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ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝がいでん -アヴァロンのなぞ-

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝がいでん
-アヴァロンのなぞ-
ゲーム
ゲームジャンル AVG+S-RPG
対応たいおう機種きしゅ PlayStation 3
PlayStation Portable
メディア BD-ROM(PS3)
UMD(PSP)
発売はつばい 2009ねん9がつ17にち(PS3)
2010ねん12月16にち(PSP)
売上うりあげ本数ほんすう 日本の旗 10,134ほん(PSP)[1]
レイティング CEROC(15さい以上いじょう対象たいしょう
コンテンツアイコン セクシャル
キャラクターボイス フルボイス(PS3・PSP)
テンプレート - ノート
プロジェクト ゲーム
ポータル ゲーム

ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝がいでん -アヴァロンのなぞ-』(ティアーズ・トゥ・ティアラがいでん アヴァロンのなぞ)は、アクアプラスより2009ねん9がつ17にち発売はつばいされたPlayStation 3ようアドベンチャー+シミュレーションRPG

よく、2010ねん12月16にちには、一部いちぶシステムを修正しゅうせいした『ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝がいでん アヴァロンのなぞ PORTABLE』としてPlayStation Portableはん発売はつばいされた。

2008ねんにリリースされた『ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠かかん大地だいち』の後日ごじつだんであり、その外伝がいでん作品さくひんたる。

概要がいよう

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前作ぜんさくティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠かかん大地だいち同様どうように、ファンタジーの世界せかいかん踏襲とうしゅうし、アドベンチャーパートとターンせい戦闘せんとうパートをかえしてストーリーをすすめる「アドベンチャー + シミュレーションRPG」である。

外伝がいでん作品さくひんという位置付いちづけもあり、オリジナルのストーリーにわせて戦闘せんとうシステムが変更へんこう追加ついかされている。あらたなてき多数たすう登場とうじょう。『因果いんがいと』をあつめ、もと世界せかいへともどることが目的もくてきとなる。アロウン以外いがいのキャラクターには行動こうどう限界げんかい(EP・イグジステンスポイント)が設定せっていされ、戦闘せんとう参加さんかしていない待機たいきちゅうのキャラクターとえて戦闘せんとうおこなう「チェンジリングシステム」(いまさくでは傭兵ようへいシステムは削除さくじょされた)や、武器ぶき素材そざい強化きょうかする「合成ごうせいシステム」の導入どうにゅうのほか、戦闘せんとうフィールドじょうにトラップ(一度いちどめばえるものと、永続えいぞくして発動はつどうするものがある)や、各種かくしゅ効果こうか魔法まほうじん回復かいふく防御ぼうぎょ弱体じゃくたい)が設置せっちされるなど、様々さまざまなシステムが追加ついかされ、使つかいこなすことで多彩たさい戦略せんりゃくをとることができるようになった。そのぶん前作ぜんさくくらべると難易なんいたかい。あたらしく「エポナ」「ガイウス」「デキムス」「リディア」と、4にんのキャラクターを自軍じぐん使用しようすることができるようになり、ガイウスとリディアにかんしては前作ぜんさく内容ないようからして、救済きゅうさいされたともえるシナリオ展開てんかいせる。

難易なんいは「EASY」、「NORMAL」、「HARD」のさん種類しゅるいからえらぶことができ、PSPばんのみクリアに「DEVIL」が追加ついかされる。また、クリアのセーブデータをロードすることで、所持しょじしているアイテムをいで最初さいしょからはじめることができ、前作ぜんさくのセーブデータをいで(いまさくのセーブデータに前作ぜんさく取得しゅとくしたアイテムが加算かさんされる)地下ちか迷宮めいきゅう探索たんさくする、おまけシナリオ「アヴァロンのなぞ」に挑戦ちょうせんすることもできる(そのさい難易なんい強制きょうせいてきにHARDに固定こていされる)。

また、新規しんきBGMが3きょく追加ついかされているが、これらは前作ぜんさく花冠かかん大地だいち』オリジナルサウンドトラック収録しゅうろくとなっている。

  • てつおきて作曲さっきょく松岡まつおかじゅん
  • ことかい黙示録もくしろく作曲さっきょくころもりゅう道雄みちお
  • 残響ざんきょう世界せかい作曲さっきょく石川いしかわしん

