国際こくさいスポーツフェア

国際こくさいスポーツフェア WORLD SPORTS FAIR
イベントの種類しゅるい	一般いっぱんイベント
開催かいさい時期じき	1983年ねん - 1992年ねん
初回しょかい開催かいさい	1983年ねん10月
会場かいじょう	国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょうおよびその周辺しゅうへん地区ちく
主催しゅさい	日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい・フジサンケイグループ

国際こくさいスポーツフェア（こくさいスポーツフェア、英語えいご:WORLD SPORTS FAIR）は、1983年ねんから1992年ねんまで、日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい（現げん・日本にっぽんスポーツ協会きょうかい）とフジサンケイグループの主催しゅさいで開催かいさいされたスポーツ関連かんれんのイベントである。

概要がいよう

1983年ねん、世界せかいの様々さまざまなスポーツを紹介しょうかいすることなどを目的もくてきとして、東京とうきょう都と渋谷しぶや区くの国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょう近辺きんぺんで10月6日にち〜11日にちに行おこなわれた。初回しょかいが好評こうひょうで事業じぎょう収入しゅうにゅうも好調こうちょうだったことから翌年よくねん以降いこうも継続けいぞく開催かいさいされ、開催かいさい時期じきを4月がつ下旬げじゅんから5月がつ上旬じょうじゅんのゴールデンウィークの期間きかんに移うつして1992年ねんまで続つづいた。

このイベントを始はじめるにあたり、外部がいぶから総合そうごうプロデューサーとなる人材じんざいをスカウトしたが、フェア初回しょかいの好成績こうせいせきによりその後ご数すう年間ねんかんはフジテレビのイベント事業じぎょう面めんにおいて、その総合そうごうプロデューサーが引ひっ張ぱっていった。

フェアとしては、フジテレビ事業じぎょう局きょくが中心ちゅうしんとなり、産経新聞さんけいしんぶん社しゃやニッポン放送にっぽんほうそうなどフジサンケイグループの総力そうりょくを結集けっしゅうするような態勢たいせいのもとで様々さまざまな企画きかくが行おこなわれた。

主おもなところとしては、多数たすうのスポンサーのもと、スポーツに関連かんれんした各種かくしゅイベントやアトラクション、フードコートなどのほか、代々木体育館よよぎたいいくかん（第だい一いち、第だい二に）では様々さまざまなスポーツのエキシビションゲームや世界せかい各国かっこくの代表だいひょう選手せんしゅを招まねき、日本にっぽん代表だいひょうとの親善しんぜん試合しあいも多数たすう行おこなわれ、特定とくていスポーツのファンが他たのスポーツへも目めを向むけ関心かんしんを持もつきっかけづくりが行おこなわれた。また、1984年ねんの開催かいさいでは新体操しんたいそう、レスリング、重量挙じゅうりょうあげのロサンゼルス五輪ごりん日本にっぽん代表だいひょう最終さいしゅう選考せんこう会かいが行おこなわれた。

テレビやラジオ・新聞しんぶんでのメディアミックスによる各種かくしゅ宣伝せんでんや、レギュラー・単発たんぱつ問とわず生放送なまほうそうや公開こうかい収録しゅうろくなどが会場かいじょうでは連日れんじつ行おこなわれ、視聴しちょう者しゃ・聴取ちょうしゅ者しゃ・購読こうどく者しゃの関心かんしんを集あつめた。

しかし、イベント内容ないようのマンネリ化まんねりかなどが指摘してきされたことから、1992年ねんの開催かいさいを最後さいごに終了しゅうりょうとなり、翌年よくねんからは同おなじ場所ばしょでの開催かいさいとなる「LIVE UFO」へと引ひき継つがれていった。

イベントのイメージソングとして南みなみこうせつの『ワイルド・ワン』が起用きようされていた。

関連かんれん項目こうもく

• 国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょう
• 広告こうこく代理だいり店てん
• 国際こくさい高校こうこう柔道じゅうどう選手権せんしゅけん大会たいかい
• 全日本ぜんにほん女子じょしレスリング選手権せんしゅけん大会たいかい
• オールスター紅白こうはく大だい運動会うんどうかい（フジテレビ） - 競技きょうぎ内容ないようを大幅おおはばに変更へんこうした「第だい23回かい」（1985年ねん5月がつ14日にち放送ほうそう。これは最終さいしゅう放送ほうそう）で、会場かいじょうとなる代々木よよぎ競技きょうぎ場じょう（上記じょうき）の屋外おくがいで当時とうじ開催かいさいされていた会場かいじょうを使用しようし、石川いしかわ秀美ひでみと堀ほりちえみの「体力たいりょくテスト」、明石家あかしやさんまと木梨きなし憲武のりたけ（とんねるず）がママさんチームと対決たいけつする「ミニサッカー」、当時とうじ大関おおぜきだった小錦こにしきとの相撲すもう対決たいけつなどが行おこなわれた。