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アドベンチャーゲーム

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポイント・アンド・クリックアドベンチャーゲーム The Whispered World (2009)

アドベンチャーゲーム(Adventure game、略記りゃっき:ADVまたはAVG)は、コンピュータゲームのジャンルひとつ。

概要がいよう[編集へんしゅう]

テキストまたはグラフィックス(あるいはその両方りょうほう)によって現在げんざいプレイヤーのかれている状況じょうきょう提示ていじされ、それにたいしプレイヤーが行動こうどう入力にゅうりょくすると行動こうどう結果けっか提示ていじされるので、さらにその状況じょうきょうたいする行動こうどう入力にゅうりょく……という操作そうさかえしてすすめていく、コンピュータとプレイヤーとの対話たいわ形式けいしき構成こうせいされる[1]。プレイングに反射はんしゃ神経しんけい必要ひつようとせず、提示ていじされる様々さまざま情報じょうほうから的確てきかく行動こうどう推理すいり選択せんたくすることがもとめられる、思考しこうがたのゲームである[2]

おな思考しこうがたシミュレーションゲームロールプレイングゲームなどとは「複数ふくすう項目こうもくからなる主人公しゅじんこう能力のうりょくとうあらわ数値すうち経験けいけん攻撃こうげきりょくなど)」が存在そんざいしないてん区別くべつされる[2]

歴史れきし[編集へんしゅう]

テキストアドベンチャー[編集へんしゅう]

コンピュータゲームとしてのアドベンチャーゲームの始祖しそは『コロッサル・ケーブ・アドベンチャー』で[3]、1975ねんごろから米国べいこく研究けんきゅう機関きかんネットワークじょうひろまった。これは洞窟どうくつ探検たんけん題材だいざい作成さくせいしたゲームで、最初さいしょ想定そうていされていたプレイヤーは開発かいはつしゃむすめであった[4]ほんさくたんに「Adventure」、または端末たんまつ入力にゅうりょくするコマンド文字もじれつ由来ゆらいする「ADVENT」ともばれ、これが「アドベンチャーゲーム」というジャンルめい由来ゆらいとなる[3]。その同様どうようのシステムと世界せかいかんったゲームとして『Dungeon』が開発かいはつされた(どう時期じき同名どうめい複数ふくすう開発かいはつされている。詳細しょうさいは『ダンジョン』および『ゾーク』の記事きじ参照さんしょう)。

これら2つの作品さくひんは、画面がめん表示ひょうじされるメッセージをたよりに、簡単かんたん英語えいごでコマンドをむもので、画像がぞうともなわず文字もじだけで進行しんこうする。このような形式けいしきは、のちテキストアドベンチャーばれることになる[よう出典しゅってん]。また、りょう作品さくひんには、研究けんきゅう機関きかんぞくする研究けんきゅうしゃ大学院生だいがくいんせいが、その余暇よか業務ぎょうむようコンピュータで開発かいはつしたところにも特徴とくちょうがある。当時とうじ、コンピュータにれることは一部いちぶ人間にんげん特権とっけんであり、それを自由じゆう使つかえゲームさえもできる、というような立場たちばにある人間にんげんきわめてかぎられていたためである。

米国べいこくApple Computerコモドールなどの家庭かていけコンピュータ、いわゆるパソコン発売はつばいされると、上記じょうき『アドベンチャー』『Dungeon』と同様どうようのゲームがあそばれるようになった。『アドベンチャー』には1980〜81ねんマイクロソフトしたものがある[5]。『Dungeon』の開発かいはつされたゲームのひとつが『ゾーク』とタイトルをあらた商品しょうひんされ[6]Apple IIうえひろくプレイされた。アドベンチャーゲーム市場いちば認知にんちされると、企業きぎょう商品しょうひんとしてテキストアドベンチャーを開発かいはつするようになった。当時とうじ主要しゅようメーカーとしてインフォコムげられる。インフォコムのアドベンチャーゲームのパッケージには、ゲームちゅうてくるアイテムの実物じつぶつ(レシートのはし、マッチ、名刺めいし雑誌ざっしなど)が同封どうふうされており、文字もじだけのゲーム世界せかいいろどりをえる工夫くふうがなされていた。

アドベンチャーゲームは、リアルタイム処理しょりなど高度こうどなプログラミングをようするアクションゲームくらべて開発かいはつ容易よういであり、かぎられたハードウェアでもアイディア勝負しょうぶみやすい市場いちばであった。初期しょきのコンピュータゲーム市場いちばでアドベンチャーがれられ、すうおおくの製品せいひんがリリースされたのにはそうした事情じじょうもあった。ただし、プレイヤーが入力にゅうりょくしたコマンドを適切てきせつ処理しょりするには相応そうおう技術ぎじゅつ必要ひつようであった。前述ぜんじゅつのインフォコム製品せいひんでは、(当時とうじとしては)かなり高度こうど文法ぶんぽう解析かいせきルーチン実装じっそうされており、「look mailbox」のように前置詞ぜんちしはぶいた表現ひょうげん(いわゆるアドベンチャー英語えいご)はけてくれなかった。前置詞ぜんちし実際じっさいにゲーム内容ないよう関係かんけいしており、たとえば「look at mailbox」では郵便受ゆうびんうけの外観がいかんを、「look inside mailbox」では郵便受ゆうびんうけの中味なかみ表示ひょうじするようになっていた。

