ムラト・ガシエフ

ムラト・ガシエフ
基本きほん情報じょうほう
本名ほんみょう	ムラト・ギオルゲリシュ・ガシエフ
通称つうしょう	Iron
階級かいきゅう	ヘビー級きゅう
身長しんちょう	192cm
リーチ	193cm
国籍こくせき	ロシア
誕生たんじょう日び	1993年ねん10月12日にち（30歳さい）
出身しゅっしん地ち	ウラジカフカス
スタイル	オーソドックス
プロボクシング戦績せんせき
総そう試合しあい数すう	33
勝かち	30
KO勝がち	23
敗まけ	2
無効むこう試合しあい	1
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ムラト・ガシエフ（Murat Gassiev、ロシア語ご: Мурат Гассиев、オセット語ご: Гасситы Георгийы фырт Мурат、1993年ねん 10月12日にち - ）はロシアのプロボクサー。ウラジカフカス出身しゅっしん。元もとWBA・IBF世界せかいクルーザー級きゅう王者おうじゃ。トレーナーはアベル・サンチェス^[1]^[2]。

来歴らいれき

クルーザー級きゅう

2011年ねん9月21日にち、ガシエフはアマチュアで25戦せん戦たたかった実績じっせきを引ひき下さげて^[3]、プロデビューし、4回かい判定はんてい勝がち。

2013年ねん6月26日にち、チェリャビンスクのユノスト・スポーツパレスでレヴァン・ジョマーダッシュビリとWBC世界せかいクルーザー級きゅうユース王座おうざ決定けってい戦せんを行おこない、2回かい1分ふん10秒びょうTKO勝がちを収おさめ王座おうざ獲得かくとくに成功せいこうした^[4]。

2014年ねん2月がつ1日にち、チェリャビンスクのトラクトル・アイスアリーナでイスマイル・アブドゥールとIBF東西とうざいヨーロッパクルーザー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せんを行おこない、12回かい3-0（120-108、117-111、115-113）の判定はんてい勝がちを収おさめ王座おうざ獲得かくとくに成功せいこうした^[5]。

2014年ねん10月がつ31日にち、ウラジカフカスのマネスにて、エンギン・カラカプランとIBFインターコンチネンタルクルーザー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せんを行おこない、初回しょかい1分ふん39秒びょうTKO勝がちを収おさめ王座おうざ獲得かくとくに成功せいこうした^[6]。

2015年ねん4月がつ17日にち、コネチカット州しゅうレッドヤードのフォックスウッズ・リゾート・カジノ内うちにあるMGMグランド・アット・フォックスウッズにて、フェリックス・コーラ・ジュニアと対戦たいせんし、9回かい1分ふん10秒びょうTKO勝がちを収おさめIBFインターコンチネンタル王座おうざの初はつ防衛ぼうえいに成功せいこうした^[7]。

2015年ねん8月がつ18日にち、トレーナーをデビューから担当たんとうしていたビタリ・スラロブからアベル・サンチェスに変更へんこうした^[8]。

2015年ねん12月18日にち、ネバダ州しゅうラスベガスのパームス内うちザ・パールにて、アイゼア・トーマスとIBF世界せかいクルーザー級きゅう挑戦ちょうせん者しゃ決定けってい戦せんを行おこなうが、3回かい終了しゅうりょう無効むこう試合しあいに終おわった^[9]。

2016年ねん5月17日にち、ミネソタ州しゅうカールトンのブラック・ベア・カジノにて、ジョルダン・シャミールとIBF世界せかいクルーザー級きゅう挑戦ちょうせん者しゃ決定けってい戦せんを行おこない、初回しょかい2分ふん54秒びょうKO勝がちを収おさめ、デニス・レベデフへの挑戦ちょうせん権けんを獲得かくとくした^[10]。

2016年ねん12月3日にち、モスクワのメガスポルトにて、WBA・IBF世界せかいクルーザー級きゅうスーパー王者おうじゃ^{[要よう出典しゅってん]}のデニス・レベデフと対戦たいせんし、12回かい2-1（116-112、116-111、113-114）の判定はんてい勝がちを収おさめIBF王座おうざのみ獲得かくとくした^[11]。尚なお、当初とうしょは2本ほんの王座おうざが懸かけられる予定よていであったが、レベデフ陣営じんえいがWBA王座おうざを懸かけない特別とくべつ許可きょかを申請しんせいし、WBAがこれを認みとめたため、この試合しあいはWBA王座おうざは懸かけられずに行おこなわれた^[12]。

