フランツ・ボップ

フランツ・ボップ

人物じんぶつ情報じょうほう
生誕せいたん	(1791-09-14) 1791年ねん9月14日にち ドイツ マインツ
死没しぼつ	1867年ねん10月23日にち(1867-10-23)（76歳さい没ぼつ） ドイツ ベルリン
学問がくもん
研究けんきゅう分野ぶんや	東洋とうよう学がく・言語げんご学がく
研究けんきゅう機関きかん	ベルリン大学だいがく

フランツ・ボップ（ドイツ語ご: Franz Bopp、1791年ねん9月14日にち - 1867年ねん10月23日にち）は、インド・ヨーロッパ語族ごぞくの比較ひかく研究けんきゅうで知しられるドイツの言語げんご学がく者もの。1825年ねんからベルリン大学だいがくの教授きょうじゅを務つとめた。

経歴けいれき

1791年ねん、マインツ生うまれ。しかしながら、一家いっかはマインツ共和きょうわ国こくの政治せいじ的てき混乱こんらんによりアシャッフェンブルクへ移うつった。リセで教育きょういくを受うけ、カール・ヴィンディッシュマン(Karl Joseph Hieronymus Windischmann)の東洋とうようの言語げんごと文学ぶんがくに関かんする著作ちょさくに関心かんしんを抱だいた。

研究けんきゅう内容ないよう・業績ぎょうせき

• インド・ヨーロッパ語族ごぞくの源流げんりゅうを科学かがく的てきに研究けんきゅうする比較ひかく言語げんご学がくは、フランツ・ボップ、ラスムス・ラスク、そしてグリム兄弟きょうだいとして有名ゆうめいなヤーコプ・グリムの3人にんから始はじまった。この3人にんはウィリアム・ジョーンズ (言語げんご学者がくしゃ)がヨーロッパ諸語しょごとサンスクリットの共通きょうつう点てんを指摘してきした後のちに出生しゅっしょう、研究けんきゅうの初出しょしゅつ年ねんも生なま没年ぼつねんも近似きんじしている。
• ボップはペルシャ語ごやサンスクリットを学まなび、『ギリシヤ・ラテン・ペルシャ・ゲルマン語ご動詞どうし変化へんかとの比較ひかくにおけるサンスクリットの動詞どうし変化へんか組織そしきについて』なる書籍しょせきを執筆しっぴつして刊行かんこうした。その1816年ねんは、比較ひかく言語げんご学がくスタートの年としとされている。