フセヴォロド・シビルツェフ

フセヴォロド・ミハイロヴィチ・シビルツェフ Всеволод Михайлович Сибирцев
生誕せいたん	1893年ねん7月がつ18日にち ロシア帝国ていこく サンクトペテルブルク
死没しぼつ	1920年ねん5月 (26歳さい没ぼつ) 極東きょくとう共和きょうわ国こく イマン近ちかく
国籍こくせき	ロシア帝国ていこく ロシアSFSR

フセヴォロド・ミハイロヴィチ・シビルツェフ (ロシア語ご: Все́волод Миха́йлович Сиби́рцев、 1893年ねん7月がつ18日にち (30日にち) - 1920年ねん5月28日にち (29日にち?)) は、極東きょくとうロシアでロシア内戦ないせんに参加さんかしたソビエトの革命かくめい戦士せんし。作家さっかアレクサンドル・ファジェーエフのいとこに当あたる。

経歴けいれき

1913年ねんにはすでにボリシェヴィキ党とうのメンバーになっていた。1910年代ねんだいにサンクトペテルブルク工科こうか大学だいがくで学まなんだ。

1918年ねん年とし1月がつ、ボリシェヴィキ党員とういんとしてウラジオストクに向むけて出発しゅっぱつし、二にヶ月かげつ後ごにウラジオストクのソビエトの執行しっこう委員いいん会かいの書記しょきに就任しゅうにんし、軍事ぐんじ評議ひょうぎ会かいの一員いちいんとなった。

白しろ軍ぐんとの戦たたかいののち1918年ねん6月がつから1919年ねん8月がつまで捕とらえられるも、ウラジオストクに逃亡とうぼうした。そこですぐに地下ちか出版しゅっぱん新聞しんぶん「コンムニスト」の編集へんしゅう者しゃとなり、パルチザンの間あいだで政治せいじ的てき扇動せんどうを行おこなった。

1920年ねん4月がつ5日にち、セルゲイ・ラゾとアレクセイ・ルツキーと共ともにロシアに干渉かんしょうしに来きていた日本にっぽん軍ぐんに捕とらえられ、5月がつ末まつに3人にん全員ぜんいんが射殺しゃさつされた。遺体いたいは白しろ軍ぐんによってムラヴィヨーヴォ・アムールスカヤ駅えき (現げん:ラゾ駅えき) で機関きかん車しゃの火ひ室しつを使つかって焼却しょうきゃくされた。

記念きねん

シビルツェフに敬意けいいを表あらわして名付なづけられたものとして、沿海えんかい地方ちほうチェルニゴフ地区ちくにある鉄道てつどう駅えきと村むらシビルツェヴォ、蟹工船かにこうせん「フセヴォロド・シビルツェフ」が、およびこの地方ちほうの集落しゅうらくにある多おおくの通とおりがある。

仲間なかまと共ともに火ひ室しつで焼やかれた蒸気じょうき機関きかん車しゃЕл629 記念きねん物ぶつとして1972年ねんにウスリースク駅えきに設置せっちされた。	蒸気じょうき機関きかん車しゃの炭水車たんすいしゃにある記念きねんプレート	ウラジオストクに停泊ていはく中ちゅうの蟹工船かにこうせん「フセヴォロド・シビルツェフ」

登場とうじょう作品さくひん

• 長編ちょうへん映画えいが「セルゲイ・ラゾ」 (1968年ねん)
• 長編ちょうへん映画えいが「ウラジオストク、1918年ねん」 (1982年ねん)
• 長編ちょうへんテレビドラマ「セルゲイ・ラゾの生涯しょうがいと不死鳥ふしちょう」 (1985年ねん)