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ハートレー発振はっしん回路かいろ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハートレー発振はっしん回路かいろ図式ずしきてき回路かいろ

ハートレー発振はっしん回路かいろ(ハートレーはっしんかいろ、えい: Hartley oscillator)は、LC発振はっしん回路かいろ一種いっしゅであり、コンデンサ並列へいれつ接続せつぞくされたコイルタンク回路かいろ)の途中とちゅうから帰還きかんるようになっている。

概要がいよう[編集へんしゅう]

2つのコイル部分ぶぶん相互そうご結合けつごう存在そんざいする必要ひつようはないが、一般いっぱんに1つのコイルの途中とちゅう端子たんしつものを使つかうことがおおい。ハートレー発振はっしん回路かいろは、2つの直列ちょくれつ接続せつぞくしたコイルとそれに並列へいれつなコンデンサで構成こうせいされる。ラルフ・ハートレー発明はつめいし、1915ねん6月1にち特許とっきょ出願しゅつがん1920ねん10月26にち特許とっきょ成立せいりつした[1]

なお、ハートレー発振はっしん回路かいろとはぎゃくに、コイル1つとコンデンサ2つで構成こうせいされる発振はっしん回路かいろコルピッツ発振はっしん回路かいろう。

ハートレー発振はっしん回路かいろ利点りてんつぎとおり。

  • 可変かへんコンデンサを使つかうことで発振はっしん周波数しゅうはすう変化へんかさせることができる。
  • 周波数しゅうはすう変化へんかさせても出力しゅつりょく振幅しんぷく一定いっていである。
  • タップきコイルの帰還きかん一定いっていのままである。

ぎゃく欠点けってんつぎとおり。

利用りよう[編集へんしゅう]

ハートレー発振はっしん回路かいろは、FMなどをふくラジオ多用たようされた。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Radiotron Designer's Handbook, 4th edition

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]