ペルシャ湾ぺるしゃわんの名称めいしょうに関かんする史料しりょう、いにしえの永遠えいえんの遺産いさん

ペルシャ湾ぺるしゃわんの名称めいしょうに関かんする史料しりょう、いにしえの永遠えいえんの遺産いさん

著者ちょしゃ	モハンマド・アジャム
原題げんだい	ペルシア湾わんの名称めいしょうに関かんする史料しりょう、いにしえの永遠えいえんの遺産いさん
翻訳ほんやく者しゃ	اسناد نام خلیج فارس
絵え	モハンマド・アジャム博士はかせ
カバー デザイン	モハンマド・アジャム博士はかせ
言語げんご	ペルシア語ご、英語えいご
題材だいざい	ペルシア湾わんの名称めいしょうに関かんする史料しりょう
出版しゅっぱん日び	2004-2009
出版しゅっぱん社しゃ	テヘラン、テヘラン大学だいがく
ページ数すう	257+ documents
受賞じゅしょう	GOLD award.best research of 2009
ISBN	978-600-90231-4-1
ウェブサイト	[6]. [7]
persiangulfstudies center.

ペルシャ湾ぺるしゃわんの名称めいしょうに関かんする史料しりょう、いにしえの永遠えいえんの遺産いさん

ペルシャ湾ぺるしゃわんとマクラン（アラビア海かいとオマーン湾わん）

『ペルシャ湾ぺるしゃわんの名称めいしょうに関かんする史料しりょう、いにしえの永遠えいえんの遺産いさん』（ペルシャわんのめいしょうにかんするしりょう いにしえのえいえんのいさん、英えい: Documents on the Persian Gulf's name）は、2004年ねんにイランで出版しゅっぱんされたモハンマド・アジャム博士はかせによって書かかれ編集へんしゅうされた本ほん・地図ちず帳ちょう。第だい2版はんは、2009年ねんにピールーズ・モジュタヘドザーデ博士はかせとM.ギャンジ博士はかせの監修かんしゅうの下しも発行はっこうされた。この本ほんは、イランで2010年ねんのベスト・ブック賞しょうを受賞じゅしょうする候補こうほとして選えらばれ、イランの書籍しょせきに関かんする権威けんいによって、「ペルシャ湾ぺるしゃわん問題もんだい」関連かんれんの、過去かこ50年間ねんかんのペルシア語ご書籍しょせきのベスト・ブックの中なかに位置いちづけられると発表はっぴょうされた。本ほんには、インド洋いんどようとインド洋いんどように関連かんれんする湾わんと海うみ、特とくにペルシャ湾ぺるしゃわん、アラビア海かい、オマーン湾わんに関かんする地図ちずと歴史れきし的てき文書ぶんしょが掲載けいさいされています。

ペルシャ湾ぺるしゃわんの日本にっぽん地図ちず

受賞じゅしょう歴れきと功績こうせき

2010年ねん、第だい11回かいイラン・ベスト・リサーチ・アンド・リサーチャーズ国際こくさいフェスティバルにおいて、この本ほんは金賞きんしょうを副ふく大統領だいとうりょうから贈おくられた。他たの多おおくの賞しょうと ハーシェミー・ラフサンジャーニー 前ぜん大統領だいとうりょうからの感謝かんしゃ状じょうを含ふくむ多数たすうの感謝かんしゃ状じょうも受うけている。

この本ほんの一部いちぶは、ジャワッド・ノールーズィーによる書籍しょせき『ペルシャ湾ぺるしゃわん』に含ふくまれ、ペルシア語ご、アラビア語ご、英語えいご、フランス語ふらんすご、ドイツ語ご、イタリア語ご、スペイン語ご、ロシア語ご、中国ちゅうごく語ご、ウルドゥー語ごの10言語げんごに翻訳ほんやくされ出版しゅっぱんされている。

この本ほんは最初さいしょに2001年ねんにオンラインで出版しゅっぱんされた。2004年ねんにカラーで出版しゅっぱん、また、2009年ねんに新あたらしいバージョンがリリースされた。この内容ないようはペルシャのメディアで繰くり返かえし公開こうかいされている。この本ほんの勧告かんこくにより「ペルシャ湾ぺるしゃわんナショナルデー」は2005年ねんにイラン政府せいふによって登録とうろくされることとなった。

中東ちゅうとう

国連こくれんのペルシャ湾ぺるしゃわん呼称こしょうに関かんする文書ぶんしょ　ST/CS/SER.A/29/Add.2 dated Aug. 18, 1994.

