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フェンダー・スウィンガー Fender Swinger |
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![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ea/Fender_Swinger.jpg/160px-Fender_Swinger.jpg) |
メーカー/ブランド |
フェンダー |
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製造時期 |
1969年 |
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構造 |
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ボディタイプ |
ソリッド |
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スケール長 |
22 1/2インチ |
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フレット数 |
21 |
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ネックジョイント |
ボルト・オン |
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材質 |
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ボディ |
アルダー |
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ネック |
メイプル |
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フィンガーボード |
ローズウッド |
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ハードウェア |
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ペグ |
クルーソンタイプ |
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電気系統 |
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ピックアップ |
シングルコイルx1 |
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コントロール |
ボリュームx1、トーンx1 |
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テンプレート | カテゴリ |
フェンダー・スウィンガー (Fender Swinger) は1969年にフェンダーが発表し、短命で少数生産のみに終わったエレクトリックギター。ヘッドに付されるべき "Swinger" ロゴは欠落していることが多く、「ミュージックランダー」や「アロー」の名でも知られる。
スウィンガーは1965年にフェンダーを買収したCBS社が工場の在庫資材を金に換えるため、失敗作であるベースVのボディとミュージックマスターの部品を組み合わせて作った単なる試みに過ぎない。同様にして作られたものにマーヴェリックという名でも知られるフェンダー・カスタムがある。もう一つの安価でショートスケールのスチューデントタイプギターであったが、真剣に売られることもなく、結果的に人気も得られなかった。
しかし、トーキング・ヘッズのティナ・ウェイマスは映画『ストップ・メイキング・センス』内のライヴ・パフォーマンスで使用している。ベン・クウェラー (Ben Kweller) のライヴでも使用されており、彼のセルフタイトルアルバムの大半の曲はこのギターが使用されている。
今日、スウィンガーはコレクターズアイテムとなっている。
ピックガードの下にはベースVのスプリットシングルコイル用の孔がある
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スウィンガーはそこらに散らかっていた部品の寄せ集めなので、個々の部品に刻印された日付はギターの製造年月より古い。たとえば、ネックには1966年の刻印が打たれている。知られる限りにおいて、スウィンガー自体の製造はすべて1969年である。
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楽器 |
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ハードウェア | |
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アンプ | |
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傘下ブランド | |
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ライセンスドブランド |
フェンダージャパン | |
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その他 |
- All Parts
- Mighty Mite
- ワーモス
- B. Hefner Company
- Musikraft
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関連 |
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