ミシェル・ピコリ

受賞じゅしょう
カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい
	男優だんゆう賞しょう; 1980年ねん『虚空こくうへの跳躍ちょうやく』
ベルリン国際こくさい映画えいが祭さい
	銀ぎん熊ぐま賞しょう（男優だんゆう賞しょう）; 1982年ねん『Une étrange affaire』
その他たの賞しょう
	上海しゃんはい国際こくさい映画えいが祭さい; 最優秀さいゆうしゅう男優だんゆう賞しょう; 1997年ねん『旅たびの友とも』ロカルノ国際こくさい映画えいが祭さい; 最優秀さいゆうしゅう男優だんゆう賞しょう; 2007年ねん『パリの屋根やねの下した』

ミシェル・ピコリ; Michel Piccoli
	1965年ねん撮影さつえい
本名ほんみょう	Jacques Daniel Michel Piccoli
生年月日せいねんがっぴ	1925年ねん12月27日にち
没ぼつ年月日ねんがっぴ	2020年ねん5月12日にち（94歳さい没ぼつ）
出生しゅっしょう地ち	フランス共和きょうわ国こく、パリ
国籍こくせき	フランス
職業しょくぎょう	俳優はいゆう監督かんとく
ジャンル	映画えいが舞台ぶたいテレビ
活動かつどう期間きかん	1945年ねん-
配偶はいぐう者しゃ	Eléonore Hirt (m.1954); ジュリエット・グレコ (1966-1977); Ludivine Clerc (1980-)
主おもな作品さくひん
	『昼顔ひるがお』（1967年ねん）
受賞じゅしょう
カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい
	男優だんゆう賞しょう; 1980年ねん『虚空こくうへの跳躍ちょうやく』
ベルリン国際こくさい映画えいが祭さい
	銀ぎん熊ぐま賞しょう（男優だんゆう賞しょう）; 1982年ねん『Une étrange affaire』
その他たの賞しょう
	上海しゃんはい国際こくさい映画えいが祭さい; 最優秀さいゆうしゅう男優だんゆう賞しょう; 1997年ねん『旅たびの友とも』ロカルノ国際こくさい映画えいが祭さい; 最優秀さいゆうしゅう男優だんゆう賞しょう; 2007年ねん『パリの屋根やねの下した』
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ミシェル・ピコリ（Michel Piccoli, ピッコリとも、1925年ねん 12月27日にち - 2020年ねん 5月12日にち）は、舞台ぶたい、映画えいが、テレビなどで活動かつどうしたフランスの俳優はいゆう、映画えいが監督かんとく。

来歴らいれき[編集へんしゅう]

フランス、パリ、13区く生うまれ。

イタリア系けいの父親ちちおやアンリ・ピコリはヴァイオリニスト、母親ははおやマルセリーヌ・エクスペール＝ブザンソンはピアニストという音楽おんがく一家いっか。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん終息しゅうそく後ご、舞台ぶたい俳優はいゆうとして活動かつどうを開始かいし。アート系けい映画えいがから大作たいさくまで150本ほん以上いじょうの映画えいがに出演しゅつえんした。

1990年代ねんだいより監督かんとくもこなし、2001年ねんの『黒くろい海岸かいがん』（日本にっぽん未み公開こうかい、CS放映ほうえい）などを手てがけている。

1980年ねんのマルコ・ベロッキオ監督かんとく作さく『虚空こくうへの跳躍ちょうやく』Salto nel vuoto でカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい最優秀さいゆうしゅう男優だんゆう賞しょうを、1982年ねんの『Une étrange affaire』でベルリン国際こくさい映画えいが祭さい男優だんゆう賞しょうを受賞じゅしょうしている。

2020年ねん5月がつ12日にち、脳卒中のうそっちゅうのため死去しきょ^[1]^[2]。94歳さい没ぼつ。

出演しゅつえん[編集へんしゅう]