本ほんの一部いちぶは、国家こっか報告ほうこく書しょとして国連こくれんに提出ていしゅつされ、その地理ちり的てきなサイトで公開こうかいされた。

また、オロド・アタルプールによる『歴史れきしにおけるペルシャ湾ぺるしゃわんの名前なまえ』と題だいされた有名ゆうめいなドキュメンタリー映画えいがは、主おもにこの本ほんの文書ぶんしょに基もとづいてイラン･イスラム共和きょうわ国こく国営こくえい放送ほうそう（IRIB） TVとPress TVで制作せいさくされて放送ほうそうされた。また、2006年ねんに国連こくれんのウェブサイトに「ペルシャ湾ぺるしゃわんという用語ようごの歴史れきし的てき、地理ちり的てき、法的ほうてき有効ゆうこう性せいの概要がいよう」という標題ひょうだいで本ほんの要約ようやくが公開こうかいされた。

オケージョナル・ペーパーとして複製ふくせいされた、命名めいめいに関かんする専門せんもん家かパネルによる2006年ねん国連こくれん報告ほうこく書しょ MEI OP編へんも存在そんざいする。

サウジアラビアのペルシャ湾ぺるしゃわんの地図ちず

”ペルシャ湾ぺるしゃわん”とあるカイロの通とおり

本ほんの構成こうせいと主要しゅような内容ないよう

この本ほんは6つの章しょうと文書ぶんしょ、地図ちずで構成こうせいされている。本文ほんぶんに記載きさいされているのは以下いかのような点てんである。

国連こくれんについて

この本ほんの92–98頁ぺーじによれば、国連こくれん事務じむ局きょくとその専門せんもん機関きかんは何なん度どもスタッフに「ペルシャ湾ぺるしゃわん」のみを標準ひょうじゅん的てきな地理ちり的てき名称めいしょうとして使用しようするように求もとめてきた。国連こくれんにおける地名ちめいに関かんする専門せんもん家かのグループは、2006年ねん3月がつ28日にちから4月がつ4日にちまでウィーンで開催かいさいされた23回かい目めのセッションで、この名称めいしょうの問題もんだいについて議論ぎろんした。会議かいぎの報告ほうこくによると、「興味深きょうみぶかいことに、1890年ねんまでに印刷いんさつされた6,000の既存きそんの歴史れきし的てき地図ちずのうち、バスレ湾わん、ガティフ湾わん、アラビア湾わんという名称めいしょうを示しめす地図ちずは3つしかなく、これらは実際じっさいには湾わん(gulf)というより入いり江え(bay)であるが、現地げんちの言語げんごでは入いり江えと湾わんの両方りょうほうがkhaleejと呼よばれている。これらの名称めいしょうはペルシャ湾ぺるしゃわん全体ぜんたい全体ぜんたいには適用てきようされていない。アラブ人じんによる、アイデンティティと独創どくそう性せいが明確めいかくではない、前述ぜんじゅつの3つの地図ちずを宣伝せんでん用ように使つかうことは、6,000枚まいの地図ちずと、イラストゥスからヘロドトス、エスタクリ、イブンハガールまでの200冊さつ以上いじょうの歴史れきしや観光かんこうの本ほんと比較ひかくして、ペルシャ湾ぺるしゃわんと呼よばれる水域すいいきに関かんして、いかなる価値かちも持もたない。」国連こくれんは、その声明せいめい、修正しゅうせい文書ぶんしょ、決議けつぎにおいて「ペルシャ湾ぺるしゃわん」の名称めいしょうが公式こうしきであると8回かいにわたって述のべており、事務じむ局きょくや他たの関連かんれん組織そしきのスタッフに、正式せいしきな書面しょめんではペルシャ湾ぺるしゃわんの正式せいしき名めいを使用しようするように求もとめている。その一部いちぶは次つぎのとおり。