WBSS出場しゅつじょう

2017年ねん10月がつ21日にち、ニュージャージー州しゅうニューアークのプルデンシャル・センターで行おこなわれたWorld Boxing Super Seriesクルーザー級きゅう準々じゅんじゅん決勝けっしょうで元もとWBC・IBF王者おうじゃでIBF世界せかいクルーザー級きゅう1位いのクシシュトフ・ヴウォダルチクと対戦たいせんし、3回かい1分ふん57秒びょうKO勝がちを収おさめ初はつ防衛ぼうえいに成功せいこう、WBSSの準決勝じゅんけっしょうに進出しんしゅつした^[13]^[14]。

2018年ねん2月がつ3日にち、ソチのボリショイ・アイス・ドームで行おこなわれたWBSSクルーザー級きゅう準決勝じゅんけっしょうでWBA世界せかいクルーザー級きゅう正規せいき王者おうじゃのユニエル・ドルティコスと王座統おうざとう一いち戦せんを行おこない、12回かい2分ふん52秒びょうTKO勝がちを収おさめ王座おうざ統一とういつに成功せいこう、IBF王座おうざの2度目どめの防衛ぼうえいとWBA王座おうざ獲得かくとくに成功せいこう、WBSSの決勝けっしょうに進出しんしゅつした^[15]^[16]^[17]。

2018年ねん2月がつ28日にち、WBAはガシエフを2018年ねん2月がつ度どの月間げっかん優秀ゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうに選出せんしゅつした^[18]^[19]。

2018年ねん5月がつ11日にち、ジッダにてWBC・WBO世界せかいクルーザー級きゅう統一とういつ王者おうじゃオレクサンドル・ウシクとWBSS決勝けっしょう戦せんで対戦たいせん予定よていだったが、ウシクがトレーニング中ちゅうに肘ひじを負傷ふしょうした為ため、延期えんきとなった^[20]。

2018年ねん7月がつ21日にち、ロシア・モスクワのオリンピック・スタジアムで行おこなわれたWBSSクルーザー級きゅう決勝けっしょうでWBC・WBO世界せかいクルーザー級きゅう統一とういつ王者おうじゃオレクサンドル・ウシクと4団体だんたい統一とういつ戦せん並ならびにリングマガジン世界せかいクルーザー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せんを行おこなうも、12回かい0-3（2者しゃが109-119、108-120）の判定はんてい負まけを喫きっし4団体だんたい王座おうざ統一とういつに失敗しっぱいし王座おうざから陥落かんらくした^[21]。

詳細しょうさいは「オレクサンドル・ウシク対たいムラト・ガシエフ戦せん」を参照さんしょう

2019年ねん4月がつ18日にち、エディー・ハーンのマッチルーム・スポーツ・USAと契約けいやくを結むすんだ^[22]。所属しょぞくしていたウラル・ボクシング・プロモーションズとウォリアーズ・ボクシング・プロモーションズの契約けいやく期間きかんが切きれフリーエージェントになったと発表はっぴょうするが、契約けいやく期間きかんは残のこっているとして両りょうプロモーションから訴訟そしょうを起おこされた^[23]。

ヘビー級きゅう

2020年ねん10月がつ31日にち、約やく2年ねん3カ月かげつぶりの復帰ふっき戦せんでヌリ・セフェリとヘビー級きゅう契約けいやくで対戦たいせんし、1回かい1分ふん33秒びょうTKO勝がちを収おさめた^[24]。

2021年ねん7月がつ22日にち、モスクワのディナモ・バレーボール・アリーナでミッチェル・ワリシュチとWBAアジアヘビー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せんを行おこない4回かい終了しゅうりょうTKO勝がちを収おさめ王座おうざを獲得かくとくした^[25]。