公開こうかい年ねん	邦題ほうだい原題げんだい	役名やくめい	備考びこう
1954	運命うんめい Destinées
1954	フレンチ・カンカン French Cancan	Valorgueil
1956	この庭にわに死しす La mort en ce jardin		シネクラブ上映じょうえい
1959	爪つめを磨みがく野獣やじゅう La bête à l'affût
1962	いぬ Le doulos	ヌテシオ
1963	軽蔑けいべつ Le Mépris	脚本きゃくほん家かポール・ジャヴァル
1963	小間使こまづかいの日記にっき Le Journal d'une femme de chambre
1964	スタンダールの恋愛れんあい論ろん De L'amour	ラウル
1965	潜行せんこう Masquerade	ジョルジュ
	七なな人にん目めに賭かける男おとこ Compartiment tueurs	レネ
	レディL Lady L
1966	獲物えものの分わけ前まえ La Curée	アレクサンドル
1966	パリは燃もえているか Is Paris Burning?	エドガー・ピザーニ
1967	恋こいびと Mon amour Mon amour
	ロシュフォールの恋人こいびとたち Les Demoiselles de Rochefort	シモン・ダム
	奇襲きしゅう戦隊せんたい Un homme de trop
	昼顔ひるがお Belle de jour	アンリ・ユッソン
1968	黄金おうごんの眼め Diabolik
1968	別離べつり La chamade	シャルル
1969	トパーズ Topaz	ジャック
1970	すぎ去さりし日ひの… Les choses de la vie	ピエール
1971	はめる/狙ねらわれた獲物えもの Max et les ferrailleurs	マックス	VHS発売はつばい題だい
1972	ひきしお Liza
1972	ブルジョワジーの秘ひそかな愉たのしみ Le Charme discret de la bourgeoisie
1973	最後さいごの晩餐ばんさん La Grande bouffe	ミシェル
1974	地獄じごくの貴婦人きふじん Le trio infernal	ジョルジュ
	自由じゆうの幻想げんそう Le Fantôme de la liberté
	友情ゆうじょう Vincent, François, Paul... et les autres	フランソワ	シネクラブ上映じょうえい題だい VHS発売はつばい
1975	呪のろわれた女おんな Leonor	リカルド
1975	仮面かめん/死しの処方箋しょほうせん 7 morts sur ordonnance
1977	シルビア・クリステルのピンク泥棒どろぼう René la canne		VHS発売はつばい題だい
1978	野望やぼうの王国おうこく L'État sauvage	オルラヴィル	TV5MONDE放映ほうえい
1980	虚空こくうへの跳躍ちょうやく Salto nel vuoto	マウロ	カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい男優だんゆう賞しょう受賞じゅしょうイタリア文化ぶんか会館かいかん上映じょうえい
1980	アトランティック・シティ Atlantic City U.S.A.	ジョセフ
1981	放蕩ほうとう娘むすめ La fille prodigue		特集とくしゅう上映じょうえい
1981	Une étrange affaire		ベルリン国際こくさい映画えいが祭さい男優だんゆう賞しょう受賞じゅしょう
1982	遅おくれてきた死神しにがみ Espion, lève-toi		テレビ放映ほうえい
	サン・スーシの女おんな La passante du Sans-Souci	マックス
	パッション Passion	ミシェル・ブーラール
	愛あいの謝肉祭しゃにくさい Oltre la porta	ムッティ氏し	VHS発売はつばい題だい
	都会とかいのひと部屋へや Une chambre en ville
1983	バトルランナー2030 Le prix du danger	フレデリック	VHS発売はつばい題だい
1984	ヴィバラビィ Viva la vie!	ミシェル・ペリン	VHS発売はつばい題だい
1985	ゲームの殺人さつじん Péril en la demeure		VHS発売はつばい題だい
1985	遠とおい日ひの家族かぞく Partir, revenir	シモン
1986	汚よごれた血ち Mauvais sang	マルク
1986	ピューリタンの女おんな La puritaine	ピエール	シネクラブ上映じょうえい
1987	ラ・ルンバ La rumba	ダミアン	VHS発売はつばい題だい
1987	恋こいの病やめい Maladie d'amour	ラウル
1989	偉大いだいなる家族かぞく Les grandes familles	ノエル	テレビ・ミニシリーズ
1990	五月ごがつのミル Milou en mai	ミル
1991	美うつくしき諍いさかい女おんな La Belle Noiseuse	フレンホーフェル
1993	小しょう悪魔あくまとキッス Rupture(s)		VHS発売はつばい題だい
1994	ランジュ・ノワール/甘あまい媚薬びやく L'ange noir	ジョルジュ
1995	百ひゃく一いち夜や Les cent et une nuits de Simon Cinéma	シモン・シネマ
1996	ボーマルシェフィガロの誕生たんじょう Beaumarchais, l'insolent	コンティ
	雨上あめあがりの駅えきで Compagna di Viaggio	コジモ
	ティコ・ムーン Tykho Moon
1997	犯罪はんざいの系譜けいふ Généalogies d'un crime	ジョルジュ・ディディエ	シネクラブ上映じょうえい題だい
2000	家族かぞくの再会さいかい Everything Is Fine（We Are Leaving）（家族かぞくの再会さいかい） Tout va bien, on s'en va	ルイ	フランス映画えいが祭さい上映じょうえい後ご、CS放映ほうえい
2001	家路いえじ Je rentre a la Maison	ジルベール・ヴァランス
2001	黒くろい海岸かいがん La plage noire		監督かんとく/脚本きゃくほん CS放映ほうえい
2002	D.I. Yadon ilaheyya		声こえの出演しゅつえん
2003	リリィ La petite Lili	映画えいがに出演しゅつえんする俳優はいゆう役やく	DVDスルー
2006	ここに幸こうあり Jardins en Automne	マリー、ヴァンサンの母はは
2006	夜顔よるがお Belle toujours	アンリ・ユッソン
2007	ランジェ公爵こうしゃく夫人ふじん Ne touchez pas la hache	ヴィダム・ド・パミエ
2008	戦争せんそうについて De la guerre
2008	エレニの帰郷ききょう Ηいーた σκόνη τたうοおみくろんυうぷしろん χρόνο	スピロス
2011	ロろーマ法王まほうおうの休日きゅうじつ Habemus Papam	ロろーマ法王まほうおう（メルヴィル）
2012	ホーリー・モーターズ Holy Motors