このようなテキストアドベンチャーゲームは、日本にっぽんではほとんどれられなかった。『表参道おもてさんどうアドベンチャー』(アスキー)、『暗闇くらやみ視点してん バニーガール殺人さつじん事件じけん』(ハドソン)などいくつかの作品さくひんがリリースされたが、パソコン雑誌ざっし編集へんしゅうしゃ余暇よかつくったものがおおく、米国べいこくのように企業きぎょう組織立そしきだって開発かいはつしたれいはほとんどない。理由りゆうとして、この時期じき日本にっぽんのコンピュータにおける日本語にほんご処理しょり問題もんだいげられる。当時とうじ家庭かていようパソコンでは、画面がめん解像度かいぞうど問題もんだいから漢字かんじ表示ひょうじ困難こんなんであり、自然しぜん日本語にほんご表現ひょうげん不可能ふかのうであった。また、日本にっぽん国外こくがいのテキストアドベンチャー作品さくひんは、難解なんかい文学ぶんがくてき表現ひょうげん英語えいごもちいている場合ばあいおおかった。

ぎゃくにアメリカでは、ゾークをはじめとするインフォコムのテキストアドベンチャーゲームはZ-machineばれる仮想かそうマシン開発かいはつされていたため、インフォコムが活動かつどう停止ていしした1989ねん[7]以降いこうも、最新さいしん環境かんきょう動作どうさするZ-machineのエミュレータがあればプレイすることができる。さらに、Z-machineようのソフトの開発かいはつツールとうもユーザーによって独自どくじ整備せいびされたため、21世紀せいきになっても新作しんさくつくつづけられている。Z-machineは日本語にほんご表記ひょうき必要ひつような2バイト文字もじあつかいにおおきな制限せいげんがあるため日本語にほんごへのローカライズはむずかしく、このムーブメントは日本にっぽんではほとんどられていない[8]

グラフィックアドベンチャーの登場とうじょう[編集へんしゅう]

『ミステリーハウス』
はつのグラフィックスきアドベンチャーゲーム。

前節ぜんせつべたような、文字もじだけのゲームからの発展はってんとして、ひとつには『ローグ』のような文字もじによる擬似ぎじグラフィックスの利用りようコンピュータRPGへといった分化ぶんかがあった。一方いっぽう、Apple IIなどはこういったゲームでの利用りようてきした、テキストとグラフィックスを同時どうじ表示ひょうじするモードをそなえており、それを利用りようしたゲームが開発かいはつされた。米国べいこくでは『ミステリーハウス』を皮切かわきりにグラフィックスをともなったゲームが開発かいはつされた。ミステリーハウスの開発かいはつしゃは、シエラオンラインおこし、『ウィザード&プリンセス英語えいごばん』や『タイムゾーン』などの作品さくひん次々つぎつぎ発表はっぴょうした。ペンギンソフトウェア英語えいごばんの『トランシルバニア (ゲーム)英語えいごばん』もこの時期じき代表だいひょうする作品さくひんとしてげられる。これら最初さいしょのグラフィックス表示ひょうじつきアドベンチャーは、Apple IIを主要しゅようハードとしていた。ただし、米国べいこくではテキストアドベンチャーも根強ねづよ人気にんきっており、グラフィックアドベンチャーとテキストアドベンチャーはしばらく共存きょうぞんする状態じょうたいつづいた。