2023年ねん9月がつ30日にち、トルコのレグナム・カリヤ・ホテルでオットー・ヴァリンと対戦たいせんし、12回かい判定はんてい負まけを喫きっした。

戦績せんせき

プロボクシング：33戦せん 30勝しょう (23KO) 2敗はい 1無効むこう試合しあい

戦せん	日付ひづけ	勝敗しょうはい	時間じかん	内容ないよう	対戦たいせん相手あいて	国籍こくせき	備考びこう
1	2011年ねん9月がつ21日にち	☆	4R	判定はんてい3-0	ローマン・ミルゾエフ	ウクライナ	プロデビュー戦せん
2	2011年ねん11月26日にち	☆	4R 1:27	TKO	ウラジミール・チャクリン	ロシア
3	2012年ねん3月がつ16日にち	☆	4R	判定はんてい3-0	ダニール・ザカレンコ	ロシア
4	2012年ねん4月がつ8日にち	☆	6R	判定はんてい3-0	イゴール・ピリペンコ	ウクライナ
5	2012年ねん5月がつ31日にち	☆	1R 2:36	TKO	ティムラズ・ケケリーゼ	ジョージア
6	2012年ねん7月がつ24日にち	☆	2R 終了しゅうりょう	TKO	ピーター・へジェス	ハンガリー
7	2012年ねん10月がつ13日にち	☆	3R 1:38	TKO	ルスラン・セメノフ	ロシア
8	2012年ねん11月24日にち	☆	6R	判定はんてい3-0	イワン・セルビン	ロシア
9	2013年ねん3月がつ16日にち	☆	3R 2:50	TKO	デニス・ソロムコ	ウズベキスタン
10	2013年ねん5月がつ11日にち	☆	2R 2:43	KO	ファラ・マダミノフ	ウズベキスタン
11	2013年ねん5月がつ26日にち	☆	4R 1:21	TKO	イゴール・ピリペンコ	ウクライナ
12	2013年ねん6月がつ26日にち	☆	2R 1:10	TKO	レバン・ジョマーダシュビリ	ジョージア	WBC世界せかいクルーザー級きゅうユース王座おうざ決定けってい戦せん
13	2013年ねん9月がつ12日にち	☆	3R 終了しゅうりょう	TKO	ローマン・ミルゾエフ	ウクライナ
14	2013年ねん12月13日にち	☆	10R	判定はんてい3-0	イビカ・バクリン	クロアチア	WBCユース防衛ぼうえい1
15	2014年ねん2月がつ1日にち	☆	12R	判定はんてい3-0	イスマイル・アブドゥル	ベルギー	IBF東西とうざい欧州おうしゅうクルーザー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せん
16	2014年ねん5月がつ14日にち	☆	2R 2:00	TKO	ジョルジ・テブドラシュビリ	ジョージア
17	2014年ねん6月がつ25日にち	☆	1R 終了しゅうりょう	TKO	ダニール・ペレチャッコ	ロシア
18	2014年ねん8月がつ30日にち	☆	4R 2:46	TKO	レオン・ハース	アルメニア
19	2014年ねん10月がつ31日にち	☆	1R 1:39	TKO	エンギン・カラカプラン	トルコ	IBFインターコンチネンタルクルーザー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せん
20	2015年ねん1月がつ23日にち	☆	4R 2:29	TKO	テレンス・スミス	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
21	2015年ねん4月がつ17日にち	☆	9R 1:10	TKO	フェリックス・コーラ・ジュニア	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく	IBFインターコンチネンタル防衛ぼうえい1
22	2015年ねん6月がつ13日にち	☆	2R 1:55	KO	ロドニー・ムーア	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
23	2015年ねん12月18日にち	－	3R	NC	アイザイア・トーマス	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく	IBF世界せかいクルーザー級きゅう挑戦ちょうせん者しゃ決定けってい戦せん
24	2016年ねん5月がつ17日にち	☆	1R 2:54	KO	ジョーダン・シメル	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
25	2016年ねん12月3日にち	☆	12R	判定はんてい2-1	デニス・レベデフ	ロシア	IBF世界せかいクルーザー級きゅうタイトルマッチ
26	2017年ねん10月がつ21日にち	☆	3R 1:57	KO	クシシュトフ・ヴウォダルチク	ポーランド	IBF防衛ぼうえい1 / WBSS1回戦かいせん
27	2018年ねん2月がつ3日にち	☆	12R 2:52	TKO	ユニエル・ドルティコス	キューバ	WBA・IBF世界せかいクルーザー級きゅう王座統おうざとう一いち戦せん WBA獲得かくとく・IBF防衛ぼうえい2 / WBSS準決勝じゅんけっしょう
28	2018年ねん7月がつ21日にち	★	12R	判定はんてい0-3	オレクサンドル・ウシク	ウクライナ	WBA・WBC・IBF・WBO世界せかいクルーザー級きゅう王座統おうざとう一いち戦せん WBA・IBF陥落かんらく / WBSS決勝けっしょう戦せん
29	2020年ねん10月がつ31日にち	☆	1R 1:33	TKO	ヌリ・セフェリ	アルバニア
30	2021年ねん7月がつ22日にち	☆	4R 3:00	TKO	ミカエル・ウォリッシュ	ドイツ	WBAアジアヘビー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せん
31	2022年ねん8月がつ26日にち	☆	1R 1:27	KO	カルロス・ウェルチ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく	EBPユーラシアヘビー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せん
32	2023年ねん3月がつ3日にち	☆	2R 1:40	KO	マイク・バロガン	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく	WBAインターコンチネンタルヘビー級きゅう王座おうざ決定けってい戦せん
33	2023年ねん9月がつ30日にち	★	12R	判定はんてい1-2	オットー・ヴァリン	スウェーデン	WBAインターコンチネンタル陥落かんらく
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