参照さんしょう[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

[1] “Mort de Michel Piccoli : sa maladie, les femmes de sa vie... Biographie de l'acteur”. linternaute. (2020年ねん5月がつ18日にち) 2020年ねん5月がつ18日にち閲覧えつらん。

[2] “フランスの名優めいゆう、ミシェル・ピッコリ氏しが死去しきょ　９４歳さい”. SANSPO.COM (産経さんけいデジタル). (2020年ねん5月がつ18日にち) 2020年ねん5月がつ18日にち閲覧えつらん。

[1]

[2]

表ひょう話はなし編へん歴れきカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい男優だんゆう賞しょう
1946 - 1960	レイ・ミランド（1946）エドワード・G・ロビンソン（1949）マイケル・レッドグレイヴ（1951）マーロン・ブランド（1952）シャルル・ヴァネル（1953）スペンサー・トレイシー / Bolshaya Semyaのキャスト陣じん（1955）ジョン・キッツミラー（1957）ポール・ニューマン（1958）ブラッドフォード・ディルマン / ディーン・ストックウェル / オーソン・ウェルズ（1959）
1961 - 1980	アンソニー・パーキンス（1961）ディーン・ストックウェル / ジェイソン・ロバーズ / ラルフ・リチャードソン / マーレイ・メルヴィン（1962）リチャード・ハリス（1963）アンタル・ページャー/サロ・ウルツイ（1964）テレンス・スタンプ（1965）ペール・オスカルソン（1966）オデッド・コトラー（1967）ジャン＝ルイ・トランティニャン（1969）マルチェロ・マストロヤンニ（1970）リカルド・クッチョーラ（1971）ジャン・ヤンヌ（1972）ジャンカルロ・ジャンニーニ（1973）ジャック・ニコルソン（1974）ヴィットリオ・ガスマン（1975）ホセ・ルイス・ゴメス（1976）フェルナンド・レイ（1977）ジョン・ヴォイト（1978）ジャック・レモン（1979）ミシェル・ピコリ（1980）
1981 - 2000	ウーゴ・トニャッツィ（1981）ジャック・レモン（1982）ジャン・マリア・ヴォロンテ（1983）アルフレード・ランダ / フランシスコ・ラバル（1984）ウィリアム・ハート（1985）ミシェル・ブラン / ボブ・ホスキンス（1986）マルチェロ・マストロヤンニ（1987）フォレスト・ウィテカー（1988）ジェームズ・スペイダー（1989）ジェラール・ドパルデュー（1990）ジョン・タトゥーロ（1991）ティム・ロビンス（1992）デヴィッド・シューリス（1993）葛かずら優ゆう（1994）ジョナサン・プライス（1995）パスカル・デュケンヌ / ダニエル・オートゥイユ（1996）ショーン・ペン（1997）ピーター・マラン（1998）エマニュエル・ショッテ（1999）梁はり朝あさ偉えら（2000）
2001 - 2020	ブノワ・マジメル（2001）オリヴィエ・グルメ（2002）ムザフェア・オズデミル/エミン・トプラク（2003）柳やなぎ楽らく優ゆう弥わたる（2004）トミー・リー・ジョーンズ（2005）ジャメル・ドゥブーズ / サミー・ナセリ / ロシュディ・ゼム / サミ・ブアジラ / ベルナール・ブランカン（2006）コンスタンチン・ラヴロネンコ（2007）ベニチオ・デル・トロ（2008）クリストフ・ヴァルツ（2009）ハビエル・バルデム / エリオ・ジェルマーノ（2010）ジャン・デュジャルダン（2011）マッツ・ミケルセン（2012）ブルース・ダーン（2013）ティモシー・スポール（2014）ヴァンサン・ランドン（2015）シャハブ・ホセイニ（2016）ホアキン・フェニックス（2017）マルチェロ・フォンテ（2018）アントニオ・バンデラス（2019）
2021 - 2040	ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ（2021）ソン・ガンホ（2022）役所広司やくしょこうじ（2023）

典拠てんきょ管理かんりデータベース
全般ぜんぱん	FAST ISNI VIAF WorldCat
国立こくりつ図書館としょかん	ノルウェースペインフランス BnF data カタルーニャドイツイタリアイスラエルベルギーアメリカラトビアチェコオーストラリア韓国かんこくクロアチアオランダポーランド
芸術げいじゅつ家か	MusicBrainz
人物じんぶつ	ドイッチェ・ビオグラフィー Trove（オーストラリア） 1
その他た	SNAC IdRef

来歴らいれき[編集へんしゅう]

出演しゅつえん[編集へんしゅう]

参照さんしょう[編集へんしゅう]

関連かんれん文献ぶんけん[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]