和田わだまどか

和田わだ まどか

基本きほん情報じょうほう
本名ほんみょう	和田わだ まどか （わだ まどか）
階級かいきゅう	アトム級きゅう
国籍こくせき	日本にっぽん
誕生たんじょう日び	(1995-01-16) 1995年ねん1月がつ16日にち（29歳さい）
出身しゅっしん地ち	神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し
スタイル	サウスポー
プロボクシング戦績せんせき
総そう試合しあい数すう	2
勝かち	2
KO勝がち	2

和田わだ まどか

個人こじん情報じょうほう
生誕せいたん名めい	和田わだ まどか
フルネーム	和田わだ まどか
国籍こくせき	日本にっぽん
生誕せいたん	(1995-01-16) 1995年ねん1月がつ16日にち（29歳さい） 神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し
スポーツ
競技きょうぎ	ボクシング
階級かいきゅう	ライトフライ級きゅう
獲得かくとくメダル 世界せかい選手権せんしゅけん 銅どう 2014 済州さいしゅう ライトフライ級きゅう 銅どう 2018 ニューデリー ライトフライ級きゅう

和田わだ まどか（わだ まどか、1995年ねん1月がつ16日にち - ）は、日本にっぽんのプロボクサーである。神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し出身しゅっしん。第だい9代だいOPBF女子じょし東洋とうよう太平洋たいへいようミニマム級きゅう王者おうじゃ。2014年ねん・2018年ねん世界せかい女子じょし選手権せんしゅけん銅どうメダリスト。芦屋大学あしやだいがく卒業そつぎょう。サウスポー。TEAM10COUNT GYM所属しょぞく。

来歴らいれき

アマチュア時代じだい

小しょう2でフルコンタクト空手からて（新しん極きょく真しん会かい）を始はじめ、ジャパンカップ2連覇れんぱ、ドリームカップ2連覇れんぱなどを達成たっせい。田奈たな高校こうこう進学しんがく後ごにロンドンオリンピックよりボクシングが加くわわることを知しりファイティング原田はらだが経営けいえいするボクシングジムの門もんを叩たたく。高校こうこう時代じだいには後ごのWBA・WBO女子じょし世界せかいアトム級きゅう王者おうじゃ松田まつだ恵里えりのアマチュアデビュー戦せんの相手あいてになった。

2012年ねん2月がつ、ロンドン五輪ごりんへの関門かんもんとなる全日本ぜんにほん女子じょしアマチュアボクシング選手権せんしゅけん大会たいかいにフライ級きゅうで初はつ出場しゅつじょうするも、準決勝じゅんけっしょうで箕輪みのわ綾子あやこにRSCで敗退はいたい。しかし、高校生こうこうせいでの3位い入賞にゅうしょうを買かわれ、五輪ごりん不ふ採用さいようのライトフライ級きゅうでアジア選手権せんしゅけん出場しゅつじょう、国際こくさい大会たいかいデビューとなった大会たいかいは初戦しょせんで惜敗せきはい。さらに世界せかい選手権せんしゅけん出場しゅつじょうも果はたし、1回戦かいせんを勝利しょうりするが2回戦かいせんで当時とうじの世界せかいランク2位いに判定はんてい負まけ。

9月には第だい2回かいタイペイ市しカップ国際こくさいトーナメントに出場しゅつじょう。初戦しょせんで世界せかいランク2位いの選手せんしゅに大差たいさで勝かつも、試合しあい中ちゅうの負傷ふしょうにより銅どうメダル獲得かくとくに終おわる。

同年どうねん12月がつの全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでは初はじめて決勝けっしょうまで進すすみ、世界せかい女子じょしジュニア選手権せんしゅけん優勝ゆうしょう者しゃで後のちのWBO女子じょし世界せかいミニマム級きゅう王者おうじゃ佐伯さえき霞かすみとの高校生こうこうせい対決たいけつ（学年がくねんは和田わだが二ふたつ上じょう）となったが、判定はんていで敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょう。

同年どうねんのプロアマ年間ねんかん表彰ひょうしょうで田中たなか恒ひさし成なりとともにアマチュア新鋭しんえい賞しょうを受賞じゅしょう。

2013年ねん、芦屋大学あしやだいがくに進学しんがく。同期どうきには後ごの東洋とうよう太平洋たいへいよう女子じょしミニマム級きゅう王者おうじゃ千本せんぼん瑞みず規ぶんまわしがいる。4月に後楽園こうらくえんホールで行おこなわれたチャレンジマッチで矢野やの明日香あすかに1回かいRSC勝利しょうり。同年どうねんの全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでは決勝けっしょうで前回ぜんかい敗やぶれた佐伯さえき霞かすみを破やぶり初はつ優勝ゆうしょう。

2013年ねん1月がつ、2013年度ねんど年間ねんかん優秀ゆうしゅう選手せんしゅ表彰ひょうしょう式しきで柏崎かしわざき刀がたな翔しょう（自衛隊じえいたい）と共ともに努力どりょく賞しょうに表彰ひょうしょうされる。