1. Circular No. CAB/1/87/63 dated 16.02.1987 of Managing Director of UNESCO.
2. ST/CSSER/29 dated Jan. 10, 1990.
3. AD/311/1/GEN dated March 5, 1991.
4. ST/CS/SER.A/29/Add.1 dated Jan. 24, 1992.
5. ST/CS/SER.A/29/Add.2 dated Aug. 18, 1994.
6. ST/CS/SER.A/29/Rev.1 dated May 14, 1999.
7. 2008 ,4 April UN. Department of Economic and Social Affairs(DESA).

報告ほうこく書しょは続つづけてこう述のべている。「歴史れきし的てき行為こういや地図ちずに登録とうろくされた名称めいしょうの修正しゅうせい、破壊はかい、または変更へんこうは、古代こだいの作品さくひんの破壊はかいのようなものであり、不適切ふてきせつな行動こうどうと見みなされている。したがって、固有こゆうの歴史れきし的てきなアイデンティティを利用りようした地理ちり的てき特徴とくちょうをもった名称めいしょうは、政治せいじ的てき、部族ぶぞく的てき、人種じんしゅ的てき目的もくてきを達成たっせいするための政治せいじ手段しゅだんとして、または国益こくえきや他者たしゃの価値かち観かんとの衝突しょうとつにおいて利用りようすべきではない。世界中せかいじゅうの海上かいじょう航行こうこうおよびその他たの目的もくてきで水路すいろ情報じょうほうを提供ていきょうする国際こくさい機関きかんである、国際こくさい水路すいろ機関きかん（IHO）は、1953年ねんに発行はっこうされた規格きかくS-23（海洋かいようと海うみの境界きょうかい）のセクション41において、この水域すいいきに「イラン湾わん（ペルシャ湾ぺるしゃわん）」という名称めいしょうを使用しようしている。米国べいこく国立こくりつ地理ちり情報じょうほう庁ちょう（GEOS）のGEOnet Names Server（GNS）は、「外国がいこく地名ちめいに関かんしてアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく地名ちめい委員いいん会かいが承認しょうにんした諸しょ決定けっていの公式こうしきリポジトリ」であるが、このGNSは「ペルシャ湾ぺるしゃわん」を公式こうしきの名称めいしょうとしている。」"

イラン（ペルシア）の立場たちばについて

2000年ねん以降いこう、イランは「ペルシャ湾ぺるしゃわん」のみを使用しようしている。一部いちぶの地図ちずやメディアは、形容詞けいようしのない「湾わん」と呼よんでいるが、イランはこれを中立ちゅうりつ的てきな用法ようほうとは考かんがえておらず、歴史れきし的てきおよび法的ほうてき事実じじつを無視むししていると見みなしている。マフムード・アフマディネジャード大統領だいとうりょう（当時とうじ）は国連こくれん総会そうかいで演説えんぜつを行おこない、イランとアラビア半島はんとうの間あいだの海うみの唯一ゆいいつの正ただしい名称めいしょうはペルシャ湾ぺるしゃわんであると述のべ、他たの名称めいしょうの使用しようを「不法ふほうで無効むこう」と斥しりぞけた。イランは4月がつ30日にちをペルシャ湾ぺるしゃわんの日ひと正式せいしきに制定せいていした。1622年ねんのこの日ひは、ペルシャのアッバース1世せいによる軍事ぐんじ作戦さくせんが成功せいこうし、ホルムズ海峡かいきょうからポルトガル海軍かいぐんが追放ついほうされた日ひである。この決定けっていは文化ぶんか革命かくめい最高さいこう評議ひょうぎ会かいによって行おこなわれた。背景はいけいにペルシャ湾ぺるしゃわんの名称めいしょうを変更へんこうするための運動うんどう特定とくていがアラブ諸国しょこくによって2009年ねんに始はじまったことがあるとされる。

