トゥグラ

オスマン朝ちょうマフムト2世せいの署名しょめい。「アブデュルハミトの息子むすこマフムト・ハン、永遠えいえんの勝利しょうり者しゃ」と読よめる

トゥグラあるいはトゥーラ（طغراء）とは、オスマン帝国ていこくのスルタンが使用しようしたアラビア文字もじによる署名しょめいのことである。日本にっぽんの花押かおうのように、個人こじんによって形状けいじょうや文言もんごんが異ことなる。

トゥグラの歴史れきし

ムガル帝国ていこくの第だい15代だい皇帝こうていシャー・アーラム2世せいによって発はっされたファルマーン（勅みことのり令れい）。黒くろインクのシャー・アーラム2世せいの署名しょめいと、赤あかインクのムガル帝国ていこく公式こうしきのトゥグラが書かかれている。

一覧いちらん

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  オルハンのトゥグラ（1326年ねん）。最初さいしょのトゥグラと言いわれている。
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  テッサロニキにて署名しょめいされたムラト2世せいのトゥグラ（1431年ねん）
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  装飾そうしょくされたスレイマン1世せいのトゥグラ（1520年ねん）
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  セリム3世せいのトゥグラ (1789年ねん）
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  マフムト2世せいのトゥグラ（1808年ねん）
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  アブデュルハミト2世せいのトゥグラ（1876年ねん）
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  メフメト5世せいのトゥグラ（1909年ねん）
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  トプカプ宮殿きゅうでんの門もんに刻きざまれたトゥグラ
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  ベオグラードに残のこされたトゥグラ

関連かんれん項目こうもく

• オスマン帝国ていこく
• アラビア書道しょどう
• イスラームの書法しょほう
• モノグラム
• 花押かおう
• 署名しょめい
• オスマン帝国ていこくの国くに章あきら