2014年ねん、世界せかい選手権せんしゅけんに2大会たいかい連続れんぞく出場しゅつじょう。3勝しょうを挙あげて準決勝じゅんけっしょうまで進出しんしゅつ、優勝ゆうしょうしたナジム・キザイベイに敗やぶれたものの、銅どうメダルを獲得かくとくした。世界せかい選手権せんしゅけんにおける日本人にっぽんじんのメダル獲得かくとくは、アマチュアボクシングの歴史れきしの中なかでも4人にん目めの出来事できごとであり、女子じょしに於おいては史上しじょう初はつの快挙かいきょとなる。

2015年ねんの全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんは2016年ねんリオデジャネイロオリンピックで採用さいようされるフライ級きゅうに転てん級きゅうし、近畿大学きんきだいがくに進学しんがくした佐伯さえき霞かすみと決勝けっしょうで再戦さいせん、これを勝利しょうりして優勝ゆうしょうとともにオリンピック予選よせんを兼かねる世界せかい選手権せんしゅけん出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくした。

2016年ねん、世界せかい選手権せんしゅけんにフライ級きゅうで出場しゅつじょうするが、アルメニアの選手せんしゅに敗やぶれリオ五輪ごりんを逃のがした。ボクシングが正式せいしき競技きょうぎとして初はつ採用さいようされた希望きぼう郷きょういわて国体こくたいのフライ級きゅうに出場しゅつじょうし、決勝けっしょうで2010年ねんアジア大会たいかい銅どうメダリストの新本にいもと亜也あやを判定はんていで破やぶり優勝ゆうしょう。全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでは4連覇れんぱ達成たっせい。

2017年ねんより福井ふくい県けん体育たいいく協会きょうかい所属しょぞくとなる。2017愛あい（え）顔かおつなぐえひめ国体こくたいでは後ごの東京とうきょうオリンピック銅どうメダリストの並木なみき月がつ海うみを判定はんていで破やぶり連覇れんぱ。全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでも5連覇れんぱ達成たっせい。

2018年ねんはジャカルタ・パレンバアジア大会たいかいに出場しゅつじょう、準々じゅんじゅん決勝けっしょうまで進すすむも、北朝鮮きたちょうせんの選手せんしゅに負まけ。しかし、世界せかい選手権せんしゅけんでは準決勝じゅんけっしょうでウクライナの選手せんしゅに判定はんていで敗やぶれるも2大会たいかいぶり銅どうメダル獲得かくとく。全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで木下きのした鈴花すずはなに1-4の判定はんていで敗退はいたい。

2019年ねん10月がつの全日本ぜんにほん女子じょし選手権せんしゅけんで決勝けっしょうまで進すすむが、河野こうの沙すな捺に判定はんていで敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょう。これにより2020年ねん東京とうきょうオリンピックへの道みちが絶たたれた。

その後ご一いち度どは引退いんたいも検討けんとうしたが、2020年ねん4月がつより親交しんこうのあった真正しんしょうボクシングジムの山下やました正人まさと会長かいちょうから依頼いらいを受うけトレーナーに就任しゅうにんするとともに母校ぼこう芦屋大あしやだいを拠点きょてんに現役げんえきを続行ぞっこうすることを決きめた。

2022年ねん5月がつ、世界せかい選手権せんしゅけんにミニマム級きゅう（48kg）で出場しゅつじょうするが、2回戦かいせんでイギリスの選手せんしゅに敗やぶれた。

2023年ねん1月がつ15日にち、世界せかい選手権せんしゅけんのミニマム級きゅう（48kg）代表だいひょう決定けってい戦せん（ボックスオフ）で加藤かとう光ひかりに勝利しょうりし、世界せかい選手権せんしゅけんの出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくした。2月26日にち、パリオリンピック大陸たいりく予選よせんを兼かねるアジア競技きょうぎ大会たいかいのライトフライ級きゅう（50kg）代表だいひょう決定けってい戦せんで並なみ木月きづき海かいと対戦たいせん予定よていだったが、和田わだは怪我けがで欠場けつじょうし不戦敗ふせんぱいとなったため、出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくできなかった。3月、世界せかい選手権せんしゅけんにミニマム級きゅう（48kg）で出場しゅつじょうするが、準々じゅんじゅん決勝けっしょうでインドの選手せんしゅに敗やぶれた。

11月に行おこなわれた2024年ねんパリオリンピック世界せかい予選よせん代表だいひょう選考せんこう会かいを兼かねた全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんで決勝けっしょうまで進すすむが、前年ぜんねんのアジア選手権せんしゅけん優勝ゆうしょうの木下きのした鈴花すずはなに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょうとなり、パリ五輪ごりん出場しゅつじょうを逃のがした。2024年度ねんど年間ねんかん優秀ゆうしゅう選手せんしゅ表彰ひょうしょう式しきでアマチュア部門ぶもん技能ぎのう賞しょうを受賞じゅしょう。