こうしたグラフィックス表示ひょうじつきのアドベンチャーは、日本にっぽん国内こくないでもすうおおくの作品さくひん発表はっぴょうされた。この時期じき代表だいひょうてき作品さくひんには、『ミステリーハウス』(マイクロキャビン)、『スターアーサー伝説でんせつさんさくT&E SOFT)、『デゼニランド』『サラダのくにのトマトひめ』(ハドソン)、『ポートピア連続れんぞく殺人さつじん事件じけん』(エニックス)などがげられる。これら国産こくさんアドベンチャーゲームも、米国べいこくのテキストアドベンチャーゲーム同様どうよう基本きほんてきにキーボードから単語たんごをコマンドとして直接ちょくせつ入力にゅうりょくする方式ほうしきであった。ストーリーの大半たいはんは、一般いっぱんてき単語たんご事前じぜんにヒントのある単語たんごすすめることが出来できたが、ラストちかくなど特定とくてい場面ばめんでは、事前じぜんのヒントがまったくないまま、おもいもらない単語たんご入力にゅうりょく必要ひつよう場合ばあいもあった。これはゲームのなん極度きょくどたかめる結果けっかとなり、プレイヤーは唯一ゆいいつ回答かいとうであるコマンドをさがしてあたまなやませ、極端きょくたん場合ばあいには辞書じしょ片手かたて日常にちじょうてき英単語えいたんごすべんでみるといった攻略こうりゃくほうすらおこなわれた。メーカーがわから切手きってなどと交換こうかんに「ヒントしゅう」を送付そうふするなど一定いってい救済きゅうさいさくはあったものの、当時とうじのアドベンチャーゲームは「1ほんのソフトをえるのに、1ねんくらいかかる」ものであり、「たんなることばさがし」となされる傾向けいこうつよかった。コンピュータ自体じたい普及ふきゅうりつひくさもあり、当時とうじのアドベンチャーゲームは、がいして高度こうどにマニアックなゲームジャンルであった。

キーボードから単語たんごをコマンドとして直接ちょくせつ入力にゅうりょくする「コマンド入力にゅうりょく方式ほうしき」を採用さいようしているアドベンチャーの後期こうき作品さくひんなかには、「たんなることばさがし」になってしまうことをけるためにファンクションキーによく使つか単語たんご事前じぜん用意よういしておき、プレイヤーの負担ふたん緩和かんわしているものがてきた。そして、後述こうじゅつの「コマンド選択せんたく方式ほうしき」へと発展はってんすることになる。

日本にっぽん市場いちばにおけるグラフィックスきアドベンチャーでは、後期こうき作品さくひん一部いちぶにアニメーションの技法ぎほうれられた。これには、画面がめんじょう登場とうじょう人物じんぶついたり、ロボット変形へんけいするなどのフルアニメーションにちかいものから、登場とうじょう人物じんぶつ時々ときどきまばたきするといった限定げんていてきなものまで、様々さまざま形態けいたいがあった。

コマンド選択せんたく方式ほうしき登場とうじょうとRPGへの融合ゆうごう[編集へんしゅう]

アメリカでは、大作たいさく『タイムゾーン』にられるように、コマンド入力にゅうりょく方式ほうしきのゲームは成熟せいじゅくむかえた。コマンド入力にゅうりょく方式ほうしきつぎ開発かいはつされたものは、『King's Quest英語えいごばん』をはじめとする、次元じげん画面がめんないでキャラクタを移動いどうさせつつゲームを進行しんこうさせる方式ほうしきであった。この方式ほうしきは、アメリカでは複数ふくすうのソフトが開発かいはつされ、『ミシシッピー殺人さつじん事件じけん』など一部いちぶ日本にっぽんにも紹介しょうかいされたが、日本にっぽんでは『ハイドライドシリーズ』に代表だいひょうされるアクションRPG独自どくじ発展はってんげており、キャラクター移動いどう方式ほうしきはこれにじゅんじたかたち発展はってんしていった。なお、『King's Quest』のように三人称さんにんしょう視点してんでキャラクターの移動いどうさき間接かんせつてき指示しじして操作そうさするタイプの国産こくさんアドベンチャーゲームは、『東京とうきょうトワイライト・バスターズ』『クロックタワー』シリーズなど、少数しょうすうながら制作せいさくされている。

日本にっぽんではコマンド入力にゅうりょく方式ほうしき限界げんかいが、キャラクター移動いどう方式ほうしきとはことなるアプローチからもやぶられた。それは、コマンドを単語たんごとして入力にゅうりょくするわりに、事前じぜん用意よういされたコマンドを画面がめん提示ていじしてユーザーに選択せんたくさせるもので、コマンド選択せんたく方式ほうしきばれる。これを最初さいしょ採用さいようしたソフトは『北海道ほっかいどう連鎖れんさ殺人さつじん オホーツクにしょう』である。コマンド選択せんたく方式ほうしきひろれられ、コマンド入力にゅうりょく方式ほうしきしばたあいだ駆逐くちくしていった。また、コマンド選択せんたく方式ほうしきでは、キーボードをたないコンシューマーへの移植いしょく容易よういとなる。『ポートピア連続れんぞく殺人さつじん事件じけん』はコマンド選択せんたく方式ほうしきへとつくなおされ、ファミリーコンピュータにも移植いしょくされた(1985ねん)。これははつ家庭かていようゲームようアドベンチャーゲームである。

しかし、コマンド選択せんたく方式ほうしきはその性質せいしつじょう、ごくかぎられたコマンド選択せんたくわせしかユーザーに提示ていじできなかった。そのため、どんなにったシナリオ作製さくせいしても、ごく短時間たんじかんでユーザーが攻略こうりゃくえてしまうべつ問題もんだいかかむこととなった。すなわち、言葉ことばさがしによる時間じかんかせぎが通用つうようしなくなったのである。

