせんまで進出しんしゅつ。マリア・シャラポワに5-7, 2-6で敗やぶれた。年始ねんしにトップ200圏外けんがいだった世界せかいランキングは、年末ねんまつに108位いまで上昇じょうしょうした。

2018年ねん トップ50入いり

2018年ねんからWTAツアーに本格ほんかく参戦さんせんし、年始ねんしのASBクラシックでベスト8入いりした。BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを予選よせんから勝かち上あがり2,3回戦かいせんまで進すすんだことで、トップ100入いりを果はたした。クレーシーズンは全敗ぜんぱいに終おわったが、芝しばシーズンのマヨルカ・オープンでは世界せかい6位いのキャロリン・ガルシアを下くだすなどしてベスト4まで進すすんだ。ウィンブルドン選手権せんしゅけんは2回戦かいせん敗退はいたい。全米ぜんべいオープンは3回戦かいせん敗退はいたい。武漢ぶかんオープンにおいて世界せかい10位いのユリア・ゲルゲスを破やぶり3回戦かいせんに進出しんしゅつしたことで、トップ50入いりを果はたした。

2019年ねん ツアー初はつ優勝ゆうしょう 世界せかい12位い

年始ねんしのASBクラシックのダブルスにウージニー・ブシャールと組くんで出場しゅつじょうし、初はつ優勝ゆうしょうを飾かざった。翌週よくしゅうのホバート国際こくさいでは決勝けっしょうでアンナ・カロリナ・シュミエドロバを6–3, 6–0で破やぶり、WTAシングルスツアー初はつ優勝ゆうしょうを果はたした。メキシコ・オープンでも決勝けっしょうに進出しんしゅつしたが、ここは準じゅん優勝ゆうしょうに終おわった。昨季さくき苦くるしんだクレーシーズンは、BNLイタリア国際こくさいで3回戦かいせんまで進すすみ、全ぜん仏ふつオープンでは3回戦かいせんで第だい10シードのセリーナ・ウィリアムズを6–2, 7–5で破やぶり4回戦かいせんに進出しんしゅつ。4回戦かいせんで優勝ゆうしょうしたアシュリー・バーティに敗やぶれた。芝しばシーズンのマヨルカ・オープンで2勝しょう目めを挙あげた。決勝けっしょうのベリンダ・ベンチッチ戦せんでは3本ほんのマッチポイントを凌しのいでの大だい逆転ぎゃくてん勝がちを収おさめた。ロジャーズ・カップとウエスタン・アンド・サザン・オープンで2大会たいかい連続れんぞくベスト4入いり。それぞれの大会たいかいで当時とうじ世界せかい1位いのバーティと大坂おおさかなおみを破やぶっており、2週しゅう連続れんぞくで世界せかい1位いに勝利しょうりしたのは2001年ねん以来いらいの出来事できごとであった。

広州こうしゅう国際こくさい女子じょしオープンにおいて、決勝けっしょうでサマンサ・ストーサーを下くだし優勝ゆうしょうした。2週間しゅうかん後ごのチャイナ・オープンのダブルスで、ベサニー・マテック＝サンズと組くんでダブルス2勝しょう目めを飾かざった。年末ねんまつにはWTAエリート・トロフィーに出場しゅつじょうした。WTAファイナルズでは第だい二に補欠ほけつとして待機たいきし、大坂おおさかとビアンカ・アンドレースクが棄権きけんしたことで1試合しあい出場しゅつじょうした。シーズンの活躍かつやくにより、「最もっとも上達じょうたつした選手せんしゅ賞しょう」を受賞じゅしょうした。年末ねんまつ順位じゅんいは14位い。

2020年ねん 全ちょん豪つよし初はつ優勝ゆうしょう 全ぜん仏ふつ準じゅん優勝ゆうしょう 世界せかい4位い

全豪ぜんごうオープンでは第だい14シードとして出場しゅつじょう、準決勝じゅんけっしょうで世界せかい1位いのアシュリー・バーティを7-6, 7-5で下くだすと、決勝けっしょうではガルビネ・ムグルサを4-6, 6-2, 6-2で破やぶり、グランドスラム初はつの決勝けっしょう進出しんしゅつで初はつ優勝ゆうしょうに輝かがやいた。これにより7位いになり、初はつのトップ10入いりも果はたした。3月初はつ週しゅうのリヨン・オープンでも優勝ゆうしょうしたことで、自己じこ最高さいこうの4位いを記録きろくしている。その後ごは新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの流行りゅうこうによりツアーが中断ちゅうだん。再開さいかい後ご、全米ぜんべいオープンは4回戦かいせん進出しんしゅつ。全ぜん仏ふつオープンは4つのフルセットマッチを制せいしたのち、準決勝じゅんけっしょうでペトラ・クビトバに勝利しょうりして決勝けっしょう進出しんしゅつ。決勝けっしょうではイガ・シフィオンテクに敗やぶれた。ダブルスでもベスト8の成績せいせきを残のこした。シーズン終了しゅうりょう後ごには「年間ねんかん最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ」に選出せんしゅつされた。年末ねんまつ順位じゅんいは4位い。

2021年ねん 不調ふちょう

ディフェンディングチャンピオンとして挑いどんだ全豪ぜんごうオープンは、重圧じゅうあつから本ほん調子ちょうしを出だせずに2回戦かいせん敗退はいたいに終おわった。全ぜん豪ごう女子じょしシングルスで前回ぜんかい覇者はしゃが3回戦かいせんに到達とうたつできなかったのは、1970年ねん以降いこうでは3人にん目めのことだった。

