夢見 館 の物語
ジャンル |
3Dアドベンチャー バーチャルシネマ |
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メガCD (MCD)
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システムサコム | |
セガ ビック セガ | |
プロデューサー | デヴィッド・S・ストーン |
ディレクター | デヴィッド・プラスコン |
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S.S.D. | |
シリーズ |
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メディア | CD-ROM |
1993 1994 1994 | |
デバイス |
セガマウス バックアップRAMカートリッジ |
その |
T-23015 4430 |
『
概要 [編集 ]
いくつかの
ストーリー[編集 ]
この |
ある
その
登場 人物 [編集 ]
少年 声 -折笠 愛 本 作 の主人公 。光 る蝶 を追 っていった妹 を追 い、見知 らぬ館 に迷 い込 む。蝶 になった妹 を助 け出 し、一刻 も早 く館 から出 るのが目的 。本編 は彼 の視点 で進行 するため、作中 でその姿 は、ゲームオーバー時 に蝶 にされた際 の姿 以外 登場 しない。声 も、オープニングデモや、ゲーム開始 直後 の館 に入 った際 にセリフがあるものの、以降 は声 を発 する機会 は、本 を読 む、使用 しようとしたアイテムが使 えない旨 を喋 る、等 、限定 的 である。少女 声 - こおろぎさとみ少年 の妹 。光 る蝶 を追 って、館 の中 に入 っていってしまうことで自分 までもが蝶 になってしまう。本編 中 では序盤 は行方 不明 、以降 は館 を出 るまで蝶 になったままで、人間 としての姿 はエンディングのみの登場 である。声 も、オープニングデモの他 、序盤 はどこかから聞 こえてくるものの、蝶 にされて以降 は喋 らない。賭博 師 声 -竹口 安芸子 館 にいる蝶 のうちの一人 。ビリヤード台 やトランプ、ダーツなどが散在 する部屋 に住 んでいる。初老 程度 かそれ以上 の年齢 と思 しき女性 で、主人公 を「おチビちゃん」呼 ばわりする。おせっかい焼 きで、主人公 に呆 れながらも、事 ある毎 にヒントを提示 してくれる。画家 声 -松本 保典 館 にいる蝶 のうちの一人 。青年 と思 しき男性 。描 きかけの絵画 や画材 が多数 ある部屋 に住 んでいる。自 ら望 んで蝶 の姿 になり、現状 にはそれなりに納得 しているが、少 なからず悔 いてもいる様子 がうかがえる。淑女 声 - こおろぎさとみ館 にいる蝶 のうちの一人 。若年 と思 しき女性 。少女 趣味 な調度 品 で統一 された部屋 に住 んでいる。館 での生活 を満喫 しているが、話 し相手 がいない事 に不満 を感 じている模様 。蒐集 家 声 -有本 欽隆蝶 の標本 や書物 で満 たされた部屋 に住 んでいる、老人 かそれに近 い年齢 と思 しき男性 。蝶 の美 しさに一方 ならぬ思 い入 れがあるようで、自身 でもその姿 を手 に入 れたことに、心 の底 から満足 している。主人公 に対 しても蝶 の美 しさを説 き、その姿 になることを強 く勧 める。- ピアニスト
声 -折笠 愛 小 さなステージに、ピアノなどの楽器 や音叉 が置 かれた部屋 に住 んでいる。落 ち着 いた物腰 などから、若年 から中年 の間 と思 しき女性 。何 かしらの理由 で蝶 になったものの、その事 や蝶 になる直前 の出来事 にかなりの後悔 があるようで、主人公 にも蝶 になる前 に館 を出 ることを強 く勧 める。狩人 声 -堀内 賢雄 館 の主 。館 を訪 れた人間 たちを蝶 の姿 にした張本人 。主人公 が祖母 から聞 いた昔話 では「怖 い悪魔 」とされているが、その正体 や意図 は不明 。物語 中盤 、蝶 にされた妹 を主人公 が取 り戻 すと現 れ、館 の意味 を滔々 と語 る。- 「
狩人 」の呼 び名 は自称 ではなく、館 の住民 たちが勝手 に付 けたものらしい。当人 は「洒落 た名前 」と捉 えており、気 に入 っている模様 。
移植 版 [編集 ]
No. | タイトル | メディア | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2004 |
Windows | システムサコム | セガ | ダウンロード (セガゲーム |
- | メガCD | |
2 | INT 2022 |
メガドライブ ミニ2 SEGA Genesis Mini 2 |
エムツー | セガ | プリインストール | HAA-2524 MK-16310 |
メガCD |
スタッフ[編集 ]
- コンピュータグラフィックス:S.S.D.