一方いっぽうで、日本にっぽんにおいてはアクションRPGをふくめ、コンピュータRPG全体ぜんたいがストーリーを色濃いろこくする方向ほうこうへと発展はってんしていた。そして、RPGはコマンド選択せんたく方式ほうしきアドベンチャーのプレイ時間じかん問題もんだいを、キャラクターの移動いどう経験けいけんかせぎによって自然しぜんかたち解消かいしょうすることが可能かのうであった。その結果けっか徐々じょじょにコマンド選択せんたく方式ほうしきもちいられなくなり、アドベンチャーゲームはRPGに吸収きゅうしゅうされるかたちとなった。こうした作品さくひん代表だいひょうには『イース』『ドラゴンクエスト』がげられる。これらの作品さくひんでは、キャラクターの成長せいちょうたのしむといったRPGの特性とくせいと、ストーリー進行しんこうたのしむアドベンチャーゲームの特性とくせいがうまく融合ゆうごうされている。

全編ぜんぺんアニメーション/実写じっしゃのアドベンチャーの登場とうじょう[編集へんしゅう]

アーケードにおいて動画どうがをゲームしたレーザーディスクゲーム登場とうじょうし、インタラクティブムービーの時代じだいまくけた。この時代じだい、『ドラゴンズレア』(1983ねん)、『忍者にんじゃハヤテ』(1984ねん)、『タイムギャル』(1985ねん)などの全編ぜんぺんアニメーションによるアクションアドベンチャーゲーム登場とうじょうし、これらのゲームは家庭かていようにも移植いしょくされた(「QTE」も参照さんしょう)。

そのも、家庭かていようにおいて『ゆみみみっくす』(1993ねん)、『だいなあいらん』(1997ねん)、『やるドラ』シリーズ(1998ねん[9]、2000ねん)などの全編ぜんぺんアニメーションによるアドベンチャーゲームが登場とうじょうしたものの、主流しゅりゅうにはいたれず衰退すいたいした。2010年代ねんだいになり、アニメシリーズの映像えいぞう流用りゅうようするかたちでコストなどの問題もんだい解決かいけつし、『STEINS;GATE ELITE』(2018ねん)など、全編ぜんぺんアニメーションアドベンチャーゲームが復活ふっかつしている[10]

また、実写じっしゃんだアドベンチャーゲームも登場とうじょうし、最近さいきんでも『テスラ・エフェクト英語えいごばん』(2014ねん[11]、『デスカムトゥルー』(2020ねん)、『はるゆきてレトロチカ』(2022ねん)などがつくられている。しかしながら、3DCGが写実しゃじつてきになるにつれ実写じっしゃベースのものはっており、『デトロイト ビカム ヒューマン』(2018ねん)のようなリアルタイムベースのものがえつつある。

ポイント・アンド・クリックアドベンチャー[編集へんしゅう]

アメリカでは、1984ねんMacintoshでリリースされた『Enchanted Scepters英語えいごばん』をはじめとして、マウスなどのポインティングデバイス画面がめんクリックすることによりゲームをすすめるポイント・アンド・クリックアドベンチャーがひろまった。『Enchanted Scepters』はマウスを使つかってすすめるとはいえ、テキストと静止せいしによる画面がめん表示ひょうじとあらかじめ用意よういされたコマンドを選択せんたくしてすすめるふるいスタイルの名残なごりめていたが、1985ねんICOM Simulations英語えいごばんがリリースした『ディジャブ』にはじまる『MacVenture英語えいごばん』シリーズは、画面がめんじょう対象たいしょうぶつドラッグ操作そうさするなど、より完全かんぜんなポイント・アンド・クリックアドベンチャーとして商業しょうぎょうてき成功せいこうおさめた。日本にっぽんでも『ポートピア連続れんぞく殺人さつじん事件じけん』(1985ねん)、『水晶すいしょうりゅう』(1986ねん)などでファミコンのコントローラ使つかったポイント・アンド・クリックシステムが部分ぶぶんてき採用さいようされた。1987ねんにはルーカスアーツが『マニアックマンション』をリリースし、そこで採用さいようされたゲームエンジン「SCUMM」を使用しようして開発かいはつされた一連いちれんのタイトルでヒットをばした。後述こうじゅつの『同級生どうきゅうせい』『MYST』といったタイトルもポイント・アンド・クリックシステムが有効ゆうこうてき使用しようされている。

シナリオ分岐ぶんきや3D表示ひょうじ時代じだい[編集へんしゅう]

ビジュアルノベルうえ文字もじ表示ひょうじする(イメージ)