登場とうじょう人物じんぶつ

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かくキャラクターの詳細しょうさいは「ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠かかん大地だいち#登場とうじょう人物じんぶつ」を参照さんしょうほんこうでは変更へんこうてん特筆とくひつすべきてんなどのみを記載きさいする。

前作ぜんさくからの登場とうじょう人物じんぶつ

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アロウン
こえ - 大川おおかわとおる
専用せんよう武器ぶきである『エドラム』を、合成ごうせいによって強化きょうかすることが可能かのうとなった。
リアンノン
こえ - 後藤ごとう邑子
自身じしんのEPを消費しょうひし、行動こうどうみのユニットを行動こうどう状態じょうたいもどすことができる専用せんようスキル、『活性かっせい』が追加ついかされた。
アルサル
こえ - 石井いしいしん
前作ぜんさく物語ものがたり後半こうはん習得しゅうとくするリーダースキル、『レギアスの光輝こうき』が最初さいしょから使用しよう可能かのうとなっている。
アロウンの『エドラム』同様どうよう、アルサルの『ダーンウィン』も合成ごうせい強化きょうか可能かのう
モルガン
こえ - 中原なかはら麻衣まい
前作ぜんさくちがい、中原なかはら演技えんぎがアニメばんでの演技えんぎちかくなっている。[独自どくじ研究けんきゅう?]
オクタヴィア
こえ - 田中たなか理恵りえ
リディアとのエピソードがさらげられた。
スィール
こえ - 名塚なづか佳織かおり
リーダースキルの効果こうか前作ぜんさくから変更へんこうされた。
オガム
こえ - 秋元あきもとひつじかい
前作ぜんさく参照さんしょう
ラスティ・スラティ
こえ - 植田うえだ佳奈かな
前作ぜんさく参照さんしょう
リムリス、エルミン
こえ - 小清水こしみず亜美あみ清水しみずあい
エポナとちが戦闘せんとうには参加さんかしないが、こんさっからはにんとも道具どうぐていかくりつ出現しゅつげんするようになり、ワンランクじょう道具どうぐ販売はんばいしてくれる。
エポナ
こえ - 浅井あさい清己きよみ
いまさくから自軍じぐん使用しよう可能かのうとなった一人ひとりしるべほん専用せんよう武器ぶきとなっている。
タリエシン
こえ - 坪井つぼい智浩ともひろ
前作ぜんさくでは後半こうはん離脱りだつしてしまうが、いまさくでは最初さいしょから最後さいごまで使用しよう可能かのうとなっている。いまさくでは瀕死ひんしになるといちだけベビードラゴンがかばってくれる。
デキムス
こえ - はね多野たのわたる
いまさくから自軍じぐん使用しよう可能かのうとなった一人ひとりやり武器ぶき
プィル、プリムラ
こえ - 石井いしいしん後藤ごとう邑子
アロウンとリアンノンの回想かいそうなか登場とうじょういまさくでも数々かずかず助言じょげんおこない、もと世界せかい帰還きかんするためのおおきなちからとなっている。
ミルディン
こえ - 小形おがたみつる
プロローグとエピローグに登場とうじょういまさくでも『精霊せいれい』と『世界せかい』についてかた場面ばめんがある。

