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吉野 芳夫(よしの よしお、1942年〈昭和17年〉11月22日 - )は、日本の実業家。「ミスターバナナ」の異名を取り[1]、商社においてバナナを中心とした食品卸業を専門とした。日本バナナ輸入組合理事長。
埼玉県滑川町に生まれる。ヤオコーの川野幸夫会長とは幼馴染み[2][3]。埼玉県立松山高等学校[4]、東京大学教育学部を卒業後、1965年4月に安宅産業に入社する[3]。安宅産業が経営危機によって1977年に 伊藤忠商事に吸収合併されると、吉野は農産食品部農産課(当時)の課長に就任し、フィリピンでのバナナ生産事業の責任者を務める[3]。
1984年にシーアイフルーツ 社長に就任。以後、伊藤忠商事の東北支社長、取締役食糧部門長、常務執行役員を歴任した[3]。
2002年雪印アクセスの代表取締役副社長に就任する[3]。2003年、代表取締役社長に就任する[5]。2004年に、雪印アクセスは伊藤忠商事の子会社となり、日本アクセスに改称した。2009年に代表取締役会長に就任[要出典]。その後、相談役を務めた[3]。
2013年にドール・インターナショナル・ホールディングス 代表取締役会長に就任[1][3]。
2016年には、日本バナナ輸入組合理事長となる[3]。2017年に退任[要出典]。
2021年、[要出典]特定非営利活動法人「流通農業大学」理事長に就任[6]。
- 2009年 - 第42回食品産業功労賞 流通部門[7]
- 先代
- 湯淺慎一郎
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- 日本アクセス(旧雪印アクセス)社長
- 2003年 - 2009年
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- 次代
- 田中茂治
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