アラブの学者がくしゃの認識にんしきについて

この本ほんの126ページから146ページには、多おおくの現代げんだいのアラブの指導しどう者しゃとエリートのペルシャ湾ぺるしゃわんの名称めいしょうの正当せいとう性せいに関かんしての認識にんしきに関かかわる引用いんようや資料しりょうが掲載けいさいされている。元もとエジプト大統領だいとうりょうのガマール・アブドゥル＝ナーセルや他たのアラブの指導しどう者しゃたちは、「ペルシャ湾ぺるしゃわん」を使つかっていた。サウジアラビアの歴史れきし家か、アブデル・ハーレグ・アルジャナビは、以下いかのように述のべている。「このペルシャ湾ぺるしゃわんという名前なまえは、イブン・ハルドゥーンやイブン・アルアスィールなどのアラブの歴史れきし家かや歴史れきし書しょに記しるされ続つづけている。また、20世紀せいき初頭しょとうからこの地域ちいきを支配しはいしていたイギリス人じんと、湾岸わんがんの総督そうとくとの間あいだで締結ていけつされた条約じょうやくにも記しるされている・・・科学かがく的てきおよび歴史れきし的てきな観点かんてんから、それはアレクサンドロス大王だいおう以来いらい「ペルシャ湾ぺるしゃわん」と呼よばれていた。」彼かれはローマ人じんがそれを「アラビア湾わん」と名付なづけたのは「根拠こんきょがない」と言いった。「ナセルが権力けんりょくを握にぎり、アラブのナショナリズムが台頭たいとうするまで、事態じたいは変かわらなかった。その後ご、アラブ人じんは『アラビア湾わん』という名前なまえを使つかい始はじめた」と彼かれは付つけ加くわえた。そして、アブデルハディ・タジ教授きょうじゅ、アフマド・アルサラフ、アブデルイラーフ・ベン・キーラーン（2011-2013年ねんモロッコ首相しゅしょう）、アブドゥル・モネム・サイード、アブドゥル・ハリク・アルジャナビ、カラダウィ、エジプト国防こくぼう評議ひょうぎ会かいの第だい一いち議長ぎちょうを務つとめたマジディ・オマール大将たいしょうなどの、多おおくの著名ちょめいな学者がくしゃや政治せいじ指導しどう者しゃ、宗教しゅうきょう指導しどう者しゃが、ペルシャ湾ぺるしゃわんの名前なまえの信憑しんぴょう性せいと、名前なまえを変更へんこうする正当せいとう性せいの欠如けつじょについてコメントしている。

