人権じんけん派は

人権じんけん派は（じんけんは）とは、主おもに人権じんけんの尊重そんちょう・擁護ようごのために積極せっきょく的てきに活動かつどうする者ものを指さす呼称こしょう。

概念がいねんと用例ようれい

薬害やくがい被害ひがいなど医療いりょう訴訟そしょうにおいて少額しょうがくの報酬ほうしゅうで請うけ負おうなど弱者じゃくしゃ救済きゅうさいの活動かつどうを続つづける弁護士べんごし、或あるいは、中国ちゅうごく民主みんしゅ化か運動うんどうの弁護士べんごし・活動かつどう家かなどに他た称しょうされるが、自称じしょうするケース（山口やまぐち那な津つ男おとこは自みずからの選挙せんきょポスターでこの言葉ことばを用もちいた）もある。

弁護士べんごし

弁護士べんごしの安田やすだ好弘よしひろは、宮崎みやざき学まなぶ・魚住うおずみ昭あきららとの鼎談ていだんにおいて「『人権じんけん派は弁護士べんごし』というのは、弁護士べんごしにとって有益ゆうえきな看板かんばんとなっていました。『ブル弁べん』と呼よばれる人ひとたちと対比たいひされ、民主みんしゅ的てき、知性ちせい的てき、学究がっきゅう的てき、清廉せいれんで優秀ゆうしゅうなどというプラスの雰囲気ふんいきを醸（かも）し出しゅつしていましたし、世間せけんも一目いちもく置おいていました。実じつは、『ブル弁べん』のほうが、『人権じんけん派は弁護士べんごし』より異端いたんだったんですね。」と述のべた上うえで、「しかし、『人権じんけん』の問題もんだいがシビアになってきて、少数しょうすう派はに追おい込こまれ、しかも社会しゃかいの共感きょうかんを得えられなくなってくると、『人権じんけん派は弁護士べんごし』という存在そんざいが、一気いっきに瓦解がかいしていくんですよね。」としている。

揶揄やゆ

揶揄やゆとして使用しようされることもある。

関連かんれん項目こうもく

• 差別さべつ
• 逆ぎゃく差別さべつ
• 人権じんけん屋や（別称べっしょうとして使つかわれることが多おおい。）