国内こくないでのアドベンチャーゲームは、RPGに淘汰とうたもしくは吸収きゅうしゅうされたかのように見受みうけられた。しかし、1992ねんサウンドノベル標榜ひょうぼうした『弟切草おとぎりそう』が開発かいはつされた。どうソフトでは、エンディングに辿たどくことよりも、シナリオ分岐ぶんきそれ自体じたいたのしむことに重点じゅうてんかれた。とくにプレイ回数かいすうやエンディング到達とうたつ回数かいすうおうじて選択肢せんたくしえるゲームシステムは画期的かっきてきなアイディアであった。これはアドベンチャーゲームのさい定義ていぎともえるもので、以降いこうのアドベンチャーゲーム作品さくひんおおきな影響えいきょうあたえた。つづいて『かまいたちのよる』『SIREN』などが開発かいはつされている。

黎明れいめいアダルトゲームは、『天使てんしたちの午後ごご』(1985ねん)にられるように、アドベンチャーゲームとしてつくられるケースがおおかった。その、アドベンチャーゲームの衰退すいたいきずられるかたちで、このような作品さくひんはあまり製作せいさくされなくなっていった。しかし、アドベンチャーゲームの手法しゅほうもちいた『同級生どうきゅうせい』(1992ねん)、『同級生どうきゅうせい2』が10まんほんのヒット作品さくひんとなり、ふたたびアドベンチャーゲームの体裁ていさい作品さくひん急増きゅうぞうした。『同級生どうきゅうせい』にはじまる一連いちれんのゲームは、なぞきのようなゲームとしての面白味おもしろみよりも、シナリオ自体じたいせる傾向けいこうつよい。とくに2さくの『同級生どうきゅうせい2』がヒロインたちにおけるのちきゲーつうじる人間にんげんドラマを展開てんかいしたことは、このながれを決定けっていけた。こうした方向ほうこうせいは、先述せんじゅつのサウンドノベルにも波及はきゅうしていき、『しずく』につづいて『To Heart』が開発かいはつされた。これらのソフトはビジュアルノベルともばれた。また、複数ふくすう視点してんから1つのシナリオをる『EVE burst error』や『このてでこいうた少女しょうじょYU-NO』は先進せんしんてきなゲームシステムを開発かいはつし、アドベンチャーゲームにしん機軸きじくした。

独自どくじのシステムを発展はってんする一方いっぽうで、かく場面ばめんにプレイヤーがわ適合てきごうさせて簡易かんいてき操作そうさのみをおこな選択肢せんたくし方式ほうしき登場とうじょうにより、システムそのものの簡略かんりゃくはかながれもまれた。この場合ばあい、「る」「く」といった主体しゅたいてき個別こべつコマンドを駆使くしして変化へんかあたえるのではなく、「Aさんに○○のことをく」「Bさんにアイテムをわたす」「すぐにえきかう」というように、おうじてあらかじめられた行動こうどうパターンをいくつか提示ていじすることで、本来ほんらい複数ふくすうのコマンドを必要ひつようとした行動こうどう内容ないようをダイレクトにえらばせるというシンプルなスタイルを確立かくりつした。これら選択肢せんたくしえらかたによってイベントやエンディングが変化へんかする分岐ぶんきイベントのシナリオ分岐ぶんき)やマルチエンドへと発展はってんした。

こうしたアダルトゲームのなかには、コンシューマーへの移植いしょくにあたってアダルトせいはいし、(アダルトではない)一般いっぱんてき意味いみでのサウンドノベル、もしくはアドベンチャーゲームへと展開てんかいしていくものもられる。

アメリカでは、『アローン・イン・ザ・ダーク』『MYST』など3DCGもちいたゲームが開発かいはつされた。とくに『MYST』はだいヒットし、すうおおくの続編ぞくへん開発かいはつされてシリーズされた。『MYST』は、アドベンチャーゲームを大人おとな中心ちゅうしんのメインストリーム市場いちばはじめて紹介しょうかいした作品さくひんともわれる。ほかにも、アメリカのこの時期じき作品さくひんはストーリーではなくパズルてき要素ようそつよく、グラフィックスのうつくしさや世界せかいかんたのしませるものがおおい。日本にっぽんのゲームでは『サイレントヒル』がこの系統けいとうぞくする(ただし、『サイレントヒル』はストーリーの比重ひじゅうもかなりたかめである)が、ゲームの方向ほうこうせいのせいもあってか和製わせいアドベンチャーゲームであるにもかかわらず、日本にっぽん国内こくないよりも国外こくがい評価ひょうかされた。日本にっぽんのものではに『エコーナイト』がある。

現在げんざい立場たちば[編集へんしゅう]