インド洋いんどよう、ペルシャ海かい、ペルシャ湾ぺるしゃわんの違ちがい

古代こだい、ペルシャ人じんは通常つうじょう、世界せかいには「モヒト」とよばれる長ながい海うみがあり、この長ながく丸まるい海うみからペルシャ海かいと地中海ちちゅうかい（ラム）という2つの大おおきな海うみが派生はせいしたと考かんがえていました。コーランも2つの海うみ（バーレーン）に言及げんきゅうしています。他たの地理ちり学者がくしゃのなかには世界せかいには7つの海うみがあるとする者ものもおり、最もっとも重要じゅうような海うみが、バールモヒト（海うみ）、ペルシャ海かい、地中海ちちゅうかい、アフリカ海かい（ハバシャ）、中国ちゅうごく海うみでした。[8] 歴史れきし的てきおよび地理ちり的てきに、トルコ人じん、ペルシャ人じん、アラブ人じんなどによって、過去かこにはインド洋いんどようとアラビア海かいは、異ことなる名前なまえで呼よばれていました。1世紀せいきの「エリスラ海うみの航海こうかい」では、インド洋いんどようをエリスラ海うみと呼よび、ペルシャ海かいについても述のべられていました。 また、アガタルキデスによる書籍しょせき『エリスレア海かい』では、インド洋いんどようはギリシャとローマの地理ちり学者がくしゃによって18世紀せいきまでエリスレア海うみと呼よばれ、そこには紅海こうかいとペルシャ海かい（湾わん）、アラビア海かいが含ふくまれていました。エリスラは赤あかを意味いみしますが、アガタルキデスによれば、ペルシャの伝説でんせつとエリスラ島とうによって、赤あかではなく、エリスラ王おうの海うみを意味いみするとのことです。[9].[10] 博物学はくぶつがくのプリニウス6.96-111はインドにて次つぎのように述のべています：XXVIII 「さらにこの地域ちいきでは、エリスラ海うみが陸ろくに二に重じゅうに入はいり込こんでいます。わが国くにでは紅海こうかいと名付なづけ、ギリシャ人じんはそれをエリスラス王おうからとってエリスラムと呼よんでいます。」[11]

中世ちゅうせいイスラムの地理ちりと地図ちず作成さくせいの専門せんもん家かが、通常つうじょうペルシャ海かいとよんだのは、ヴァクヴァク島とうから広ひろがる広大こうだいな海うみ（タイの海岸かいがんとアンダマン海かいから西にしバスラ湾わんと紅海こうかいまでを含ふくむ）でした。彼かれらのうちの何人なんにんかは、北きたインド洋いんどようの海うみをペルシャ海かい（バーレ・ファールス）とよび、南部なんぶをエリスラ海うみとよびました。ヨーロッパの地理ちり学者がくしゃや旅行りょこう者しゃはまた、ペルシャ海かいとペルシャ湾ぺるしゃわんとインド洋いんどようを区別くべつしました。[12] 中世ちゅうせいイスラムの地理ちり学者がくしゃは、インド洋いんどよう北部ほくぶの海域かいいきに対たいして「バーレ・ファールス（ペルシャ海かい）」という言葉ことばを使用しようしていました。ペルシャ湾ぺるしゃわんの名前なまえに関かんする本ほんの文書ぶんしょの60〜84ページでは、10〜18世紀せいきの40冊さつのムスリムの本ほんにおけるペルシャ海かいの記載きさいについて説明せつめいされています。学者がくしゃたちはイラン南部なんぶの海域かいいきとインド亜あ大陸たいりく、アラビア半島はんとうをペルシア海うみと呼よび、時ときにはインド洋いんどよう、ごくたまにマクラン海うみやオマーン海かいとよんでいました。Ibn Khordadbeh, Muhammad al-Idrisi, Istakhri, Mahmud, al-Khwarizmi , Zakariya al-Qazwini, Al-Masudi , Ibn Hawqal, Ibn al-Faqih, Ibn Rustah, Sohrab, Ramhormozi, Farisi al Istakhri,Tahir al-Maqdisi (d. 966), Ibn Khaldun, Mohammad ibn Najub Bekiran, Abu Rayhan Biruni, Yaqut al-Hamawi,Abu'l-Fida, Al-Dimashqi, Hamdollah Mostowfi, Al-Nuwayri, Ibn Batutta,Katip Çelebらは、現在げんざいのアラビア海かいを"Bahr-i Mohit i Ajam"、 "Bahr-i-Fars" (ペルシア海かい)、"Bahr-i Mokran/Mecran"、"Bahr-e Al Akhzar（緑みどり）"とよんでいました。アラビア海かいとした者ものはいませんでした。[13] . この本ほんは書籍しょせき『Sourat Ard』におけるペルシア海うみの説明せつめいを引用いんようしています。（Ibn Hawql著ちょ42ページ）「…アラブ以降いこう、土地とちについてはペルシア海うみについて言及げんきゅうする必要ひつようがある。なぜなら、ペルシャ海かいにはアラブ国境こっきょうのほとんどが含ふくまれているためである。アラビア半島はんとうは海うみに接せっしており、ペルシア海うみは多おおくのイスラムの国くにに接せっしている。この海うみは、Qulzam（紅海こうかい）から始はじまり、Eble（バスラ湾わん）で終おわり、Eble（ブーシェフル）を越こえて、ホルムズとマクラン、そしてシンド（パキスタン）の海岸かいがんであるムルタンの海岸かいがんまで伸のび、そこでイスラム諸国しょこくの境界きょうかい線せんが終おわるが、ペルシャ海かいはインドの海岸かいがんに続つづき、最終さいしゅう的てきに東ひがしは中国ちゅうごくの海うみにつながる。」 少すくなくとも40人にんのムスリムの地理ちり学者がくしゃがペルシャ海かいについて説明せつめいしました。彼かれらは世界せかいには7つの海うみしかなく、広大こうだいな海うみはペルシャ海かいとラム海うみであると考かんがえていました。彼かれらは、17世紀せいきのヨーロッパの地図ちず製作せいさく者しゃによって最初さいしょに使用しようされた名前なまえであるアラビア海かいについては言及げんきゅうしていませんでした。[14]