プレースタイル

多彩たさいなショットをもつベースライナー。バックハンドストロークは特とくに武器ぶきとなっており、コースの打うちわけに長たけている。スライスを織おり交まぜ、ドロップショットでウィナーをとることもできる。ベストショットはバックハンドと回まわり込こみフォアハンドのダウンザライン。今いまではアグレッシブな展開てんかいを見みせるが、以前いぜんはマリア・シャラポワにカウンター・パンチャーだと評ひょうされるプレーをしていた。

幼少ようしょう時代じだいのコーチであったリック・マッチは、コース変更へんこうするショットを打うつ時ときなどの迷まよいのない精神せいしん力りょくの強つよさを称賛しょうさんしている。また、タイミングを合あわせる能力のうりょくは今いままで見みた生徒せいとの中なかでずば抜ぬけていたという。

WTAツアー決勝けっしょう進出しんしゅつ結果けっか

シングルス: 7回かい (5勝しょう2敗はい)

大会たいかいグレード
グランドスラム (1–1)
WTAファイナルズ (0–0)
プレミア・マンダトリー (0–0)
プレミア5 (0-0)
WTAエリート・トロフィー (0-0)
プレミア (0–0)
インターナショナル (4–1)

結果けっか	No.	決勝けっしょう日び	大会たいかい	サーフェス	対戦たいせん相手あいて	スコア
優勝ゆうしょう	1.	2019年ねん1月がつ12日にち	ホバート	ハード	アンナ・カロリナ・シュミエドロバ	6–3, 6–0
準じゅん優勝ゆうしょう	1.	2019年ねん3月がつ2日にち	アカプルコ	ハード	王おう雅まさ繁しげる	6–2, 3–6, 5–7
優勝ゆうしょう	2.	2019年ねん6月がつ23日にち	マヨルカ	芝しば	ベリンダ・ベンチッチ	6–7(2), 7–6(5), 6–4
優勝ゆうしょう	3.	2019年ねん9月がつ28日にち	広州こうしゅう	ハード	サマンサ・ストーサー	6–7(4), 6–4, 6–2
優勝ゆうしょう	4.	2020年ねん2月がつ1日にち	全豪ぜんごうオープン	ハード	ガルビネ・ムグルサ	4–6, 6–2, 6-2
優勝ゆうしょう	5.	2020年ねん3月がつ8日にち	リヨン	ハード (室内しつない)	アンナ＝レナ・フリードサム	6–2, 4–6, 6–4
準じゅん優勝ゆうしょう	2.	2020年ねん10月がつ10日とおか	全ぜん仏ふつオープン	クレー	イガ・シフィオンテク	4-6, 1-6

ダブルス: 2回かい (2勝しょう0敗はい)

結果けっか	No.	決勝けっしょう日び	大会たいかい	サーフェス	パートナー	対戦たいせん相手あいて	スコア
優勝ゆうしょう	1.	2019年ねん1月がつ6日にち	オークランド	ハード	ウージニー・ブシャール	ペイジュ・メアリー・ハウリガン テイラー・タウンゼント	1–6, 6–1, [10–7]
優勝ゆうしょう	2.	2019年ねん10月がつ6日にち	北京ぺきん	ハード	ベサニー・マテック＝サンズ	エレナ・オスタペンコ ダヤナ・ヤストレムスカ	6–3, 6–7(5), [10–7]

4大だい大会たいかい優勝ゆうしょう

女子じょしシングルス

• 全豪ぜんごうオープン：1勝しょう（2020年ねん）

年とし	大会たいかい	対戦たいせん相手あいて	試合しあい結果けっか
2020年ねん	全豪ぜんごうオープン	ガルビネ・ムグルサ	4–6, 6–2, 6–2

4大だい大会たいかいシングルス成績せいせき

略語りゃくごの説明せつめい

W

F

SF

QF

#R

RR

Q#

LQ

A

Z#

PO

G

S

B

NMS

P

NH

W=優勝ゆうしょう, F=準じゅん優勝ゆうしょう, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦かいせん敗退はいたい, RR=ラウンドロビン敗退はいたい, Q#=予選よせん#回戦かいせん敗退はいたい, LQ=予選よせん敗退はいたい, A=大会たいかい不参加ふさんか, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ちいきゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金きんメダル, S=オリンピック銀ぎんメダル, B=オリンピック銅どうメダル, NMS=マスターズシリーズから降格こうかく, P=開催かいさい延期えんき, NH=開催かいさいなし.

大会たいかい	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	通算つうさん成績せいせき
全豪ぜんごうオープン	A	A	A	1R	2R	W	2R	9–3
全ぜん仏ふつオープン	A	A	A	1R	4R	F		9–3
ウィンブルドン	A	A	LQ	2R	2R	NH		2–2
全米ぜんべいオープン	1R	1R	3R	3R	3R	4R		9–6

※: 2019年ねん全ぜん仏ほとけ2回戦かいせんの不戦勝ふせんしょうは通算つうさん成績せいせきに含ふくまない

外部がいぶリンク

• ソフィア・ケニン - WTAツアーのプロフィール （英語えいご）
• ソフィア・ケニン - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール （英語えいご）
• ソフィア・ケニン - 国際こくさいテニス連盟れんめい
• 公式こうしきサイト