プロ転向てんこう

2024年ねん1月がつ30日にち、TEAM10COUNT GYM所属しょぞくとしてプロ転向てんこうを表明ひょうめい。高校こうこう時代じだいより交流こうりゅうのあった同どうジムの鳥海とりうみ純じゅん会長かいちょうから誘さそいと、松田まつだ恵里えりの存在そんざいが所属しょぞくの決きめ手てとなった。2月2日にちにプロテストを受験じゅけんし合格ごうかく。オリンピック・世界せかい選手権せんしゅけんの女子じょしメダリストとしては初はつのプロ転向てんこうとなる。なお、スパーリング相手あいては当初とうしょ同門どうもんの日本にっぽん・OPBF東洋とうよう太平洋たいへいよう女子じょしアトム級きゅう王者おうじゃである狩野かのほのかの予定よていと報道ほうどうされていたが、最終さいしゅう的てきには松田まつだが務つとめた。

2024年ねん4月がつ2日にち、後楽園こうらくえんホールにてピムチャノック・セブジャンダ相手あいてに女子じょしでは初はつとなる特例とくれいA級きゅう（アトム級きゅう8回戦かいせん）でプロデビュー。3回かい1分ふん47秒びょうTKOで勝利しょうり。

2024年ねん6月がつ14日にち、前ぜん王者おうじゃ千本せんぼん瑞みず規ぶんまわしの王座おうざ剥奪はくだつに伴ともなうOPBF東洋とうよう太平洋たいへいよう女子じょしミニマム級きゅう王座おうざ決定けってい戦せんとして、ジュダーティップ・シティチェンと対戦たいせんし、2回かい1分ふん19秒びょうTKOで勝利しょうりし、プロ2戦せん目めで王座おうざ獲得かくとく。松田まつだ恵里えりと並ならぶ国内こくない最速さいそくタイとなるプロ2戦せん目めで東洋とうよう太平洋たいへいよう王座おうざ獲得かくとくを果はたした。

戦績せんせき

• アマチュア：58勝しょう（13KO/RSC）10敗はい
• プロ：2戦せん 2勝しょう（2KO） 無敗むはい

戦せん	日付ひづけ	勝敗しょうはい	時間じかん	内容ないよう	対戦たいせん相手あいて	国籍こくせき	備考びこう
1	2024年ねん4月がつ2日にち	☆	3R 1:47	TKO	ピムチャノック・セブジャンダ	タイ	プロデビュー戦せん
2	2024年ねん6月がつ14日にち	☆	2R 1:19	TKO	ジュダーティップ・シティチェン	タイ	OPBF東洋とうよう太平洋たいへいよう女子じょしミニマム級きゅう王座おうざ決定けってい戦せん
テンプレート

獲得かくとくタイトル

• アマチュアボクシング
  • 第だい2回かいタイペイ市しカップ国際こくさいトーナメント　ライトフライ級きゅう銅どうメダル
  • 第だい12回かい全日本ぜんにほんアマチュアボクシング選手権せんしゅけん大会たいかいライトフライ級きゅう優勝ゆうしょう
  • 第だい13回かい全日本ぜんにほんアマチュアボクシング選手権せんしゅけん大会たいかい　ライトフライ級きゅう優勝ゆうしょう
  • 第だい14回かい全日本ぜんにほんアマチュアボクシング選手権せんしゅけん大会たいかいフライ級きゅう優勝ゆうしょう
  • 第だい15回かい全日本ぜんにほんアマチュアボクシング選手権せんしゅけん大会たいかいフライ級きゅう優勝ゆうしょう
  • 第だい16回かい全日本ぜんにほんアマチュアボクシング選手権せんしゅけん大会たいかいフライ級きゅう優勝ゆうしょう
  • 岩手いわて県けん　国民こくみん体育たいいく大会たいかいフライ級きゅう優勝ゆうしょう
  • 愛媛えひめ県けん　国民こくみん体育たいいく大会たいかいフライ級きゅう優勝ゆうしょう
  • 2014年ねん世界せかい女子じょしボクシング選手権せんしゅけん大会たいかいライトフライ級きゅう銅どうメダル
  • 2018年ねん世界せかい女子じょしボクシング選手権せんしゅけん大会たいかいライトフライ級きゅう銅どうメダル
• プロボクシング
  • OPBF東洋とうよう太平洋たいへいよう女子じょしミニマム級きゅう王座おうざ（防衛ぼうえい0）

関連かんれん項目こうもく

• 女子じょしボクサー一覧いちらん
• アマチュアボクシング日本にっぽん王者おうじゃ一覧いちらん
• ボクシング日本にっぽん代表だいひょう選手せんしゅ一覧いちらん
• 東洋とうよう太平洋たいへいようボクシング連盟れんめい王者おうじゃ一覧いちらん
• 芦屋大学あしやだいがくの人物じんぶつ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• TEAM10COUNT GYM
• 和田わだまどか (@1995_0116) - X（旧きゅうTwitter）
• 和田わだまどか (@wadamadoka_) - Instagram
• 和田わだまどかの戦績せんせき - BoxRec（英語えいご）

空位くうい 前ぜんタイトル保持ほじ者しゃ 千本せんぼん瑞みず規ぶんまわし

第だい9代だいOPBF女子じょし東洋とうよう太平洋たいへいようミニマム級きゅう王者おうじゃ 2024年ねん6月がつ14日にち - 現在げんざい

次じ王者おうじゃ N/A