関連かんれん項目こうもく

• ペルシャ湾ぺるしゃわん
• イランの歴史れきし
• ペルシア湾わん呼称こしょう問題もんだい
• ペルシア湾わん研究けんきゅうセンター

本ほんに掲載けいさいされている文書ぶんしょのギャラリー

この本ほんに掲載けいさいされている歴史れきし地図ちずや文書ぶんしょ。

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  ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  1729 ペルシャ湾ぺるしゃわん アジャム
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  ギフト [1]
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  アジャム
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  アジャム ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  1200AD ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん 1747
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん 1747
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  サウジ王おうの手紙てがみ ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  サウジの歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  国連こくれん ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  1970年ねん イラクの絨毯じゅうたん 「ペルシャ湾ぺるしゃわん」
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  ガマール・アブドゥル＝ナーセルによる「ペルシャ湾ぺるしゃわん」との表記ひょうき
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  トルコ: BahreFars(ペルシャ湾ぺるしゃわん) オスマン朝ちょう 公式こうしきの地図ちず
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  バビロニア語ごペルシャ湾ぺるしゃわん
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  「ペルシャ湾ぺるしゃわん」とあるカイロの通とおり 1958年ねん
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  Heinrich. ペルシャ湾ぺるしゃわん 1903
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  1838
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  An Pomponius Mela 43 AD.歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1467
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  194 BCペルシャ湾ぺるしゃわん
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  1200 歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん地域ちいき
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  1893 歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん アジャム
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1952 (الخليج الفارسي).
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1640
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  Jacob van Merus, 1680,歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  1679
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん 1766
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1764
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  1638 P. G
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  アムステルダム ペルシャ湾ぺるしゃわん 1640
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  Sinus Persicus and the Mare Persicum 1581 歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1700
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  Nuremberg / 1744 . ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  1670
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  1850
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん1770
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  パリにて- 1731
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  1851- ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1640-
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  Mercator, ベルギー、1578年ねん
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  1760- パリ
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん - 1838.jpg
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  1525 歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  Rigobert Bonne- 1771
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  1680 ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  1542年ねん
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん -1755
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  ミーレース・マップ
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1787
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  歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1756