音楽 :野見 祐二 効果 音 :S.S.D.- ミュージック・エフェクト:
野見 祐二 - ボーカル・レコーディング:AUDIO・タナカ
- コーディネーター:
小野木 圭一 、高林 久弥 - スーパーバイザー:デヴィッド・S・ストーン
- ディレクター:デヴィッド・プラスコン
評価 [編集 ]
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- ゲーム
誌 『ファミコン通信 』の「クロスレビュー」では8・7・8・9の合計 32点 (満 40点 )でゴールド殿堂 入 りを獲得 した[3]。レビュアーからは「コストパフォーマンスと謎 解 きの強引 さは気 になる」「もっと長 く遊 べる長 いお話 の続編 を絶対 出 してください」など、ボリュームの少 なさに対 する否定 的 な意見 が見 られた。一方 、グラフィックに関 しては「CGのデキが、現在 の家庭 用 ゲーム機 の水準 で考 えると出色 のデキ」「移動 するときもスムースにアニメーションする」「ありとあらゆることが、まるで自分 が体験 しているかのように感 じる」「思 い切 り雰囲気 に酔 える」と絶賛 する声 が多数 あった。ゲーム性 に関 しては「絵 がキレイなだけのふつうのアドベンチャーゲームという印象 」と否定 的 な意見 や「館 で繰 り広 げられるすべての現象 が、遊 ぶ者 の心 をとらえて離 さない」などと肯定 的 な意見 もあり、賛否 が分 かれる結果 となった[5]。
キャラクタ | お |
オリジナリティ | |||||
3.8 | 4.2 | 3.7 | 3.8 | 4.2 | 4.6 | 24.3 |
- ゲーム
本 『メガドライブ大全 』(2004年 、太田出版 )では、「実写 を取 り込 んだCDの粗 さが、いかにも心象 風景 をほうふつさせる。夢 と現実 が溶 け合 う、幻想 的 な気分 に浸 れる」「シネパックの錆 びた動画 を、幻想 的 な雰囲気 に美 しくマッチさせた、これぞメガCDの奇跡 」と、グラフィックの粗 さが雰囲気 を出 している事 を高 く評価 している[6]。
脚注 [編集 ]
- ^ a b c “Mansion of Hidden Souls for SEGA CD (1993)” (
英語 ). Moby Games. Blue Flame Labs. 2019年 7月 1日 閲覧 。 - ^ “Mansion of Hidden Souls Review”. Electronic Gaming Monthly (Ziff Davis) (57): 44. (April 1994).
- ^ a b “
夢見 館 の物語 まとめ [メガドライブ]” (日本語 ).ファミ通 .com. KADOKAWA CORPORATION. 2016年 3月 26日 閲覧 。 - ^ a b 「
超絶 大技 林 '98年 春 版 」『Play Station Magazine』増刊 4月 15日 号 、徳間書店 /インターメディア・カンパニー、1998年 4月 15日 、886頁 、ASIN B00J16900U。 - ^ 「6
月 16日 増刊 号 特別 付録 クロスレビュー優良 ソフトパーフェクトカタログ上巻 」『ファミ通 』、エンターブレイン、2005年 6月 16日 、29頁 。 - ^ 「Chapter 02 1989
年 」『メガドライブ大全 (企画 ・編集 :CONTINUE)』太田出版 、2004年 9月 29日 、198頁 。ISBN 9784872338805。