伝統でんとうてき形式けいしきのアドベンチャーゲームは、1980年代ねんだい前半ぜんはんのマイコンブームとほぼどう時期じき黄金おうごんむかえた。それ以降いこう、コンピュータゲームの主役しゅやくにはなっていない。しかし、携帯けいたい電話でんわじょうでいわゆる『堀井ほりいミステリーさんさく』(『ポートピア連続れんぞく殺人さつじん事件じけん』『北海道ほっかいどう連鎖れんさ殺人さつじん オホーツクにしょうゆ』『軽井沢かるいざわ誘拐ゆうかい案内あんない』)がプレイできるようになるなど、過去かこ名作めいさくリメイクするうごきも見受みうけられる。旧来きゅうらいのアドベンチャーゲームにちか新作しんさくも、散発さんぱつてきではあるものの携帯けいたい電話でんわ市場いちば開発かいはつされており、固定こていファンそう存在そんざいもうかがわせる。コンシューマーにおいては和製わせいホラー映画えいがてき作品さくひんや、携帯けいたいゲームでも「法廷ほうていバトル」と銘打めいうった『逆転ぎゃくてん裁判さいばん』シリーズなどが製作せいさくされ、後者こうしゃ近年きんねんのアドベンチャーゲームとしては非常ひじょう好調こうちょうなセールスを記録きろくしている。

上記じょうき以外いがい現在げんざい主流しゅりゅうなものとしては、

  1. 画面がめん下部かぶにメッセージウィンドウをもうけてすうぎょうのテキストを表示ひょうじして、キャラクターとの会話かいわ選択肢せんたくしによるシナリオ分岐ぶんき重視じゅうしした「選択肢せんたくししきアドベンチャーゲーム」。
  2. ぜん画面がめんにテキストを表示ひょうじして状況じょうきょう描写びょうしゃ心理しんり描写びょうしゃ多用たようする「サウンドノベル」や「ビジュアルノベル」。
  3. 背景はいけい表示ひょうじされたオブジェクトをクリックして調しらべ、入手にゅうしゅしたアイテムを使用しようしたり行動こうどう選択せんたくしたりしてフラグをこなしていく「探索たんさくアドベンチャー」や「脱出だっしゅつゲーム」(れいとして『このてでこいうた少女しょうじょYU-NO』などがげられる)。
  4. 基本きほんテーマとして恋愛れんあい青春せいしゅんぐんぞうなどをえてキャラクターしょくつよいストーリーを展開てんかいする「恋愛れんあいアドベンチャー」や「美少女びしょうじょゲーム」、「乙女おとめゲーム」(のアドベンチャーゲームと区別くべつすることがおおく、メーカーがこれらをビジュアルノベルとしょうすることはほとんどない)。

アドベンチャーは、本来ほんらい冒険ぼうけん探検たんけん意味いみする単語たんごであるが、日本にっぽんたんにアドベンチャーゲームとえば冒険ぼうけんゲームではなく、ほとんどが「+メッセージウィンドウ」でストーリーをすすめる会話かいわ主体しゅたいのスタイルをす。これらのおおくは、かつてのようになぞきや言葉ことばさがしを主眼しゅがんとしたものではなく、物語ものがたり表現ひょうげん形式けいしきの1つとして作成さくせいされている。そのような作品さくひんでは、プレイヤーは画面がめん表示ひょうじされるメッセージをむことでストーリーをたのしむように想定そうていされており、コマンド選択せんたくはそのままシナリオ分岐ぶんき直結ちょっけつしている。

さらには『ひぐらしのなくころ』のようにコマンド選択せんたくそのものをはいし、ゲームせいをプレイヤーによる事件じけん推理すいりとネットじょうでの推理すいりかんする情報じょうほう交換こうかんもとめた作品さくひんあらわれている。

こうした現状げんじょうたいし、往年おうねんのプレイヤーは否定ひていてきかんがえを傾向けいこうつよい。だが、こうした作品さくひん人気にんきたかく、先述せんじゅつの『ひぐらしのなくころに』や『かまいたちのよるとうはシリーズされ、漫画まんがアニメテレビドラマなどへの展開てんかい活発かっぱつおこなわれている。ビジュアルノベルにぞくするアダルトゲームは『Fate/stay night』や『ToHeart2』などの10まんほんえるヒット(PC NEWSランキング調しらべ)によって相変あいかわらず隆盛りゅうせいである。コンシューマ移植いしょくによるアダルトやアニメそのへの展開てんかい同様どうようすすんでいる(先述せんじゅつの『ToHeart2』はコンシューマーからのぎゃく移植いしょく・アダルトゲームおこなわれた)。