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん
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  ホルモズ島とう　1572年ねん
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  トルコ語ごでの「ペルシア湾わん」の表記ひょうき
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  ポルトガルの砦とりで
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん会議かいぎ (1962年ねん)の記念きねん切手きって
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  La-Perse
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  ペルシャとジョージア王国おうこくの地図ちず
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん WDL11771
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  ペルシャ湾ぺるしゃわん
• 
  ペルシャ湾ぺるしゃわんにおける交易こうえき
• 
  紅海こうかいの地図ちず
• 
  1924-1925年ねん　ブーシェフル港こう
• 
  国連こくれんにおける1994年ねんのペルシア湾わんに関かんする指令しれい
• 
  日本にっぽんの歴史れきし地図ちず ペルシャ湾ぺるしゃわん 1874
• 
  ペルシア湾わん　サウジ王おうアブドゥル・アズィーズ 1929
• 
  ImperioSasánidaCosroesII(pal)
• 
  1658　アラビア海かい（エリスラ海かい）
• 
  インド洋いんどよう,1693
• 
  Persia- Arabia- Africa
• 
  ペルシャ海かいのヨナ, Jami' al-tawarikh
• 
  エラム　英語えいご地図ちず
• 
  1794 エリスラ海うみ
• 
  マクラン　1744
• 
  1724 ペルシアの地図ちず (イラン、イラク、アフガニスタン)
• 
  世界せかい地図ちず 1689
• 
  世界せかい地図ちず　1502
• 
  地図ちず (c.1505)
• 
  現存げんそん最古さいこの Ptolemaic world mapにおけるペルシア湾わん、1300年ねん頃ごろ。
• 
  1459
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  エリスラ海うみのPeriplus
• 
  Periplus 古代こだい地図ちず
• 
  エラムの地図ちず
• 
  エリスラ海うみ 1799
• 
  persi Percy Sykes　によるマクラン
• 
  マケドニア帝国ていこく
• 
  ペルシア帝国ていこく, 490 BC
• 
  Jomann Imperium Periscum
• 
  Partage de l'Inde
• 
  Justinian Byzanz
• 
  WKshatrapas
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  Periplus世界せかい地図ちず
• 
  Ptolemy Cosmographia 1467 - インド
• 
  AtlasMiller 1519BNF desplegable Mediterraneo
• 
  AtlasMiller.india 　ペルシア海うみ
• 
  AtlasMiller BNF OceanoIndico
• 
  マケドニア帝国ていこく
• 
  Carte empire achéménide
• 
  Diadochen1
• 
  地図ちず Diadochs-fr
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  Carte empire Sassanide
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  Alexander den stores rike, Eritrum
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  アレキサンダー帝国ていこくの地図ちず
• 
  オスマン帝国ていこく 1696 by Jaillot
• 
  ペルシア帝国ていこく　-　ドバイ博物館はくぶつかん　
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  カッシーとペルシア湾わん
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  Dilmun3mil AC.
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  オマーン海うみ。19世紀せいきガージャール朝あさ。
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  オマーン海うみ
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  East-Hem 1200ad
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  中東ちゅうとう
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  1916年ねんのオスマン帝国ていこく。1919
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  バビロニア帝国ていこく
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  Bellin.Persis.c.1745
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  アルデシールとシャープールの活動かつどうの地図ちず
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  1900
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  Periplus 100 Pomponius Mela World Map
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  Buddhista kereskedelmi kapcsolatok I. század hu
• 
  Curious Myths p 495 Oannes
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  中東ちゅうとう
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  Mare Erithrean
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  マクラン海うみ
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  Umman Denizi
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  アッバース朝あさにおけるイランの各州かくしゅう
• 
  イランの歴史れきし地図ちず- [2]

関連かんれん項目こうもく

• インドの遺跡いせきにおけるペルシア語ごの碑文ひぶん - 同一どういつの著者ちょしゃによる書籍しょせき。
• ペルシア湾わん
• ペルシア湾わん呼称こしょう問題もんだい
• ホルムズ海峡かいきょう
• ペルシャ湾ぺるしゃわんナショナルデー

外部がいぶリンク

• Introducing a book
• 地図ちずとドキュメント
• 「ペルシャ湾ぺるしゃわん」の永続えいぞく性せい
• Persian Gulf: From rich history to security depth
• 32 ペルシア湾わんに関かんする32の歴史れきし地図ちず. [15]
• photos
• ペルシャ湾ぺるしゃわんの名称めいしょうに関かんする史料しりょう、いにしえの永遠えいえんの遺産いさん