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共同きょうどう出版しゅっぱん

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共同きょうどう出版しゅっぱん(きょうどうしゅっぱん)

  1. 協力きょうりょく出版しゅっぱん複数ふくすう出版しゅっぱんしゃ合同ごうどう企画きかく出版しゅっぱんおこなう出版しゅっぱん形式けいしき。→参考さんこうフォア文庫ぶんこ
  2. かつて北海道ほっかいどう札幌さっぽろ拠点きょてん書誌しょし出版しゅっぱんをしていた出版しゅっぱんしゃ。→auto one
  3. 書籍しょせき出版しゅっぱん形式けいしきひとつで、おもに、セミプロ、アマチュアの対象たいしょうとするもの。ほん記事きじくわしく記述きじゅつする。

書籍しょせき出版しゅっぱん形式けいしきひとつで、おもにセミプロアマチュア対象たいしょうとするもの。出版しゅっぱんしゃがわは、企画きかく出版しゅっぱん出版しゅっぱんにかかる費用ひようすべてを出版しゅっぱんしゃがわ負担ふたんする形式けいしき)、自費じひ出版しゅっぱん著者ちょしゃがわ負担ふたんする形式けいしき)の中間ちゅうかん位置いちするものとし、著者ちょしゃ出版しゅっぱんしゃ出版しゅっぱん費用ひよう分担ぶんたんすると喧伝けんでんしている。出版しゅっぱんしゃによっては「協力きょうりょく出版しゅっぱん」とうところもある。学術がくじゅつ出版しゅっぱん分野ぶんやでは自費じひ出版しゅっぱんならんで採用さいようされている出版しゅっぱん方式ほうしきでもある[1]

共同きょうどう出版しゅっぱん問題もんだいてん[編集へんしゅう]

  • 出版しゅっぱん業界ぎょうかい事情じじょううと素人しろうと対象たいしょうとするためか、出版しゅっぱんしゃ見積みつもりで提示ていじする費用ひよう各社かくしゃ一律いちりつでない。
  • このような商法しょうほうについて、ネットじょうでは藤原ふじわら新也しんや[2]有田ありた芳生よしお[3]によりげられ、週刊文春しゅうかんぶんしゅん2006ねん11月30にちごうにも「朝日新聞あさひしんぶんがモテはやす『詩人しじん経営けいえいしゃ』にいきどお作家さっかのタマゴたち」という記事きじ掲載けいさいされている。また、経営けいえい破綻はたんさい問題もんだいについては、読売新聞よみうりしんぶんのオンラインばんでもげられている[4]。また、自費じひ出版しゅっぱん共同きょうどう出版しゅっぱんうた業者ぎょうしゃ不透明ふとうめい契約けいやくかんしては、2000ねん以前いぜんにもきていたことがしるされている[5]
  • 2007ねん7がつ4にちもと大学だいがく教授きょうじゅら3にんが、全国ぜんこくやく800の書店しょてん販売はんばいされるとう勧誘かんゆうされて新風しんぷうしゃ契約けいやくむすんだにもかかわらず、実際じっさいには一部いちぶ書店しょてん原告げんこくのひとりの場合ばあいにはわずか3てん)でしか販売はんばいされなかったとして、やく800まんえん賠償ばいしょう請求せいきゅうする訴訟そしょう東京とうきょう地方裁判所ちほうさいばんしょ提起ていきしたとほうじられた[6][7]

 

2007ねん以降いこう共同きょうどう出版しゅっぱん[編集へんしゅう]

団塊だんかい世代せだい定年ていねんむかえ、かれらによる自分じぶんづくさかんになると想定そうていされ、需要じゅよう増加ぞうかするものとされた。またブログほんにしたい、戦争せんそう体験たいけん記録きろくのこしたい、闘病とうびょうのこしたい、ひとし要求ようきゅうざらとして期待きたいされる一方いっぽうで、出版しゅっぱんきょうから著者ちょしゃ費用ひよう負担ふたんもとめる出版しゅっぱんしゃ思惑おもわくで、前述ぜんじゅつ問題もんだいきた。こうした問題もんだい徐々じょじょ一般いっぱんにも認識にんしきされるようになり共同きょうどう出版しゅっぱんという言葉ことば出版しゅっぱんしゃ使用しようされなくなってきている。 また、契約けいやくさいには取次とりつぎをとおして全国ぜんこく流通りゅうつうさせることりとなっているが新刊しんかん委託いたく配本はいほんでの流通りゅうつう注文ちゅうもんのみでの流通りゅうつうちがいや新刊しんかん委託いたく配本はいほん返本へんぽんリスクの説明せつめいとう曖昧あいまいである場合ばあいもあり出版しゅっぱん業界ぎょうかいうと著者ちょしゃ出版しゅっぱんしゃあいだでは著者ちょしゃたい公正こうせい契約けいやくとなるてんとう問題もんだいとされている。著者ちょしゃがわからると出版しゅっぱんした自著じちょ動向どうこう委託いたくした出版しゅっぱんしゃからの情報じょうほうからしか手段しゅだんかり出版しゅっぱんしゃ著者ちょしゃたいして虚偽きょぎ報告ほうこく説明せつめいをしていても著者ちょしゃ自著じちょたいする情報じょうほう第三者だいさんしゃからることができないためほん制作せいさくりょうたいして対価たいかはら流通りゅうつうサービスが付加ふかされていない自費じひ出版しゅっぱんくら著者ちょしゃ発生はっせいするリスクがそうじてたかいとわれている。セールストークとうで“全国ぜんこく配本はいほん”“ほんをずっとつづけます”とうがあるが実際じっさいには500~1000程度ていどしょう部数ぶすうでは"全国ぜんこく配本はいほん”という言葉ことば著者ちょしゃいだくイメージ(大型おおがた書店しょてんとう配本はいほんされ陳列ちんれつされる)と結果けっかにギャップが発生はっせいする場合ばあいがあり、トラブルへと発展はってんする可能かのうせいかかえている。またほんをずっとつづけるというのも新刊しんかん委託いたく配本はいほん返本へんぽんされてからさい出荷しゅっかするか注文ちゅうもんのみになるのか最初さいしょ契約けいやく段階だんかい曖昧あいまいなケースもあり、このようなセールストークにたいする根拠こんきょがない。著者ちょしゃからすると費用ひよう折半せっぱん出版しゅっぱん契約けいやくであるならば、出版しゅっぱんしゃなにたいして費用ひようしたのか、明確めいかく著者ちょしゃたいして証拠しょうこ書類しょるいとう一緒いっしょ提示ていじできなければ、著者ちょしゃからすると出版しゅっぱんしゃ本当ほんとうにリスクを著者ちょしゃ仕事しごとをしたのか、確認かくにん出来できずトラブルへと 発展はってんするケースが問題もんだいとなっている。参考さんこうさき記事きじ→< http://www.kobeport.net/news/kyodo.html出版しゅっぱん契約けいやくしょ内容ないようかんしても出版しゅっぱんしゃがわ有利ゆうりかたよっているケースもある。 参考さんこうさき記事きじ→< https://nakusukai.exblog.jp/9729632/

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]