対照たいしょうてきに、(おもがたの)コンシューマーおよび日本にっぽん国外こくがいおもにアメリカ)のPCゲームにおいては、開発かいはつ費用ひようおよび技術ぎじゅつりょう決定的けっていてきもあって、3DCGを利用りようしたアクションゲーム、もしくはFPSTPS外観がいかん操作そうさシステムをもちいた、シミュレーターとしての側面そくめん路線ろせんともにするアドベンチャーゲームがおおい。ぎゃくに、現在げんざいの3DアクションゲームやFPS・TPSもアドベンチャーの要素ようそふくまれているものがおおく、両者りょうしゃ境界きょうかいせん現在げんざいでは曖昧あいまいになってている。日本にっぽん国外こくがいでは、実写じっしゃ映画えいが欧米おうべい漫画まんが意識いしきした重厚じゅうこう外観がいかん世界せかいかん作品さくひん大半たいはんで、日本にっぽんのビジュアルノベルやRPGにおおいアニメ調ちょうのキャラクター・けいめのファンタジー調ちょう設定せっていなどがもちいられることはまれである。

代表だいひょうてきなアドベンチャーゲーム[編集へんしゅう]

ゲームクリエイターイシイジロウ提唱ていしょうする方法ほうほうでアドベンチャーゲームを分類ぶんるいして、時代じだいふる作品さくひんから順番じゅんばんならべたものである[12]

直線ちょくせんがた[編集へんしゅう]

発売はつばい タイトル 発売はつばいもと
1980ねん12月 そおくゾーク いんふおこむインフォコム
1983ねん6がつ ほおとひあれんそくさつしんしけんポートピア連続れんぞく殺人さつじん事件じけん えにつくすエニックス
1984ねん3がつ31にち さらたのくにのとまとひめサラダのくにのトマトひめ はとそんハドソン
1987ねん4がつ28にち しいさすジーザス えにつくすエニックス
1988ねん11月26にち すなつちやあスナッチャー こなみコナミ
1991ねん4がつ2にち のすたるしあ1907ノスタルジア1907 しゆうるとうええふシュールド・ウェーブ
1994ねん7がつ29にち ほりすのおつポリスノーツ こなみコナミ
1996ねん11月29にち たんていしんくうしさふろうみかんのるほ探偵たんてい 神宮寺じんぐうじ三郎さぶろう 未完みかんのルポ てえたいいすとデータイースト
1998ねん6がつ25にち くろすたんていものかたりクロス探偵たんてい物語ものがたり わあくしやむワークジャム
1998ねん9がつ17にち みかくらしようしよたんていたん御神楽みかぐら少女しょうじょ探偵たんていだん ひゆうまんヒューマン
2001ねん10がつ12にち きやくてんさいはん逆転ぎゃくてん裁判さいばん かふこんカプコン
2007ねん2がつ15にち れいとんきようしゆとふしきなまちレイトン教授きょうじゅ不思議ふしぎまち れへるふあいふレベルファイブ
2010ねん11月25にち たんかんろんはきほうのかくえんとせつほうのこうこうせいダンガンロンパ 希望きぼう学園がくえん絶望ぜつぼう高校生こうこうせい すはいくスパイク
2012ねん4がつ12にち まほうつかいのよる魔法使まほうつかいのよる たいふむうんTYPE-MOON

フローチャートがた[編集へんしゅう]

発売はつばい タイトル 発売はつばいもと
1992ねん3がつ7にち おときりそう弟切草おとぎりそう ちゆんそふとチュンソフト
1992ねん12月17にち とうきゆうせい同級生どうきゅうせい えるふエルフ
1994ねん5がつ27にち ときめきめもりあるときめきメモリアル こなみコナミ
1994ねん11月25にち かまいたちのよるかまいたちのよる ちゆんそふとチュンソフト
1996ねん1がつ26にち しすくしずく りいふLeaf
1996ねん7がつ26にち きすあとあと りいふLeaf
1996ねん12月26にち このよのはててこいをうたうしようしよゆうのこのてでこいうた少女しょうじょYU-NO えるふエルフ
1997ねん5がつ23にち とうはあとTo Heart りいふLeaf
1998ねん6がつ25にち たふるきやすとダブルキャスト そにいこんひゆうたえんたていんめんとソニー・コンピュータエンタテインメント
1999ねん6がつ4にち かのんKanon きいKey
2000ねん3がつ23にち いんふいにていinfinity きつとKID
2000ねん9がつ8にち えああAIR きいKey
2000ねん12月29にち つきひめつきひめ たいふむうんTYPE-MOON
2002ねん8がつ16にち ひくらしのなくころにひぐらしのなくころ せふんすえきすはんしよん07th Expansion
2004ねん1がつ30にち ふえいとすていないとFate/stay night たいふむうんTYPE-MOON
2004ねん4がつ28にち くらなとCLANNAD きいKey
2007ねん7がつ27にち りとるはすたあすリトルバスターズ! きいKey
2009ねん10がつ15にち しゆたいんすけえとSTEINS;GATE ふあいふひいひい5pb.
2009ねん12がつ10日とおか きよくけんたつしゆつきゆうしかんきゆうにんきゆうのとひら極限きょくげん脱出だっしゅつ 9あいだ9にん9のとびら ちゆんそふとチュンソフト
2011ねん6がつ24にち りらいとRewrite きいKey
2012ねん2がつ16にち きよくけんたつしゆつあとへんちやあせんにんしほうてす極限きょくげん脱出だっしゅつADV 善人ぜんにんシボウデス ちゆんそふとチュンソフト