世界せかい登場とうじょう人物じんぶつ

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ガイウス
こえ - 浜田はまだ賢二けんじ
いまさくから自軍じぐん使用しよう可能かのうとなった一人ひとり。『だいけんティラヌス』を専用せんよう武器ぶきとして所持しょじもと世界せかいとはちがい、ロンディニウムの市長しちょうとして君臨くんりんし、市民しみんから絶大ぜつだい支持しじている。世界せかい征服せいふくするという野望やぼうっていたり、わり本気ほんきでリアンノンを口説くどいていたりと、アロウンをこおかせる場面ばめんも。アルサルとは口喧嘩くちげんかえないが、戦友せんゆうとしてみとっている。戦後せんご世界せかいの『ダーンウィン』をアルサルからゆずけた。
リディア
こえ - さわじょうみゆき
いまさくから自軍じぐん使用しよう可能かのうとなった一人ひとり。『妖剣カラミタス』を専用せんよう武器ぶきとして所持しょじもと世界せかい同様どうよう、ルブルムの司令しれいかんであることにわりはないが、アヴァロンの面々めんめんかかわったことで、部下ぶか失態しったい不問ふもんしょしたり、オクタヴィアへのおもいをつつかくさず吐露とろするなど、残虐ざんぎゃく部分ぶぶん少々しょうしょうなりをひそめ、性格せいかくまるくなった。また、オクタヴィアとなかいモルガンに嫉妬しっとしており、対抗たいこう意識いしきやしている。戦後せんご世界せかいの『エドラム』をオクタヴィアをとおしてアロウンからゆずける。
ドルウク、クレオン、レクトール
こえ - くすのき尚己なおみかししょうじんうえだゆうじ
いずれも、『おおいなる意思いし』によってされた存在そんざいもと世界せかいへともどろうとするアロウンたちまえふさがり、黒色こくしょくへとへんじた『パラディウムのとう』にてはげしいたたかいをひろげる。前作ぜんさくわらず、とう仕掛しかけとオベリスクをもちいて卑劣ひれつ行動こうどうをとるが、最終さいしゅうてき全員ぜんいん消滅しょうめつさせられる。
にせアロウン、にせアルサル、にせリアンノン
こえ - 大川おおかわとおる石井いしいしん後藤ごとう邑子
ワープ装置そうち使用しようしたさいられた情報じょうほうから、オベリスクのちからもちいてつくされた複製ふくせいたい。アルサルの複製ふくせいたい本人ほんにんよりかしこかったせいで、ガイウスに見破みやぶられる。アヴァロンの面々めんめん全員ぜんいん複製ふくせいたいつくられてしまい、敵対てきたいてきまわすとおそろしいという事実じじつさい認識にんしきさせられるたたかいとなる。
メルカディス
前作ぜんさく猛威もういるった『天上てんじょう世界せかい絶対ぜったい殲滅せんめつ兵器へいき』。いまさくではレクトールのきとしてたい同時どうじ登場とうじょう
エフェメリス
12精霊せいれいによって『のろわれた装置そうち』へとへんじてしまった、かつてミルディンが所持しょじしていた世界せかい創造そうぞうするしるべ、『天球儀てんきゅうぎ』。アヴァロンじょうとう最上階さいじょうかい設置せっちされていた。『おおいなる意思いし』そのものであり、いまさく世界せかい創造そうぞうしてしまう原因げんいんとなった。蜘蛛くものような外見がいけんをしている。12ほん因果いんがいと構成こうせいされている世界せかいのために、攻撃こうげきとおらなかったが、アロウンがリアンノンとともに13ほん因果いんがいとつむしたことで世界せかいくつがえされたため、撃破げきは封印ふういんされる。

スタッフ

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主題歌しゅだいか

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オープニングテーマ「Tears to Tiara 〜the essence〜」
作詞さくし豆田まめだすすむ作曲さっきょく豆田まめだすすむ編曲へんきょく豆田まめだすすむうた上原うえはられな
エンディングテーマ「Please sing with me」
作詞さくし須谷すだに尚子しょうこ作曲さっきょく石川いしかわしん也、編曲へんきょく松岡まつおかじゅん也、うた上原うえはられな

関連かんれん商品しょうひん

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CD
Jewelry Songs
上原うえはられなの2ndアルバム。OPテーマ「Tears to Tiara 〜the essence〜」とEDテーマ「Please sing with me」を収録しゅうろく
ガイドブック
  • ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝がいでん -アヴァロンのなぞ- ザ・コンプリートガイド(発行はっこう:アスキー・メディアワークス、2009ねん10がつ2にち発売はつばいISBN 978-4-04-868187-2

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ ファミ通ふぁみつうゲーム白書はくしょ2012 補完ほかんデータへん分冊ぶんさつばん)』エンターブレイン、2012ねん 

外部がいぶリンク

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