北浦きたうら圭太郎けいたろう

日本にっぽんの政治せいじ家か 北浦きたうら 圭太郎けいたろう きたうら けいたろう
北浦きたうら圭太郎けいたろう
生年月日せいねんがっぴ	1887年ねん12月3日にち
出生しゅっしょう地ち	奈良なら県けん
没ぼつ年月日ねんがっぴ	(1954-10-16) 1954年ねん10月16日にち（66歳さい没ぼつ）
出身しゅっしん校こう	関西大学かんさいだいがく専せん門部かとべ
所属しょぞく政党せいとう	立憲りっけん民政みんせい党とう 日本にっぽん自由党じゆうとう 民主党みんしゅとう

北浦きたうら 圭太郎けいたろう（きたうら けいたろう、1887年ねん12月3日にち - 1954年ねん10月16日にち）は、日本にっぽんの政治せいじ家か。衆議院しゅうぎいん議員ぎいんを通算つうさん4期き務つとめた。

経歴けいれき

奈良なら県けん出身しゅっしん。関西大学かんさいだいがく専せん門部かとべ法律ほうりつ科か卒そつ。小学校しょうがっこう訓導くんどう、函館はこだて区く裁さい検事けんじを歴任れきにん。その後ご弁護士べんごしとなる。

1930年ねんに行おこなわれた第だい17回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょに立憲りっけん民政みんせい党とう公認こうにんで立候補りっこうほして初はつ当選とうせん。その後ご民政みんせい党とうを離党りとうし、1939年ねんに行おこなわれた衆議院しゅうぎいん議員ぎいん選挙せんきょの再さい選挙せんきょに無所属むしょぞくで立候補りっこうほして2度目どめの当選とうせんを果はたす。

院内いんない会派かいはの第だい一いち議員ぎいん倶楽部くらぶに所属しょぞくし、1940年ねんに北浦きたうらがかつて所属しょぞくしていた民政みんせい党とうの先輩せんぱい議員ぎいんにあたる斎藤さいとう隆夫たかおが反軍はんぐん演説えんぜつで除名じょめいされた際さいにも除名じょめいに反対はんたい票ひょうを投とうじている。この時とき除名じょめい反対はんたい票ひょうを投とうじたのは北浦きたうらを含ふくめて7名めいであり、そのうち斎藤さいとうの所属しょぞく政党せいとうである民政みんせい党とうに所属しょぞくしていたことがある議員ぎいんは北浦きたうら以外いがいでは投票とうひょうにあたり民政みんせい党とうを離党りとうした岡崎おかざき久次郎きゅうじろうのみであった。北浦きたうらは除名じょめい前まえの斎藤さいとうに2通つう手紙てがみを送おくり、「懲罰ちょうばつ委員いいん会かいにて尊台そんだいの有罪ゆうざいを主張しゅちょうするが如ごときは誣告罪ぶこくざいにも該当がいとうすと思料しりょう候こう。もし尊台そんだいが検事けんじ庭にわにて堂々どうどう黒白くろしろを決けっし下くださる意思いし有あらば、小生しょうせいは憲政けんせい擁護ようごの為ため、小山こやま議長ぎちょうを東京とうきょう地方裁判所ちほうさいばんしょ検事けんじ局きょくに告発こくはつせんとする決意けつい」と伝つたえた。1942年ねんの翼賛よくさん選挙せんきょには非ひ推薦すいせんで立候補りっこうほし落選らくせん。

戦後せんごは1946年ねんの第だい22回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょに日本にっぽん自由党じゆうとう公認こうにんで立候補りっこうほして当選とうせんし、政界せいかい復帰ふっき。第だい1次じ吉田よしだ内閣ないかく法務ほうむ政務次官せいむじかんなどを務つとめた。1949年ねんの第だい24回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで民主党みんしゅとう公認こうにんで立候補りっこうほしたが落選らくせんした。

1954年ねん10月がつ16日にち奈良なら市しの自宅じたくで結核けっかくのため死去しきょ。

このほか大阪おおさか近郊きんこう土地とち、春日かすが建築けんちく工業こうぎょう各かく社長しゃちょうなどを務つとめた。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『新しん訂てい 政治せいじ家人かじん名めい事典じてん 明治めいじ～昭和しょうわ』日外にちがいアソシエーツ、2003年ねん。
• 粟屋あわや憲太郎けんたろう 著ちょ 『文庫ぶんこ版ばん　昭和しょうわの歴史れきし 第だい6巻かん 昭和しょうわの政党せいとう』 小学館しょうがくかん、1988年ねん11月1日にち第だい1版はん第だい1刷さつ発行はっこう、ISBN 4-09-401106-4
• 日本にっぽん国政こくせい調査ちょうさ会かい編へん『衆議院しゅうぎいん名鑑めいかん 第だい1回かい・1890年ねん～第だい34回かい・1976年ねん総そう選挙せんきょ』国政こくせい出版しゅっぱん室しつ、1977年ねん。