マルチサイトがた[編集へんしゅう]

発売はつばい タイトル 発売はつばいもと
1995ねん11月22にち いうはあすとえらあEVE burst error しいすうえあシーズウェア
1998ねん1がつ22にち まちうんめいのこうさてんまち運命うんめい交差点こうさてん ちゆんそふとチュンソフト
2002ねん8がつ29にち えはあせふんていいんしあうとおふいんふいにていEver17 -the out of infinity- きつとKID
2006ねん8がつ31にち いふにゆうしえねれえしよんEVE new generation かとかわしよてん角川書店かどかわしょてん
2008ねん12月4にち よんにいはちふうさされたしふやて428 〜封鎖ふうさされた渋谷しぶやで〜 ちゆんそふとチュンソフト
2012ねん6がつ14にち るうとたふるひふおおくらいむあふたあていすルートダブル -Before Crime * After Days- いえていイエティ
2012ねん7がつ12にち たいむとらへらあすタイムトラベラーズ れへるふあいふレベルファイブ

主人公しゅじんこう不在ふざいがた[編集へんしゅう]

発売はつばい タイトル 発売はつばいもと
1993ねん9がつ24にち みすとMYST ふろおたあはんとブローダーバンド
1996ねん7がつ26にち のえるNOëL はいおにあえるていいしいパイオニアLDC
2009ねん9がつ3にち らふふらすラブプラス こなみてしたるえんたていんめんとコナミデジタルエンタテインメント
2013ねん6がつ28にち きみとかのしよとかのしよのこいきみ彼女かのじょ彼女かのじょこい にとろふらすニトロプラス

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ デジタル大辞泉だいじせん「アドベンチャーゲーム」 - Weblio辞書じしょ”. www.weblio.jp. 2021ねん6がつ23にち閲覧えつらん
  2. ^ a b アドベンチャーゲームとは (AdVenture Game, AVG): - IT用語ようご辞典じてんバイナリ”. www.sophia-it.com. 2021ねん6がつ23にち閲覧えつらん
  3. ^ a b Jerz, Dennis G. (2007-09-12). “Somewhere Nearby is Colossal Cave: Examining Will Crowther's Original Adventure in Code and in Kentucky”. Digital Humanities Quarterly 001 (2). ISSN 1938-4122. http://www.digitalhumanities.org/dhq/vol/001/2/000009/000009.html. 
  4. ^ A history of 'Adventure'”. rickadams.org. 2021ねん6がつ23にち閲覧えつらん
  5. ^ IBM Archives: Product fact sheet” (英語えいご). www.ibm.com (2003ねん1がつ23にち). 2021ねん6がつ23にち閲覧えつらん
  6. ^ The History of Zork”. The New Zork Times. 2006ねん4がつ27にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2021ねん6がつ23にち閲覧えつらん
  7. ^ CGW Museum - Galleries”. www.cgwmuseum.org. p. 10. 2021ねん6がつ23にち閲覧えつらん
  8. ^ 「テキスト・アドベンチャーゲームはなず いまなおつづける『Zork』の系譜けいふ」『アドベンチャーゲームサイドだい1ごうマイクロマガジンしゃ、2013ねん8がつ10日とおか、10-12ぺーじISBN 978-4-89637-436-0 
  9. ^ 『ダブルキャスト』発売はつばいから20ねん。『やるドラ』シリーズだい1だんをネタバレありでりかえる【しゅうねん連載れんさい”. 電撃でんげきオンライン. KADOKAWA Game Linkage (2018ねん6がつ25にち). 2018ねん10がつ14にち閲覧えつらん
  10. ^ こころざしくら千代ちよまるインタビュー『シュタインズ・ゲート エリート』は"ゲーム以上いじょうでいて、アニメ以上いじょう"”. ファミ通ふぁみつう.com. KADOKAWA Game Linkage (2017ねん9がつ21にち). 2018ねん10がつ14にち閲覧えつらん
  11. ^ 奥谷おくたに海人かいじん (2014ねん4がつ8にち). “実写じっしゃ利用りようしたアドベンチャーゲーム「Tesla Effect: A Tex Murphy Adventure」は4がつ22にちにリリース”. 4Gamer.net. Aetas. 2018ねん10がつ14にち閲覧えつらん
  12. ^ イシイジロウだい一線いっせん活躍かつやくするクリエイターがアドベンチャーゲームをかたくす!――「弟切草おとぎりそう」「かまいたちのよる」からはじまったぼくらのアドベンチャーゲーム開発かいはつ前編ぜんぺん)1ページ”. 4Gamer.net. Aetas (2013ねん11月9にち). 2013ねん12月6にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]